空から来た少年

ジャム

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本編

幸せを噛み締める

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次の日
白夜「おかわり!」

白夜は朝からおかわりをしまくっている

豹谷母「まだ食べるつもり!?」

豹谷父「ハハハ!たくさん食え!」

この様子ならすぐに元に戻りそうで安心した
でも・・・食べすぎのような気がする・・・

「そんなに食べて大丈夫?」

白夜「夏休みは待ってくれないんだ!早く元に戻らないと!」

そういいご飯を平らげる

白夜「ご馳走様!」

豹谷母「お粗末様!」

豹谷父「さて。俺は仕事に行ってくるかな」

「そういえば瞳ちゃんは?」

豹谷母「瞳は友達とプールに行ったよ」

豹谷父「光は?」

白夜「起こしたけどまた寝たんじゃない?」

朝起きたら瞳ちゃんはいなかった
光くんは気持ちよさそうに寝てたし

豹谷母「白夜。部屋に戻るなら起こしてきて」

白夜「わかった」

そして部屋に行くと光くんは気持ちよさそうに寝ていた

「可愛いw」

白夜「そうか?小生意気な顔にしか見えない」

そういい白夜は光くんを起こした

光「もう少し・・・」

白夜「ここはお前の部屋じゃないだろう・・・」

光「いいじゃん・・・眠いんだよ・・・」

白夜「母さんが起こしに来るぞ?」

光「それはまずい・・・毛をむしり取られる・・・」

そういい光くんは起きた

「おはよう!」

光「おはようございます・・・ふわ~~~・・・夏休みなのに・・・」

「規則正しい生活は大事だよ?」

光「まぁ・・・」

そして光くんは部屋を出て行った

白夜「やっと二人っきりになったな!」

そういい僕の腕を引き膝の上に座った

白夜「悠斗・・・」

「白夜・・・」

僕たちは抱きしめあった
お互いを感じるために

白夜「悠斗の匂い・・・夢じゃない・・・本物だ」

「白夜の匂い・・・獣臭いw」

白夜「何だと~w」

そういい強く抱きしめてきた

白夜「お前も獣臭くしてやる!」

「嫌だ~w」

そういいじゃれ合う
じゃれ合っていたらいきなり首を舐められた

「うわっ!」

白夜「噛み跡・・・残っててよかった」

噛み跡を舌が這う
ザラザラの感覚が気持ちいい

白夜「もう・・・手放さない・・・絶対・・・」

そういい涙が僕の肩に流れ落ちる

「白夜・・・」

白夜「うぅっ・・・」

僕は何も言わず白夜を抱きしめる
白夜は僕を抱きしめ泣く

白夜「悠斗・・・悠斗・・・」

何度も僕の名前を呼ぶ
その一言一言に僕のいない間の想いを感じる

「ごめんね・・・」

僕は謝ることしかしかできなかった

白夜「もう・・・いなくならないよな?」

「うん!言ったでしょう?ずっと一緒だよ!」

白夜「ああ・・・ああ・・・」

白夜が泣き止むことはなかった
それだけ愛されて、苦しめてたんだ
これからはその分、お互い幸せになっていこうと思う

白夜「ホントに・・・傍に居てくれるのか?」

「しつこいよwず~~~~~~~~と一緒だよ!もう離れないよ!」

白夜「ありがとう・・・ありが・・・とう・・・」

「感謝するのはこっちだよ。僕は白夜に愛されて幸せだよ。こんな僕を愛してくれて・・・ありがとう・・・苦しませてごめんね。これからはその分幸せになろう?一緒に」

白夜「ああ!絶対に幸せになろう!いや!幸せにしてみせる!」

「ありがとう!でも、僕も白夜を幸せにしたいな!」

白夜「ああ!」

白夜はキスをしてきた

「ん・・・」

白夜「今日は・・・できそうなんだけど・・・いいか?」

「だ~めwもう少し回復してからね?」

白夜「ダメか・・・じゃあ、早く回復する!そして抱きまくる!」

「だ、抱きまくる!?そ、それは・・・勘弁して・・・」

白夜「ダメだ!我慢するんだ!それぐらいいいだろう?」

「う・・・」

我慢させるから文句は言えない
言えない・・・のか?

白夜「じゃあ、今は・・・これだけな?」

と、キスをし舌が入ってくる

「ん・・・」

白夜「ん」

白夜はキスをしながら僕を布団に倒した

「ん・・・」

気持ちいいし・・・嬉しい・・・

白夜「お?やる気になってきたか?w」

そういい僕のを握ってきた

「し、仕方ないじゃん!キ、キスされてるんだから!」

白夜「そうだなwキスしてたら仕方ないよな~?w」

そういい服を脱がしてきた

「ちょっ!ダメだって!」

白夜「仕方ないだろう?wキスしてるんだからw」

そういいお互い全裸になってしまった
そして結局やってしまった
後悔はしてないけど・・・

白夜「う・・・眩暈が・・・」

三回やり終わったあたりで白夜は倒れた

「だ、大丈夫?」

白夜「くそ~・・・まだやりたいのに・・・」

「無理は良くないよ・・・」

二回目あたりから調子悪そうだったけど・・・無理してやったんだろうな・・・

「まったく・・・無理してやるようなこと?」

白夜「それだけ愛してるってことだよw」

「なら、早く元に戻ってよ。それからやろうね?」

白夜「はい・・・」

「ひとまず、今は大人しくしてなよ」

白夜「・・・悠斗?」

「ん?」

白夜「・・・膝枕してほしい」

「いいよw」

僕は膝枕してあげた

白夜「はぁ・・・俺は幸せだな~」

「僕もだよw」

白夜「昨日までは絶望のどん底だったけど・・・今はすごい幸せだ!」

「・・・ごめんね・・・」

白夜「謝るなw責めてるわけじゃないんだw」

「・・・うん!」

白夜「・・・また眩暈が・・・」

「ゆっくり休みな。ずっと傍に居るから」

白夜「ああ。目を覚ました時、傍に居なかったら許さないからな?」

「はいはいw」

そして白夜は目を閉じた
しばらくすると寝息が聞こえてきた

「・・・ごめんね・・・」

何度謝っても僕は自分を許せない
少しでも白夜を苦しめたんだ
絶対に・・・白夜を幸せにして見せる!
そう誓った

白夜「悠斗・・・」

白夜は寝言をいい僕の手を握ってきた

「ここにいるよ」

そう囁くと嬉しそうな笑顔で寝ていた・・・
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