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5.~現代~七海と苺
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「ねぇ七海?そろそろパパを許してくれないかな?」
「ぷーん!パパが七海に酷いことしたんだもん!!」
「さっきの事は謝るからパパのこと許してくれないかな?」
さっきから七海はこんな感じでご機嫌がナナメなんだ
理由は先程飲んだラムネが原因なんだけど...
七海が炭酸嫌い言ってたのについ飲ませてしまったのだ。七海は渡されたラムネを思いっきり1口飲んでしまいすごく喉が痛かったみたいで最初は泣いちゃってたんだけど泣き止んだ今はこんな感じなんだよな...
「むーっパパ!!」
「七海なにかな?」
「七海アレ食べたい!」
そう言って抱っこされてる七海が指を指したのはチョコバナナの屋台だった
「チョコバナナが食べたいの?」
「ちがう!イチゴが食べたいの!」
「イチゴ!?」
もう一度屋台を見たら確かに苺改めチョコイチゴが置いてあった。どうやら七海はそっちを食べたいらしい。まぁそれでご機嫌が直るならいっか
「いいぞ買いに行くか」
「ほんと!?いっちご♪いっちご♪」
「おや?七海はパパを許してくれるのかな?」
「えへへ♪...あっ!パパがイチゴ買ってくれるまで許さないもん!」
すっかり機嫌が直った七海は思い出したようにご機嫌ナナメなフリをしだした
まったく誰に似たんだが...
チョコバナナの屋台の前に行くと色々なのが置いてありバナナ、イチゴ、マスカット
特にイチゴだけは2種置いてあった
「七海イチゴ2種類あるけどどっちがいい?」
「うーん...」
ってイチゴのやつ1つは500円でもう1つは800円!?祭りにしては高級品に入る値段じゃないか?
「七海こっちがイイ!」
そう言って七海が指さしたのはもう片方と比べて小さい方のイチゴを選んだ
俺はてっきり大きい方選ぶと思ってたからなんか意外に思った
「そっちでいいのか?コッチの大きいのじゃなくて?」
「うん!コレが良い!」
まぁ...後でやっぱり大きい方がいいって言ってもいいように両方買うか
「すいませんチョコイチゴそれぞれ1つお願いします」
「はーい!それじゃ1300円になります」
注文して俺はお金を支払った
屋台の女性は早速小さい方から作ろうとイチゴを取ろうとしたら
「こっちのがいい!」
「え?七海どうした?」
「このイチゴがいいの!」
「すみませんこの串に刺さったイチゴでお願いできませんか?」
俺はよく分からないまま、七海がずっと指を指すイチゴで作ってもらえるか尋ねてみた
「あらあら?お嬢さん小さいのによくわかったわね♪」
「えへへ♪ママやおじさんに教えてもらったの♪」
ん?俺だけ話が分からないんだけど?
「えっと..どうゆうことなんですか?」
「えっとねえっとね♪このイチゴがいちばん甘いの♪」
「そうなのかい?」
「そうだよ!パパそんなのも知らなかったの?」
得意げに教えてくれる七海を見てまさかと思い屋台の人の方に顔を見ると、頷いていた
「そうだ!良かったらこっち食べてみる?」
そう言ってクーラーボックスから大きい方のイチゴが刺さった串をだしてきた
「それ食べたい!!パパこれ買って!」
「え?じゃあすみませんがそれも下さい」
「お代はいらないわ♪その代わりここで食べて感想を言って欲しいのよ♪」
なるほど純粋な七海を見てサクラ的な事をして欲しいってことか、まぁそれぐらいならいいか
「ありがとうございます。七海もお礼言いなさい」
「お姉ちゃんありがとう!!」
お礼を言って七海は大きないちごのチョコイチゴを受け取りかぶりついた
「んんー!!あまーい!パパ!!パパ!!コレすっごく美味しい!!」
「ははっ七海良かったね」
「うん!甘くて幸せ!!」
七海は緩んだ頬に手をあて幸せそうにイチゴを味わってた
その反応を見てか何人か人が集まってきた
「本当にありがとうございますさっきまで少し不機嫌だったので助かりました」
「いえいえ!こちらも宣伝になるのでウィンウィンって事で♪」
「はい、それでは頑張ってください」
そう言って忙しくなりそうだったので離れる事にした
時間を見たらそろそろ移動する時間が迫ってた
「七海そろそろ花火見るために移動しようか?」
「うん!」
「そう言えばこっちのイチゴは食べれるかい?」
「小さいのひとつ食べたい!あとはパパにあげる!」
そう言って小さい方のイチゴをパクリと食べた
俺は小さい方のイチゴを先に食べた
確かに甘くて酸味が少ない確かにコレは当たりの部類のイチゴだ
「あーっ!そっち先に食べちゃったの?」
「え?なにかまずかったかな?」
「七海が食べないからパパの好きに食べていいよ?」
「そうか?」
俺はよく分からないまま大きい方のイチゴを食べた
...酸っぱ!全然甘くないんだけど!?
俺がしかめっ面になってたら七海はその顔が面白かったのか笑いだした
「キャハハハ!!パパ変な顔!」
「いやこっちのイチゴが全然甘くなくてなどちらかと言うとすっぱい....あれ?七海が食べてるの酸っぱくないのか?」
「とっても甘いよ♪」
「そ..そうなのか...」
なるほど熟して甘いイチゴを宣伝用に最初から除けてたのか...
俺は七海が食べてるイチゴが気になるが、そこは父親であり大人だ!グッと我慢して甘くないイチゴを食べた
今度ママや七海に教えてもらうか...
スッパ!!
「ぷーん!パパが七海に酷いことしたんだもん!!」
「さっきの事は謝るからパパのこと許してくれないかな?」
さっきから七海はこんな感じでご機嫌がナナメなんだ
理由は先程飲んだラムネが原因なんだけど...
七海が炭酸嫌い言ってたのについ飲ませてしまったのだ。七海は渡されたラムネを思いっきり1口飲んでしまいすごく喉が痛かったみたいで最初は泣いちゃってたんだけど泣き止んだ今はこんな感じなんだよな...
「むーっパパ!!」
「七海なにかな?」
「七海アレ食べたい!」
そう言って抱っこされてる七海が指を指したのはチョコバナナの屋台だった
「チョコバナナが食べたいの?」
「ちがう!イチゴが食べたいの!」
「イチゴ!?」
もう一度屋台を見たら確かに苺改めチョコイチゴが置いてあった。どうやら七海はそっちを食べたいらしい。まぁそれでご機嫌が直るならいっか
「いいぞ買いに行くか」
「ほんと!?いっちご♪いっちご♪」
「おや?七海はパパを許してくれるのかな?」
「えへへ♪...あっ!パパがイチゴ買ってくれるまで許さないもん!」
すっかり機嫌が直った七海は思い出したようにご機嫌ナナメなフリをしだした
まったく誰に似たんだが...
チョコバナナの屋台の前に行くと色々なのが置いてありバナナ、イチゴ、マスカット
特にイチゴだけは2種置いてあった
「七海イチゴ2種類あるけどどっちがいい?」
「うーん...」
ってイチゴのやつ1つは500円でもう1つは800円!?祭りにしては高級品に入る値段じゃないか?
「七海こっちがイイ!」
そう言って七海が指さしたのはもう片方と比べて小さい方のイチゴを選んだ
俺はてっきり大きい方選ぶと思ってたからなんか意外に思った
「そっちでいいのか?コッチの大きいのじゃなくて?」
「うん!コレが良い!」
まぁ...後でやっぱり大きい方がいいって言ってもいいように両方買うか
「すいませんチョコイチゴそれぞれ1つお願いします」
「はーい!それじゃ1300円になります」
注文して俺はお金を支払った
屋台の女性は早速小さい方から作ろうとイチゴを取ろうとしたら
「こっちのがいい!」
「え?七海どうした?」
「このイチゴがいいの!」
「すみませんこの串に刺さったイチゴでお願いできませんか?」
俺はよく分からないまま、七海がずっと指を指すイチゴで作ってもらえるか尋ねてみた
「あらあら?お嬢さん小さいのによくわかったわね♪」
「えへへ♪ママやおじさんに教えてもらったの♪」
ん?俺だけ話が分からないんだけど?
「えっと..どうゆうことなんですか?」
「えっとねえっとね♪このイチゴがいちばん甘いの♪」
「そうなのかい?」
「そうだよ!パパそんなのも知らなかったの?」
得意げに教えてくれる七海を見てまさかと思い屋台の人の方に顔を見ると、頷いていた
「そうだ!良かったらこっち食べてみる?」
そう言ってクーラーボックスから大きい方のイチゴが刺さった串をだしてきた
「それ食べたい!!パパこれ買って!」
「え?じゃあすみませんがそれも下さい」
「お代はいらないわ♪その代わりここで食べて感想を言って欲しいのよ♪」
なるほど純粋な七海を見てサクラ的な事をして欲しいってことか、まぁそれぐらいならいいか
「ありがとうございます。七海もお礼言いなさい」
「お姉ちゃんありがとう!!」
お礼を言って七海は大きないちごのチョコイチゴを受け取りかぶりついた
「んんー!!あまーい!パパ!!パパ!!コレすっごく美味しい!!」
「ははっ七海良かったね」
「うん!甘くて幸せ!!」
七海は緩んだ頬に手をあて幸せそうにイチゴを味わってた
その反応を見てか何人か人が集まってきた
「本当にありがとうございますさっきまで少し不機嫌だったので助かりました」
「いえいえ!こちらも宣伝になるのでウィンウィンって事で♪」
「はい、それでは頑張ってください」
そう言って忙しくなりそうだったので離れる事にした
時間を見たらそろそろ移動する時間が迫ってた
「七海そろそろ花火見るために移動しようか?」
「うん!」
「そう言えばこっちのイチゴは食べれるかい?」
「小さいのひとつ食べたい!あとはパパにあげる!」
そう言って小さい方のイチゴをパクリと食べた
俺は小さい方のイチゴを先に食べた
確かに甘くて酸味が少ない確かにコレは当たりの部類のイチゴだ
「あーっ!そっち先に食べちゃったの?」
「え?なにかまずかったかな?」
「七海が食べないからパパの好きに食べていいよ?」
「そうか?」
俺はよく分からないまま大きい方のイチゴを食べた
...酸っぱ!全然甘くないんだけど!?
俺がしかめっ面になってたら七海はその顔が面白かったのか笑いだした
「キャハハハ!!パパ変な顔!」
「いやこっちのイチゴが全然甘くなくてなどちらかと言うとすっぱい....あれ?七海が食べてるの酸っぱくないのか?」
「とっても甘いよ♪」
「そ..そうなのか...」
なるほど熟して甘いイチゴを宣伝用に最初から除けてたのか...
俺は七海が食べてるイチゴが気になるが、そこは父親であり大人だ!グッと我慢して甘くないイチゴを食べた
今度ママや七海に教えてもらうか...
スッパ!!
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