肉食獣人は肉食だった

妊娠

三か月後
僕はテレビ通話で授業を受けていた
テストも家に郵送で届き、それを送るだけ

大神『相変わらずの天才だな・・・』

「そうかな？一年遅れてるから・・・」

大神『遅れてるとは思えないほどだけどなｗ』

僕は一年留年したが成績がよかったので大神たちと同じ学年にすぐになったのだ
異例らしいけど・・・ね

大神『先輩はどうなの？元気にやってる？』

「元気だよ～お仕事が楽しいみたいｗ」

大神『なんの仕事だっけ？』

「警察だよｗいつかは警察官僚になる！って言ってたよｗ」

大神『すごいな～俺なんてまだ進路決まってないのに・・・』

「僕だってそうだよｗ」

大神『お前は「お嫁」だろう？ｗ』

「まぁねｗ卒業したら結婚する予定ｗ」

大神『いいよな～・・・俺も早く決めないとな・・・』

「猫沢と熊沢は？」

猫沢『俺は地元に帰って実家を継ぐつもり』

「農家だっけ？」

猫沢『うん！おいしい野菜作ったら八神に送るからな！』

「フフフｗ楽しみにしてるね！」

熊沢『俺は・・・』

「ん？」

熊沢『まだ・・・決めてない』

「そうなんだ・・・早めに決めないとね・・・」

熊沢『ああ』

大神『どうしようかな・・・』

「無難に公務員とかいいんじゃない？」

大神『俺の頭じゃ無理だよ・・・』

「あ、そうか・・・」

大神『おい・・・そこは慰めろよ・・・』

「あ、そっかｗ・・・ドンマイ！」

大神『遥斗～～～！』

「ハハハｗ」

他愛のない話をして通話を切った
今日の授業は終わった

「・・・ご飯の準備でもしようかな・・・」

そう思い椅子から立ち上がったとき
ものすごい吐き気に襲われた

「うっ！」

僕はトイレに駆け込んだ

「おえっ！」

もしかして・・・
僕はすぐ薬局に行き検査キッドを買った
そして・・・

「陽性・・・」

だとは思った
さて・・・正晴にどう伝えようかな・・・
普通に伝えてもいいと思うけど・・・

「う～ん・・・普通に伝えよう！」

そして夜・・・

正晴「ただいま～」

「おかえり～」

正晴「疲れたよ～」

と言いながら僕にキスをしてくる

「お疲れ様～」

そしてご飯を食べてソファで二人でくつろいでいた

「正晴・・・ちょっといいかな？」

正晴「ん？」

「その・・・僕・・・」

正晴「ああ。これのこと？」

そういうと正晴は陽性の印のついた検査キッドを見せてきた

「あれ？捨てたんだけど・・・」

正晴「さっきゴミ箱から見つけた」

「そうなんだ・・・それで・・・っ！」

正晴は抱き締めてきた

正晴「でかしたぞ！！」

正晴は喜んでくれた

「ありがとう！」

正晴「詳しい検査は病院でな？一人で行けるのか？一緒に行こうか？」

「ひとまず一人で大丈夫だよｗ」

正晴「え～俺も行く！」

「フフフｗわかったｗじゃあ、一緒に行こう？ｗ」

そして次の日に病院に行き結果を聞いたのであった・・・