空から来た少年

ジャム

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本編

クールダウン

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「も、もう・・・勘弁して・・・」

白夜「まだだ・・・まだやりたい!」

もう明け方だ
窓から朝日が差し込んできそうだ

「もう・・・朝だよ?勘弁して・・・」

白夜「獣人のヒート期に誘ったお前が悪いんだぞ?」

「そ、そんな・・・」

獣人って・・・
僕は獣人のことを何も知らない
無知なことをすごく後悔した・・・

白夜「フッ!ハハハ!」

白夜はいきなり笑い始めた

「な、なに?」

白夜「もうやらないよw」

そういい僕の上からどき、ベッドに腰掛ける

白夜「つがいと無理やりやるようなことはしないよw」

「そ、そう・・・」

よかった・・・
腰とお尻が・・・限界・・・

白夜「俺的にはまだまだいけるけどな?w」

「か、勘弁して~・・・」

白夜「ハハハ!」

白夜は笑い、僕はベッドで横になり頭を抱える

白夜「さて!下に行くか!喉乾いただろう?」

「うん!お腹も空いたんだけどね・・・」

白夜「そうか!・・・じゃあ、なにか作ってやるよ!って言ってもチャーハンくらいしか作れないけどな!w」

そういい僕たちは着替え一階に向かった
テーブルにはメモがあった

白夜「ん?母さんから?」

豹谷母『二人へ。きっとお腹が空いてるだろうから冷蔵庫にオカズを用意してあるよ。それを温めて食べてね。それと、夕方には帰るからね?』

白夜「お!ラッキー♪」

そういい白夜は冷蔵庫を開けてオカズを温めた
温めている間、僕を後ろから抱きしめてきた

白夜「悠斗の匂い・・・最高!」

「な、なに言ってるの・・・」

白夜「この匂いがいつ俺の匂いで染まるのか・・・楽しみだ!」

「え!?僕、獣臭くなるの!?」

白夜「・・・え?」

「嫌だよ!獣臭いのは!!」

白夜「は、悠斗?少し違うんだ。その・・・えっと・・・なんて言ったらいいんだ・・・」

白夜は真剣に考えていた

白夜「そうだな・・・今は俺たちつがいだろう?」

「ん?うん」

白夜「でも、匂いはまだ他人なんだよ」

「匂い・・・?」

白夜「石鹸とかそういう匂いじゃなくて・・・う~ん・・・体臭?みたいな感じかな?」

「え!?た、体臭!?」

白夜「ちょっと違う気がするがそんな感じ。それが今はまだ悠斗の匂いなんだよ。でも、何度も身体を重ねるごとに俺の匂いになっていって、周りに知らせるんだよ。『こいつは俺のだぞ!』って!」

「・・・つまり自分の匂いをマーキングしていてその匂いになるのを待っているってこと?」

白夜「マーキングって・・・野生動物のあれと一緒にするなよ・・・。でも、合ってるのか?」

よくわからないけど、つまりは白夜は僕を自分の匂いでマーキングしたいってことかな?

白夜「いつ変わるんだろうな!w」

「そ、そんな早く変わるものなの?」

白夜「う~ん・・・狼獣人や犬獣人のような嗅覚が鋭い獣人はすぐにわかるらしいけど・・・俺にはまだわからないから完璧に変わってないだろうな。あと・・・1000回くらいやればかわるかもな?」

「せ・・・1000回!?」

白夜「発情期は長い!そのぐらい行ける!」

む、無理・・・
絶対に・・・死ぬ・・・
そしてご飯を食べ終え・・・

「ん・・・」

白夜「気持ちいいか?」

「う、ん・・・気持ちいいよ・・・」

白夜「中に欲しいか?」

「欲しい・・・」

白夜「じゃあ、出すぞ!!うっ!!」

無理だと思いつつ求められると・・・つい・・・
そして夕方まで何度も・・・何度も・・・やった
そのせいで腰は痛いし、お尻も痛い・・・

「いたた・・・」

白夜「おいおい・・・大丈夫か?」

「無理しすぎた・・・」

白夜「・・・でも、絶景なんだよな~」

僕は楽な姿勢になるためお尻を白夜に突き出している状態だった

白夜「どう考えても誘っているように見えるんだよな・・・」

「さ、誘ってないよ!?」

白夜「ハハハ!でも、マジで・・・最高の眺めだ・・・」

そういい僕のお尻を触ってくる

「んっ!」

その触り方が気持ちいい触り方だった
優しく撫でつつ・・・急所を責めてくる・・・

白夜「そんな声出したら・・・元気になっちまったw」

そういいお尻に擦り付けてくる

「ん・・・あ・・・」

白夜「求めてるなら素直に言った方がいいぞ?w」

「も、求めて・・・ないよ・・・」

僕の頭の中はぐちゃぐちゃだった
もっとやりたいという気持ちとこれ以上は無理という感情が入り混じり訳が分からなかった

白夜「お?俺の液が垂れてきたw」

シーツに白夜の白い液体が垂れる
それを僕も確認し、恥ずかしさと嬉しさが入り混じる

「も、う・・・」

もう・・・どうしてほしいかもわからない・・・

白夜「もう?なに?」

「どう、してほしいか・・・わからないよ・・・」

僕は涙を流した

白夜「!?ご、ごめん!!無理させすぎたよな!すまない!」

そういい僕を抱きしめてくる

「ち、違うの・・・わからないの・・・」

白夜「わからない?」

「うん・・・もっとやりたいと思うのと・・・もう無理と思うのと・・・わからない・・・わからないよ・・・」

白夜「・・・少し休憩しよう?」

そういい僕を抱きしめながらベッドに横になる

白夜「調子に乗りすぎたのは事実だからな。休憩して落ち着こう」

「うん・・・ごめんね・・・ヒートなのに・・・」

白夜「気にするな!こうやって身体を重ねることもできたし今は俺の腕の中にいるんだ!もう十分だよ!」

そういいキスをしてくる

白夜「無理させてごめんな?これからは気を付けるよ」

「うん・・・ありがとう!」

そして・・・そのまま二人そろって寝てしまった・・・
どのくらい寝ただろう・・・

白夜「・・・ぐへっ!」

「う!」

瞳「起きろ~!」

白夜「ひ、瞳!?」

瞳ちゃんが僕たちの上に乗っていた
さっきの衝撃は瞳ちゃんが乗ってきた衝撃だったみたいだ

瞳「いつまで寝てるんだ~!もう夜だよ!」

白夜「俺たちは徹夜したんだよ。もう少し寝かせてくれよ・・・」

瞳「なんで徹夜したの?」

白夜「え!?そ、それは・・・」

瞳「ねぇ!ねぇ!なんで!!」

そういい僕を見つめてくる

「え・・・えっと・・・勉強!勉強で徹夜しちゃったの!」

白夜「!!そうなんだよ!だからもう少し寝かせてくれないかな?」

瞳「じゃあ、仕方ないね!」

そういい瞳ちゃんは部屋を出て行った

白夜「はぁ・・・びっくりした・・・」

「ね・・・」

白夜「鍵はかけておかないとな・・・」

そういい白夜は扉に鍵をかけベッドに入ってきた

白夜「もう少しだけ寝よう」

「うん」

そしてまた眠りについた・・・
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