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最終章-ここがスタートライン
最終章-126 ここがスタートライン12
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タイムスリップをした。少ししてマルタは気づく、目の前にはあのニコロがいる部屋の扉だ。座り込むマルタ。
絶望感があり、動くことが出来ない。だが、このままではニコロが死んでしまう。拳を握るように膝を強く掴む。暫くして立ち上がり、何かの希望を持つ。それは今マルタが出来ること、ニコロを助けること、今どれぐらい時間が経っているのかも分からない。涙を拭き、扉を開けた。
すでにブリュノはニコロに向かってハンマーを振りかざそうとしている。
ブリュノ いやオースティン!
ブリュノはハンマーを止める。
マルタ君か。
ニコロ私を信じて。絶対に助けるから。
ニコロはまだ死んでない、顔をみると少しほっとしている。だがそんな暇は無い。次の手を考えないと行けない。幸いマルタの手に拾った小さなハンマー、来る時持ってきたペンナイフ。ニコロは腕の紐を切ろうとナイフを持っている。ブリュノは手を止めると、ハンマーを一旦置いた。この場面は先程とは違う。タイムスリップをして、未来が少し変わったように見える。
マルタ君、君がここまで辿り着くとは思わなった。わるいがここで死んでもらう。
その時、ニコロはマルタに何かを伝えようとしている。マルタは頷いた。
絶望感があり、動くことが出来ない。だが、このままではニコロが死んでしまう。拳を握るように膝を強く掴む。暫くして立ち上がり、何かの希望を持つ。それは今マルタが出来ること、ニコロを助けること、今どれぐらい時間が経っているのかも分からない。涙を拭き、扉を開けた。
すでにブリュノはニコロに向かってハンマーを振りかざそうとしている。
ブリュノ いやオースティン!
ブリュノはハンマーを止める。
マルタ君か。
ニコロ私を信じて。絶対に助けるから。
ニコロはまだ死んでない、顔をみると少しほっとしている。だがそんな暇は無い。次の手を考えないと行けない。幸いマルタの手に拾った小さなハンマー、来る時持ってきたペンナイフ。ニコロは腕の紐を切ろうとナイフを持っている。ブリュノは手を止めると、ハンマーを一旦置いた。この場面は先程とは違う。タイムスリップをして、未来が少し変わったように見える。
マルタ君、君がここまで辿り着くとは思わなった。わるいがここで死んでもらう。
その時、ニコロはマルタに何かを伝えようとしている。マルタは頷いた。
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