Tempus fugit - 500の奇跡 -

ナツメ・カオ

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4章-ミサンガへの願い

4章-95 ミサンガへの願い3

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4章-95



1つのコップからまだニックスが近くにいると考えるウィリアム。再び銃を構えながら動く。

気をつけろ、まだ何処かにいる。このどこかに。

そこでマルタは何かを見つける。

これは何?

見つけたのは本棚の隣にある収納ボックスだった。この上に小さな照明がある。その照明の下に小さなペンダントが引っ掛かっている。タンザナイトの宝石が付いたペンダントだ。ウィリアムはそのペンダントを見る。

タンザナイトか、12月の宝石だな。

誕生日石?

ニコロが言う。

そうだ。どうやら彼は12月生まれのようだな。
それと、ニックスのいる場所が分かった。

え、どこ?

ここだよ。

ウィリアムが指さした場所はペンダントがある収納ボックスだ。

え、ウィリアムさん。さすがにそれはないよ。収納ボックスの中に入れるほど小さくないよニックスは。

マルタが言う。

そうじゃない。なんでこんな高そうなペンダントがここに引っ掛かってるんだ? それにあのコップ。急いで逃げたに違いない。恐らくこの収納ボックスの裏に秘密がある。

ウィリアムは収納ボックスの裏になにかあると考えた。その裏には驚くべき場所があった。
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