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1章
始まった新しい日常
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退院してから1ヶ月ほどたった
私は午前中は実家の家事を
午後からは陸の部屋へ簡単に片付けや料理を作りに行ってた
仕事?貯金もあったし陸の家に行ったりするのに時間とかも必要だったから退職してたのだ
その事を親に話したらむしろ早く仕事やめなさいとまで言われた...
そうして私は仕事と言う楔から解き放され自由な生活を手に入れるのだった...
とまぁネット小説とか読む時間も増えた事と...まぁ何はともあれ、それっぽい言い方を言ってみたけど
まぁその分やることも増えたから実際は忙しい日々なのよね...
そんな私は今陸の家で晩御飯を作ってた
まぁ今日は手抜き料理なんだけどね..
アルミホイルにもやしと玉ねぎのスライスを敷きその上に鮭を置きバターを乗せる最後に黒胡椒をしてアルミホイルで包む
そう今日のメインは鮭のホイル焼きだ
それに豆腐の味噌汁とほうれん草の胡麻和えにこの前作り置きしてたきんぴらごぼうだ
だから下準備だけならすぐに終わる
下準備や家事を済ませたら後は陸が帰ってくるまで自由時間
私はその時間を使って最近新しい事を始めた
ネット小説にハマってる私そもそもは友達に教えてもらったのがきっかけで読み始めたんだけど
そんな友達と少し前に話してた時
『私も書いてみようかな?』となんとなく言った事と友達がそれを後押ししてくれたから、書き始めてみた
実際書き始めてみたら、凄く楽しい
どんなジャンルで書くかどんなキャラを書くか、考えると考えるだけどんどん私の頭の中で色々物語が進んでく
ただまだ経験の浅い私はそれを文字として表現するのが苦手で結局時間がかかってしまってた
普段読んでる文字数を書くのにどれだけ大変なのか私は今身をもって体験してる
ジャンルは現実の恋愛物にした
ファンタジー系はどうしても世界観から作らないといけなく私にはハードルが高すぎた
さてと...珈琲も用意できたし今日もやりますか♪
私は陸の家に置かせてもらってるノートPCを起動させ文字を打ち込み始めた
ヘッドホンをつけ音楽を聴きながら打ち込むのが最近のマイブームなのだ
暫く打ち込んでたら急に私の肩に誰かが手を置いた
私はビックリしてバッと後ろを無理向くと陸がニコニコしてた
気がつくと部屋は日が沈み薄暗くなってた
「ただいま♪凄く集中してたね」
「あれ...陸?連絡くれた?」
「もちろんしたよ?返信なかったし集中してて気づいてないんだろうなとは予想してたけどね」
「あっ!..ごめん陸!すぐにご飯の仕上げするから!!」
私は慌てて文章を保存してPCを片付け台所に向かった
「そんなに慌てなくて大丈夫だからね?とりあえずシャワー浴びてくるよ」
「わかった出たらすぐ食べれるようにしとくから」
「ありがとう」
陸は私にお礼を言ってシャワーを浴びに浴室に向かった
私はその間にホイル焼きを完成させるためオーブントースターに先程包んだホイル焼きをオーブントースターに入れて仕上げに入った
あと少しでホイル焼きが完成すると思った頃に陸がシャワーを浴び終え部屋に戻ってきた
「もう少しで完成するから座ってて」
「ご飯は俺が入れるよ」
「ありがとう♪」
そう言って陸はご飯をご飯を準備した
その間に私は味噌汁をいれ、胡麻和えときんぴらごぼうを持って行った
「おまたせ♪ほら、食べよ♪」
「今日もありがとう」
そう言って私達は手を合わせてから食べ始めた
アルミホイルを開くと中からバターの香りが一気に香ってきた
「うわぁ!美味しそう!」
「胡椒とバターしか入ってないから醤油少し垂らしたね♪」
私はそう言いながら陸に醤油を渡した
陸は醤油を受け取り少し垂らしてから鮭をひと口食べた
「すっごく美味い!」
「大袈裟ね♪ただアルミホイルで包んだだけなのに」
「その一手間があるのと無いので変わってくるんだよ!それに...海里の愛情もあるんだし...」
「ぶっ!?りっ...陸!?アンタご飯の時に変なこと言わないでよ!」
「え?愛情無いの?」
陸はそう言ってしゅんとした寂しそうな顔をしていた
「あるわよ!てかそう言うのは別に言葉に出さなくてもいいからね?」
「愛情込めてくれて感謝してるんだからちゃんと言葉にしなきゃダメだろ?」
「言われるコッチが恥ずかしいのよ!」
私は今まで付き合った人にそんなこと言われたことも無かったから、素直に言ってくる陸の言葉にむず痒さがあった
「そう言えば海里週末どうしようか?どこか遠出する?」
「ん~別に遠出しなくても家で映画見たりしながらのんびりでも良いよ?陸だっていつも仕事で疲れてるし遠出は連休の時とかでいいと思う」
「そんなこと気にしなくていいのに...わかった海里が言うように週末は家でのんびりしようか...それでさ..休みの前の日なんだけど...泊まりに来ないか?」
「え?それって....」
「ほ..ほらそしたら前の日からずっと一緒にいれるなぁ~って...だめか?」
泊まるとなったらつまり...アレをするんだよね?
私はスマホでアプリを開き日にちを確認した
「い..いや別に良いわよ?親に話してからになるけど...」
陸の家で泊まりって...まぁ付き合って1ヶ月だし...そうなるよね...それより親に言うのが恥ずかしい...絶対バレるじゃん!
私は午前中は実家の家事を
午後からは陸の部屋へ簡単に片付けや料理を作りに行ってた
仕事?貯金もあったし陸の家に行ったりするのに時間とかも必要だったから退職してたのだ
その事を親に話したらむしろ早く仕事やめなさいとまで言われた...
そうして私は仕事と言う楔から解き放され自由な生活を手に入れるのだった...
とまぁネット小説とか読む時間も増えた事と...まぁ何はともあれ、それっぽい言い方を言ってみたけど
まぁその分やることも増えたから実際は忙しい日々なのよね...
そんな私は今陸の家で晩御飯を作ってた
まぁ今日は手抜き料理なんだけどね..
アルミホイルにもやしと玉ねぎのスライスを敷きその上に鮭を置きバターを乗せる最後に黒胡椒をしてアルミホイルで包む
そう今日のメインは鮭のホイル焼きだ
それに豆腐の味噌汁とほうれん草の胡麻和えにこの前作り置きしてたきんぴらごぼうだ
だから下準備だけならすぐに終わる
下準備や家事を済ませたら後は陸が帰ってくるまで自由時間
私はその時間を使って最近新しい事を始めた
ネット小説にハマってる私そもそもは友達に教えてもらったのがきっかけで読み始めたんだけど
そんな友達と少し前に話してた時
『私も書いてみようかな?』となんとなく言った事と友達がそれを後押ししてくれたから、書き始めてみた
実際書き始めてみたら、凄く楽しい
どんなジャンルで書くかどんなキャラを書くか、考えると考えるだけどんどん私の頭の中で色々物語が進んでく
ただまだ経験の浅い私はそれを文字として表現するのが苦手で結局時間がかかってしまってた
普段読んでる文字数を書くのにどれだけ大変なのか私は今身をもって体験してる
ジャンルは現実の恋愛物にした
ファンタジー系はどうしても世界観から作らないといけなく私にはハードルが高すぎた
さてと...珈琲も用意できたし今日もやりますか♪
私は陸の家に置かせてもらってるノートPCを起動させ文字を打ち込み始めた
ヘッドホンをつけ音楽を聴きながら打ち込むのが最近のマイブームなのだ
暫く打ち込んでたら急に私の肩に誰かが手を置いた
私はビックリしてバッと後ろを無理向くと陸がニコニコしてた
気がつくと部屋は日が沈み薄暗くなってた
「ただいま♪凄く集中してたね」
「あれ...陸?連絡くれた?」
「もちろんしたよ?返信なかったし集中してて気づいてないんだろうなとは予想してたけどね」
「あっ!..ごめん陸!すぐにご飯の仕上げするから!!」
私は慌てて文章を保存してPCを片付け台所に向かった
「そんなに慌てなくて大丈夫だからね?とりあえずシャワー浴びてくるよ」
「わかった出たらすぐ食べれるようにしとくから」
「ありがとう」
陸は私にお礼を言ってシャワーを浴びに浴室に向かった
私はその間にホイル焼きを完成させるためオーブントースターに先程包んだホイル焼きをオーブントースターに入れて仕上げに入った
あと少しでホイル焼きが完成すると思った頃に陸がシャワーを浴び終え部屋に戻ってきた
「もう少しで完成するから座ってて」
「ご飯は俺が入れるよ」
「ありがとう♪」
そう言って陸はご飯をご飯を準備した
その間に私は味噌汁をいれ、胡麻和えときんぴらごぼうを持って行った
「おまたせ♪ほら、食べよ♪」
「今日もありがとう」
そう言って私達は手を合わせてから食べ始めた
アルミホイルを開くと中からバターの香りが一気に香ってきた
「うわぁ!美味しそう!」
「胡椒とバターしか入ってないから醤油少し垂らしたね♪」
私はそう言いながら陸に醤油を渡した
陸は醤油を受け取り少し垂らしてから鮭をひと口食べた
「すっごく美味い!」
「大袈裟ね♪ただアルミホイルで包んだだけなのに」
「その一手間があるのと無いので変わってくるんだよ!それに...海里の愛情もあるんだし...」
「ぶっ!?りっ...陸!?アンタご飯の時に変なこと言わないでよ!」
「え?愛情無いの?」
陸はそう言ってしゅんとした寂しそうな顔をしていた
「あるわよ!てかそう言うのは別に言葉に出さなくてもいいからね?」
「愛情込めてくれて感謝してるんだからちゃんと言葉にしなきゃダメだろ?」
「言われるコッチが恥ずかしいのよ!」
私は今まで付き合った人にそんなこと言われたことも無かったから、素直に言ってくる陸の言葉にむず痒さがあった
「そう言えば海里週末どうしようか?どこか遠出する?」
「ん~別に遠出しなくても家で映画見たりしながらのんびりでも良いよ?陸だっていつも仕事で疲れてるし遠出は連休の時とかでいいと思う」
「そんなこと気にしなくていいのに...わかった海里が言うように週末は家でのんびりしようか...それでさ..休みの前の日なんだけど...泊まりに来ないか?」
「え?それって....」
「ほ..ほらそしたら前の日からずっと一緒にいれるなぁ~って...だめか?」
泊まるとなったらつまり...アレをするんだよね?
私はスマホでアプリを開き日にちを確認した
「い..いや別に良いわよ?親に話してからになるけど...」
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