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1章
つき合って初めての訪問Ⅱ
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色々恥ずかしい事を暴露された私はその場から逃げるために、とりあえずシャワーを浴び出かける準備をした
だって..入院してる時って毎日入れないんだよ?
いくら季節が春とは言え嫌じゃない?
その間陸は母さんとリビングで話してた
変なこと言ってないよね?
「陸準備できたから行こう」
「お..おう」
「なに?変なところでもある?」
「そうじゃなくて私服の海里久々に見たから...その綺麗だよ?」
「な...何言い出すのよ!普通よ!ふ・つ・う!!」
「つまりいつも綺麗な海里が見れるんだよね?」
「も..もう知らない!勝手にして!ほら早く行くよ」
そう言って私は陸の腕を引っ張った
「わかったから少し待って、それじゃオバサンまた来ますね」
「もう...オバサンじゃ無くてお義母さんって呼んでくれてもいいわよ?」
「お母さん!?な..なにいいだすのよ!」
「あら?もう二人共いい歳なんだからそりゃ~その辺も考えちゃうわよ?早く孫を甘やかしたいし」
「まだ付き合ったばかりなんだから!」
何勝手に私達の未来予定を組み立ててるのよ!
そりゃ~結婚は憧れるけど..陸とってなると想像つかない...
てか!もしかして...
「ねぇお母さん」
「はいはい?」
「まさか陸にそんな話してないよね?」
「あら?ダメだった?」
「どこに付き合ったばかりの彼氏に結婚とか孫とかプレッシャーかける親がいるのよ!!」
「でもでも~陸君は子供2人は欲しいとか現実的なこと言ってたわよ?」
「はぁ!?陸どうゆうこと!?」
「ん?海里は一軒家とマンションどっちがいい?」
「早い!同棲でもするつもり!?」
「そりゃ~いつかはね?」
「いつかが早すぎるから!」
何この2人逆に私が他人みたいに感じるぐらい同じ空気なんだけど!?
「もういいから行くよ!!」
「わかったよ」
「また来てね陸君♪」
もうお母さんは放置!!
私たちはさっさと家を出た
「とりあえず俺の実家まで行こうか車そこに停めてるし」
「それならお義母さんに挨拶した方がいいのかな?」
「いやさっき居なかったしそのまま行こう」
「わかった」
そう言って私達は陸の実家に止めてある車まで歩いていった
「なぁ」
「なによ?」
「手繋がないか?」
「はぁ?私達いくつだと思ってるの?」
「歳とか関係ないだろ?それに海里と手を繋ぎたいんだよ俺それとも恥ずかしいかな?」
「恥ずかしいとかじゃないわよ!仕方ないわね...迎えに来てくれたお礼にほら!」
私は、そう言って陸に手を出した
陸と手を繋ぐことぐらい別に恥ずかしいわけじゃないんだから
「海里の手柔らかくて壊れそうで力込めるの怖いな」
「もう!こうしたら良いでしょ!」
そう言って私の方から手を握りしめた
普通逆じゃないのかな!?
「ごめんね次は俺から頑張るから」
そう言って陸は頬を緩めて嬉しそうに私を見てきた
それは小さい頃に見た事がある陸の笑顔と変わってなかった
そう言えばあの頃はこうやって何時も手を繋いで歩いてたな...
まぁ...そうしないと陸すぐにどっか行っちゃってたからなぁ~
「そう言えば懐かしいね海里」
「ん~?なにが?」
「こうやって手を繋いで歩くのが」
「そうだね~手を繋いでなかったら陸はすぐに迷子になってたからねぇ~」
「そんな事ないさ。むしろ、海里が歩くの早くてついて行けなかったぐらいだよ?」
「陸が歩くの遅かったんじゃない?陸あの時小さかったし」
「そうかもね...まぁ今じゃ逆だけどね」
「陸のクセに生意気!」
確かに横にたって歩くと陸を見上げないと顔が見えなくなってた
何時からだろ?高校?それともその後?
私がちゃんと見てない間に陸はいつの間にか成長してた
そう思えば手を繋ぎたいって言ってきたのも、もしかして私が遅かったから?
「ねぇ?もしかして私が、歩くの遅いからつなごうとした?」
「そんな事ないよ?むしろもっと密着してくれてもいいぐらいなんだけどね」
「なんでよ?」
「だって..コレからずっと触れ合ってられるって思ったらもっと触れ合いたいなって」
「なっ...なっ..何よそれ!陸のスケベ!変態!」
「なんでそうなるんだよ?俺はただ...今まで片思いだったのがやっと一緒になれたから少しでも触れたいってだけだし...それに...」
「それに?」
「海里が、想像したのは...俺まだ未経験だし...」
「え?陸は賢者にでも慣れるとか信じてるのかな?魔法使えるとか思ってるの?」
「そうじゃないから!ってこの話は今しなくていいだろ?着いたから車乗ったくれ」
顔を真っ赤にしながら陸は車に乗り込んだ
私はそんな陸が可愛く思いながら車に乗った
だって..入院してる時って毎日入れないんだよ?
いくら季節が春とは言え嫌じゃない?
その間陸は母さんとリビングで話してた
変なこと言ってないよね?
「陸準備できたから行こう」
「お..おう」
「なに?変なところでもある?」
「そうじゃなくて私服の海里久々に見たから...その綺麗だよ?」
「な...何言い出すのよ!普通よ!ふ・つ・う!!」
「つまりいつも綺麗な海里が見れるんだよね?」
「も..もう知らない!勝手にして!ほら早く行くよ」
そう言って私は陸の腕を引っ張った
「わかったから少し待って、それじゃオバサンまた来ますね」
「もう...オバサンじゃ無くてお義母さんって呼んでくれてもいいわよ?」
「お母さん!?な..なにいいだすのよ!」
「あら?もう二人共いい歳なんだからそりゃ~その辺も考えちゃうわよ?早く孫を甘やかしたいし」
「まだ付き合ったばかりなんだから!」
何勝手に私達の未来予定を組み立ててるのよ!
そりゃ~結婚は憧れるけど..陸とってなると想像つかない...
てか!もしかして...
「ねぇお母さん」
「はいはい?」
「まさか陸にそんな話してないよね?」
「あら?ダメだった?」
「どこに付き合ったばかりの彼氏に結婚とか孫とかプレッシャーかける親がいるのよ!!」
「でもでも~陸君は子供2人は欲しいとか現実的なこと言ってたわよ?」
「はぁ!?陸どうゆうこと!?」
「ん?海里は一軒家とマンションどっちがいい?」
「早い!同棲でもするつもり!?」
「そりゃ~いつかはね?」
「いつかが早すぎるから!」
何この2人逆に私が他人みたいに感じるぐらい同じ空気なんだけど!?
「もういいから行くよ!!」
「わかったよ」
「また来てね陸君♪」
もうお母さんは放置!!
私たちはさっさと家を出た
「とりあえず俺の実家まで行こうか車そこに停めてるし」
「それならお義母さんに挨拶した方がいいのかな?」
「いやさっき居なかったしそのまま行こう」
「わかった」
そう言って私達は陸の実家に止めてある車まで歩いていった
「なぁ」
「なによ?」
「手繋がないか?」
「はぁ?私達いくつだと思ってるの?」
「歳とか関係ないだろ?それに海里と手を繋ぎたいんだよ俺それとも恥ずかしいかな?」
「恥ずかしいとかじゃないわよ!仕方ないわね...迎えに来てくれたお礼にほら!」
私は、そう言って陸に手を出した
陸と手を繋ぐことぐらい別に恥ずかしいわけじゃないんだから
「海里の手柔らかくて壊れそうで力込めるの怖いな」
「もう!こうしたら良いでしょ!」
そう言って私の方から手を握りしめた
普通逆じゃないのかな!?
「ごめんね次は俺から頑張るから」
そう言って陸は頬を緩めて嬉しそうに私を見てきた
それは小さい頃に見た事がある陸の笑顔と変わってなかった
そう言えばあの頃はこうやって何時も手を繋いで歩いてたな...
まぁ...そうしないと陸すぐにどっか行っちゃってたからなぁ~
「そう言えば懐かしいね海里」
「ん~?なにが?」
「こうやって手を繋いで歩くのが」
「そうだね~手を繋いでなかったら陸はすぐに迷子になってたからねぇ~」
「そんな事ないさ。むしろ、海里が歩くの早くてついて行けなかったぐらいだよ?」
「陸が歩くの遅かったんじゃない?陸あの時小さかったし」
「そうかもね...まぁ今じゃ逆だけどね」
「陸のクセに生意気!」
確かに横にたって歩くと陸を見上げないと顔が見えなくなってた
何時からだろ?高校?それともその後?
私がちゃんと見てない間に陸はいつの間にか成長してた
そう思えば手を繋ぎたいって言ってきたのも、もしかして私が遅かったから?
「ねぇ?もしかして私が、歩くの遅いからつなごうとした?」
「そんな事ないよ?むしろもっと密着してくれてもいいぐらいなんだけどね」
「なんでよ?」
「だって..コレからずっと触れ合ってられるって思ったらもっと触れ合いたいなって」
「なっ...なっ..何よそれ!陸のスケベ!変態!」
「なんでそうなるんだよ?俺はただ...今まで片思いだったのがやっと一緒になれたから少しでも触れたいってだけだし...それに...」
「それに?」
「海里が、想像したのは...俺まだ未経験だし...」
「え?陸は賢者にでも慣れるとか信じてるのかな?魔法使えるとか思ってるの?」
「そうじゃないから!ってこの話は今しなくていいだろ?着いたから車乗ったくれ」
顔を真っ赤にしながら陸は車に乗り込んだ
私はそんな陸が可愛く思いながら車に乗った
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