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ルーレシアの皇子2
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*お気に入りが200になりました!すっごい嬉しいです。皆様が楽しめるセシリアの物語を書いていきたいと思います。長編になりますがよろしくお願いします。
数日が過ぎて、気持ちを落ち着けてみると、離れの塔の部屋の暮らしは思ったよりも快適だった。
日差しは充分に入ってきたし、部屋も清潔だ。セシリアのことがバレないようにハインリッヒ皇子自らが食事と身の回りの世話をしてくれるので「奴隷」といってもセシリアが考えていたより、ずっとマシな状況だった。
「口を開けて、しっかり噛むんだ」
膝に乗せられて、千切ったパンを口にいれられながら、セシリアは目の前の男を見つめた。噂よりもハインリッヒは優しかった。かすかな記憶しかないが乙女ゲームでは鬼畜のドSだった筈だが、裸を見せることになった日以来、セシリアに淫らな行為を求めてもこない。閨のことについての知識はあまりないセシリアだったが、エリアスとの愛の営みの経験を少し体験し、深淵の森の魔術師に体を弄ばれて、「ハインリッヒもひどいことをするのかもしれない。だって鬼畜キャラだし」と思っていたが、ひたすらセシリアの世話を焼くばかり、どっちが奴隷ですか?って気分になってしまう。
パンを噛み終えたセシリアに暖かい山羊の乳で煮込んだ野菜たっぷりのスープを飲ませる。
「美味しい」
昼食はスープとパンでお腹がいっぱいになるセシリアだが、ルーレシア特産の非常に甘いトールという赤い果実が毎日出される。ニホンでいうぶどうの赤いバージョンなのだが、実が柔らかくて、摘むとすぐに果汁があふれてしまう。一粒の実を食べるごとに
「舐めろ。貴重な果実なのだから、一滴も残すな」
といわれるので、果汁でベトベトになった皇子の指を舐めることになる。
「そう、上手だ…セシリア」
時々、皇子が、やはり餌付けは、視覚的にくるものがあるなと呟いたりするが、意味がわからないセシリアは、甘い果実を小鳥のように啄ばみ続ける。
それが終わると、皇子が出かけてしまうので、夜の食事の時間まで、特に何もすることがない。夜になると、大抵肉料理が出て、深夜になると必ず王子専用の湯浴み場で、湯浴みをさせられるのだが、絹の布ごしに体を洗われる以外は特にセシリアの体に触れることはない。セシリアの世話をするということは奴隷の健康管理のうちらしいが、お膝抱っこでご飯を食べさせてもらう以外は侍女からされて慣れていたので、特に嫌悪を感じることもない。
そうして、何週間か過ぎた後、湯浴みをしている中で皇子がセシリアに尋ねた。
「月光花を飲めばお前の変幻が治るのか?」
「月光花の蜜です。でも深淵の魔術師によれば特別な状況で服用したものでないといけないそうで、ただ月光花を飲んだだけでは元には戻らないといわれました」
「ああ、なるほど。でもお前にはまだ早いな」
「早い、ですか?」
「私が何のために月光花だけを自ら育てていると思う?」
「ルーレシアでは魔術はあまり盛んでないと聞いていますが?」
「わが国では魔術よりも武力を優先するからな。大陸きっての魔術師も戦いには興味を持たないし、宮廷魔術師を抱えてそれを先頭に使うような国も、すでに潰した。必要がないだろう?」
「では、何故?」
一緒に湯船の中に入っているが、スキンシップにも慣れてしまい、すっかり無防備になったセシリアを抱きかかえると、大理石に柔らか布が敷いてあるところまで抱きかかえて行き、床に寝かせた。
「説明がてら、香油を塗ってやろう」
と彼女の白い肌に花の香りのオイルをつけた指を走らせていく。
「この香油は私が作らせたものだ」
細い首筋から肩、腕をマッサージされて、腹部に移ったころ、湯から上がって、冷たいはずの体が火照ってきているのを感じた。
知らず知らずのうちに息を乱し始めたセシリアの胸を香油をたっぷりと塗りつけながら薔薇の蕾の突起を刺激し始める。
「はぁ…っ」
「この香油は月光花でできている」
胸を摘まれて声を漏らすセシリアを満足気に見つめながら、
「やはり、この鳥はいい声で啼く。もっと啼かせてやろう」
と淫らな指の動きをセシリアのさらに敏感な場所に移していく。
「これを塗ると、天国を見ることができる」
そして月光花の香油をセシリアの下腹部にある花の蕾の突起に塗りつけながら、敏感な部分を刺激していく。
「あああんっ」
「これ、をつけるとな、肌の感覚が増すのだ。月光花には催淫効果がある」
「はあっ」
「一度肌に塗りこまれると、渇きがどんどん増していく、そういう効果がある草だ」
涙を滲ませて喘ぐセシリアを冷静に見つめながら、巧みな指遣いでセシリアの体を巧みに刺激していく。
「どうして欲しい?」
「……っ」
「まだまだ狭いな。よく蕩けさせないと入るまい」
「熱いの、お水を、ください」
「その熱さは喉の乾きからくるものではない」
「はああああんっ」
「そう、ここの渇きからくるものだ」
大切な場所に指を差し入れられて、セシリアの体の熱が増していく。
「も、やだ、やめて…お願い」
「お前は、何だ?」
ハインリッヒが尋ねる。
んっ…わ、はぁんっっ私は、王子の……
「奴隷、だろう?」
「っは…くっ…」
「我慢するな。素直になれば良い」
熱を帯びていく体と朦朧とする意識の中でハインリッヒのバリトンの声が耳元で囁きかける。
柔らかな舌を耳に差し込まれて、ハインリッヒのされるがままに声をあげることしか出来ない。
「ここに呼ばれもしないのに近づけば、切り捨てられるという噂が流れているからな、思い切り啼いて私を楽しませろ、セシリア」
「きゃああああんっ」
散々体を隅々まで触りまくられて、快感はMAXに達していた。
そして、その熱が爆発する一歩手前で指を止められる。
「どうした?不満そうだな?」
触れるか触れないかの愛撫が繰り返される。
先ほどよりもさらに熱を帯びた体。高まりが来る手前で止められる。
「あっあ…熱いの…あああっ!」
「その熱を取り去るにはお前が私のものになるしかないが、どうする?」
閨の授業で、妻は初夜の晩に夫のものになるのだ、と教えられた。具体的にどういう風にそうなるのかは教えてもらえなかったが、セシリアは、それ、はエリアスとすることになるのだと思っていたし、そう望んできた。
「わっ、私には、心に決めた人がっ‥…」
「それは残念だ。お前は私の奴隷で、主人は私だ。だから、答えは一つしかない。このままにしておけば熱は冷めることはなく、狂い死ぬぞ?」
「いやあ」
「なら、お願いするんだ。セシリアをハインリッヒ様のものにしてください、と。どうせお前は私のものになる筈だったのだから、これは運命だ」
ドロドロの思考に飲まれながら、セシリアはエリアスのことを思った。共にある未来を夢見た騎士の顔が浮かぶ。
エリアス、ごめんなさい。ここで、死ぬわけにはいかないの。
「セシリア、さあ、いうんだ」
この世のものともいえないほど優しい声色で悪魔が囁く。
「セシリアをハインリッヒ様のものにしてください」
ハインリッヒが氷のような微笑を浮かべる。
「お前は私のなんだ?」
「私はハインリッヒ様の‥…んっ、はっ…ん」
「奴隷、だ。さあ、いうんだ。いわなければ、ずっとこのままだぞ?」
涙ぐみながら震える声でセシリアがいう。
「ど…奴隷です」
「そうだな。お前は私のもの、だ。ご褒美に思い切り私の精を打ち込んでやろう」
エリアスはセシリアの細かやな腰を掴むと、自らの分身をセシリアの体の中心部に挿し入れていく。
「っ…」
「初めての時は痛いが、香油の効果ですぐに快感に変わる」
体が侵入に馴染み馴染めると、自分でも思っていないほど、甘い声をあげていたことに気づいてさらに顔を赤らめたセシリアを満足気に見つめると、さらに動きを増していく。
焦らされて限界に達していた熱が、ハインリッヒの動きと共に解き放たれていく。
「そう。セシリア、いい子だ、素直になるんだ。快感に身を任せろ」
「あああああああああああああああああああ!」
次の瞬間セシリアの意識は白い空間にのみこまれていった。
数日が過ぎて、気持ちを落ち着けてみると、離れの塔の部屋の暮らしは思ったよりも快適だった。
日差しは充分に入ってきたし、部屋も清潔だ。セシリアのことがバレないようにハインリッヒ皇子自らが食事と身の回りの世話をしてくれるので「奴隷」といってもセシリアが考えていたより、ずっとマシな状況だった。
「口を開けて、しっかり噛むんだ」
膝に乗せられて、千切ったパンを口にいれられながら、セシリアは目の前の男を見つめた。噂よりもハインリッヒは優しかった。かすかな記憶しかないが乙女ゲームでは鬼畜のドSだった筈だが、裸を見せることになった日以来、セシリアに淫らな行為を求めてもこない。閨のことについての知識はあまりないセシリアだったが、エリアスとの愛の営みの経験を少し体験し、深淵の森の魔術師に体を弄ばれて、「ハインリッヒもひどいことをするのかもしれない。だって鬼畜キャラだし」と思っていたが、ひたすらセシリアの世話を焼くばかり、どっちが奴隷ですか?って気分になってしまう。
パンを噛み終えたセシリアに暖かい山羊の乳で煮込んだ野菜たっぷりのスープを飲ませる。
「美味しい」
昼食はスープとパンでお腹がいっぱいになるセシリアだが、ルーレシア特産の非常に甘いトールという赤い果実が毎日出される。ニホンでいうぶどうの赤いバージョンなのだが、実が柔らかくて、摘むとすぐに果汁があふれてしまう。一粒の実を食べるごとに
「舐めろ。貴重な果実なのだから、一滴も残すな」
といわれるので、果汁でベトベトになった皇子の指を舐めることになる。
「そう、上手だ…セシリア」
時々、皇子が、やはり餌付けは、視覚的にくるものがあるなと呟いたりするが、意味がわからないセシリアは、甘い果実を小鳥のように啄ばみ続ける。
それが終わると、皇子が出かけてしまうので、夜の食事の時間まで、特に何もすることがない。夜になると、大抵肉料理が出て、深夜になると必ず王子専用の湯浴み場で、湯浴みをさせられるのだが、絹の布ごしに体を洗われる以外は特にセシリアの体に触れることはない。セシリアの世話をするということは奴隷の健康管理のうちらしいが、お膝抱っこでご飯を食べさせてもらう以外は侍女からされて慣れていたので、特に嫌悪を感じることもない。
そうして、何週間か過ぎた後、湯浴みをしている中で皇子がセシリアに尋ねた。
「月光花を飲めばお前の変幻が治るのか?」
「月光花の蜜です。でも深淵の魔術師によれば特別な状況で服用したものでないといけないそうで、ただ月光花を飲んだだけでは元には戻らないといわれました」
「ああ、なるほど。でもお前にはまだ早いな」
「早い、ですか?」
「私が何のために月光花だけを自ら育てていると思う?」
「ルーレシアでは魔術はあまり盛んでないと聞いていますが?」
「わが国では魔術よりも武力を優先するからな。大陸きっての魔術師も戦いには興味を持たないし、宮廷魔術師を抱えてそれを先頭に使うような国も、すでに潰した。必要がないだろう?」
「では、何故?」
一緒に湯船の中に入っているが、スキンシップにも慣れてしまい、すっかり無防備になったセシリアを抱きかかえると、大理石に柔らか布が敷いてあるところまで抱きかかえて行き、床に寝かせた。
「説明がてら、香油を塗ってやろう」
と彼女の白い肌に花の香りのオイルをつけた指を走らせていく。
「この香油は私が作らせたものだ」
細い首筋から肩、腕をマッサージされて、腹部に移ったころ、湯から上がって、冷たいはずの体が火照ってきているのを感じた。
知らず知らずのうちに息を乱し始めたセシリアの胸を香油をたっぷりと塗りつけながら薔薇の蕾の突起を刺激し始める。
「はぁ…っ」
「この香油は月光花でできている」
胸を摘まれて声を漏らすセシリアを満足気に見つめながら、
「やはり、この鳥はいい声で啼く。もっと啼かせてやろう」
と淫らな指の動きをセシリアのさらに敏感な場所に移していく。
「これを塗ると、天国を見ることができる」
そして月光花の香油をセシリアの下腹部にある花の蕾の突起に塗りつけながら、敏感な部分を刺激していく。
「あああんっ」
「これ、をつけるとな、肌の感覚が増すのだ。月光花には催淫効果がある」
「はあっ」
「一度肌に塗りこまれると、渇きがどんどん増していく、そういう効果がある草だ」
涙を滲ませて喘ぐセシリアを冷静に見つめながら、巧みな指遣いでセシリアの体を巧みに刺激していく。
「どうして欲しい?」
「……っ」
「まだまだ狭いな。よく蕩けさせないと入るまい」
「熱いの、お水を、ください」
「その熱さは喉の乾きからくるものではない」
「はああああんっ」
「そう、ここの渇きからくるものだ」
大切な場所に指を差し入れられて、セシリアの体の熱が増していく。
「も、やだ、やめて…お願い」
「お前は、何だ?」
ハインリッヒが尋ねる。
んっ…わ、はぁんっっ私は、王子の……
「奴隷、だろう?」
「っは…くっ…」
「我慢するな。素直になれば良い」
熱を帯びていく体と朦朧とする意識の中でハインリッヒのバリトンの声が耳元で囁きかける。
柔らかな舌を耳に差し込まれて、ハインリッヒのされるがままに声をあげることしか出来ない。
「ここに呼ばれもしないのに近づけば、切り捨てられるという噂が流れているからな、思い切り啼いて私を楽しませろ、セシリア」
「きゃああああんっ」
散々体を隅々まで触りまくられて、快感はMAXに達していた。
そして、その熱が爆発する一歩手前で指を止められる。
「どうした?不満そうだな?」
触れるか触れないかの愛撫が繰り返される。
先ほどよりもさらに熱を帯びた体。高まりが来る手前で止められる。
「あっあ…熱いの…あああっ!」
「その熱を取り去るにはお前が私のものになるしかないが、どうする?」
閨の授業で、妻は初夜の晩に夫のものになるのだ、と教えられた。具体的にどういう風にそうなるのかは教えてもらえなかったが、セシリアは、それ、はエリアスとすることになるのだと思っていたし、そう望んできた。
「わっ、私には、心に決めた人がっ‥…」
「それは残念だ。お前は私の奴隷で、主人は私だ。だから、答えは一つしかない。このままにしておけば熱は冷めることはなく、狂い死ぬぞ?」
「いやあ」
「なら、お願いするんだ。セシリアをハインリッヒ様のものにしてください、と。どうせお前は私のものになる筈だったのだから、これは運命だ」
ドロドロの思考に飲まれながら、セシリアはエリアスのことを思った。共にある未来を夢見た騎士の顔が浮かぶ。
エリアス、ごめんなさい。ここで、死ぬわけにはいかないの。
「セシリア、さあ、いうんだ」
この世のものともいえないほど優しい声色で悪魔が囁く。
「セシリアをハインリッヒ様のものにしてください」
ハインリッヒが氷のような微笑を浮かべる。
「お前は私のなんだ?」
「私はハインリッヒ様の‥…んっ、はっ…ん」
「奴隷、だ。さあ、いうんだ。いわなければ、ずっとこのままだぞ?」
涙ぐみながら震える声でセシリアがいう。
「ど…奴隷です」
「そうだな。お前は私のもの、だ。ご褒美に思い切り私の精を打ち込んでやろう」
エリアスはセシリアの細かやな腰を掴むと、自らの分身をセシリアの体の中心部に挿し入れていく。
「っ…」
「初めての時は痛いが、香油の効果ですぐに快感に変わる」
体が侵入に馴染み馴染めると、自分でも思っていないほど、甘い声をあげていたことに気づいてさらに顔を赤らめたセシリアを満足気に見つめると、さらに動きを増していく。
焦らされて限界に達していた熱が、ハインリッヒの動きと共に解き放たれていく。
「そう。セシリア、いい子だ、素直になるんだ。快感に身を任せろ」
「あああああああああああああああああああ!」
次の瞬間セシリアの意識は白い空間にのみこまれていった。
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