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150:ハインツの前世~⑭~
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どうして・・・どうして・・・私なの?
どうしてこんな目に・・・私が何をしたって言うの?!昔から・・・こんなことばっかりで・・・どうして・・・・・
イベルナは、床に一糸纏わぬ格好で仰向けに倒れていた。身体にはあちこちに殴られた痣と体液が附いており、一方的に蹂躙されたのが嫌でもわかる悲惨な状況になっていた。彼女の目は虚ろで、どこを見ているのかわからなかった。イベルナは白い結婚だったから、処女のままだった。当然のことながらこの粗暴な男たちの為に取っておいたわけでは当然ない。無垢な花は、無惨に散らされたのだ。
「まさか、奥様が初物だったとはな・・・・人妻の反応を楽しみにしていたのに、泣いてばかりでつまらなかったな。」
「へへ、俺はこう言うのは好きだったけどね。」
暴行に加わった数人の男たちは衣服を整え、好き勝手なことを言っていた。
「さてと、そろそろ処理しねぇとなぁ。」
「で、兄貴この後はどうするんで?」
リーダー格の男は、ニヤッと笑うと。
「そんなもん、この屋敷の金目の物を取ってから火を付ければいいじゃねぇか。死体の処理もできて一石二鳥だろ?」
「あーさすが兄貴だ!頭いい!」
「でもさっきの旦那、文句言ってきませんかね?」
「ふん、さっきのばばぁが死んだことで負い目があるんだ。あんな坊ちゃん、なんてこたぁねぇ」
リーダー格の男はカルロス兄妹を小物だと認定していたのだ。それはあながち間違いではなかったが、カルロスも自分達が雇った男がここまでするとは思ってもいなかっただろう。
「おい、屋敷内にある金目の物を漁ってこい!いいか、ねこばばしたら承知しねぇからな!」
「「「「「おーっ」」」」」
「よーし!これぐらいならもういいだろう、早いこと火を点けてズラかるか。」
男たちは部屋を物色して、宝石や調度品などの金目の物を集め終わっていた。しかしその時、男たちの前にイベルナが立ちふさがった。
「や・・・めて。」
イベルナは立ち上がるもフラフラであったが、どうしても止めなければと両手を広げ行かせまいと必死だった。
「あぁ?なんだよさっきまで、寝っ転がってくせによ。」
粗暴な男の中の一人がイベルナの前に出た。
「こ、ここは、旦那・・さまの大事な・・・お屋敷なの・・・これ以上・・・ひどいこと・・・しないで。」
「へぇ~言うじゃねぇか。だがこの屋敷はもうあのカルロスの旦那のモノになったんだよ。お前に権利はねぇんだよ!」
男はイベルナの顎を持った。
「や、やめてください!それでも・・・それでも大事な思い出の家なの!」
「あぁ?痛い目に合わなきゃわからねぇのか?!」
男は威嚇し、イベルナを脅すために平手打ちをかまそうと大きく手を振り上げた。
バシィイン!!!
という音と共にイベルナは殴られ、吹っ飛んだ。
「ったくよぉ。可愛い顔してるから、お前も連れ帰ってやろうって思ってんだからよ。無駄なことはやめろや。」
「うっうっうっ・・・」
イベルナは顔を殴られた頬を抑え、恐怖で身が竦んでいた。
「おいおい、大事な商品になるかもしれないのに、顔に傷つけてんじゃねえよ!」
リーダー格の男はイベルナを殴った男を叱責した。
「あ、すみません。生意気だったものでつい。」
「まぁいい。行くぞ。」
そうリーダー格の男が言うと、イベルナは男達の一人に担がれてしまった。
「は、放して!!!」
「ちっ、うるせぇなぁ。口に猿ぐつわでもしとけ。」
イベルナは猿ぐつわをされ、手を縛られてしまった。そんなことをされている間に、屋敷には火の手が上がった。
「!!!」
イベルナはショックだった。大事な想いでの家が燃やされてしまったのだ。イベルナの目から涙がボロボロと零れていた。そこへ追い討ちをかけるように、
「これから、お前を仕込んでやる。上客を掴めるよう、せいぜい精進するんだな」
男の言葉の意味を瞬時に理解したイベルナは絶望した。
(いやだいやだいやだ!!そんなことをするくらいなら、死んだ方がまし!!!)
「うーーっ!うーっ!」
イベルナは途端に暴れだし、担いでいた男はイベルナを落とした。
「あっ、とバカやろう!早くここから逃げねぇと俺達も火に巻かれっちまうだろ!」
それでもイベルナはここで死んでしまった方がいいと、男たちから離れていった。
「くそ!めんどくさい女だな!」
「うっ!」
男は、イベルナを再び担ごうと手を伸ばしたが、その手はイベルナを掴むことはできなかった。
「あ・・・・」
「?!」
男はなぜかイベルナの前で前のめりに倒れてしまったのだ。
次回は1/24(月)になります。
どうしてこんな目に・・・私が何をしたって言うの?!昔から・・・こんなことばっかりで・・・どうして・・・・・
イベルナは、床に一糸纏わぬ格好で仰向けに倒れていた。身体にはあちこちに殴られた痣と体液が附いており、一方的に蹂躙されたのが嫌でもわかる悲惨な状況になっていた。彼女の目は虚ろで、どこを見ているのかわからなかった。イベルナは白い結婚だったから、処女のままだった。当然のことながらこの粗暴な男たちの為に取っておいたわけでは当然ない。無垢な花は、無惨に散らされたのだ。
「まさか、奥様が初物だったとはな・・・・人妻の反応を楽しみにしていたのに、泣いてばかりでつまらなかったな。」
「へへ、俺はこう言うのは好きだったけどね。」
暴行に加わった数人の男たちは衣服を整え、好き勝手なことを言っていた。
「さてと、そろそろ処理しねぇとなぁ。」
「で、兄貴この後はどうするんで?」
リーダー格の男は、ニヤッと笑うと。
「そんなもん、この屋敷の金目の物を取ってから火を付ければいいじゃねぇか。死体の処理もできて一石二鳥だろ?」
「あーさすが兄貴だ!頭いい!」
「でもさっきの旦那、文句言ってきませんかね?」
「ふん、さっきのばばぁが死んだことで負い目があるんだ。あんな坊ちゃん、なんてこたぁねぇ」
リーダー格の男はカルロス兄妹を小物だと認定していたのだ。それはあながち間違いではなかったが、カルロスも自分達が雇った男がここまでするとは思ってもいなかっただろう。
「おい、屋敷内にある金目の物を漁ってこい!いいか、ねこばばしたら承知しねぇからな!」
「「「「「おーっ」」」」」
「よーし!これぐらいならもういいだろう、早いこと火を点けてズラかるか。」
男たちは部屋を物色して、宝石や調度品などの金目の物を集め終わっていた。しかしその時、男たちの前にイベルナが立ちふさがった。
「や・・・めて。」
イベルナは立ち上がるもフラフラであったが、どうしても止めなければと両手を広げ行かせまいと必死だった。
「あぁ?なんだよさっきまで、寝っ転がってくせによ。」
粗暴な男の中の一人がイベルナの前に出た。
「こ、ここは、旦那・・さまの大事な・・・お屋敷なの・・・これ以上・・・ひどいこと・・・しないで。」
「へぇ~言うじゃねぇか。だがこの屋敷はもうあのカルロスの旦那のモノになったんだよ。お前に権利はねぇんだよ!」
男はイベルナの顎を持った。
「や、やめてください!それでも・・・それでも大事な思い出の家なの!」
「あぁ?痛い目に合わなきゃわからねぇのか?!」
男は威嚇し、イベルナを脅すために平手打ちをかまそうと大きく手を振り上げた。
バシィイン!!!
という音と共にイベルナは殴られ、吹っ飛んだ。
「ったくよぉ。可愛い顔してるから、お前も連れ帰ってやろうって思ってんだからよ。無駄なことはやめろや。」
「うっうっうっ・・・」
イベルナは顔を殴られた頬を抑え、恐怖で身が竦んでいた。
「おいおい、大事な商品になるかもしれないのに、顔に傷つけてんじゃねえよ!」
リーダー格の男はイベルナを殴った男を叱責した。
「あ、すみません。生意気だったものでつい。」
「まぁいい。行くぞ。」
そうリーダー格の男が言うと、イベルナは男達の一人に担がれてしまった。
「は、放して!!!」
「ちっ、うるせぇなぁ。口に猿ぐつわでもしとけ。」
イベルナは猿ぐつわをされ、手を縛られてしまった。そんなことをされている間に、屋敷には火の手が上がった。
「!!!」
イベルナはショックだった。大事な想いでの家が燃やされてしまったのだ。イベルナの目から涙がボロボロと零れていた。そこへ追い討ちをかけるように、
「これから、お前を仕込んでやる。上客を掴めるよう、せいぜい精進するんだな」
男の言葉の意味を瞬時に理解したイベルナは絶望した。
(いやだいやだいやだ!!そんなことをするくらいなら、死んだ方がまし!!!)
「うーーっ!うーっ!」
イベルナは途端に暴れだし、担いでいた男はイベルナを落とした。
「あっ、とバカやろう!早くここから逃げねぇと俺達も火に巻かれっちまうだろ!」
それでもイベルナはここで死んでしまった方がいいと、男たちから離れていった。
「くそ!めんどくさい女だな!」
「うっ!」
男は、イベルナを再び担ごうと手を伸ばしたが、その手はイベルナを掴むことはできなかった。
「あ・・・・」
「?!」
男はなぜかイベルナの前で前のめりに倒れてしまったのだ。
次回は1/24(月)になります。
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