転生蒼竜チート無双記

れおさん

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8話 「強き少女達の姿に見える過去とは」

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 「セリア様!?」

 この登場の仕方には誰も予想がついていなかった。
 エルミーユの背中から静かに降りるとメオンの目の前に立ち、左右の腰に刺した剣を引き抜いた。

 「私がやる」

 「な、何をおっしゃいますか!相手はエクラベル王国最強の斧使いですぞ!?相手の斧の一振りの威力は計り知れず、当たればひとたまりもありません!」

 メオンの必死の説得の中、ティナは_

 「セリア様……」

 ただ力なくセリアを見つめている。いつものような強い意志の宿る目ではなく、何もかもにおびえた子犬のようにセリアにすら助けを乞う目をしていた。

 「ティナ。大丈夫だから。だってそのための私だもの。あなたは私が守る。そしてあなたは私のことを支えるのだもの」

 その優しく語るセリアの蒼き目は味方にやさしい光を照らし、相手に燃えるような意志とプレッシャーを与えた。

 「おもしれぇ。わざわざお前が直々に出てくるとはなぁ!残念ながら上からの命令でお前は殺せないからな半殺しくらいで抑えてやるつもりだが_」

 斧を構えて、重い鎧を着ているとは思えないスピードで間合いを詰め、セリアに向かって振りかざした。

 「死ぬなよ!小娘!」

 その斧はセリアのいる場所に的確に目にも止まらぬスピードだった。
 しかし、セリアはそこにはいない。斧が叩きつけたような形になり、刃が大きく深々と地面に突き刺さった。
 周りの兵士たちは敵味方問わず恐怖に青ざめた。
 あんな攻撃をもろにくらったら即死もいいところだ。

 「バカにして。そんな雑な攻撃で当たるとでも思ったの?」

 周りの兵士たちが青ざめたのにはもう一つ理由があった。
 立った一歩横にセリアがずれただけであった光景に。少しでもずれが間違っていたら体が真っ二つだっただろう。

 「そりゃ多少はよけるの計算でこの攻撃だからな。これで調子に乗るなよ、小娘」

 「調子に乗っているのはあなたの方よ。今の攻撃があなたの本気の10%だったとしても」

 次の攻撃をヴィルシスが繰り出す。しかし、大きく俊敏によけることもなく煽りかそれとも無駄な動きを避けるためかヴィルシスが攻撃した位置の一歩横にひたすらずれてよけるだけ。

 「本気のあなたの攻撃にさえ当たるわけがないじゃない」

 「こ、こいつ……!」

 周りの者からしたら辛うじてよけられているようにしか見えず、ひやひやしながら見ているが、明らかに違う面持ちで見ている者が4人。
 メオンとティナ、エルミーユそして対戦相手のヴィルシスが何よりも感じている。
 自分の攻撃はどんなに本気を出そうが真正面からでは当てることなど到底不可能であると。
 次元が違った。

 「息遣い、力の込め方、握り方、振り回し方。あまりにも単純で雑。力があるからこそ力づくでなんとかしてきているだけ。あなたの今までの生き方そのものね。だから私に通用しない」

 そういうとセリアは前に飛び出して_
 あっという間にヴィルシスの持つ斧の刃の付け根の棒を狙って切り裂いた。
 斧の刃は大きな音を立てて地面に落ちた。

 「くっ……!」

 ヴィルシスは崩れ落ちた。自慢の斧を完ぺきに切り落とされてなずずべのなくなったヴィルシス。
 
 「まだまだ甘い。そんなのでティナを力づくで自分のものにしようって?笑わせるなよこの脳筋が。私がいる限りティナはあんたには死んでも渡すわけがない」

 「ひひひ……それで勝ったつもりになるなぁ!小娘があああああああああ!」

 懐に隠していた小斧と短剣を振りかざしてセリアに襲い掛かろうと飛びかかった。

 「だーかーら。それが甘いっていうんだよ!」

 小斧と短剣が空高く舞い上がった。
 ヴィルシスが振りかざすよりもワンテンポ早く剣身いわゆる剣樋の部分で素早くヴィルシスの腕を叩きあげて攻撃を完ぺきに封じた。

 「あんた私のことを知らないとは言わせない。斧をそこまで使いこなしている身で私にそのなめた行動。ふざけるなよ」

 セリアは本気で怒っている。それは自分に対しての攻撃の仕方が気に入らなかったわけでもない。
 ティナが自分だけにこぼした過去の苦しみ。それは言葉だけでしか聞くことも知ることもできなかったことだ。しかし、今回のこの戦闘でこのヴィルシスの具体的な事が分かった。
 元々知らない存在じゃなかった。でも、あまりにもこの男は許せない。
 それを剣を通じて戦っていてどんなことをするのか、どんな性格なのかそれを感じ取った。
 それで本当に分かった。ティナは本当にこの男に苦しめられていたのだろうと。
 なら、一言だけこの男に言い放つことがあるそれは_

 「ふざけるなよ、ヴィルシス」

 その場にいる誰もが凍り付いた。それは先ほどのヴィルシスの行動一つ一つにおびえていた兵士たちが感じていた恐怖の何十、何百倍もの恐怖を与えた。

 「お、お前は何も関係ないだろうが。お前の兄が剣使いとして最強であっただけでお前は一切何も関係がないだろうが!」

 「そうだね。兄に一回も勝てなくて吠えてた男が私に勝てるわけないじゃない。兄はこの事実をひたすら表に出さなかったけど兄は私に一回も剣の技術で私に勝ったことはないから」

 「そ、そんなことがあってたまるかぁああああああああ!」

 「そうだね。それだけはあんたと同じ意見だよ。この事実が世の中で伝わっていれば兄さんは死ななくて済んだんだ。そのことについて誰も責めるつもりはない。でも今あんたらがやっていることはどんなことがあっても許さない。ただ、それだけ」

 セリアはそう吐き捨てるように言い、剣を収めた。
 その様子を見て絶叫を上げていたヴィルシスは突如そのセリアの言葉を聞くと薄気味悪い笑みを浮かべながら_

 「結局お前も何も変わってないのさ。お前のその俺ですら震えあがりそうなそのプレッシャーと強い意志はなぜ今発せられているかは知っている。だがな、お前がどんなに必死にあがこうがこれからも変わることはない。いや変われないのさ」

 「私はそんなことを言われようと進み続ける。やっと作り出したもの、見つけたもの。それを守って見せる。”今度こそ”」

 「へ、君主のお嬢様はいいお身分だね。なぜこういう状態になっているかも知らないくせに。それを知った時お前は泣き崩れ、誰もいなくなる。それは死んでいなくなるか、お前を見放してお前を恨んで離れていくか。くくく……どっちだろうなぁ?」

 「それは一体どういうこと?」

 そのセリアの油断した時だった。

 「油断したな!」

 ヴィルシスの後ろから火球と矢の攻撃が一斉にセリアに向かって放たれた。
 反応が遅れたセリアは動き出しにも遅れた。

 「しまった……」

 『セリア様!!』

 しかし_
 
 その攻撃はセリアに当たることはなかった。

 「よぉ、ティナの心臓が持たなくなるから出て無双するのはいいけど油断するなって。セリアお嬢様よ」

 「シュ……シュウ!」

 空から急降下してそセリアの前に立つ形でセリアを攻撃から身を守った。当然のことそこら辺の攻撃ならば傷一つつくことはない。
 青き鱗は変わることなく太陽の光を浴びてサファイアのように光り輝く。

 「てめぇか……。あの竜騎兵どもを100体以上潰したのは」

 「ああ、勝手に領土侵犯してくるのが悪いんだぜ?しかも俺バリケリオス竜騎兵どもにも攻撃されてるので抵抗権ありますよね?将軍さんよ」

 「あの動きを見ていたら分かる。貴様あの部隊をつぶしやがったな」

 「なんやかんやあって喧嘩しちゃってやっちまったみたい」

 そうあっけなく白状してやった。隠したっていつかバレるし、もうすでに確信してそうだし。

 「ってか俺に槍当てたのお前だろ。力任せの割りにすごい的確だったな、ちくしょう。痛くなかったけど」

 そんな俺の非難はまるで聞こえていないようでただ笑っている。

 「くくく……」

 「何が面白い?味方死んで頭おかしくなったか。なんかさっきまで見る限りもう頭おかしそうだけど。ティナにストーカーした容疑かかってますやん」

 そんな俺の話を無視して”こちら”を向いて言った。しかし、俺に向いている言っているのではないことは分かった。

 「今度の”犠牲者”はそいつに決めたのか。せいぜいそいつに恨まれないようにな!」

 「……」

 そういうとヴィルシスはゆっくりとこちらににらみを利かせながらじりじりと引き下がり始めた。

 「ま、待て」

 メオンが追い打ちをかけようとするも、俺とエルミーユが一歩踏み出してメオンを制止させた。

 「待て。ここでやつをつぶすことはできる。でもやつら火球や矢を使っていた以上無駄に追い打ちをここでかけたら無茶苦茶をする。何もかもを荒らして燃やしてこの領土に大きな損害を与えにくる」

 「そうだ、せっかくの俺の空戦の士気落とすための戦い方の作戦無駄になるからここはメオン引きたいなぁ。いや引こうぜ」

 「う、それもそうだな。ここは引かすしかないか」

 これ以上こちらが追っ手をかけないことが分かるとこちらをにらむことをやめて引き返すことに集中し始めた。

 「首を洗って待っていろ!原住民どもめ。ティナに手を出したら許さねぇ」

 最後の最後までティナに対する執着心を忘れることなく見せたヴィルシス。
 それによってティナに与えられた心のダメージはかなり大きい。
 セリアも最後の方から顔を下に向けて何も言わない。

 戦いには完勝した。
 戦いの結果をまとめるとこうだ。

 落とした竜騎兵:113体 
 (剣によるもの81体)(ボウガンによる狙撃32体)
 撃退した敵国鎧甲兵 450人
 戦利品
 ヴィルシス所持の斧の刃

 といったところだった。
 戦いの結果だけを見るならば完ぺきだった。
 しかし、重苦しい雰囲気が漂った。

 ティナはただただ震え_
 セリアは聞き取れぬ声で何かを呟くと、両手のこぶしをグッと握りしめた。

 そしてメオンはティナを見つめ_
 そしてエルミーユはセリアを見つめている。
 その二人の瞳にはそれぞれ様々な深い感情が宿っている。

 セリアとティナの過去はどうやらこの二人はよく知っているようだ。

 そしてあのエクラベル王国鎧甲将軍斧使いヴィルシス。戦利品の斧を見てわかる。あいつはまだまだ本気を出していない。そこそこの斧だが将軍クラスなら持っているのが普通くらいの斧。バリケリオス竜騎兵が持っていたものと変わらない。
 最高の斧使いならもっと世界有数の斧など持っているはず。
 そしてセリアがその気になればいつでも手を下せる状況にあったにもかかわらず逃げることもなかった。それが気がかりだ。
 知らないことを考えていても仕方がない。俺には俺にできることを尽くしていくしかない。
 まずはヴィルシスを倒す。それにはリースの力を借りよう。
 彼女なら今俺の中に浮かんでいる無茶苦茶な要素も取り込んで俺の望むものを作り上げてくれるのではないのだろうか。

 規格外の相手を倒すためにはこちらも相手の想定外の方法を見つけて対処するだけ。
 この戦闘で大きく認識が変わった。
 強気で的確で優秀だったティナの過去の出来事に対するおびえ方_
 予想以上にセリアは重くつらい過去をもって今もなお戦い続けているということに。
 みんな強く戦っている。それでも誰もつらいことが何もないまま強く戦い続けることなど無理だということに。

 それを支えることが出来るだろうか。いつも弱音を吐いてふさぎ込んで現実から逃げていた自分はまっさらな何の思い出も過去もないこの世界で弱音を吐き出すこともなく、いや吐き出すことすらできずに苦しんでいる彼女たちを助けられるだろうか。
 いや、助ける。だって自分はあの時何もできなかったどころかしてこなかった。逃げていたんだ。
 逃げるのにはもうこりごりだ。
 そう思ったとき_

 セリアが静かにしがみつくようにして力いっぱい自分の腕に抱き着いた。
 
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