29 / 71
恋の芽生え
九
しおりを挟む
「垂氷、お前一体どう言うつもりだ」
垂氷の行動に不可解とでも言いたげな表情で目を細める皓月。その問いの意味を理解しているのかいないのか、垂氷は笑顔のまま首を傾げた。
「どうもこうも、僕はお使いに来ただけだけど?」
「使いにきただけにしちゃ、なぁんか神子さんへの態度が感じ悪かったんだけど」
先触れもなく急に訪れたと思えば初対面のすばるに対して皓月の婚約者だと揶揄ったり、謙ったかと思えば威圧的とも取れる物言い。幾ら皓月達と知己とはいえ疑問に思うには十分だったようだ。
なにせこの垂氷という男、神々の中でも人間嫌いで有名なのだ。
「そも、人間嫌いのそなたが何故ここへ来ることになったのです」
「それはね、篝ちゃんの顔を見たかったから!」
「冗談もほどほどになさいませ」
「本当なのになぁ」
つん、とそっぽを向いてしまう篝に困ったように笑う垂氷。知らぬ仲ではないからか、どうにも味方は誰一人としていないようだった。
人間嫌いの精霊。そう言われたことに関しては否定しないまま悪気はないのだと首を振る。
「僕の友達みんなとっちゃった噂の神子ちゃんに会ってみたかっただけだよ~。まあ思ったよりは可愛いし、素直そうな子だね」
どうやら垂氷は気の置けない仲だった三人が纏めてすばるの元へ行ってしまったことが大層不服だったようだ。一人置いてけぼりにされたうえ、彼らが蝶よ花よと言わんばかりに育てているのは人間の子供。六花が彼に祝いを贈るための遣い探していると聞いて、一度くらい顔を拝んでやろうと率先して手を挙げてここへ来たのだった。
「何、嫉妬?仲間外れにされて寂しかったってか」
「そうでぇ~す!」
「なんだそれは。子供か」
「少なくとも皓月様よりは子供だね」
大人ない嫉妬に呆れ顔を浮かべる三人。垂氷はその態度を見て何故か得意げな顔をしていた。
「六花様だって目をかけていらっしゃるでしょ?人間なんかのどこにそんな魅力があるのかなって、ほんのちょーっとだけ興味が出たんだよね」
「ほう」
人間に興味を持つつもりはなかったが、周りがそこまで気にかける存在なら気になってくると言うものだ。そんな風に言う垂氷に皓月は納得したようにひとつ頷くと、すばるの姿を思い浮かべながら滔々と語り始めた。
興味があるなら教えてやろうと思ったのだ。己の神子がいかに素晴らしいのかを。
「すばるは神子としての働きは元より、知性に優れ品格のある優秀な子だ。加えて努力家で心優しく笑顔が可愛い。万人を魅了する魅力があると言っても過言ではないだろう」
「は?」
「出た、皓月さんの惚気」
急に口数が増えた皓月に蛍は笑う。そのいつものことと言いたげな口ぶりに垂氷は目を丸め、語りの止まらない皓月を見つめた。
「元より愛らしい子だったが、成長期に入り繊細な美しさが加わったように思う。あと数年もすればよい男ぶりになるだろう。全く人の成長は早いものだ。ひと時とて目を離せない」
息つく暇なくすばるをベタ褒めする皓月の表情は柔らかく笑んでいる。ゆらゆら揺れる尾がその心を示しているようで、垂氷は混乱した。
垂氷の知る皓月はこんな男ではなかった。冷たいわけではないが基本的に表情の変化に乏しく、こんな風に慈愛のこもった微笑みなど見た事がない。
「ねぇ、皓月様どうしちゃったの?いつもこんななの?」
「まあ大凡は」
「マッジで?変わり過ぎじゃん」
すばるの可愛かった話を続ける皓月に若干引きつつ、こそりと篝に問いかけると当然のように肯定される。たかだか十五年でこの変わりよう。神子の影響の強さに垂氷は天を仰いだ。
こうなることがあるから人間は嫌いなのだ。
「皓月様がそこまで言うなんて、余程あの子は特別なんだね」
呆れたように溜息を吐いて嫌味っぽく言えば、皓月は不思議そうに首を傾げた。
「私はあの子が赤子の頃から共に過ごしてきた。特別可愛く思うのも当然だろう」
「そうね、当然ね」
皓月の答えに皮肉に口元が歪む。
心底そう思っているのだろう。その愛おしさのこもった微笑みが垂氷の胸に暗い影を落とそうとしている。氷雪の精の名に相応しく、心が凍っていくようだ。
人間に過分な情をかけるほど、無為なものはないと言うのに。
「ねえ、わかってると思うけどさ」
次に滑り落ちた声は氷のように冷たい。笑みを消した表情は硬く、剣呑な輝きが皓月を見つめた。
「所詮神は神、人は人。踏み込み過ぎるなよ」
先程までの冗談混じりの言葉とは違う声音。冷えた金の目から垂氷が本気で言っているのだと伝わってきて、皓月は目を細めて睨み返した。
「何が言いたい」
「言葉の通りさ」
皓月が睨み返して互いの金の瞳が絡み合い、一触即発の空気が漂う。二人の周囲の温度がぐっと下がったような心地がして蛍と篝は目を見合わせた。
もしここで諍いを起こすようなら例え友人とはいえ垂氷を叩き出さなければならない。そう身構えていると。
「まぁ要するに、お互い無意味なことで傷付かない方がいいよねってハナシ」
垂氷はぱっと両手を上げて再び笑顔を見せた。
冗談めかして先程までの空気を壊そうとする垂氷。浮き沈みの激しいその様子に皓月は彼の言葉の意図を察し、目を細めた。
「垂氷、お前まだあの時のことを」
「お待たせいたしました!」
「っ、すばる……!」
何事かを言いかけて、駆け足で戻ってきたすばるの声に驚いてぴんと耳と尾が立ち上がる。慌てて振り返るとすばると目が合って、きょとりと不思議そうに首を傾げられた。
「ん?どうかしました?」
微妙な空気が漂っていることを感じて、すばるがきょろきょろと視線を彷徨わせる。戻る時を見誤っただろうか。
「なんでもないよ~。お手紙できた?」
そんな微妙な空気を断ち切るようにさっと垂氷が立ち上がり、満面の笑みですばるの側に歩み寄った。
「あい!こちらに」
「じゃあ預かっとくね」
「お願いいたします」
先程の会話などまるでなかったかのように笑っている垂氷。流石にすばるの前で話を蒸し返すわけにもいかず、皓月たちは視線を交わして頷いた。
すばるの成人の祝いというめでたいが迫っているのだ。態々不安になるようなことを聞かせる必要はないだろう。幸い垂氷はこのまま六花の元へ帰る。帰ってしまえば人間を嫌う彼のことだ。この先積極的に関わってくることはないだろう。
「え~っ?!泊まってっていいの?やった!」
「ちょ、神子さんマジで?」
「あい。いいでしょ?皓月」
そう思っていたのだが、親の想い子知らず。そううまくはいかないようだった。
垂氷の行動に不可解とでも言いたげな表情で目を細める皓月。その問いの意味を理解しているのかいないのか、垂氷は笑顔のまま首を傾げた。
「どうもこうも、僕はお使いに来ただけだけど?」
「使いにきただけにしちゃ、なぁんか神子さんへの態度が感じ悪かったんだけど」
先触れもなく急に訪れたと思えば初対面のすばるに対して皓月の婚約者だと揶揄ったり、謙ったかと思えば威圧的とも取れる物言い。幾ら皓月達と知己とはいえ疑問に思うには十分だったようだ。
なにせこの垂氷という男、神々の中でも人間嫌いで有名なのだ。
「そも、人間嫌いのそなたが何故ここへ来ることになったのです」
「それはね、篝ちゃんの顔を見たかったから!」
「冗談もほどほどになさいませ」
「本当なのになぁ」
つん、とそっぽを向いてしまう篝に困ったように笑う垂氷。知らぬ仲ではないからか、どうにも味方は誰一人としていないようだった。
人間嫌いの精霊。そう言われたことに関しては否定しないまま悪気はないのだと首を振る。
「僕の友達みんなとっちゃった噂の神子ちゃんに会ってみたかっただけだよ~。まあ思ったよりは可愛いし、素直そうな子だね」
どうやら垂氷は気の置けない仲だった三人が纏めてすばるの元へ行ってしまったことが大層不服だったようだ。一人置いてけぼりにされたうえ、彼らが蝶よ花よと言わんばかりに育てているのは人間の子供。六花が彼に祝いを贈るための遣い探していると聞いて、一度くらい顔を拝んでやろうと率先して手を挙げてここへ来たのだった。
「何、嫉妬?仲間外れにされて寂しかったってか」
「そうでぇ~す!」
「なんだそれは。子供か」
「少なくとも皓月様よりは子供だね」
大人ない嫉妬に呆れ顔を浮かべる三人。垂氷はその態度を見て何故か得意げな顔をしていた。
「六花様だって目をかけていらっしゃるでしょ?人間なんかのどこにそんな魅力があるのかなって、ほんのちょーっとだけ興味が出たんだよね」
「ほう」
人間に興味を持つつもりはなかったが、周りがそこまで気にかける存在なら気になってくると言うものだ。そんな風に言う垂氷に皓月は納得したようにひとつ頷くと、すばるの姿を思い浮かべながら滔々と語り始めた。
興味があるなら教えてやろうと思ったのだ。己の神子がいかに素晴らしいのかを。
「すばるは神子としての働きは元より、知性に優れ品格のある優秀な子だ。加えて努力家で心優しく笑顔が可愛い。万人を魅了する魅力があると言っても過言ではないだろう」
「は?」
「出た、皓月さんの惚気」
急に口数が増えた皓月に蛍は笑う。そのいつものことと言いたげな口ぶりに垂氷は目を丸め、語りの止まらない皓月を見つめた。
「元より愛らしい子だったが、成長期に入り繊細な美しさが加わったように思う。あと数年もすればよい男ぶりになるだろう。全く人の成長は早いものだ。ひと時とて目を離せない」
息つく暇なくすばるをベタ褒めする皓月の表情は柔らかく笑んでいる。ゆらゆら揺れる尾がその心を示しているようで、垂氷は混乱した。
垂氷の知る皓月はこんな男ではなかった。冷たいわけではないが基本的に表情の変化に乏しく、こんな風に慈愛のこもった微笑みなど見た事がない。
「ねぇ、皓月様どうしちゃったの?いつもこんななの?」
「まあ大凡は」
「マッジで?変わり過ぎじゃん」
すばるの可愛かった話を続ける皓月に若干引きつつ、こそりと篝に問いかけると当然のように肯定される。たかだか十五年でこの変わりよう。神子の影響の強さに垂氷は天を仰いだ。
こうなることがあるから人間は嫌いなのだ。
「皓月様がそこまで言うなんて、余程あの子は特別なんだね」
呆れたように溜息を吐いて嫌味っぽく言えば、皓月は不思議そうに首を傾げた。
「私はあの子が赤子の頃から共に過ごしてきた。特別可愛く思うのも当然だろう」
「そうね、当然ね」
皓月の答えに皮肉に口元が歪む。
心底そう思っているのだろう。その愛おしさのこもった微笑みが垂氷の胸に暗い影を落とそうとしている。氷雪の精の名に相応しく、心が凍っていくようだ。
人間に過分な情をかけるほど、無為なものはないと言うのに。
「ねえ、わかってると思うけどさ」
次に滑り落ちた声は氷のように冷たい。笑みを消した表情は硬く、剣呑な輝きが皓月を見つめた。
「所詮神は神、人は人。踏み込み過ぎるなよ」
先程までの冗談混じりの言葉とは違う声音。冷えた金の目から垂氷が本気で言っているのだと伝わってきて、皓月は目を細めて睨み返した。
「何が言いたい」
「言葉の通りさ」
皓月が睨み返して互いの金の瞳が絡み合い、一触即発の空気が漂う。二人の周囲の温度がぐっと下がったような心地がして蛍と篝は目を見合わせた。
もしここで諍いを起こすようなら例え友人とはいえ垂氷を叩き出さなければならない。そう身構えていると。
「まぁ要するに、お互い無意味なことで傷付かない方がいいよねってハナシ」
垂氷はぱっと両手を上げて再び笑顔を見せた。
冗談めかして先程までの空気を壊そうとする垂氷。浮き沈みの激しいその様子に皓月は彼の言葉の意図を察し、目を細めた。
「垂氷、お前まだあの時のことを」
「お待たせいたしました!」
「っ、すばる……!」
何事かを言いかけて、駆け足で戻ってきたすばるの声に驚いてぴんと耳と尾が立ち上がる。慌てて振り返るとすばると目が合って、きょとりと不思議そうに首を傾げられた。
「ん?どうかしました?」
微妙な空気が漂っていることを感じて、すばるがきょろきょろと視線を彷徨わせる。戻る時を見誤っただろうか。
「なんでもないよ~。お手紙できた?」
そんな微妙な空気を断ち切るようにさっと垂氷が立ち上がり、満面の笑みですばるの側に歩み寄った。
「あい!こちらに」
「じゃあ預かっとくね」
「お願いいたします」
先程の会話などまるでなかったかのように笑っている垂氷。流石にすばるの前で話を蒸し返すわけにもいかず、皓月たちは視線を交わして頷いた。
すばるの成人の祝いというめでたいが迫っているのだ。態々不安になるようなことを聞かせる必要はないだろう。幸い垂氷はこのまま六花の元へ帰る。帰ってしまえば人間を嫌う彼のことだ。この先積極的に関わってくることはないだろう。
「え~っ?!泊まってっていいの?やった!」
「ちょ、神子さんマジで?」
「あい。いいでしょ?皓月」
そう思っていたのだが、親の想い子知らず。そううまくはいかないようだった。
10
あなたにおすすめの小説
【8話完結】いじめられっ子だった俺が、覚醒したら騎士団長に求愛されました
キノア9g
BL
いじめられ続けた僕は、ある日突然、異世界に転移した。
けれど、勇者として歓迎されたのは、僕を苦しめてきた“あいつ”の方。僕は無能と決めつけられ、誰からも相手にされなかった。
そんな僕に手を差し伸べてくれたのは、冷酷と恐れられる騎士団長・ジグルドだった。
なのに、あいつの命令で、僕は彼に嘘の告白をしてしまう――「ジグルドさんのことが、好きなんです」
それが、すべての始まりだった。
あの日から彼は、僕だけをまっすぐ見つめてくる。
僕を守る手は、やさしく、強くて、どこまでも真剣だった。
だけど僕には、まだ知られていない“力”がある。
過去の傷も、偽りの言葉も超えて、彼の隣にいてもいいのだろうか。
これは、いじめられっ子の僕が“愛されること”を知っていく、嘘と覚醒の物語。
全8話。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
うちの前に落ちてたかわいい男の子を拾ってみました。 【完結】
まつも☆きらら
BL
ある日、弟の海斗とマンションの前にダンボールに入れられ放置されていた傷だらけの美少年『瑞希』を拾った優斗。『1ヵ月だけ置いて』と言われ一緒に暮らし始めるが、どこか危うい雰囲気を漂わせた瑞希に翻弄される海斗と優斗。自分のことは何も聞かないでと言われるが、瑞希のことが気になって仕方ない2人は休みの日に瑞希の後を尾けることに。そこで見たのは、中年の男から金を受け取る瑞希の姿だった・・・・。
竜人息子の溺愛!
神谷レイン
BL
コールソン書店の店主レイ(三十七歳)は、十八歳になったばかりの育て子である超美形の竜人騎士であるルークに結婚を迫られていた。
勿論レイは必死に断るがルークは全然諦めてくれず……。
だが、そんな中で竜国から使者がやってくる。
そしてルークはある事実を知らされ、レイはそれに巻き込まれてしまうのだが……。
超美形竜人息子×自称おじさん
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
名もなき花は愛されて
朝顔
BL
シリルは伯爵家の次男。
太陽みたいに眩しくて美しい姉を持ち、その影に隠れるようにひっそりと生きてきた。
姉は結婚相手として自分と同じく完璧な男、公爵のアイロスを選んだがあっさりとフラれてしまう。
火がついた姉はアイロスに近づいて女の好みや弱味を探るようにシリルに命令してきた。
断りきれずに引き受けることになり、シリルは公爵のお友達になるべく近づくのだが、バラのような美貌と棘を持つアイロスの魅力にいつしか捕らわれてしまう。
そして、アイロスにはどうやら想う人がいるらしく……
全三話完結済+番外編
18禁シーンは予告なしで入ります。
ムーンライトノベルズでも同時投稿
1/30 番外編追加
腐男子ってこと旦那にバレないために頑張ります
ゆげゆげ
BL
おっす、俺は一条優希。
苗字かっこいいだって?これは旦那の苗字だ。
両親からの強制お見合いで結婚することとなった優希。
優希には旦那に隠していることがあって…?
美形×平凡です。
りんご成金のご令息
けい
BL
ノアには前世の記憶はあったがあまり役には立っていなかった。そもそもあまりにもあいまい過ぎた。魔力も身体能力も平凡で何か才能があるわけでもない。幸いにも裕福な商家の末っ子に生まれた彼は、真面目に学んで身を立てようとコツコツと勉強する。おかげで王都の学園で教育を受けられるようになったが、在学中に両親と兄が死に、店も乗っ取られ、残された姉と彼女の息子を育てるために学園を出て冒険者として生きていくことになる。
それから二年がたち、冒険者としていろいろあった後、ノアは学園の寮で同室だった同級生、ロイと再会する。彼が手を貸してくれたおかげで、生活に余裕が出て、目標に向けて頑張る時間もとれて、このまま姉と甥っ子と静かに暮らしていければいいと思っていたところ、姉が再婚して家を出て、ノアは一人になってしまう。新しい住処を探そうとするノアに、ロイは同居を持ち掛ける。ロイ×ノア。ふんわりした異世界転生もの。
他サイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる