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〜第3話〜『とある事件が発生してしまった』
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異世界に来て三日目、カケルは走りまわっていた。なぜなら、昨日の夜からコンが見当たら無いという話を聞いたからである。
昨日の朝から彼女はずっと悩んでいたらしい、本当の自分は誰なのか、なぜこの世界へ転生したのか、なぜ記憶が無いのか、全てが分から無い。
カケルが気になって、朝にコンの部屋を訪ねた時に置き手紙があり、そこにはこう綴られていた。
《ご当主様へ、誠に勝手ながら、お暇をいただきます。今までお世話になりました、このご恩は一生忘れません。 恩返しができなく、申し訳ありません。》
カケルは急いで当主に伝えると、そのまま探しに走り出していた。
当主の方は、護衛を全員コンの捜索へ出した。
「コン…何処へいったんだ…」
彼女は、カケル達が思った以上に悩んでいたのだ。その事に誰も気づかなかったのは、彼女が気丈に振る舞い、他人に心配をかけたく無いという元々の性格なのだろう。
その日は見つからず、気がつけば夕方になっていた。
カケルは無我夢中で走り回っていたせいで、地理が全くわから無いこの世界で迷ってしまったが、当主の護衛が近くにいた為、難なく屋敷に帰る事ができた。
「カケル、すまぬな…私があの事を話してしまったが為にこんな事に…」
「いえ…当主様の所為ではありません。いずれは話さなければいけ無い事だったのでしょう?」
「うむ…しかしまだ話すには早すぎたのかもしれん…」
「俺もこの世界に転生してからすぐにあんな事を言われて驚きましたが、適応力だけはあります。なにか、彼女が行きそうな場所に心当たりなどはありませんか?同じ転生者として、婚約者として、責任を持って俺が必ず探し出します。」
「カケル…わかった、コンの件はカケルに一任する、そしてコンが行きそうな場所なら、一つだけ心当たりがある。」
「本当ですか!?そこは何処ですか!」
「ここから南に向かって街の外に出ると、廃れた教会がある。今は街の中心に再建されてるが、そこは昔、コンと出会った頃によく行っていた場所だ。そこに行けば或いは…」
「廃れた教会…」
「しかし今日はもう遅い、コンの事が心配なのは私も同じだが、暗くなれば見つかるものも見つからん。」
「わかりました。では明日の早朝から出ようと思います。」
「わかった、衛兵を数人連れて行くといい。」
「ありがとうございます。」
翌朝、護衛を3人ほど連れて屋敷を出た。廃協会まではかなり距離があり、半日ほどを要したが、日があるうちに到着する事ができた。
廃協会はまさに廃れたと言っていい程崩れかけていた。近ずくと壊れかけた扉が開いていた。
「ここが…護衛の皆さんはここで待っていてください。僕が行って見てきます、何かあれば呼びますのでその時はお願いします」
恐る恐る中に入るカケル、中に入ると外見よりも中は綺麗だった。
「部屋が何個かあるな…片っ端から見ていくか…」
近くの扉から開けて中を見ていくカケル、なかなか見つからず、最後の扉に手をかける。
「これでラスト…頼む、居てくれ…」
勢いよく扉を開けると、何かに扉がぶつかる。
「ぎゃっ!」
「な、なんだ!?」
「いったーい…え?カケル?」
「え、コン…?よかった、みつかった…」
「カケル…わざわざ私を探しに…?」
「当たり前だ!みんな心配してるんだぞ!それに仮にも俺の婚約者だろ!探しに来るに決まってるだろ!」
「カケル…あなた…」
「あ…いや…すいません…」
勢い良くカケルに抱きつくコン、その体は震えていた。
「コン…?大丈夫か?」
「ごめんなさい…私…どうすればいいかわからなくて…」
「もう大丈夫だ、コンには当主様と俺がいる。それに、コンには帰る場所がある」
「カケル…そうね、むしろ私には当主様のところしか帰る場所が無いわね…今は」
「え、今はって…」
「さ、帰りましょう、私たちがいていい場所へ」
こうして、無事にコンを見つけたカケルは外で待たせていた護衛にコンを見つけた事を報告し、一路屋敷へ歩き出した。
その後、帰宅したコンは今回の事を当主に頭を下げ、赦しをもらい再びメイド長の職に戻った。対してカケルは、今回の事で率先して行動した事が讃えられ、三日目にして執事長に任命された。一度は断ったものの、メイド長と結婚するのだから今執事長にならなくても結果は変わらんと言われ、渋々受け入れたのだった。
次の日になり、コンが戻ってきた事と、カケルが執事長に就任したという事で、執事とメイド達で祝いの席が設けられた。
もちろんそこには当主も居た。そこで改めて、コンとカケルに結婚をしてほしいという事を伝えた。
「当主様がそこまで言うのなら結婚致します。ですが、私はグレイシア家のメイドという立場からは変わりません。先日の件と今までのご恩を、一生を尽くしてお仕え致します。カケルも、それでいいわね?」
「あぁ、俺も死ぬまでここで働きます。まだここに来て日は浅いですが、これからもよろしくお願い致します!」
「よくぞ言ってくれた!では早速式の準備を」
と当主が言いかけた時
「当主様待ってください!確かに結婚するとは言いましたが、そんなすぐにはできません!私たちはお互いに何も知りません、せめて今から同僚として少しずつお互いを知る時間をいただきたいのです!」
「そうですよ、今すぐ結婚だなんて、さすがに急すぎます!」
「ふむ、それもそうだな、少し先走り過ぎたな、すまない」
笑いに包まれる大広間、そして二人を祝福する執事とメイド達。そうしてその日は過ぎて行った。
そしてまた次の日、二人仲良く仕事をしていると思いきや、コンにいきなり叱られるカケルの姿がそこにあった。
「何度言ったら分かるの!メラお嬢様のドレスはこっち、モモお嬢様のドレスはこっちといつも言ってるじゃない!」
「ごめんて!二人とも同じサイズだから分かり難いんだって!」
「失礼な!メラお嬢様のドレスは薄いピンクのレースがあしらわれている者、モモお嬢様のは薄い緑のレースがあしらわれている物だと言ってるじゃない!」
「それは分かるけど、脱いですぐの
ドレスのスカートを捲って確認するなんて出来るわけないだろ!」
「全く…これだからカケルは…他の執事は気にせずやってますよ? 」
「なら他の奴にやらせてくれよ…」
「はぁ…」
ほぼ毎日同じ事を繰り返す二人、そうとなれば他の執事やメイドからも茶化されるわけで…
「あいつら…本当に変な事ばかり言いやがって…」
「あの子達いつも変な事ばかり言って…」
「「はぁー…」」
二人同時にため息を吐き、また茶化される、の繰り返しであった。
そこへメラがやって来て言う。
「そろそろお互いの事がわかって来たのではないですか?カケル」
「メラお嬢様…分かった様な、分かって無い様な
…」
「うふふ、苦労するわね、コンは」
「え?どういう事ですか?」
「あなたは気づいていなかったかもしれ無いけどもあの子、あなたがここに来てからずっと私と話すとあなたの事しか話さ無いのよ?」
「え…」
「あなたって、結構鈍感なのね」
「うっ…向こうの世界でもそれは言われてました…」
「あら、それは失礼、元からなのね」
「傷を抉らないでくださいよ…」
「ふふ、冗談よ」
メラにまでからかわれてしまうカケル、多少の不安を胸に抱くカケルは何を思うのか。
コンが今回、あんなに嫌がっていた結婚に賛成した真意とはなんなのか。
カケルがこの世界に転生召喚された本当の理由を知るのはまだまだ先の話であった。
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カケルが気になって、朝にコンの部屋を訪ねた時に置き手紙があり、そこにはこう綴られていた。
《ご当主様へ、誠に勝手ながら、お暇をいただきます。今までお世話になりました、このご恩は一生忘れません。 恩返しができなく、申し訳ありません。》
カケルは急いで当主に伝えると、そのまま探しに走り出していた。
当主の方は、護衛を全員コンの捜索へ出した。
「コン…何処へいったんだ…」
彼女は、カケル達が思った以上に悩んでいたのだ。その事に誰も気づかなかったのは、彼女が気丈に振る舞い、他人に心配をかけたく無いという元々の性格なのだろう。
その日は見つからず、気がつけば夕方になっていた。
カケルは無我夢中で走り回っていたせいで、地理が全くわから無いこの世界で迷ってしまったが、当主の護衛が近くにいた為、難なく屋敷に帰る事ができた。
「カケル、すまぬな…私があの事を話してしまったが為にこんな事に…」
「いえ…当主様の所為ではありません。いずれは話さなければいけ無い事だったのでしょう?」
「うむ…しかしまだ話すには早すぎたのかもしれん…」
「俺もこの世界に転生してからすぐにあんな事を言われて驚きましたが、適応力だけはあります。なにか、彼女が行きそうな場所に心当たりなどはありませんか?同じ転生者として、婚約者として、責任を持って俺が必ず探し出します。」
「カケル…わかった、コンの件はカケルに一任する、そしてコンが行きそうな場所なら、一つだけ心当たりがある。」
「本当ですか!?そこは何処ですか!」
「ここから南に向かって街の外に出ると、廃れた教会がある。今は街の中心に再建されてるが、そこは昔、コンと出会った頃によく行っていた場所だ。そこに行けば或いは…」
「廃れた教会…」
「しかし今日はもう遅い、コンの事が心配なのは私も同じだが、暗くなれば見つかるものも見つからん。」
「わかりました。では明日の早朝から出ようと思います。」
「わかった、衛兵を数人連れて行くといい。」
「ありがとうございます。」
翌朝、護衛を3人ほど連れて屋敷を出た。廃協会まではかなり距離があり、半日ほどを要したが、日があるうちに到着する事ができた。
廃協会はまさに廃れたと言っていい程崩れかけていた。近ずくと壊れかけた扉が開いていた。
「ここが…護衛の皆さんはここで待っていてください。僕が行って見てきます、何かあれば呼びますのでその時はお願いします」
恐る恐る中に入るカケル、中に入ると外見よりも中は綺麗だった。
「部屋が何個かあるな…片っ端から見ていくか…」
近くの扉から開けて中を見ていくカケル、なかなか見つからず、最後の扉に手をかける。
「これでラスト…頼む、居てくれ…」
勢いよく扉を開けると、何かに扉がぶつかる。
「ぎゃっ!」
「な、なんだ!?」
「いったーい…え?カケル?」
「え、コン…?よかった、みつかった…」
「カケル…わざわざ私を探しに…?」
「当たり前だ!みんな心配してるんだぞ!それに仮にも俺の婚約者だろ!探しに来るに決まってるだろ!」
「カケル…あなた…」
「あ…いや…すいません…」
勢い良くカケルに抱きつくコン、その体は震えていた。
「コン…?大丈夫か?」
「ごめんなさい…私…どうすればいいかわからなくて…」
「もう大丈夫だ、コンには当主様と俺がいる。それに、コンには帰る場所がある」
「カケル…そうね、むしろ私には当主様のところしか帰る場所が無いわね…今は」
「え、今はって…」
「さ、帰りましょう、私たちがいていい場所へ」
こうして、無事にコンを見つけたカケルは外で待たせていた護衛にコンを見つけた事を報告し、一路屋敷へ歩き出した。
その後、帰宅したコンは今回の事を当主に頭を下げ、赦しをもらい再びメイド長の職に戻った。対してカケルは、今回の事で率先して行動した事が讃えられ、三日目にして執事長に任命された。一度は断ったものの、メイド長と結婚するのだから今執事長にならなくても結果は変わらんと言われ、渋々受け入れたのだった。
次の日になり、コンが戻ってきた事と、カケルが執事長に就任したという事で、執事とメイド達で祝いの席が設けられた。
もちろんそこには当主も居た。そこで改めて、コンとカケルに結婚をしてほしいという事を伝えた。
「当主様がそこまで言うのなら結婚致します。ですが、私はグレイシア家のメイドという立場からは変わりません。先日の件と今までのご恩を、一生を尽くしてお仕え致します。カケルも、それでいいわね?」
「あぁ、俺も死ぬまでここで働きます。まだここに来て日は浅いですが、これからもよろしくお願い致します!」
「よくぞ言ってくれた!では早速式の準備を」
と当主が言いかけた時
「当主様待ってください!確かに結婚するとは言いましたが、そんなすぐにはできません!私たちはお互いに何も知りません、せめて今から同僚として少しずつお互いを知る時間をいただきたいのです!」
「そうですよ、今すぐ結婚だなんて、さすがに急すぎます!」
「ふむ、それもそうだな、少し先走り過ぎたな、すまない」
笑いに包まれる大広間、そして二人を祝福する執事とメイド達。そうしてその日は過ぎて行った。
そしてまた次の日、二人仲良く仕事をしていると思いきや、コンにいきなり叱られるカケルの姿がそこにあった。
「何度言ったら分かるの!メラお嬢様のドレスはこっち、モモお嬢様のドレスはこっちといつも言ってるじゃない!」
「ごめんて!二人とも同じサイズだから分かり難いんだって!」
「失礼な!メラお嬢様のドレスは薄いピンクのレースがあしらわれている者、モモお嬢様のは薄い緑のレースがあしらわれている物だと言ってるじゃない!」
「それは分かるけど、脱いですぐの
ドレスのスカートを捲って確認するなんて出来るわけないだろ!」
「全く…これだからカケルは…他の執事は気にせずやってますよ? 」
「なら他の奴にやらせてくれよ…」
「はぁ…」
ほぼ毎日同じ事を繰り返す二人、そうとなれば他の執事やメイドからも茶化されるわけで…
「あいつら…本当に変な事ばかり言いやがって…」
「あの子達いつも変な事ばかり言って…」
「「はぁー…」」
二人同時にため息を吐き、また茶化される、の繰り返しであった。
そこへメラがやって来て言う。
「そろそろお互いの事がわかって来たのではないですか?カケル」
「メラお嬢様…分かった様な、分かって無い様な
…」
「うふふ、苦労するわね、コンは」
「え?どういう事ですか?」
「あなたは気づいていなかったかもしれ無いけどもあの子、あなたがここに来てからずっと私と話すとあなたの事しか話さ無いのよ?」
「え…」
「あなたって、結構鈍感なのね」
「うっ…向こうの世界でもそれは言われてました…」
「あら、それは失礼、元からなのね」
「傷を抉らないでくださいよ…」
「ふふ、冗談よ」
メラにまでからかわれてしまうカケル、多少の不安を胸に抱くカケルは何を思うのか。
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