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2章
もう無理だよ...❸
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私は、陸から貰ったピアスを、早速つけてみた。ピアスはピングゴールドで、ハート型になっており、小さいけどダイヤが付いてた。
「陸どう...かな? 似合う?」
「あぁ、とっても似合ってる...良かったぁ~」
「それと...みんなごめんなさい!! 私が勘違いで勝手に怒って、みんなに迷惑かけちゃって...」
「良いのよ♪ 悪いのは陸君なんだから、ね? 雄也♪」
「そうだな、悪いのは陸だな。 という訳でここの会計は、頼んだ」
「それは任せてくれ、ここの会計は俺がするから」
「陸君、それなら私デザート食べる♪」
「俺も腹減ってるし、なんか食べるかな」
「ええっ!? あーもう!! わかった、満足するまで食べてくれ! 海里も何か食べるか? 俺も安心したらお腹すいてきたよ」
「私は...陸の家に作ってるのあるから、デザート食べようかな」
「なら俺も軽めにしとこっと」
「陸は普通に食べたらいいじゃん?」
「ん~ちなみに、今日のご飯は?」
「...唐揚げ」
「なら食べずに家で食べる!」
「お腹すいてるんだから無理しなくていいわよ? それにもうこんな時間だし、どうせ冷えてるんだから」
「温め直したら良いだけじゃん!」
「そうじゃなくて...愛情そんなに入れてないし..」
私は後半を、小さい声で呟いた。どうやら隣にいた佳奈には、聞こえてたみたいだ。
「海里ったら、可愛いこと言っちゃってぇ~♪」
「んなっ!? そんなんじゃないわよ!」
「ねぇねぇ♪ 海里はね、愛情が料理にちゃんと入ってないから、食べて欲しくないんだって~♪」
「か...佳奈! えぇそうよ! あんな状態だったから、愛情込めてないから、だから食べて欲しくないの! 陸にはちゃんと、私の気持ちを味わって欲しいの!」
「なぁ海里、言ってて恥ずかしくないのか?」
雄也が、どこか引いた目で、私を見て言ってきた。
「恥ずかしいに決まってるじゃん!雄也も佳奈が愛情を込めた料理の方が、嬉しいでしょ?」
「美味しければ良いだろ?」
「ふ~ん、雄也そんなこと言うんだ~」
雄也は、墓穴を掘って佳奈の言った言葉にハッとした。
「佳奈、俺は別に愛情込めなくていいとは、言ってないからな?」
「安心して♪ 雄也には明日から、雄也が大好きなカップ麺用意しとくから♪」
「佳奈の料理の方が俺は好きだからな!? 陸も海里も笑いながら見てないで助けてくれよ!」
そんな二人を見て、私と陸は笑いあってた。その後私達も話に入り、佳奈と雄也も無事治まった。まぁ...1週間カップ麺生活は仕方ないわよな? あんなこと言っちゃったしね。
しばらくファミレスで、話したりした後解散することになった。私は、陸と一緒に帰ると言ったら、2人は安心して帰っていった。私達は二人を見送ったあと、手を繋ぎ、歩いて帰る事にした。
「海里、コレからはちゃんと話すから」
「もう気にしてないから大丈夫だよ?」
「それでももう悲しませたくないから、ちゃんと2人の時に、もう一度言いたかったんだよ」
「そっか...ありがとう陸」
深夜になってもまだ少し蒸し暑いけど、私は陸の腕に抱きついた。
「陸...ありがとう」
「どうしたんだよ?」
「だって...あの時、陸が毎日私に会いに来なかったら、こんな幸せ無かったし...」
「そんなことはないと思うよ?別に入院してなくても俺は、海里が好きなのは、変わらないから」
「陸は、私が断るって思ってないの?」
「ん?断られても海里が、誰かと付き合うまでは何度でも言うつもりだったし」
「何よそれ流石にキモイよ?」
「それだけ好きだって事」
「...バカね」
私は、陸にバカと言いながらも離したくなかったから抱きついてた腕に少し力を込めた。
その後家に帰ってから、ファミレスで晩御飯を食べなかった私達は、冷えた晩御飯を温め直し、2人で食べる事にした。出来たてじゃなかったけど、陸は唐揚げを口に含むと「美味しい」と言ってどんどん食べてくれた。その後は、もう夜も遅いから、シャワーを浴びて寝る事にした。
ベットに行くと陸はそっと私を抱きしめてきた。
「いきなりどうしたの?」
「俺さ、さっきふと今日の事思い出してたら、怖くなっちゃってさ...もし雄也達が居なかったら俺...海里を失ってたのかもって思ったら、何自己満足でやってたんだろって...」
陸はそう言いながら声が震えてた。
「大丈夫だよ、それに...今こうやって私たち一緒にいるじゃん?」
そう言って私も、陸を抱きしめた。抱きしめたら陸は、私の胸に顔を埋めて、次第に体を震えだし時々鼻を啜っるような音が聞こえてた。
「ごめん...本当にごめん...俺、もう二度海里を、傷つけないし悲しませないから...」
「ったく...はいはい、ありがとうね♪ だから...もう二度と、私を離すような事はしないでね?」
「わかった...俺、海里と付き合えて...今日気がついたんだ...俺は、海里が傍にいない昔の生活なんて、もう無理なんだって...」
「何それ? プロポーズのつもり?」
「それは後日、ちゃんとするからもう少し待ってて、今言ってるのは、ただ俺の本音なだけだから」
「何それ...私、楽しみに待ってるからね?」
そう言って私は、顔が見えない陸の頭を撫でながら心の中で、そっと陸に話しかけた。
『私だって、もう昔みたいに陸がいない生活に戻るなんて、それこそもう無理だよ...』
「陸どう...かな? 似合う?」
「あぁ、とっても似合ってる...良かったぁ~」
「それと...みんなごめんなさい!! 私が勘違いで勝手に怒って、みんなに迷惑かけちゃって...」
「良いのよ♪ 悪いのは陸君なんだから、ね? 雄也♪」
「そうだな、悪いのは陸だな。 という訳でここの会計は、頼んだ」
「それは任せてくれ、ここの会計は俺がするから」
「陸君、それなら私デザート食べる♪」
「俺も腹減ってるし、なんか食べるかな」
「ええっ!? あーもう!! わかった、満足するまで食べてくれ! 海里も何か食べるか? 俺も安心したらお腹すいてきたよ」
「私は...陸の家に作ってるのあるから、デザート食べようかな」
「なら俺も軽めにしとこっと」
「陸は普通に食べたらいいじゃん?」
「ん~ちなみに、今日のご飯は?」
「...唐揚げ」
「なら食べずに家で食べる!」
「お腹すいてるんだから無理しなくていいわよ? それにもうこんな時間だし、どうせ冷えてるんだから」
「温め直したら良いだけじゃん!」
「そうじゃなくて...愛情そんなに入れてないし..」
私は後半を、小さい声で呟いた。どうやら隣にいた佳奈には、聞こえてたみたいだ。
「海里ったら、可愛いこと言っちゃってぇ~♪」
「んなっ!? そんなんじゃないわよ!」
「ねぇねぇ♪ 海里はね、愛情が料理にちゃんと入ってないから、食べて欲しくないんだって~♪」
「か...佳奈! えぇそうよ! あんな状態だったから、愛情込めてないから、だから食べて欲しくないの! 陸にはちゃんと、私の気持ちを味わって欲しいの!」
「なぁ海里、言ってて恥ずかしくないのか?」
雄也が、どこか引いた目で、私を見て言ってきた。
「恥ずかしいに決まってるじゃん!雄也も佳奈が愛情を込めた料理の方が、嬉しいでしょ?」
「美味しければ良いだろ?」
「ふ~ん、雄也そんなこと言うんだ~」
雄也は、墓穴を掘って佳奈の言った言葉にハッとした。
「佳奈、俺は別に愛情込めなくていいとは、言ってないからな?」
「安心して♪ 雄也には明日から、雄也が大好きなカップ麺用意しとくから♪」
「佳奈の料理の方が俺は好きだからな!? 陸も海里も笑いながら見てないで助けてくれよ!」
そんな二人を見て、私と陸は笑いあってた。その後私達も話に入り、佳奈と雄也も無事治まった。まぁ...1週間カップ麺生活は仕方ないわよな? あんなこと言っちゃったしね。
しばらくファミレスで、話したりした後解散することになった。私は、陸と一緒に帰ると言ったら、2人は安心して帰っていった。私達は二人を見送ったあと、手を繋ぎ、歩いて帰る事にした。
「海里、コレからはちゃんと話すから」
「もう気にしてないから大丈夫だよ?」
「それでももう悲しませたくないから、ちゃんと2人の時に、もう一度言いたかったんだよ」
「そっか...ありがとう陸」
深夜になってもまだ少し蒸し暑いけど、私は陸の腕に抱きついた。
「陸...ありがとう」
「どうしたんだよ?」
「だって...あの時、陸が毎日私に会いに来なかったら、こんな幸せ無かったし...」
「そんなことはないと思うよ?別に入院してなくても俺は、海里が好きなのは、変わらないから」
「陸は、私が断るって思ってないの?」
「ん?断られても海里が、誰かと付き合うまでは何度でも言うつもりだったし」
「何よそれ流石にキモイよ?」
「それだけ好きだって事」
「...バカね」
私は、陸にバカと言いながらも離したくなかったから抱きついてた腕に少し力を込めた。
その後家に帰ってから、ファミレスで晩御飯を食べなかった私達は、冷えた晩御飯を温め直し、2人で食べる事にした。出来たてじゃなかったけど、陸は唐揚げを口に含むと「美味しい」と言ってどんどん食べてくれた。その後は、もう夜も遅いから、シャワーを浴びて寝る事にした。
ベットに行くと陸はそっと私を抱きしめてきた。
「いきなりどうしたの?」
「俺さ、さっきふと今日の事思い出してたら、怖くなっちゃってさ...もし雄也達が居なかったら俺...海里を失ってたのかもって思ったら、何自己満足でやってたんだろって...」
陸はそう言いながら声が震えてた。
「大丈夫だよ、それに...今こうやって私たち一緒にいるじゃん?」
そう言って私も、陸を抱きしめた。抱きしめたら陸は、私の胸に顔を埋めて、次第に体を震えだし時々鼻を啜っるような音が聞こえてた。
「ごめん...本当にごめん...俺、もう二度海里を、傷つけないし悲しませないから...」
「ったく...はいはい、ありがとうね♪ だから...もう二度と、私を離すような事はしないでね?」
「わかった...俺、海里と付き合えて...今日気がついたんだ...俺は、海里が傍にいない昔の生活なんて、もう無理なんだって...」
「何それ? プロポーズのつもり?」
「それは後日、ちゃんとするからもう少し待ってて、今言ってるのは、ただ俺の本音なだけだから」
「何それ...私、楽しみに待ってるからね?」
そう言って私は、顔が見えない陸の頭を撫でながら心の中で、そっと陸に話しかけた。
『私だって、もう昔みたいに陸がいない生活に戻るなんて、それこそもう無理だよ...』
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