空から来た少年

ジャム

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本編

友との誓い

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僕たちはいろんな屋台を廻ってみた
さっきも回ったけど

「改めて思うけど・・・全部大きいよね・・・」

狼井「そうか?」

牛飼「まぁ人間の食べる量を考えると大きいかもしれないな」

「うん。だって、これで100円って・・・価格破壊レベルだよ?」

そういいフランクフルトを指さした

狼井「向こうではいくらくらいするんだ?」

「う~ん・・・たぶん・・・この大きさなら300円ぐらいでも売れると思うけど・・・」

牛飼「うわ~・・・学生に厳しい世界・・・」

「売られるとしたらもっと小さいけどね」

白夜「絶対足りない・・・」

牛飼「ってことは、この焼きそばも多いのか?」

「うん・・・多い・・・」

牛飼は僕に両手の平では収まらないほどの大きさのケースに入った焼きそばを見せて来た

狼井「じゃあ、萩野にとってはこっちの世界はめっちゃお得ってことか?羨ましい~」

「いや、もったいないだけだから・・・」

牛飼「でも、次の日に食べればいいだろう?」

「こういうのってその時に食べるからおいしいんじゃないの?」

狼井・牛飼「確かに!」

そんな話をしている隣では・・・

白夜「モグモグ・・・」

白夜が食べ物をものすごい勢いで食べていた

狼井「話に入ってこないと思ったら・・・」

牛飼「すごい食うな・・・」

白夜「もっと食べないと!もう夏も終わりなんだ!」

狼井「今年はそんなに豹谷と遊ばなかったな・・・」

牛飼「つがいができるとそうなるって聞くけど・・・」

白夜「いや~w今回は色々ありましてw」

狼井・牛飼「色々って何だよ」

「まぁ・・・色々だよ・・・ね~?w」

白夜「ああw」

牛飼「暑いな~・・・もう夏も終わりだって言うのに!w」

狼井「ホント・・・マジ暑いw」

そして僕たちは高台にきた

白夜「去年もここで花火を見たんだよな!」

狼井「ああ。毎年ここでみてるよな」

牛飼「来年は・・・一緒に見れるかな・・・」

「「「・・・」」」

みんなが沈黙する
来年はきっとみんな大学か専門か・・・
そんな状態で会うのは難しいよね

白夜「来年も絶対に会おう!」

白夜が声をあげた

白夜「来年だけじゃない!毎年ここで会おう!」

狼井「・・・そうだな!」

牛飼「ああ!絶対に会おう!」

そういい三人は手を重ねた

白夜「悠斗!お前もだ!」

「え?」

狼井「ああ!」

牛飼「この四人で絶対にまたここで会おうな!」

「!うん!」

僕も手を重ねた

白夜「必ずここで!」

僕・牛飼・狼井「おう!」

そう誓いあった時

ピュ~~~~・・・ドガ~~~ン!

大きな花火があがった

「うわ~!!」

白夜「綺麗だな!」

狼井「ああ!」

牛飼「相変わらずだな~」

花火はこっちの世界でも変わらないんだな~
とても綺麗だ

白夜「・・・」

その時、白夜の手が僕の手を握ってきた
僕は手を握り返した

狼井「あ~・・・ホント暑いな~」

牛飼「ホントにな~」

白夜「もっと俺たちのラブラブを見せつけてやるよw」

そういいキスをして・・・来ようとした

「ダメ!」

僕は白夜の顔を抑えた

白夜「なんでだよ~」

「は、恥ずかしい・・・」

狼井「萩野が正常な頭の持ち主でよかった・・・」

牛飼「うんうん」

白夜「俺が異常みたいに言わないでくれるかな!?」

「フフフw」

花火が次々と打ち上っている
僕たちはその光のなか笑いあっていた
来年もこうして会って笑いあえたらいいな・・・

狼井「来年はつがいを見つけるぞ!」

牛飼「俺もそろそろほしいな・・・」

白夜「もし見つけたら教えてくれよ?」

狼井・牛飼「ああ!」

花火も終わり僕と白夜は豹谷さんたちと合流した

豹谷父「もういいのか?」

白夜「もう解散したよw」

豹谷父「そうかw」

瞳「えへへ~」

瞳ちゃんは色々手に持っていた

「それ・・・買ってもらったの?」

瞳「うん!」

焼きそば、イカ焼き、綿あめ、お面、リンゴ飴、たこ焼き・・・
かなりの量だな・・・

光「なんで俺が・・・」

光くんの手にもたくさんの物があった
きっと荷物持ち・・・だろうな

豹谷父「さて・・・帰るか!」

そして僕たちは家に帰ってきた
テーブルに食べ物を並べる瞳ちゃん

瞳「いただきま~す!」

豹谷父「家で食べるつもりだったのか?」

瞳「うん!立って食べたらお行儀が悪い!ってママが言ってたもん!」

豹谷母「そういえばそんなこと言ったな・・・」

豹谷父「でも、食ってなかったか?」

瞳「そんなことないもん!」

白夜「疲れたな~・・・部屋行こう!」

僕は白夜に手を引かれて部屋に向かった
そして・・・

「ん・・・」

白夜「もっと声を出せよ」

白夜は僕の胸に吸い付いてきていた

「や・・・あ・・・」

白夜「まだこれからだぞ?」

そういい浴衣を全部開いた

「ぬ、脱がせて・・・」

白夜「このままやりたい」

「え?」

白夜「ヒョウ柄で・・・かわいい・・・」

「んっ・・・」

そのまま白夜は入れて来た

白夜「俺と同じ豹獣人みたいで・・・いい」

「豹・・・獣人の方が・・・よかったの?」

白夜「違うよw俺に染まったみたいでいいってことだよw」

「意味が・・・わからないよ・・・」

白夜「じゃあこれからわからせてやろう!」

「いや・・・まって・・・」

激しすぎて・・・

白夜「俺に染めてやる。匂いも色も・・・何もかも・・・」

匂いは・・・前に聞いたけど、色ってなに?
そして長い夜が始まり、いままで以上に中に注がれた・・・
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