オタクな俺が異世界転生モニターに?!

近衛ミケ

文字の大きさ
5 / 11
一章

女神とともに魔王討伐の旅に―2

しおりを挟む
「着いたぞ!ここが最初の町、イリスタウンだ!」

女神の別荘から徒歩5分ほどでその町へとたどり着いた。
最初の町らしいそれほど広くないけど田舎すぎでもない、理想的な町だ。

「ようこそいらっしゃいました!ここはイリスタウンでございまsって、女神様じゃありませんか!よよよようこそおいでくだs」

突然の女神来訪で、マジナーバスになっておられる。

「女神呼ばわりはやめてくれ!
今は魔王討伐に向けての旅を楽しんでるんだから、1旅人として扱ってくれよ。
特別な優遇はご勘弁!」

「え?えあ、はい!…では、改めて、ようこそいらっしゃいました!旅のご一行さま!ここはイリスタウンでございます。」

わー、大変だ。
これって、先輩にタメ口でしゃべってって
言われるとき以上に精神的に来るだろうな。
俺たちが町に入ると、入り口の女の人は、ポケットから、瓶を取り出して、なかの水を入り口の地面にぶちまけた。
あれって、ドラ○エでよくある入口の人が
町にモンスターが入らないように聖水をかけるやつじゃん。
やっぱりやってるんだな。

「じゃ、私とラトは宿屋で部屋をとってくるから、お前は装備を整えてこい!この町を出たら、この先にある山の主を討伐しにいくからな!ほいっ!宿屋で集合だ!」

舞杜は、2000ゴールド手に入れた!

おおお!マジでゲームっぽくなってきたー!
山の主か、まあ序盤の敵だし、レベル8くらいで倒せちゃうんだろうな。

「いらっしゃいお兄さん!いい装備そろってるよ!」

装備屋を探して歩いていたら、どうやら装備屋を通りすぎようとしてたらしい。
しかも店主の第一声がRPG基本のセリフでまじテンションが上がる。

「すいません、この先の山の主を倒しに行くんですけど、いい装備ありますか?」

「おお、それならちょうどいいのがあるぞ!俺のおすすめさ!」

店主オススメ!山の主討伐セット

鉄の剣     500ゴールド
鉄の盾     500ゴールド
革の靴     300ゴールド
バニーガールの耳飾り   1000ゴールド
セット価額     2000ゴールド

おお、ぴったり2000ゴールド!
しかも序盤で鉄の剣、しかも鉄の盾までつくとか最高すぎだろ!
でもバニーガールの耳飾りってなんだよ!
高すぎだよ!

「ええっとー、バニーガールの耳飾りって、何のために?」

「兄ちゃん、知らないのか。
山の主はバニーガールが大好きなんだよ。
これつけてかないと、山の主に会えないぞ!
…あと、このアイテムの付与効果は、長いこと装備してないと発揮されないから、買うんだったらここで装備してけよ!
で、兄ちゃん、買うか?」

できることなら着けたくないけど…。

「は、はい、買います。」

舞杜は、新しい装備を手に入れた!

すぐに装備しますか?
…はい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ままー、あの人頭に変なのつけてるよー!」

「こら!見ちゃダメよ!」

…なんかアニメの定番のセリフが聞こえる…。
言われるやつって、こんな気持ちになるんだな…。
いやしかし!バニーガールと言えば、“お好みのバニーガールは誰ですか?”の峯藤アカネちゃん!
アカネちゃんのコスプレしてると思えば、こんなの、…平気じゃねえ!!
…あ、あれは、宿屋の看板!
俺は猛スピードで宿屋に突っ込んだ。

「はぁ、はぁ、す、すいません!女神の泊まっている部屋はどこですか!?」

「え、えと、少々お待ちを…、い、一階の5号室です。
あなたはタドミマイトさんですnって、…いないし…。
それにしても、何でバニーガールの耳飾り?」

ガチャ、バン!
はぁ、はぁ、はぁ。
俺は風のように扉をあけ、一瞬で扉を閉めた。

「おお舞杜、お帰…って、ふははははっ、なんだその頭につけているのは!」

「こ、これは!山の主討伐に必要って言われて…。」

「まあいい、とりあえずずっとつけといてくれ!面白すぎる!!あっはははは!」

「…舞杜様、あなたにそんな趣味があったとは」

「ありません!!!」

はぁ…まさか旅開始早々面白イベントがあるとは、思ってもなかったな…。











しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

八百万の神から祝福をもらいました!この力で異世界を生きていきます!

トリガー
ファンタジー
神様のミスで死んでしまったリオ。 女神から代償に八百万の神の祝福をもらった。 転生した異世界で無双する。

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。

久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。 事故は、予想外に起こる。 そして、異世界転移? 転生も。 気がつけば、見たことのない森。 「おーい」 と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。 その時どう行動するのか。 また、その先は……。 初期は、サバイバル。 その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。 有名になって、王都へ。 日本人の常識で突き進む。 そんな感じで、進みます。 ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。 異世界側では、少し非常識かもしれない。 面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。 そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。 【カクヨムにも投稿してます】

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  お気に入り・感想、宜しくお願いします。

知識スキルで異世界らいふ

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ

処理中です...