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5話
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サンドレア王国内のあらゆる建物に緊急を要するクエストの依頼が一斉に張り出された。その張り紙は赤に近いオレンジ色の紙で書かれており、議会の残念な情報集収能力で必死にかき集めた内容がわずかながら書かれている。
緊急クエスト; このクエストは☆10以上のクエスト攻略実績のある冒険者は強制参加してもらうものである。
詳細内容: サンドレア王国占有地に接近するバレンスタ王国とのグレーゾーンから進軍中のリザードマン部隊の討伐
・リザードマン部隊に関する具体的データは無し。
・オーソドックスタイプに加えて、スピア、メイジ、他特殊型がいる可能性がある。
・どれほどの数が進軍中かも不明。しかし、相当な数が予想される。
注意事項: 準備ができたソロ冒険者、あるいはギルド単位、パーティ単位なんでも可能であるが必ず出陣前に王城前に申請をすること。
報酬について: 緊急クエストであるため、今回のリザードマン討伐依頼クエストで出される平均報酬の1.5~2倍ほどの報酬を予定している。
「さすがにざっくりすぎるな。リザードマンは侮れない相手だというのに」
街のいたるところからそんな冒険者の不満めいた声が聞こえてくる。いくら報酬がいいというクエストでもきちんとしたデータがないのは非常に危険が付きまとうということだ。
その不安や不満を浮かべる冒険者を”緊急クエスト”という強制力で辛うじて押さえつけている。そのため皆しぶしぶと準備を進めている。
この一件により、街は騒々しくなった。
自信のあるものは黙々と一人で準備をする者、野良で組む者、打ち溶け合った仲間とパーティを組む者、あるいはギルド内のメンバーで組む者。
みんな自分たちのスタイルで準備を進める。
そんな中俺も準備を進める。いつも使っている剣のチェック。さびているところはないか丁寧に確認して研ぎなおす。
その間俺の横で竜はぐうすか爆睡していたが、これから落ち着けない状況を考えると今のうちに休むんでもらった方が得策だろう。
剣が研ぎ終わって次はアイテムの管理。マジックパワー(MP)を回復させるポーションを何本も用意しておく。
もちろんリザードマン程度ならあまり使わなそうだが、油断だけはしたくない。隣で爆睡している奴になんかあった時のようにためにも自分の高度な魔法が扱える割に貧相な量しかないMPを切らさないようにするためにも持っておくべきだろう。
そしてHPを回復する系の薬品はどうしようか。
自分はあの相手ならかすり傷もつかないし、ついたとしても最底辺回復魔法でいける。この隣の爆睡してるやつが大けがしたとしてもそれに回復魔法全振りでも十分対応できそうだが……。
「一応持っていくか……何かあってもいけないしな……」
念のためにバックに入れようとした時だった。ポーションをバックに入れようとした時、横から別の腕が伸びてきて俺の腕をしっかりとつかんで入れさせない。
「おっと、それは不要なみたいだよ?だってあなたのことが愛おしくてたまらないうちのパーティの美女ヒーラーちゃんが張り切ってるからねぇ」
その腕をつかんだ相手は背中に槍をつけたフードを被った女性だった。俺になれなれしく話しかけてきた彼女のことはもちろん俺は知っている。
「なんだ、サラ。来てたのか。お前直々にお迎えとはね」
「わ、私が迎えに来たかったんじゃなくてあたしたちのリーダーとあなたのことを大好きで仕方ないうちのアイドルの熱望よ」
必死に首を振を振った後、ゆっくりとフードを脱いだ女性はサラという。サンドレア王国の中で彼女以上の槍使いは俺は見たことがない。
水色の美しい髪をなびかせる彼女はとても美人で強いということから槍を持った戦場の女神とまで言われる。
そのためとても男どもから求愛されるらしいが、まず絶対条件として自分より強い男じゃなきゃ話にならないと言っているので世界にその条件を満たせるのが果たして何人いるのかもよく分からない。
なぜ彼女がその条件を絶対とするのか聞いたら”甘えたい”だからだとか。
こんな槍使いに甘えられるってどんな状況なんだろうな。是非ともその経験をできた人には感想を聞いてみたいもんだが。
「勘弁してくれ。あの子のアタックにはこりごりだぞ。お前といいあの子といい、屈指の美人ばっかでお前らのリーダーは退屈しなさそうだな」
「あら、あなたがそんなことを言うなんて。心配しなくてもうちはパーティ内恋愛はしないみたいよ。お互いにそういう意識にはならないし」
「ごめん。俺何の心配もしてなかったのにその一言でなおさらこれからお前らとの合流が億劫になった」
俺ははぁっと大きくため息をついた。戦う前に余計な神経を使わざる負えなくなったと言う事実が確定、判明してしまった。
この要素さえなければこれほど信頼できてずっと一緒に行動させてほしいと思えるパーティも存在しないのだが……。
「もう私たちと行動ずっとしてれば慣れちゃうんだからそうしなさいよ」
「勘弁してくれ。俺の精神がいつまで持つか分からん」
ぶうっとふくれっ面になるサラも素直に言ってかわいいが、俺はあまり恋愛というものを知らないのでこういうのが男は好きなんだろうなとぼんやりと思うことしかない。
そんなくだくだと話をしていると、ふがあと大きなあくびをしてお隣の存在が目を覚ましたようだ。
「やっと起きたか。のんきなもんだぜ」
「え、何その魔物」
「魔物じゃないって。色々あって俺と一緒に居る奴だ。以後よろしく」
「なんで私たちとは一緒に居ようとしないのに人外とは一緒に居たがるかなぁ……」
そのサラの苦言通り俺は人との関わりは嫌がるくせに、猫や犬と言った動物たちにはとことん優しいとか言われる。
確かにちょっと野良の生き物がいたらすぐに撫でに行ったり、餌をやったりしてしまう。
今回のこの隣の奴をこうやって引きつれるようになったのもこの性格がどうやら関係しているようだ。
そんな流れでかるーく隣の未知の生物の自己紹介を適当にしたあと本題に戻ることにした。
「で、お前らはどこに配備しているわけ?あと今回の件について具体的な内容は分かってきたか?」
「うん。今回私たちのパーティも二つに分けてる。今回私たちはリーダーとあなたの婚約者がいるグスゲル高原で二人と合流して当たるって感じで。あそこが一番リザードマン部隊数が多いからね」
「おいこらまじで婚約者とか言うのやめろ。笑えない」
そんな俺の睨み付けに全く気にすることなく、サラは話を続けた。
「今回のリザードマンの進軍についてだけど、詳しくはリーダーたちと合流してから話すわ。今一言だけ伝えるとしたら___」
サラは一言だけはっきりと
「今回の進軍、なかなか複雑な状況が生み出したということね」
サラはその一言だけでそれ以上は語ろうとしなかった。
話も一通り済んだので、本格的にグスゲル高原にむかうことにした。
「その子連れて行くの?」
「ああ。放置するわけにいかないし、勝手についてくるだろうしな。ほっといて行っても」
ふんっと当たり前だと言わんばかりの様子を見せている。
そんな様子をサラはじとーっとしばらく見た後、
「了解。じゃあ、準備はできたね。行くよ」
「了解だ」
サラの後に続いてサンドレア王国内の街を駆け抜けて王国の外に出てグスゲル高原へと向かう。
久々に奴らに会うことになるな。まぁ色々と億劫だが、なにかと一緒に居ると悪くない奴らだ。
きっとやつは腕をあげたのだろう。久々に腕前の良さを比べることになりそうだ。
そんなことを思った俺は胸の高揚を感じながらグスゲル高原へと向かった。
緊急クエスト; このクエストは☆10以上のクエスト攻略実績のある冒険者は強制参加してもらうものである。
詳細内容: サンドレア王国占有地に接近するバレンスタ王国とのグレーゾーンから進軍中のリザードマン部隊の討伐
・リザードマン部隊に関する具体的データは無し。
・オーソドックスタイプに加えて、スピア、メイジ、他特殊型がいる可能性がある。
・どれほどの数が進軍中かも不明。しかし、相当な数が予想される。
注意事項: 準備ができたソロ冒険者、あるいはギルド単位、パーティ単位なんでも可能であるが必ず出陣前に王城前に申請をすること。
報酬について: 緊急クエストであるため、今回のリザードマン討伐依頼クエストで出される平均報酬の1.5~2倍ほどの報酬を予定している。
「さすがにざっくりすぎるな。リザードマンは侮れない相手だというのに」
街のいたるところからそんな冒険者の不満めいた声が聞こえてくる。いくら報酬がいいというクエストでもきちんとしたデータがないのは非常に危険が付きまとうということだ。
その不安や不満を浮かべる冒険者を”緊急クエスト”という強制力で辛うじて押さえつけている。そのため皆しぶしぶと準備を進めている。
この一件により、街は騒々しくなった。
自信のあるものは黙々と一人で準備をする者、野良で組む者、打ち溶け合った仲間とパーティを組む者、あるいはギルド内のメンバーで組む者。
みんな自分たちのスタイルで準備を進める。
そんな中俺も準備を進める。いつも使っている剣のチェック。さびているところはないか丁寧に確認して研ぎなおす。
その間俺の横で竜はぐうすか爆睡していたが、これから落ち着けない状況を考えると今のうちに休むんでもらった方が得策だろう。
剣が研ぎ終わって次はアイテムの管理。マジックパワー(MP)を回復させるポーションを何本も用意しておく。
もちろんリザードマン程度ならあまり使わなそうだが、油断だけはしたくない。隣で爆睡している奴になんかあった時のようにためにも自分の高度な魔法が扱える割に貧相な量しかないMPを切らさないようにするためにも持っておくべきだろう。
そしてHPを回復する系の薬品はどうしようか。
自分はあの相手ならかすり傷もつかないし、ついたとしても最底辺回復魔法でいける。この隣の爆睡してるやつが大けがしたとしてもそれに回復魔法全振りでも十分対応できそうだが……。
「一応持っていくか……何かあってもいけないしな……」
念のためにバックに入れようとした時だった。ポーションをバックに入れようとした時、横から別の腕が伸びてきて俺の腕をしっかりとつかんで入れさせない。
「おっと、それは不要なみたいだよ?だってあなたのことが愛おしくてたまらないうちのパーティの美女ヒーラーちゃんが張り切ってるからねぇ」
その腕をつかんだ相手は背中に槍をつけたフードを被った女性だった。俺になれなれしく話しかけてきた彼女のことはもちろん俺は知っている。
「なんだ、サラ。来てたのか。お前直々にお迎えとはね」
「わ、私が迎えに来たかったんじゃなくてあたしたちのリーダーとあなたのことを大好きで仕方ないうちのアイドルの熱望よ」
必死に首を振を振った後、ゆっくりとフードを脱いだ女性はサラという。サンドレア王国の中で彼女以上の槍使いは俺は見たことがない。
水色の美しい髪をなびかせる彼女はとても美人で強いということから槍を持った戦場の女神とまで言われる。
そのためとても男どもから求愛されるらしいが、まず絶対条件として自分より強い男じゃなきゃ話にならないと言っているので世界にその条件を満たせるのが果たして何人いるのかもよく分からない。
なぜ彼女がその条件を絶対とするのか聞いたら”甘えたい”だからだとか。
こんな槍使いに甘えられるってどんな状況なんだろうな。是非ともその経験をできた人には感想を聞いてみたいもんだが。
「勘弁してくれ。あの子のアタックにはこりごりだぞ。お前といいあの子といい、屈指の美人ばっかでお前らのリーダーは退屈しなさそうだな」
「あら、あなたがそんなことを言うなんて。心配しなくてもうちはパーティ内恋愛はしないみたいよ。お互いにそういう意識にはならないし」
「ごめん。俺何の心配もしてなかったのにその一言でなおさらこれからお前らとの合流が億劫になった」
俺ははぁっと大きくため息をついた。戦う前に余計な神経を使わざる負えなくなったと言う事実が確定、判明してしまった。
この要素さえなければこれほど信頼できてずっと一緒に行動させてほしいと思えるパーティも存在しないのだが……。
「もう私たちと行動ずっとしてれば慣れちゃうんだからそうしなさいよ」
「勘弁してくれ。俺の精神がいつまで持つか分からん」
ぶうっとふくれっ面になるサラも素直に言ってかわいいが、俺はあまり恋愛というものを知らないのでこういうのが男は好きなんだろうなとぼんやりと思うことしかない。
そんなくだくだと話をしていると、ふがあと大きなあくびをしてお隣の存在が目を覚ましたようだ。
「やっと起きたか。のんきなもんだぜ」
「え、何その魔物」
「魔物じゃないって。色々あって俺と一緒に居る奴だ。以後よろしく」
「なんで私たちとは一緒に居ようとしないのに人外とは一緒に居たがるかなぁ……」
そのサラの苦言通り俺は人との関わりは嫌がるくせに、猫や犬と言った動物たちにはとことん優しいとか言われる。
確かにちょっと野良の生き物がいたらすぐに撫でに行ったり、餌をやったりしてしまう。
今回のこの隣の奴をこうやって引きつれるようになったのもこの性格がどうやら関係しているようだ。
そんな流れでかるーく隣の未知の生物の自己紹介を適当にしたあと本題に戻ることにした。
「で、お前らはどこに配備しているわけ?あと今回の件について具体的な内容は分かってきたか?」
「うん。今回私たちのパーティも二つに分けてる。今回私たちはリーダーとあなたの婚約者がいるグスゲル高原で二人と合流して当たるって感じで。あそこが一番リザードマン部隊数が多いからね」
「おいこらまじで婚約者とか言うのやめろ。笑えない」
そんな俺の睨み付けに全く気にすることなく、サラは話を続けた。
「今回のリザードマンの進軍についてだけど、詳しくはリーダーたちと合流してから話すわ。今一言だけ伝えるとしたら___」
サラは一言だけはっきりと
「今回の進軍、なかなか複雑な状況が生み出したということね」
サラはその一言だけでそれ以上は語ろうとしなかった。
話も一通り済んだので、本格的にグスゲル高原にむかうことにした。
「その子連れて行くの?」
「ああ。放置するわけにいかないし、勝手についてくるだろうしな。ほっといて行っても」
ふんっと当たり前だと言わんばかりの様子を見せている。
そんな様子をサラはじとーっとしばらく見た後、
「了解。じゃあ、準備はできたね。行くよ」
「了解だ」
サラの後に続いてサンドレア王国内の街を駆け抜けて王国の外に出てグスゲル高原へと向かう。
久々に奴らに会うことになるな。まぁ色々と億劫だが、なにかと一緒に居ると悪くない奴らだ。
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