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泣き虫小僧が世界を救う
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むかしむかし、ある山あいの小さな村に、泣き虫の小僧がいました。名前はハル。十歳の男の子です。
ハルは、本当になんでも泣く子でした。
朝起きて、布団が少しずれていたら「寒いよぉ」と泣く。
お母さんが作ってくれたお味噌汁が熱すぎたら「やけどしちゃう」と泣く。
村の子どもたちに石を投げられたわけでもないのに、ただ「みんなで遊んでるのに俺だけ呼ばれてない」と気づいただけで、ぽろぽろ涙をこぼす。
「泣き虫ハル! また泣いてんのかよ!」
「男の子なのに情けないなあ!」
「ハルがいるだけでつまんねえよ!」
そんな言葉が、毎日ハルの耳に突き刺さりました。ハルはいつも俯いて、袖で涙を拭いながら家に帰るだけ。お母さんは優しく抱きしめてくれます。
「ハルは優しい子だから泣くんだよ。優しいのは強さだよ」
そう言ってくれても、ハルの心は小さく縮こまるばかりでした。
ある秋の夕暮れ、村に異変が訪れました。
西の空が急に真っ黒になり、遠くの古い山から黒い煙が立ち上ったのです。雷のような低い音が響き、鳥たちが慌てて飛び立っていきました。
村人たちは広場に集まり、長老の家に駆け込みました。
長老は、古い巻物を広げて、震える声で言いました。
「ついに来たか……千年に一度、蘇る『闇の王』の予言が」
村人たちが息を飲みます。
「闇の王って、あの……世界を闇で覆う魔物ですか?」
長老は頷きました。
「そうだ。人の心の闇──怒り、憎しみ、嫉妬、絶望──それらを糧にして力を増す。剣でも槍でも、どんな武器でも傷一つつけられぬ。昔の勇者たちも、全員返り討ちに遭った」
「じゃあ、どうすれば……」
長老は、巻物を指さしました。
「ここに書いてある。『闇の王を封じるのは、純粋な涙を持つ者。力ではなく、心の涙のみがその闇を溶かす』と」
村中がざわつきました。
「純粋な涙? そんなの誰が……」
そのとき、一人のおばさんが、ぽつりと言いました。
「……泣き虫のハルなら、いっぱい持ってるんじゃない?」
みんなが顔を見合わせ──そして、どっと笑い出しました。
「ははは! まさか! あいつが世界を救うって!?」
「泣き虫が!? 闇の王の前で泣いて逃げ出すのが関の山だろ!」
「冗談きついぜ!」
でも、他に誰もいませんでした。
村で一番泣く子は、間違いなくハルだったからです。
仕方なく、村人たちはハルを長老の家に連れてきました。
ハルは、もう怖くて涙目です。
「ぼ、僕なんか……無理です……絶対無理……」
長老は、ゆっくりとハルの前に膝をつきました。
「ハルよ。お前が泣き虫なのは、決して弱さじゃない。心がきれいで、優しいから泣けるんだ。闇の王は、人の悪い心を食べて生きている。だから、怒りや憎しみで戦えば戦うほど強くなる。でも、本当に純粋な涙──誰かを傷つけたくない、みんなが幸せでいてほしいと願う涙だけが、あいつの心を溶かせるんだ」
ハルは震えました。
「でも……怖いです……一人で行くんですか?」
長老は静かに頷きました。
「予言では、『たった一人で山に登り、闇と向き合わねばならない』とある」
村人たちは、ハルに小さな袋を渡しました。中には、お母さんが握ったおにぎり三つと、水筒と、お守り。それだけ。
ハルは、泣きながら山への道を歩き始めました。
道のりは長く、険しかったです。
まず、暗い森に入ると、大きな狼の群れに囲まれました。
「わ、わぁぁぁん! 食べないでぇ! 怖いよぉ! お母さぁん!」
ハルは大泣きしました。すると、不思議なことに、狼たちは戸惑ったように耳を伏せ、首を傾げて──やがて、静かに森の奥へ戻っていったのです。
次に、大きな川が氾濫して道を塞ぎました。
「もうダメだ……帰れない……みんなごめんね……」
ハルは川の前で座り込んで泣きました。すると、川の流れが少しずつ弱まり、水が引いて浅瀬ができ、渡れるようになったのです。
さらに進むと、崖崩れで道がなくなっていました。
「落ちたら死んじゃう……もう無理だよ……」
また泣きました。すると、崖の上から小さな光が降りてきて、岩が少しずつ動き、新しい道を作ってくれたのです。
ハルは、だんだん気づき始めました。
自分の涙が、ただの弱さじゃなく、何か特別な力を持っていることに。
そして、三日目の夜、ついに古い山の頂上にたどり着きました。
そこに、闇の王がいました。
それは、巨大な黒い影でした。人の形をしていて、目は燃えるように赤く、声は地底から響くよう。
「ふん、また人間の小童が来たか。千年前も、百年前も、皆同じだった。恐怖に震え、憎しみに駆られて、私に挑み、そして闇に飲まれた」
ハルは、その場にへたり込みました。
怖い。本当に怖い。
涙が止まらなくなりました。
「うわぁぁぁん! 怖いよぉ! 痛いのは嫌だよぉ! お母さんの顔、もう見られないかもって思うと……寂しいよぉ!」
闇の王は、大笑いしました。
「ははは! いいぞ、泣け! その恐怖が、私の最高の糧だ!」
でも──違いました。
ハルの涙は、ただの恐怖じゃなかった。
お母さんが毎朝作ってくれるお味噌汁の温かさを思い出した涙。
村の子どもたちが、からかうけど、時々一緒に鬼ごっこしてくれた楽しかった日の涙。
自分が弱くてみんなに笑われるのが嫌だったけど、それでも誰かを傷つけたくないと思った優しい心の涙。
みんなが笑顔で暮らせる世界が、ずっと続いてほしいと願う涙。
その涙が、地面に落ちるたび、ぽたり、ぽたりと小さな光を放ちました。
光は広がり、闇の王の足元から体を包み始めました。
「な、何だ……これは……私の力が……減っていく……?」
闇の王の声に、初めて動揺が混じりました。
ハルは、涙を拭いながら、立ち上がりました。まだ泣きじゃくりながら。
「どうして……みんなを怖がらせたり、悲しませたりするの……?
みんな、普通に笑って、ご飯食べて、寝て、朝起きて……それだけでいいのに……
どうして、そんなことするの……?」
その言葉が、闇の王の胸に深く突き刺さりました。
闇の王は、初めて自分の姿を見ました。
自分が生まれたときのこと。
かつては小さな闇の欠片だったこと。
人間たちの争い、裏切り、憎しみを吸って、どんどん大きくなったこと。
でも、誰からも愛されず、ただ恐れられるだけの存在になってしまったこと。
「……私も……昔は……ただ、孤独だっただけなのに……」
闇の王の赤い目から、黒い涙が一筋こぼれました。
その瞬間、巨大な体が光に包まれ、ゆっくりと小さくなっていきました。
「ありがとう……小僧……お前の涙が……私を……救ってくれた……」
最後にそう呟くと、闇の王は美しい光の粒になって、空へと昇っていきました。
同時に、世界中に光が戻りました。
暗かった空が青くなり、枯れていた木々に葉が生え、遠くの海まで輝きが広がったのです。
ハルは、へたり込んで、また泣きました。今度は、嬉し泣きです。
「お母さん……帰れるよ……みんな、無事だよ……」
山を下り、村に帰ると、村人たちは最初、信じられませんでした。
でも、空が晴れ、鳥が歌い、花が咲いているのを見て、みんなでハルを迎えました。
「お前……本当にやったのか、ハル……?」
ハルは、照れくさそうに涙を拭きました。
「うん……でも、みんなが送り出してくれたから……僕一人じゃ、絶対無理だった……」
それから、村の子どもたちはもうハルを「泣き虫」とは呼びませんでした。
「涙の勇者ハル」と呼ぶようになったのです。
ハルは相変わらず、時々泣きます。
怖い夢を見たら泣く。
友達と喧嘩したら泣く。
誰かが怪我をしたら、代わりに泣く。
でも、もう誰も笑いません。
だって、みんな知っているから。
あの涙が、世界を救ったってことを。
泣き虫のままでいい。
優しい心のままでいい。
それが、ハルの一番の強さだったから。
ハルは、本当になんでも泣く子でした。
朝起きて、布団が少しずれていたら「寒いよぉ」と泣く。
お母さんが作ってくれたお味噌汁が熱すぎたら「やけどしちゃう」と泣く。
村の子どもたちに石を投げられたわけでもないのに、ただ「みんなで遊んでるのに俺だけ呼ばれてない」と気づいただけで、ぽろぽろ涙をこぼす。
「泣き虫ハル! また泣いてんのかよ!」
「男の子なのに情けないなあ!」
「ハルがいるだけでつまんねえよ!」
そんな言葉が、毎日ハルの耳に突き刺さりました。ハルはいつも俯いて、袖で涙を拭いながら家に帰るだけ。お母さんは優しく抱きしめてくれます。
「ハルは優しい子だから泣くんだよ。優しいのは強さだよ」
そう言ってくれても、ハルの心は小さく縮こまるばかりでした。
ある秋の夕暮れ、村に異変が訪れました。
西の空が急に真っ黒になり、遠くの古い山から黒い煙が立ち上ったのです。雷のような低い音が響き、鳥たちが慌てて飛び立っていきました。
村人たちは広場に集まり、長老の家に駆け込みました。
長老は、古い巻物を広げて、震える声で言いました。
「ついに来たか……千年に一度、蘇る『闇の王』の予言が」
村人たちが息を飲みます。
「闇の王って、あの……世界を闇で覆う魔物ですか?」
長老は頷きました。
「そうだ。人の心の闇──怒り、憎しみ、嫉妬、絶望──それらを糧にして力を増す。剣でも槍でも、どんな武器でも傷一つつけられぬ。昔の勇者たちも、全員返り討ちに遭った」
「じゃあ、どうすれば……」
長老は、巻物を指さしました。
「ここに書いてある。『闇の王を封じるのは、純粋な涙を持つ者。力ではなく、心の涙のみがその闇を溶かす』と」
村中がざわつきました。
「純粋な涙? そんなの誰が……」
そのとき、一人のおばさんが、ぽつりと言いました。
「……泣き虫のハルなら、いっぱい持ってるんじゃない?」
みんなが顔を見合わせ──そして、どっと笑い出しました。
「ははは! まさか! あいつが世界を救うって!?」
「泣き虫が!? 闇の王の前で泣いて逃げ出すのが関の山だろ!」
「冗談きついぜ!」
でも、他に誰もいませんでした。
村で一番泣く子は、間違いなくハルだったからです。
仕方なく、村人たちはハルを長老の家に連れてきました。
ハルは、もう怖くて涙目です。
「ぼ、僕なんか……無理です……絶対無理……」
長老は、ゆっくりとハルの前に膝をつきました。
「ハルよ。お前が泣き虫なのは、決して弱さじゃない。心がきれいで、優しいから泣けるんだ。闇の王は、人の悪い心を食べて生きている。だから、怒りや憎しみで戦えば戦うほど強くなる。でも、本当に純粋な涙──誰かを傷つけたくない、みんなが幸せでいてほしいと願う涙だけが、あいつの心を溶かせるんだ」
ハルは震えました。
「でも……怖いです……一人で行くんですか?」
長老は静かに頷きました。
「予言では、『たった一人で山に登り、闇と向き合わねばならない』とある」
村人たちは、ハルに小さな袋を渡しました。中には、お母さんが握ったおにぎり三つと、水筒と、お守り。それだけ。
ハルは、泣きながら山への道を歩き始めました。
道のりは長く、険しかったです。
まず、暗い森に入ると、大きな狼の群れに囲まれました。
「わ、わぁぁぁん! 食べないでぇ! 怖いよぉ! お母さぁん!」
ハルは大泣きしました。すると、不思議なことに、狼たちは戸惑ったように耳を伏せ、首を傾げて──やがて、静かに森の奥へ戻っていったのです。
次に、大きな川が氾濫して道を塞ぎました。
「もうダメだ……帰れない……みんなごめんね……」
ハルは川の前で座り込んで泣きました。すると、川の流れが少しずつ弱まり、水が引いて浅瀬ができ、渡れるようになったのです。
さらに進むと、崖崩れで道がなくなっていました。
「落ちたら死んじゃう……もう無理だよ……」
また泣きました。すると、崖の上から小さな光が降りてきて、岩が少しずつ動き、新しい道を作ってくれたのです。
ハルは、だんだん気づき始めました。
自分の涙が、ただの弱さじゃなく、何か特別な力を持っていることに。
そして、三日目の夜、ついに古い山の頂上にたどり着きました。
そこに、闇の王がいました。
それは、巨大な黒い影でした。人の形をしていて、目は燃えるように赤く、声は地底から響くよう。
「ふん、また人間の小童が来たか。千年前も、百年前も、皆同じだった。恐怖に震え、憎しみに駆られて、私に挑み、そして闇に飲まれた」
ハルは、その場にへたり込みました。
怖い。本当に怖い。
涙が止まらなくなりました。
「うわぁぁぁん! 怖いよぉ! 痛いのは嫌だよぉ! お母さんの顔、もう見られないかもって思うと……寂しいよぉ!」
闇の王は、大笑いしました。
「ははは! いいぞ、泣け! その恐怖が、私の最高の糧だ!」
でも──違いました。
ハルの涙は、ただの恐怖じゃなかった。
お母さんが毎朝作ってくれるお味噌汁の温かさを思い出した涙。
村の子どもたちが、からかうけど、時々一緒に鬼ごっこしてくれた楽しかった日の涙。
自分が弱くてみんなに笑われるのが嫌だったけど、それでも誰かを傷つけたくないと思った優しい心の涙。
みんなが笑顔で暮らせる世界が、ずっと続いてほしいと願う涙。
その涙が、地面に落ちるたび、ぽたり、ぽたりと小さな光を放ちました。
光は広がり、闇の王の足元から体を包み始めました。
「な、何だ……これは……私の力が……減っていく……?」
闇の王の声に、初めて動揺が混じりました。
ハルは、涙を拭いながら、立ち上がりました。まだ泣きじゃくりながら。
「どうして……みんなを怖がらせたり、悲しませたりするの……?
みんな、普通に笑って、ご飯食べて、寝て、朝起きて……それだけでいいのに……
どうして、そんなことするの……?」
その言葉が、闇の王の胸に深く突き刺さりました。
闇の王は、初めて自分の姿を見ました。
自分が生まれたときのこと。
かつては小さな闇の欠片だったこと。
人間たちの争い、裏切り、憎しみを吸って、どんどん大きくなったこと。
でも、誰からも愛されず、ただ恐れられるだけの存在になってしまったこと。
「……私も……昔は……ただ、孤独だっただけなのに……」
闇の王の赤い目から、黒い涙が一筋こぼれました。
その瞬間、巨大な体が光に包まれ、ゆっくりと小さくなっていきました。
「ありがとう……小僧……お前の涙が……私を……救ってくれた……」
最後にそう呟くと、闇の王は美しい光の粒になって、空へと昇っていきました。
同時に、世界中に光が戻りました。
暗かった空が青くなり、枯れていた木々に葉が生え、遠くの海まで輝きが広がったのです。
ハルは、へたり込んで、また泣きました。今度は、嬉し泣きです。
「お母さん……帰れるよ……みんな、無事だよ……」
山を下り、村に帰ると、村人たちは最初、信じられませんでした。
でも、空が晴れ、鳥が歌い、花が咲いているのを見て、みんなでハルを迎えました。
「お前……本当にやったのか、ハル……?」
ハルは、照れくさそうに涙を拭きました。
「うん……でも、みんなが送り出してくれたから……僕一人じゃ、絶対無理だった……」
それから、村の子どもたちはもうハルを「泣き虫」とは呼びませんでした。
「涙の勇者ハル」と呼ぶようになったのです。
ハルは相変わらず、時々泣きます。
怖い夢を見たら泣く。
友達と喧嘩したら泣く。
誰かが怪我をしたら、代わりに泣く。
でも、もう誰も笑いません。
だって、みんな知っているから。
あの涙が、世界を救ったってことを。
泣き虫のままでいい。
優しい心のままでいい。
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