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そうして、ズィーロと付き合って半年になる頃には、マゼンダの家にズィーロがいることは当たり前の光景になった。
さすがに泊まることは拒まなくてはと思っていたマゼンダだったが、夜遅くまで話が盛り上がってしまうと帰れとは強く言えなくなる。
町まで徒歩で15分ほどとはいえ、森の奥深くは暗いうえに獣だって出ることもある。
危ないから仕方がない、と一晩だけ許すと、そのままズルズルと居着かれてしまった。今では週に3回は泊まっている。
最初はソファで寝ていたはず、なのに。
初めて泊まっていった日は、ズィーロ本人から「ここで寝る」とソファを希望されてそこで寝てもらった。
なのに今ではマゼンダを抱き締めながら、しっかりベッドに寝ている。
背も高く、スラリとはしているがしなやかに筋肉のついた身体を二人掛けのソファに無理矢理押し込めて寝ている姿を見て、何だか申し訳なくなってしまった自分が悪い。
夏を越えて肌寒い日も増えてきたなかで、家には余分なブランケットもない。
寒いだろうからと仏心を出してしまったマゼンダに、待ってましたと言わんばかりに嬉しげに彼女を腕のなかにおさめて眠るズィーロ。
おかしい。何かが、おかしい。
目の前で見る寝顔が素敵過ぎるのも悪い。
目を覚ますとすぐそばに大好きな人が無防備な姿を晒して寝ている。
幸せすぎる。
マゼンダはいつの間にか、ズィーロの高めの体温に慣れてしまってきている。
最近、ひとり寝が寂しくなってきているのだ。
おやすみのキスも、寝覚めてすぐの掠れたおはようと言う声も、自分より高めの体温に抱き締められて眠りにつくのも。
誰かと一緒に寝ることがこんなにも安心するものだなんて。
いけない、と頭のどこかで警鐘が響いている。
ハロウィンを超えたら、ここを出て行くつもりなのに。
痛む胸をおさえて、マゼンダは隣で静かに眠るズィーロを抱き締めた。
本気になってはいけないんだから、とマゼンダは自分に言い聞かせる。
これは終わる恋だ。
彼のとある一部も、そう告げている。
マゼンダは最近気がついたことがある。
ズィーロの下半身についてだ。
「舐めたい」と言われて許してしまったあの日から、家で会えば必ずそういうことをするし、意識が飛ぶほどにされることだって何度もあった。
あまりにも毎回されるので、ちょっとお話しするだけの日が欲しいとマゼンダはズィーロにお願いした。
泊まるたびに毎回毎回全裸に剥かれて舐め回され、最近は舌だけでなく指を使ってナカを愛すようになってきたズィーロは止まることがないように見えて少し怖かったこともある。
昨日だって、夕方にはもう脱がされていた。
ズィーロの膝の上に対面して座り、開いた足の付け根を彼の無骨な指が這い回り、秘所を探っていく。
服が汚れちゃう、とマゼンダが伝えてもズィーロは全く気にしない。
ひとつひとつの表情を確かめるように、至近距離で見つめられながらナカを擦り押し上げてくる指に、マゼンダは喘ぐしかなかった。
そのまま何度もキスをして、最終的には舌を口の中に差し入れられ弄られながら指でナカの気持ちの良いポイントをグリグリと刺激されて達してしまい、彼のズボンを汚してしまった。
もう嫌だ、と泣いても可愛いと言われてキスをされるだけ。
苦しいと思うほどの快楽は、初恋中で何もかも初めてなマゼンダには刺激的すぎた。
彼の指も舌も、気持ちが良い。
彼がナカを擦り上げると、たまらなくなる。
ズィーロがやることはすべて受け入れてしまっていたマゼンダの身体は、本人が気付かないまま、ジワジワと、だが着実にそう覚えさせられていった。
だが、マゼンダは気が付いた。
ズィーロの下半身、というか、ズィーロのモノは、彼女をいくら愛しても固くならない。
マゼンダにだって知識はある。
女性は感じると秘所が濡れる。
気持ちが良過ぎて頭が真っ白になったり身体がキュウっと締まるのは『イく』というやつだ。男性でいう、射精みたいなもの、らしい。
男性は興奮すると、男性器が固く勃ち上がり、女性のなかに挿れるという。達すると射精する。精をなかで出すと、女性が妊娠する可能性が高くなる。
男性はそういう気分になると、服を着ていても分かるほどに下半身が盛り上がって主張する、らしい。見たことないけど。
そう、見たことが、ない。
マゼンダはため息をついた。
ある日、自分ばかりがそうなっていると気付いてしまった。
そうなると、どんなに愛されて喘がされている最中でも、どうしてもそちらが気になってしまう。
ズィーロの下半身は、反応しているのか。
意識して、さりげなく見たり触れたりしてみるものの、彼のそこはいつだってフラットに平常心を保っている。
何度か、直接刺激すれば彼も気持ちが良くなってくれるのかと思い詰めて手や口でしてみたいと伝えたが、やんわりと、だがハッキリと断られてしまった。
今日のように、ひとりで過ごしているとどうしても思考がそこにいってしまって気が沈む。
ズィーロは昨日からグレイソンの本店に戻っている。
5日間ほどで戻ってくるとマゼンダにキスをして、寂しくないようにと泣くほど何度も身体を舐め回され、指でイかされた。
思い出して身体がキュウっとする。
だが同時に、彼の下半身問題にまた戻ってきてしまい涙が出そうになる。
わたしとは、別れるつもりだから、ダメなのかな。
男性のアレは繊細だと兄が言っていたことがある。
別れる予定の女には勃たないんだろうか。
最初から実はあんまり好みではなくて、シドの紹介だから仕方なく付き合ってくれているんだろうか。勃たないけど、腕の良い薬師として手放す訳にはいかないとか。
だとすると嫌々マゼンダに触れているのだろうか。
彼は気持ち良くなっていないのだろうか。
ならばマゼンダに魅力を感じていないのに、愛してもらっていると錯覚するほどに甘やかしてくれるズィーロは、一体何がしたいのだろう。
わたしは、そんなに愛に飢えて、物欲しそうに見えているんだろうか。
泣き出しそうなのを堪える。
ダメだ、ループしてしまう。一回頭を冷やそう、とマゼンダは森へ薬草採りに出かけたのだった。
一番可能性が高いのは、薬のレシピだわ。
森を歩きながら、その澄んだ空気を肺いっぱいに吸い込んで、マゼンダは考えた。
森はいつも通り、静かに彼女を迎え入れてくれる。
鬱蒼としているので光の届かないところも多く、じっとりとはしているが、そのおかげでたくさんの薬草が自生していた。
そのいくつかを摘み取りながら、マゼンダは推理をすすめる。
魔女は薬のレシピを売らないし、他のものにも見せない。魔女回覧などで共有しているレシピももちろんあるが、初歩の初歩だ。
そこから魔女たちは自分の好みやこだわりを加えて、より良い薬に調合していく。そのセンスは本当に個人差があり、マゼンダの母も伯父も、調合に関して超一流の魔女だった。
薬のレシピは、厳重に隠して保管してある。
別に流出しても良いよ、とレシピをくれた伯父はあっけらかんと言っていたが、そんなことになればマゼンダのプライドに関わる。
騙されてレシピを明け渡すなんて。
しかも、性的にメロメロにされたうえで。
どこの悪徳商法かと思うような手法だが、マゼンダは今まさにがっつりハマっている。
迂闊だったわ。
マゼンダは森のなかを歩きつつ、自分のわきの甘さに歯噛みする。
2年間ひとりぼっちで、寂しいところに好みの男に骨抜きにされるなんて、魔女として最低だ。
悔しい。
初恋だったのに。
思わず罪のない薬草をブチブチッと強めに引き抜いてしまい、ハ、と我に帰る。
ごめんね。
薬草の根っこは残っていることを確認して、安心する。
魔女は乱獲しない。自然から、少しだけお裾分けしてもらうものを活用するのが魔女としての心構えだ。薬草を採り尽くして森を枯らすなんてもってのほか。
そんなことをする魔女は、爪弾きにされる。
ふう、と息を吐いて、行き着いた結論に鼻を啜る。
ぼんやりと根っこを見つめていると、何となく心が落ち着いてくる。
初恋を楽しむために、自分からワザと飛び込んでいったことは自覚している。だって、恋というものは、そういうものだと思ったから。そして、彼も自分を好いてくれていると思っていた。
次のハロウィンがきたら、終わらせるはずの恋心が、自分でも驚くほどに大きくなっていた。
本気で、彼に、恋をしてしまったんだ。
彼の下半身が自分に反応しないことに、こんなにショックを受けるほどに。
騙されてるんだと分かった今だって、ここまで大きく育った感情を捨て去るなんて無理だ。
バカだな、わたし。
マゼンダは静かに泣き始めた。
森に風が吹き込んでくる。
ああ、わたしは、彼のことが大好き。
だから今は泣かせてもらう。
騙す方が悪いのはもちろんのこと。
でもきっと、騙された方も悪いんだ。
マゼンダは込み上げてくる嗚咽を噛み殺すこともせず、溢れてくる涙もそのままに、ひたすらに薬草を探しては摘んでいく。
乾燥させて使うものばかりを選んだ。
陽が傾く頃、心を落ち着けた彼女はスッキリとした顔で森にお礼を言い、少しだけ植物の成長促進の薬水を撒く。
ありがとうね。
ここでの生活も、もう終わりにしよう。
気が付けば、次のハロウィンはもうあと1ヶ月もしないうちに来る。
ありがとう。とても、楽しかった。
マゼンダはもう一度お礼を言い、暗くなる前に森を出た。
さすがに泊まることは拒まなくてはと思っていたマゼンダだったが、夜遅くまで話が盛り上がってしまうと帰れとは強く言えなくなる。
町まで徒歩で15分ほどとはいえ、森の奥深くは暗いうえに獣だって出ることもある。
危ないから仕方がない、と一晩だけ許すと、そのままズルズルと居着かれてしまった。今では週に3回は泊まっている。
最初はソファで寝ていたはず、なのに。
初めて泊まっていった日は、ズィーロ本人から「ここで寝る」とソファを希望されてそこで寝てもらった。
なのに今ではマゼンダを抱き締めながら、しっかりベッドに寝ている。
背も高く、スラリとはしているがしなやかに筋肉のついた身体を二人掛けのソファに無理矢理押し込めて寝ている姿を見て、何だか申し訳なくなってしまった自分が悪い。
夏を越えて肌寒い日も増えてきたなかで、家には余分なブランケットもない。
寒いだろうからと仏心を出してしまったマゼンダに、待ってましたと言わんばかりに嬉しげに彼女を腕のなかにおさめて眠るズィーロ。
おかしい。何かが、おかしい。
目の前で見る寝顔が素敵過ぎるのも悪い。
目を覚ますとすぐそばに大好きな人が無防備な姿を晒して寝ている。
幸せすぎる。
マゼンダはいつの間にか、ズィーロの高めの体温に慣れてしまってきている。
最近、ひとり寝が寂しくなってきているのだ。
おやすみのキスも、寝覚めてすぐの掠れたおはようと言う声も、自分より高めの体温に抱き締められて眠りにつくのも。
誰かと一緒に寝ることがこんなにも安心するものだなんて。
いけない、と頭のどこかで警鐘が響いている。
ハロウィンを超えたら、ここを出て行くつもりなのに。
痛む胸をおさえて、マゼンダは隣で静かに眠るズィーロを抱き締めた。
本気になってはいけないんだから、とマゼンダは自分に言い聞かせる。
これは終わる恋だ。
彼のとある一部も、そう告げている。
マゼンダは最近気がついたことがある。
ズィーロの下半身についてだ。
「舐めたい」と言われて許してしまったあの日から、家で会えば必ずそういうことをするし、意識が飛ぶほどにされることだって何度もあった。
あまりにも毎回されるので、ちょっとお話しするだけの日が欲しいとマゼンダはズィーロにお願いした。
泊まるたびに毎回毎回全裸に剥かれて舐め回され、最近は舌だけでなく指を使ってナカを愛すようになってきたズィーロは止まることがないように見えて少し怖かったこともある。
昨日だって、夕方にはもう脱がされていた。
ズィーロの膝の上に対面して座り、開いた足の付け根を彼の無骨な指が這い回り、秘所を探っていく。
服が汚れちゃう、とマゼンダが伝えてもズィーロは全く気にしない。
ひとつひとつの表情を確かめるように、至近距離で見つめられながらナカを擦り押し上げてくる指に、マゼンダは喘ぐしかなかった。
そのまま何度もキスをして、最終的には舌を口の中に差し入れられ弄られながら指でナカの気持ちの良いポイントをグリグリと刺激されて達してしまい、彼のズボンを汚してしまった。
もう嫌だ、と泣いても可愛いと言われてキスをされるだけ。
苦しいと思うほどの快楽は、初恋中で何もかも初めてなマゼンダには刺激的すぎた。
彼の指も舌も、気持ちが良い。
彼がナカを擦り上げると、たまらなくなる。
ズィーロがやることはすべて受け入れてしまっていたマゼンダの身体は、本人が気付かないまま、ジワジワと、だが着実にそう覚えさせられていった。
だが、マゼンダは気が付いた。
ズィーロの下半身、というか、ズィーロのモノは、彼女をいくら愛しても固くならない。
マゼンダにだって知識はある。
女性は感じると秘所が濡れる。
気持ちが良過ぎて頭が真っ白になったり身体がキュウっと締まるのは『イく』というやつだ。男性でいう、射精みたいなもの、らしい。
男性は興奮すると、男性器が固く勃ち上がり、女性のなかに挿れるという。達すると射精する。精をなかで出すと、女性が妊娠する可能性が高くなる。
男性はそういう気分になると、服を着ていても分かるほどに下半身が盛り上がって主張する、らしい。見たことないけど。
そう、見たことが、ない。
マゼンダはため息をついた。
ある日、自分ばかりがそうなっていると気付いてしまった。
そうなると、どんなに愛されて喘がされている最中でも、どうしてもそちらが気になってしまう。
ズィーロの下半身は、反応しているのか。
意識して、さりげなく見たり触れたりしてみるものの、彼のそこはいつだってフラットに平常心を保っている。
何度か、直接刺激すれば彼も気持ちが良くなってくれるのかと思い詰めて手や口でしてみたいと伝えたが、やんわりと、だがハッキリと断られてしまった。
今日のように、ひとりで過ごしているとどうしても思考がそこにいってしまって気が沈む。
ズィーロは昨日からグレイソンの本店に戻っている。
5日間ほどで戻ってくるとマゼンダにキスをして、寂しくないようにと泣くほど何度も身体を舐め回され、指でイかされた。
思い出して身体がキュウっとする。
だが同時に、彼の下半身問題にまた戻ってきてしまい涙が出そうになる。
わたしとは、別れるつもりだから、ダメなのかな。
男性のアレは繊細だと兄が言っていたことがある。
別れる予定の女には勃たないんだろうか。
最初から実はあんまり好みではなくて、シドの紹介だから仕方なく付き合ってくれているんだろうか。勃たないけど、腕の良い薬師として手放す訳にはいかないとか。
だとすると嫌々マゼンダに触れているのだろうか。
彼は気持ち良くなっていないのだろうか。
ならばマゼンダに魅力を感じていないのに、愛してもらっていると錯覚するほどに甘やかしてくれるズィーロは、一体何がしたいのだろう。
わたしは、そんなに愛に飢えて、物欲しそうに見えているんだろうか。
泣き出しそうなのを堪える。
ダメだ、ループしてしまう。一回頭を冷やそう、とマゼンダは森へ薬草採りに出かけたのだった。
一番可能性が高いのは、薬のレシピだわ。
森を歩きながら、その澄んだ空気を肺いっぱいに吸い込んで、マゼンダは考えた。
森はいつも通り、静かに彼女を迎え入れてくれる。
鬱蒼としているので光の届かないところも多く、じっとりとはしているが、そのおかげでたくさんの薬草が自生していた。
そのいくつかを摘み取りながら、マゼンダは推理をすすめる。
魔女は薬のレシピを売らないし、他のものにも見せない。魔女回覧などで共有しているレシピももちろんあるが、初歩の初歩だ。
そこから魔女たちは自分の好みやこだわりを加えて、より良い薬に調合していく。そのセンスは本当に個人差があり、マゼンダの母も伯父も、調合に関して超一流の魔女だった。
薬のレシピは、厳重に隠して保管してある。
別に流出しても良いよ、とレシピをくれた伯父はあっけらかんと言っていたが、そんなことになればマゼンダのプライドに関わる。
騙されてレシピを明け渡すなんて。
しかも、性的にメロメロにされたうえで。
どこの悪徳商法かと思うような手法だが、マゼンダは今まさにがっつりハマっている。
迂闊だったわ。
マゼンダは森のなかを歩きつつ、自分のわきの甘さに歯噛みする。
2年間ひとりぼっちで、寂しいところに好みの男に骨抜きにされるなんて、魔女として最低だ。
悔しい。
初恋だったのに。
思わず罪のない薬草をブチブチッと強めに引き抜いてしまい、ハ、と我に帰る。
ごめんね。
薬草の根っこは残っていることを確認して、安心する。
魔女は乱獲しない。自然から、少しだけお裾分けしてもらうものを活用するのが魔女としての心構えだ。薬草を採り尽くして森を枯らすなんてもってのほか。
そんなことをする魔女は、爪弾きにされる。
ふう、と息を吐いて、行き着いた結論に鼻を啜る。
ぼんやりと根っこを見つめていると、何となく心が落ち着いてくる。
初恋を楽しむために、自分からワザと飛び込んでいったことは自覚している。だって、恋というものは、そういうものだと思ったから。そして、彼も自分を好いてくれていると思っていた。
次のハロウィンがきたら、終わらせるはずの恋心が、自分でも驚くほどに大きくなっていた。
本気で、彼に、恋をしてしまったんだ。
彼の下半身が自分に反応しないことに、こんなにショックを受けるほどに。
騙されてるんだと分かった今だって、ここまで大きく育った感情を捨て去るなんて無理だ。
バカだな、わたし。
マゼンダは静かに泣き始めた。
森に風が吹き込んでくる。
ああ、わたしは、彼のことが大好き。
だから今は泣かせてもらう。
騙す方が悪いのはもちろんのこと。
でもきっと、騙された方も悪いんだ。
マゼンダは込み上げてくる嗚咽を噛み殺すこともせず、溢れてくる涙もそのままに、ひたすらに薬草を探しては摘んでいく。
乾燥させて使うものばかりを選んだ。
陽が傾く頃、心を落ち着けた彼女はスッキリとした顔で森にお礼を言い、少しだけ植物の成長促進の薬水を撒く。
ありがとうね。
ここでの生活も、もう終わりにしよう。
気が付けば、次のハロウィンはもうあと1ヶ月もしないうちに来る。
ありがとう。とても、楽しかった。
マゼンダはもう一度お礼を言い、暗くなる前に森を出た。
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