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1章
付き合って初めての訪問Ⅳ
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「陸そろそろ一段落するけどもう食べる?」
私は後ハンバーグと唐揚げに火入れするだけで完成になるから陸に聞いた
「さっきから凄くいい匂いしてるけどもう食べれるの?」
「食べるなら仕上げに入るって感じかな♪」
「なら食べたい!!」
「なら仕上げにはいるからもう少し待ってて」
そう言って私はハンバーグを焼く準備をした
その横で唐揚げをあげる準備もする
そう今日は某カレー屋さんみたいにしようと思ってるのだ!
その為ハンバーグも小さめにしている
ハンバーグと唐揚げが完成したら
カレーを温める温めてる間にサラダを盛り付けるレタスの上にコーンを散りばめた簡単なサラダだ
カレーが温まったのを確認した私は
「陸そろそろできるからテーブルの上綺麗にしといて」
「安心して!もう綺麗だから!!」
「ならサラダ持って行って♪」
「わかった!」
そう言って陸はサラダをテーブルまで運んでくれた
ドレッシングは青じそとゴマの2種類だ
私はお皿にご飯を盛り付けその上に
半分に切ったハンバーグと唐揚げを乗せる
そしてその上からカレーをかける
注意するのはハンバーグと唐揚げ全体にルーをかけない事そうしたら両方を楽しめるからだ
私は完成したらカレーを持ってテーブルへ向かった
「はい♪私特製カレーに唐揚げとハンバーグトッピングだよ♪」
「何それ!めっちゃ贅沢やん!!」
陸は目の前に置かれたカレーを目を輝かせ嬉しそうに眺めてた
そんな姿に子供か!って心の中でツッコミをいれてみた
「さぁ冷めないうちに食べよ♪」
「そうだな!」
「「いただきます」」
陸はまず最初にカレーとご飯だけを食べた
私は食べるのを待って陸の反応を待った
「どう?口に合うかな?」
「当たり前だろ?海里が作ってくれたんだぞ?炭でも美味しいと言える自信ある!」
「なにそれ?つまり本当は美味しくないと?」
私はそう言って陸のお皿をそっと引いた
「ご..ごめん!そんなつもりじゃないんだ!めっちゃ美味い最高!」
「なんかさっきの後に言われるとなぁ~」
「もう信じてくれよ!俺めっちゃ嬉しくてテンションおかしいのわかってるんだから」
「そんなに嬉しいんだぁ~♪」
私はそんな陸が可愛く感じて少し意地悪っぽくニコニコしながら言ってみた
陸は少し照れくさそうにしていた
「だって俺今めっちゃ幸せなんだよ..
ずっと好きだった人の手作りで母さんや叔母さん以外だと初めて俺の為に女性が作ってくれた料理だし俺の好きな物ばかりだし...こんな...こんな幸せな事今までで無かったし...」
そう言って陸は泣きそうになってた
「まったく...大人になって変わったかと思ったら相変わらず泣き虫なのね...」
「コレは嬉し泣きしちゃっただけだから...」
「はいはい..そうやって何時も強がってるんだから...」
そう言って私は席を立ち陸に近づいて頭を撫でた
「よしよし♪もう泣かなくてもいいからね♪」
「そうやって子供扱いしないでくれよ..」
「まったく...陸は彼氏なのか弟なのかわかんなくなりそうだわ♪」
「ならお義姉さんって呼ぼうか?」
「ん~やっぱ弟は無しかな」
「なんか腑に落ちねぇ~」
「とか言いながらもう泣き止んでるやん♪ほら残り食べよ♪」
そう言って私は席に戻りカレーを食べ始めた
陸もまた食べ始めた
食べながら私は考えてた、こんなに喜んでくれるならこれからも作ってあげようかな...でも流石に迷惑かなぁ...?
そんな事考えながら食べ終わったお皿を片付けようと立ち上がると
「流石に洗い物は俺がするから海里は座っててくれ」
「ありがとう♪そうさせてもらうね♪」
私は陸が洗い物をしてる間ソファに座って待つことにした
洗い物を終えた陸は私の横に座ってきた
「今日はありがとう。すっごく嬉しかった」
「おかしいよね~?私の退院祝いだったはずなんだけどなぁ~」
「うっ...ごめん」
「良いわよ...それよりお礼が欲しいんだけど?」
「お礼?」
「膝枕して少しだけ寝かせて欲しいんだけど...」
「あっ!そ..そうだよね退院したばかりなのにこんなに動いて疲れちゃってるよね?」
「だから膝少し借りるわよ?」
そう言って私は陸の膝に頭を置いた
落ち着ける場所を探して少し頭を動かし調整した
「30分だけ我慢してね...」
「わかった」
そう言って私は意識を手放した...
_________________________________________
俺の膝の上に頭を置き海里が眠りについてる...
なにこれ?俺明日死ぬのかな?幸せイベントが一気に起きすぎじゃないか?
俺はそう思いながら海里の頭を撫でてた
時々頭を動かすからその時は撫でるのを止める
「俺今凄い幸せだから...本当にありがとう」
そう言って俺はまた頭を撫で始めた
暫く撫でてたら俺の手を海里が掴んできた
俺はビックリして海里の顔を見下ろした
海里は顔を赤くしながら俺の顔をじっと見上げてた
「...ふん!私も今幸せだから...その..私を見捨てないで病院に来てくれて...あ..ありがとう!!」
そう言って海里は顔を横に向けた
なんだよ...めっちゃ可愛いかよ...
私は後ハンバーグと唐揚げに火入れするだけで完成になるから陸に聞いた
「さっきから凄くいい匂いしてるけどもう食べれるの?」
「食べるなら仕上げに入るって感じかな♪」
「なら食べたい!!」
「なら仕上げにはいるからもう少し待ってて」
そう言って私はハンバーグを焼く準備をした
その横で唐揚げをあげる準備もする
そう今日は某カレー屋さんみたいにしようと思ってるのだ!
その為ハンバーグも小さめにしている
ハンバーグと唐揚げが完成したら
カレーを温める温めてる間にサラダを盛り付けるレタスの上にコーンを散りばめた簡単なサラダだ
カレーが温まったのを確認した私は
「陸そろそろできるからテーブルの上綺麗にしといて」
「安心して!もう綺麗だから!!」
「ならサラダ持って行って♪」
「わかった!」
そう言って陸はサラダをテーブルまで運んでくれた
ドレッシングは青じそとゴマの2種類だ
私はお皿にご飯を盛り付けその上に
半分に切ったハンバーグと唐揚げを乗せる
そしてその上からカレーをかける
注意するのはハンバーグと唐揚げ全体にルーをかけない事そうしたら両方を楽しめるからだ
私は完成したらカレーを持ってテーブルへ向かった
「はい♪私特製カレーに唐揚げとハンバーグトッピングだよ♪」
「何それ!めっちゃ贅沢やん!!」
陸は目の前に置かれたカレーを目を輝かせ嬉しそうに眺めてた
そんな姿に子供か!って心の中でツッコミをいれてみた
「さぁ冷めないうちに食べよ♪」
「そうだな!」
「「いただきます」」
陸はまず最初にカレーとご飯だけを食べた
私は食べるのを待って陸の反応を待った
「どう?口に合うかな?」
「当たり前だろ?海里が作ってくれたんだぞ?炭でも美味しいと言える自信ある!」
「なにそれ?つまり本当は美味しくないと?」
私はそう言って陸のお皿をそっと引いた
「ご..ごめん!そんなつもりじゃないんだ!めっちゃ美味い最高!」
「なんかさっきの後に言われるとなぁ~」
「もう信じてくれよ!俺めっちゃ嬉しくてテンションおかしいのわかってるんだから」
「そんなに嬉しいんだぁ~♪」
私はそんな陸が可愛く感じて少し意地悪っぽくニコニコしながら言ってみた
陸は少し照れくさそうにしていた
「だって俺今めっちゃ幸せなんだよ..
ずっと好きだった人の手作りで母さんや叔母さん以外だと初めて俺の為に女性が作ってくれた料理だし俺の好きな物ばかりだし...こんな...こんな幸せな事今までで無かったし...」
そう言って陸は泣きそうになってた
「まったく...大人になって変わったかと思ったら相変わらず泣き虫なのね...」
「コレは嬉し泣きしちゃっただけだから...」
「はいはい..そうやって何時も強がってるんだから...」
そう言って私は席を立ち陸に近づいて頭を撫でた
「よしよし♪もう泣かなくてもいいからね♪」
「そうやって子供扱いしないでくれよ..」
「まったく...陸は彼氏なのか弟なのかわかんなくなりそうだわ♪」
「ならお義姉さんって呼ぼうか?」
「ん~やっぱ弟は無しかな」
「なんか腑に落ちねぇ~」
「とか言いながらもう泣き止んでるやん♪ほら残り食べよ♪」
そう言って私は席に戻りカレーを食べ始めた
陸もまた食べ始めた
食べながら私は考えてた、こんなに喜んでくれるならこれからも作ってあげようかな...でも流石に迷惑かなぁ...?
そんな事考えながら食べ終わったお皿を片付けようと立ち上がると
「流石に洗い物は俺がするから海里は座っててくれ」
「ありがとう♪そうさせてもらうね♪」
私は陸が洗い物をしてる間ソファに座って待つことにした
洗い物を終えた陸は私の横に座ってきた
「今日はありがとう。すっごく嬉しかった」
「おかしいよね~?私の退院祝いだったはずなんだけどなぁ~」
「うっ...ごめん」
「良いわよ...それよりお礼が欲しいんだけど?」
「お礼?」
「膝枕して少しだけ寝かせて欲しいんだけど...」
「あっ!そ..そうだよね退院したばかりなのにこんなに動いて疲れちゃってるよね?」
「だから膝少し借りるわよ?」
そう言って私は陸の膝に頭を置いた
落ち着ける場所を探して少し頭を動かし調整した
「30分だけ我慢してね...」
「わかった」
そう言って私は意識を手放した...
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俺の膝の上に頭を置き海里が眠りについてる...
なにこれ?俺明日死ぬのかな?幸せイベントが一気に起きすぎじゃないか?
俺はそう思いながら海里の頭を撫でてた
時々頭を動かすからその時は撫でるのを止める
「俺今凄い幸せだから...本当にありがとう」
そう言って俺はまた頭を撫で始めた
暫く撫でてたら俺の手を海里が掴んできた
俺はビックリして海里の顔を見下ろした
海里は顔を赤くしながら俺の顔をじっと見上げてた
「...ふん!私も今幸せだから...その..私を見捨てないで病院に来てくれて...あ..ありがとう!!」
そう言って海里は顔を横に向けた
なんだよ...めっちゃ可愛いかよ...
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