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1章
付き合って初めての訪問Ⅴ
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暫く陸の膝枕で休んだ私は外も暗くなってたので帰ることにした
流石に退院当日は両親とも過ごしたいしね
「海里おまたせ車取ってきたよ」
「陸ありがとう♪」
私が帰る準備をしてる間に車を取りに行ってくれてた
こうゆうサラッと優しい所が地味に嬉しく思えた
私達は車に乗って走り出した
「そうそう陸、ご飯とかハンバーグとか冷凍してるからちゃんと食べてね♪」
「ありがとうちゃんとレンチンして食べるよ」
「いやいやご飯はそれでいいけど火入れ直前のを冷凍してるんだけど?」
「え?...大丈夫ちゃんと料理するから」
「ねぇ...もしかして...」
「ばっ...バカにするなよ?コレでも最初の頃は料理してたんだからな?」
「ちなみに何作ってたの?」
「えっと..ラーメンとか焼肉とか...そうそう鍋とか作ったんだからな!」
「それさ...ほとんどインスタントとか使ってるでしょ?」
「うっ...そ..それでも料理は料理だろ?」
これじゃ...せっかく冷凍してても調理しないだろうな...
「はぁ...まったくそんなんでよく生活できたね?」
「コンビニとか色々あるからな♪」
「褒めてないからね!?」
「そ..それに帰ってから作るのしんどいんだよな...だからどうしてもそっちに..」
そう言って陸は私の方をチラチラ見てきた
「なに?」
「いや..なんでもない」
「あのね...言っとくけど私も少ししたら仕事始めるからね?」
「え?そうなの?」
「働かなくてどう生活するのよ!」
「そ..そうだよな」
「まったく...まぁ少しは貯金してし今回の保険とかあるから良かっただけでちゃんと働かないと私も困るのよ...」
「なぁ...もし..もし結婚したらその時はどうするんだ?」
「え?なにそれいくらなんでもプロポーズするにしてもムードも何も無い状態で言うかな?」
「そうじゃなくて..やっぱ海里も結婚しても働きたいのかな?とか思ったり?」
「そうねぇ...別に働くのが好きって訳じゃないから専業主婦で生活できるならそれもいいかもねぇ~」
「な...なるほど」
まったく...遠回しで聞いてくるなぁ~
はっきり料理しに来てくれとか言ってくれたらいいのに...
「コレで満足?てかなんで陸が料理できない話からこんな話になってるのよ..」
「えっと..つまり..」
「はっきり言わないと私わかんないんだけど?」
「海里の料理美味しかったから...毎日食べたいなと...」
「ふーん...それで?」
「それで...俺も少し貯蓄はしてるからさ...」
はぁ...なんで陸はわかんないかなぁ...
「なにそれ?私を家政婦として雇いたいの?」
「そんなつもりじゃ!」
「ならなに?はっきり言いなよ?」
「俺の料理毎日作って欲しい..」
「つまり毎日陸の家まで通えと?」
「そんな事したら海里が疲れるだろ?仕事終わったら迎えに来るから」
「あのねぇ...陸が仕事終わってからってその後料理してたら食べるの何時になるのよ?」
「そ..それもそっか...そうだよな..」
見るからに落ち込んでるし...はぁ..
まぁこれ以上は出てこないか流石に
「わかったわよ作ってあげる」
「いや流石に毎日通うのは大変だし」
「その代わり毎日ちゃんと私を送り届けてよね?」
「そんなの当たり前だろ?」
「なら良いわよ♪」
私がそう言うと運転中なのにすごく喜んでた
「そうだ陸の家の近くにスーパーあるの?」
「あったはず」
「いいわ..明日調べるから...」
「なんかごめん...」
「あとは嫌いな物とかあれば言ってね?シイタケ以外は極力外してあげるから」
「シイタケは本当にやめてあの食感とか本当に無理なんだよ...」
「おしおきする時以外は入れないから安心して♪」
「やめてくれー!!」
そんな話をしてたら家に着いた
私は車を降り陸に挨拶して走り去ってく陸を見送り私は家に入った
「ただいま」
「あら?今日帰ってきたの?」
私が実家に帰ってきたらダメなの?
「そりゃ退院初日はちゃんと帰ってくるわよ」
「ご飯の用意してないわよ?」
「陸の家で食べてきたから大丈夫。それよりお父さんは?」
「今お風呂に入ってるからもう少ししたら出てくるわよ」
「ならリビングで待っとくね」
「はいはい」
その後お風呂から出てきたお父さんに無事顔を見せ私は陸との事をお父さんに話した
「結局元に戻ったのかお前たちは...」
「元にって付き合うのは初めてだからね?」
お父さんは話をしながら晩酌を始めた
私も付き合って一緒に飲む事にした
「小さい頃からずっと一緒だったんだそのまま結婚までするのかと思えばいきなり違う男と付き合いだしたりしてただろ?」
「昔は付き合うとかそんなに陸が好きじゃなかったからよ...って何子供の頃の話持ち出すのよ」
「まぁ...なんだ..無事退院出来たし彼氏もできたんだそろそろその辺の事も考えた付き合いしろよ?」
「退院初日に言う話かな?...ったく孫が見たい気持ちは考慮してあげるけど流石にすぐは無理だからね?」
「お前からそんな話をしてくるとは...なんだかんだ言って期待してるってわかっただけ父さんは安心したよ」
「だから...そんなんじゃないって...」
私は話を誤魔化すようにグラスのお酒を飲み干した
流石に退院当日は両親とも過ごしたいしね
「海里おまたせ車取ってきたよ」
「陸ありがとう♪」
私が帰る準備をしてる間に車を取りに行ってくれてた
こうゆうサラッと優しい所が地味に嬉しく思えた
私達は車に乗って走り出した
「そうそう陸、ご飯とかハンバーグとか冷凍してるからちゃんと食べてね♪」
「ありがとうちゃんとレンチンして食べるよ」
「いやいやご飯はそれでいいけど火入れ直前のを冷凍してるんだけど?」
「え?...大丈夫ちゃんと料理するから」
「ねぇ...もしかして...」
「ばっ...バカにするなよ?コレでも最初の頃は料理してたんだからな?」
「ちなみに何作ってたの?」
「えっと..ラーメンとか焼肉とか...そうそう鍋とか作ったんだからな!」
「それさ...ほとんどインスタントとか使ってるでしょ?」
「うっ...そ..それでも料理は料理だろ?」
これじゃ...せっかく冷凍してても調理しないだろうな...
「はぁ...まったくそんなんでよく生活できたね?」
「コンビニとか色々あるからな♪」
「褒めてないからね!?」
「そ..それに帰ってから作るのしんどいんだよな...だからどうしてもそっちに..」
そう言って陸は私の方をチラチラ見てきた
「なに?」
「いや..なんでもない」
「あのね...言っとくけど私も少ししたら仕事始めるからね?」
「え?そうなの?」
「働かなくてどう生活するのよ!」
「そ..そうだよな」
「まったく...まぁ少しは貯金してし今回の保険とかあるから良かっただけでちゃんと働かないと私も困るのよ...」
「なぁ...もし..もし結婚したらその時はどうするんだ?」
「え?なにそれいくらなんでもプロポーズするにしてもムードも何も無い状態で言うかな?」
「そうじゃなくて..やっぱ海里も結婚しても働きたいのかな?とか思ったり?」
「そうねぇ...別に働くのが好きって訳じゃないから専業主婦で生活できるならそれもいいかもねぇ~」
「な...なるほど」
まったく...遠回しで聞いてくるなぁ~
はっきり料理しに来てくれとか言ってくれたらいいのに...
「コレで満足?てかなんで陸が料理できない話からこんな話になってるのよ..」
「えっと..つまり..」
「はっきり言わないと私わかんないんだけど?」
「海里の料理美味しかったから...毎日食べたいなと...」
「ふーん...それで?」
「それで...俺も少し貯蓄はしてるからさ...」
はぁ...なんで陸はわかんないかなぁ...
「なにそれ?私を家政婦として雇いたいの?」
「そんなつもりじゃ!」
「ならなに?はっきり言いなよ?」
「俺の料理毎日作って欲しい..」
「つまり毎日陸の家まで通えと?」
「そんな事したら海里が疲れるだろ?仕事終わったら迎えに来るから」
「あのねぇ...陸が仕事終わってからってその後料理してたら食べるの何時になるのよ?」
「そ..それもそっか...そうだよな..」
見るからに落ち込んでるし...はぁ..
まぁこれ以上は出てこないか流石に
「わかったわよ作ってあげる」
「いや流石に毎日通うのは大変だし」
「その代わり毎日ちゃんと私を送り届けてよね?」
「そんなの当たり前だろ?」
「なら良いわよ♪」
私がそう言うと運転中なのにすごく喜んでた
「そうだ陸の家の近くにスーパーあるの?」
「あったはず」
「いいわ..明日調べるから...」
「なんかごめん...」
「あとは嫌いな物とかあれば言ってね?シイタケ以外は極力外してあげるから」
「シイタケは本当にやめてあの食感とか本当に無理なんだよ...」
「おしおきする時以外は入れないから安心して♪」
「やめてくれー!!」
そんな話をしてたら家に着いた
私は車を降り陸に挨拶して走り去ってく陸を見送り私は家に入った
「ただいま」
「あら?今日帰ってきたの?」
私が実家に帰ってきたらダメなの?
「そりゃ退院初日はちゃんと帰ってくるわよ」
「ご飯の用意してないわよ?」
「陸の家で食べてきたから大丈夫。それよりお父さんは?」
「今お風呂に入ってるからもう少ししたら出てくるわよ」
「ならリビングで待っとくね」
「はいはい」
その後お風呂から出てきたお父さんに無事顔を見せ私は陸との事をお父さんに話した
「結局元に戻ったのかお前たちは...」
「元にって付き合うのは初めてだからね?」
お父さんは話をしながら晩酌を始めた
私も付き合って一緒に飲む事にした
「小さい頃からずっと一緒だったんだそのまま結婚までするのかと思えばいきなり違う男と付き合いだしたりしてただろ?」
「昔は付き合うとかそんなに陸が好きじゃなかったからよ...って何子供の頃の話持ち出すのよ」
「まぁ...なんだ..無事退院出来たし彼氏もできたんだそろそろその辺の事も考えた付き合いしろよ?」
「退院初日に言う話かな?...ったく孫が見たい気持ちは考慮してあげるけど流石にすぐは無理だからね?」
「お前からそんな話をしてくるとは...なんだかんだ言って期待してるってわかっただけ父さんは安心したよ」
「だから...そんなんじゃないって...」
私は話を誤魔化すようにグラスのお酒を飲み干した
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