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第2章:いきなり魔王討伐ですか?
魔王とご対面
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魔王の住んでいるというネオン城にはこれといって結界もなく、私たちはあっという間に城に入り込めた。
「意外でしたね」
「これほど無防備なのは何か罠があるわけでは?」
「ライラ様、カイル様に離れないようにしてしっかりついてきてください」
「はい」
魔王城の警備はザル以下だった。まあ普通の人が「世界の果て」にたどり着けるかということを考えれば、警備の必要はないのかもしれないけれど。
ギラギラのネオンの門を抜けて、大広間みたいなところにずんずん進んでいく。
不気味なほどに静かで誰もいない。
「まだ眠ったままなのでしょうか」
「そのほうが都合がいい」
カイル様は黒い微笑みを浮かべていう。
城中を探索してみて、わかったのは魔王の姿はどこにもないということだった。
「まさか留守」
「いえ、膨大な魔力が地下の方でします」
私の魔術の先生である王宮魔術師のナリックさんが静かにいう。
この人は銀の瞳に白い髪の超絶の美形なんだけれど、趣味は魔法で美人を剥製にすることだというから、静かな物腰とは裏腹にかなり怖い人だ。
「そうか。ならそこにいってみましょう」
カイル様の一言で魔王のいる地下に降りることにしたのだけれど、地下階段を降りるたびに他の空間に転送されてたどり着けないという羽目に陥った。
おまけに何度目かで戻ってくることのできない兵も増えていって、5度目のトライにはカイル様とナリックさん、死してオリバーさんに私と兵2名だけとなった。
これは本格的にやばいのでは?
恐る恐る階段を降りていくと、周りにいたみんなが消えた。’
階段を降りて廊下を歩いていくと、正面に大きな扉があり、魔王はそこにいるっぽかった。
私が近づくと、扉が勝手に開いてそこにいたのは眠っている私が想像していたようなピッコロ大魔王みたいな魔王ではなく、黒髪、金瞳の超絶美形だった
「遅かったな、待ちくたびれたぞ」
美形は声までもセクシーボイスで、下手すれば我が国のカイル様より色気があった。
「こ、こんにちは」
「お前が聖女か?」
「一応そうみたいですけど、なにかの間違いじゃないかと?」
「名は、なんという」
「ライラ・レナード、男爵家の令嬢をしております」
魔王はフッと微笑んで私に近寄ると私をガン見して婉然と微笑んだ。
「いや、お前で間違いない。その瞳、その顔、その体、実に私の好みだ」
いやああああああ!
私、まさかの生贄要員だったんですね!
魔力が必要ないわけだわ
「私、食べても美味しくないと思いますよ?」
「それは、味見してみないと、な?」
体の自由を奪われた私は、魔王に顎クイをされて絶体絶命の状態だった。
「意外でしたね」
「これほど無防備なのは何か罠があるわけでは?」
「ライラ様、カイル様に離れないようにしてしっかりついてきてください」
「はい」
魔王城の警備はザル以下だった。まあ普通の人が「世界の果て」にたどり着けるかということを考えれば、警備の必要はないのかもしれないけれど。
ギラギラのネオンの門を抜けて、大広間みたいなところにずんずん進んでいく。
不気味なほどに静かで誰もいない。
「まだ眠ったままなのでしょうか」
「そのほうが都合がいい」
カイル様は黒い微笑みを浮かべていう。
城中を探索してみて、わかったのは魔王の姿はどこにもないということだった。
「まさか留守」
「いえ、膨大な魔力が地下の方でします」
私の魔術の先生である王宮魔術師のナリックさんが静かにいう。
この人は銀の瞳に白い髪の超絶の美形なんだけれど、趣味は魔法で美人を剥製にすることだというから、静かな物腰とは裏腹にかなり怖い人だ。
「そうか。ならそこにいってみましょう」
カイル様の一言で魔王のいる地下に降りることにしたのだけれど、地下階段を降りるたびに他の空間に転送されてたどり着けないという羽目に陥った。
おまけに何度目かで戻ってくることのできない兵も増えていって、5度目のトライにはカイル様とナリックさん、死してオリバーさんに私と兵2名だけとなった。
これは本格的にやばいのでは?
恐る恐る階段を降りていくと、周りにいたみんなが消えた。’
階段を降りて廊下を歩いていくと、正面に大きな扉があり、魔王はそこにいるっぽかった。
私が近づくと、扉が勝手に開いてそこにいたのは眠っている私が想像していたようなピッコロ大魔王みたいな魔王ではなく、黒髪、金瞳の超絶美形だった
「遅かったな、待ちくたびれたぞ」
美形は声までもセクシーボイスで、下手すれば我が国のカイル様より色気があった。
「こ、こんにちは」
「お前が聖女か?」
「一応そうみたいですけど、なにかの間違いじゃないかと?」
「名は、なんという」
「ライラ・レナード、男爵家の令嬢をしております」
魔王はフッと微笑んで私に近寄ると私をガン見して婉然と微笑んだ。
「いや、お前で間違いない。その瞳、その顔、その体、実に私の好みだ」
いやああああああ!
私、まさかの生贄要員だったんですね!
魔力が必要ないわけだわ
「私、食べても美味しくないと思いますよ?」
「それは、味見してみないと、な?」
体の自由を奪われた私は、魔王に顎クイをされて絶体絶命の状態だった。
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