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苛むもの
四
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「こんにちは、蛍さん」
最初見つけたのは商人から買った物を厨に運び入れている蛍。前回の自身の振る舞いを思えば少々気恥ずかしかったが、だからこそ話しかけやすい。無難な挨拶を投げかけるといつもの明るい笑顔で九朗を迎え入れてくれた。
「お、いらっしゃい!何、きっちり半月後に来たっすねぇ」
「ええ、まあ……気になって」
「そりゃそうか。神子さんなら部屋にいるっすよ。後で茶でも持って行くから、上がって上がって」
普段と変わりない様子の蛍に背を押されて屋敷の中に入る九朗は早速すばるの元へ向かうが、部屋が近づくと徐々に鼓動が速まってきた。体中が緊張に強張ってきて、握りしめた拳にじっとりと汗が滲む。
脳裏にあの日のすばるの姿が蘇る。
この先に待っているのは本当に回復したすばるだろうか。蛍はいつもの笑顔だったが復調したとは言わなかった。そのことに気付いて思わず足が止まる。
勝手に悪い方向に想像して、押し寄せる不安に胸が潰されそうになっていたその時。
「何をしている。入らないのか?」
「っ?!皓月様……」
九朗がいることに気付いていたのだろう。部屋から出てきた皓月が廊下で立ち尽くす九朗に不思議そうに声をかけてきた。
「皓月、九朗来ましたか?」
そしてその後ろからひょっこりと顔を出すすばる。すばるは緊張した面持ちで立っている九朗を見つけるとぱっと表情を明るくして駆け寄ってきた。
「九朗、お久しぶりです!いらっしゃい!」
半月ぶりに見たすばるは少し痩せたようだった。元々ほっそりしていた頬から肉が落ち、少し草臥れて見える。けれど表情は明るく元気そうだ。
九朗が願ったように、朗らかな笑みを浮かべたすばるが目の前に立っている。
「すばる」
「あい」
「すばる、よかった……!」
「わっ」
すばるがいる。いつものように自分の足で立って九朗に笑いかけている。涙が出るほど嬉しくて、九朗は思わずすばるの体を抱きしめた。
「本当に、俺、お前が……」
「九朗……」
痛いほど強く抱きしめられて驚いていたすばるだが、九朗の体が震えていることに気付いて自らも背中にそっと腕を回す。そうしてあやすように背中を優しく撫でた。
肩に額をぐりぐりと押し付けている様はまるで子供のようですばるの口元に自然と笑みがこぼれる。
「心配をかけてしまってすみませんでした。もう大丈夫です。この通り元気になりましたから」
「うん」
「お見舞いの羊羹もありがとうございました。あんまり美味しかったから一人で全部食べちゃいましたよ」
「うん」
「九朗が来るの待ってたんです。沢山、お話したいことがあるんですよ」
「うん」
穏やかな調子で話すすばるに頷きを返すことしかできない。腕の中にすばるがいることに心の底から安堵して、半月の間あちこち彷徨い続けていた感情が漸く己の元へ戻ってきたような気がした。
腹の底から吐き出すような大きな溜息を吐いて、腕の中のぬくもりを離すまいと強く抱きしめる。
「おい、長すぎだ。そろそろ離せ」
「うおっ」
すると痺れを切らした皓月に首根っこを掴まれて引き剥がされてしまった。
「すんません、嬉しくてつい」
「ふん、まあいい。今回だけは大目に見てやる」
素直に謝るとすぐに手を離してくれる。前回酷い顔をして帰っていったことを蛍から聞いていたせいか、皓月にも思うところがあったのだろう。その様子を面白そうに眺めていたすばるに促されて部屋に入ると否応でも寝台が目に入る。九朗はあの時の光景を呼び覚ますそれから目を逸らし、背を向けて床に座った。
「体はもういいのか?随分、大変な務めだったって」
「あい、しっかり休んだのでもう平気です。もう二、三日もすればいつものお勤めも再開する予定なんですよ」
「そう、なのか」
九朗の問いに当たり前のように笑って言うすばる。今までならそれで九朗は納得していた。良かったな、無理するなよと言って終わっていた話題だ。けれどあの姿を見てしまった後ではそんな風に返すことはできなかった。
すばるがまたあんな苦しみを味わうのかと思うと、恐ろしくて震えそうだ。
「お前はそれを……嫌だと思ったりしないのか?辞めたいとか、思わないのか?」
躊躇いがちに問いかけた言葉にすばるはきょとりと目を丸める。九朗がすばるの務めについて疑問を呈してきたのは初めてだった。
すばるは九朗が寝込んでいる時の姿を見てしまったことを知らない。ここ最近で一番長く患ったから心配しているのだろう、そう単純に思っただけだった。だからこそこれ以上余計な心配をかけさせまいと穏やかに微笑んで頷きを返した。
「まあ、嫌とか辛いとかは当然ありますよ。もうやりたくない!って思ったことだって沢山あります」
「じゃあなんで」
「例えばこの傷」
ひらりと九朗の眼前に手を翳す。
掌にあるのは親指から小指の付け根まで広がる古い傷跡。九朗はいきなり見せられたそれにぎょっとして、説明を求めてすばるを見た。すばるもまた頷いて手を膝の上に戻しながら傷の由来を話し始める。
「七つの時に長雨の災害を贖った時についたものです。その町の人口は千人ほど。川は氾濫しましたが死者も怪我人も出ませんでした。家も多分、多少の浸水被害で済んだはず。それがこの傷の由来です」
「千人……?」
「あい。この手の傷は千人分の不幸の代償です」
そう言うとすばるは慈しむ様にその傷を撫でる。当時を思い出しているのだろうその仕草に皓月は眉を顰めるが、あえて口を挟もうとはしなかった。
「こんな風に傷は暫くすれば治るし、熱も寝てれば治まります。この程度のことで沢山の命が助かるなら、ちょっと痛い思いをしても助けたいと思うでしょ?」
「そんな、そんな簡単に言える話じゃねえだろ。自分の体だぞ?もっと、大事にしろよ」
当然のようにそう言うすばるに九朗は悲しげな表情で首を横に振る。程度の差はあれすばるは『この程度』という苦痛をほぼ毎日繰り返し受けているのだ。どうしてそんな風に言えるのか、九朗にはわからなかった。
そしてすばるも、自分の何がおかしいのかわかっていない様子で首を傾げる。
「大事にしてますよ。お務め以外のことで怪我や病気をしないようにすっごく気をつけてます。大事な時に使い物にならないと困りますから」
「っ、そう言うことじゃねえよ!」
「九朗」
噛み合わない想いに声を荒げそうになる九朗を皓月の声が止める。
ただ名を呼ばれただけだ。それなのに九朗の体は突然冷水を浴びせられたかのように熱が引き、体が硬直していく。
「口を慎め。救いを求める立場の人間が身を粉にして働く神子の行いを否定する気か」
「あ……」
人には在り得ない金の眼が九朗を睥睨する。返答如何によっては神罰をも下されそうな鋭い視線を浴びせかけられ、九朗は己の失言を悟った。
すばるは贄の神子として、九朗のように何の力も持たない人々を守り助けるためにその力を発揮している。守られていることを知りながら踏み込むことをせず、今まで真摯に向き合って来なかった己が軽率に言っていい言葉ではなかった。
九朗は肩を落としてすばるに向かって頭を下げる。
「悪い……ヤなこと言った」
「えっ、別に気にしてないですよ!謝らないでください!」
深々と頭を下げられて慌てたすばるが顔を上げさせようと肩に触れる。
「気遣ってくれてありがとうございます。でも、本当に気にしないでください。九朗には今まで通りにしてほしいんです……駄目、ですか?」
今まで九朗はすばるを神子として見てはいなかった。九朗は知らずにいたことを恥じていたが、すばるにとってはただのすばると友人になってくれたことが何よりも嬉しいことで、その形を変えたくなかったのだ。
真剣な目で見つめられ、九朗は強張った体の力を抜くように大きく溜息を吐いた。
最初見つけたのは商人から買った物を厨に運び入れている蛍。前回の自身の振る舞いを思えば少々気恥ずかしかったが、だからこそ話しかけやすい。無難な挨拶を投げかけるといつもの明るい笑顔で九朗を迎え入れてくれた。
「お、いらっしゃい!何、きっちり半月後に来たっすねぇ」
「ええ、まあ……気になって」
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普段と変わりない様子の蛍に背を押されて屋敷の中に入る九朗は早速すばるの元へ向かうが、部屋が近づくと徐々に鼓動が速まってきた。体中が緊張に強張ってきて、握りしめた拳にじっとりと汗が滲む。
脳裏にあの日のすばるの姿が蘇る。
この先に待っているのは本当に回復したすばるだろうか。蛍はいつもの笑顔だったが復調したとは言わなかった。そのことに気付いて思わず足が止まる。
勝手に悪い方向に想像して、押し寄せる不安に胸が潰されそうになっていたその時。
「何をしている。入らないのか?」
「っ?!皓月様……」
九朗がいることに気付いていたのだろう。部屋から出てきた皓月が廊下で立ち尽くす九朗に不思議そうに声をかけてきた。
「皓月、九朗来ましたか?」
そしてその後ろからひょっこりと顔を出すすばる。すばるは緊張した面持ちで立っている九朗を見つけるとぱっと表情を明るくして駆け寄ってきた。
「九朗、お久しぶりです!いらっしゃい!」
半月ぶりに見たすばるは少し痩せたようだった。元々ほっそりしていた頬から肉が落ち、少し草臥れて見える。けれど表情は明るく元気そうだ。
九朗が願ったように、朗らかな笑みを浮かべたすばるが目の前に立っている。
「すばる」
「あい」
「すばる、よかった……!」
「わっ」
すばるがいる。いつものように自分の足で立って九朗に笑いかけている。涙が出るほど嬉しくて、九朗は思わずすばるの体を抱きしめた。
「本当に、俺、お前が……」
「九朗……」
痛いほど強く抱きしめられて驚いていたすばるだが、九朗の体が震えていることに気付いて自らも背中にそっと腕を回す。そうしてあやすように背中を優しく撫でた。
肩に額をぐりぐりと押し付けている様はまるで子供のようですばるの口元に自然と笑みがこぼれる。
「心配をかけてしまってすみませんでした。もう大丈夫です。この通り元気になりましたから」
「うん」
「お見舞いの羊羹もありがとうございました。あんまり美味しかったから一人で全部食べちゃいましたよ」
「うん」
「九朗が来るの待ってたんです。沢山、お話したいことがあるんですよ」
「うん」
穏やかな調子で話すすばるに頷きを返すことしかできない。腕の中にすばるがいることに心の底から安堵して、半月の間あちこち彷徨い続けていた感情が漸く己の元へ戻ってきたような気がした。
腹の底から吐き出すような大きな溜息を吐いて、腕の中のぬくもりを離すまいと強く抱きしめる。
「おい、長すぎだ。そろそろ離せ」
「うおっ」
すると痺れを切らした皓月に首根っこを掴まれて引き剥がされてしまった。
「すんません、嬉しくてつい」
「ふん、まあいい。今回だけは大目に見てやる」
素直に謝るとすぐに手を離してくれる。前回酷い顔をして帰っていったことを蛍から聞いていたせいか、皓月にも思うところがあったのだろう。その様子を面白そうに眺めていたすばるに促されて部屋に入ると否応でも寝台が目に入る。九朗はあの時の光景を呼び覚ますそれから目を逸らし、背を向けて床に座った。
「体はもういいのか?随分、大変な務めだったって」
「あい、しっかり休んだのでもう平気です。もう二、三日もすればいつものお勤めも再開する予定なんですよ」
「そう、なのか」
九朗の問いに当たり前のように笑って言うすばる。今までならそれで九朗は納得していた。良かったな、無理するなよと言って終わっていた話題だ。けれどあの姿を見てしまった後ではそんな風に返すことはできなかった。
すばるがまたあんな苦しみを味わうのかと思うと、恐ろしくて震えそうだ。
「お前はそれを……嫌だと思ったりしないのか?辞めたいとか、思わないのか?」
躊躇いがちに問いかけた言葉にすばるはきょとりと目を丸める。九朗がすばるの務めについて疑問を呈してきたのは初めてだった。
すばるは九朗が寝込んでいる時の姿を見てしまったことを知らない。ここ最近で一番長く患ったから心配しているのだろう、そう単純に思っただけだった。だからこそこれ以上余計な心配をかけさせまいと穏やかに微笑んで頷きを返した。
「まあ、嫌とか辛いとかは当然ありますよ。もうやりたくない!って思ったことだって沢山あります」
「じゃあなんで」
「例えばこの傷」
ひらりと九朗の眼前に手を翳す。
掌にあるのは親指から小指の付け根まで広がる古い傷跡。九朗はいきなり見せられたそれにぎょっとして、説明を求めてすばるを見た。すばるもまた頷いて手を膝の上に戻しながら傷の由来を話し始める。
「七つの時に長雨の災害を贖った時についたものです。その町の人口は千人ほど。川は氾濫しましたが死者も怪我人も出ませんでした。家も多分、多少の浸水被害で済んだはず。それがこの傷の由来です」
「千人……?」
「あい。この手の傷は千人分の不幸の代償です」
そう言うとすばるは慈しむ様にその傷を撫でる。当時を思い出しているのだろうその仕草に皓月は眉を顰めるが、あえて口を挟もうとはしなかった。
「こんな風に傷は暫くすれば治るし、熱も寝てれば治まります。この程度のことで沢山の命が助かるなら、ちょっと痛い思いをしても助けたいと思うでしょ?」
「そんな、そんな簡単に言える話じゃねえだろ。自分の体だぞ?もっと、大事にしろよ」
当然のようにそう言うすばるに九朗は悲しげな表情で首を横に振る。程度の差はあれすばるは『この程度』という苦痛をほぼ毎日繰り返し受けているのだ。どうしてそんな風に言えるのか、九朗にはわからなかった。
そしてすばるも、自分の何がおかしいのかわかっていない様子で首を傾げる。
「大事にしてますよ。お務め以外のことで怪我や病気をしないようにすっごく気をつけてます。大事な時に使い物にならないと困りますから」
「っ、そう言うことじゃねえよ!」
「九朗」
噛み合わない想いに声を荒げそうになる九朗を皓月の声が止める。
ただ名を呼ばれただけだ。それなのに九朗の体は突然冷水を浴びせられたかのように熱が引き、体が硬直していく。
「口を慎め。救いを求める立場の人間が身を粉にして働く神子の行いを否定する気か」
「あ……」
人には在り得ない金の眼が九朗を睥睨する。返答如何によっては神罰をも下されそうな鋭い視線を浴びせかけられ、九朗は己の失言を悟った。
すばるは贄の神子として、九朗のように何の力も持たない人々を守り助けるためにその力を発揮している。守られていることを知りながら踏み込むことをせず、今まで真摯に向き合って来なかった己が軽率に言っていい言葉ではなかった。
九朗は肩を落としてすばるに向かって頭を下げる。
「悪い……ヤなこと言った」
「えっ、別に気にしてないですよ!謝らないでください!」
深々と頭を下げられて慌てたすばるが顔を上げさせようと肩に触れる。
「気遣ってくれてありがとうございます。でも、本当に気にしないでください。九朗には今まで通りにしてほしいんです……駄目、ですか?」
今まで九朗はすばるを神子として見てはいなかった。九朗は知らずにいたことを恥じていたが、すばるにとってはただのすばると友人になってくれたことが何よりも嬉しいことで、その形を変えたくなかったのだ。
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