出会ったのは喫茶店

ジャム

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本編

特別なチケット

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中では色々な人達が練習試合をしていた
その中で僕の目を引いた人物がいた

獅子丸「はっ!!!」

審判「一本!」

すごいスピードで相手を吹き飛ばした人物
獅子丸先輩だ

獅子丸「ふぅ・・・」

獣人「先輩・・・強すぎっすよ・・・」

獅子丸「鍛錬が足らないぞ!」

そういい手を差し伸べ獣人を起こした

獅子丸「いいか?相手の行動をよく見るんだ。そうすれば相手の弱点がわかる」

獣人「なるほど・・・」

獅子丸「お前は左足を引く癖がある。それを相手に見破られたら勝つのは難しい。その癖は直した方がいいぞ?」

獣人「ありがとうございます!参考にさせていただきます!」

獅子丸「おう!・・・お?」

「あ・・・」

僕は獅子丸先輩と目が合ってしまった
そして僕は咄嗟に逃げるようにしてその場を離れようとしたが

獅子丸「まぁ、待てってw」

と簡単に捕まってしまった・・・

「すみません・・・覗き見みたいなことをして・・・」

獅子丸「別に悪いことをしたわけじゃないんだwだからその謝る癖は何とかしないとな?」

「すみません・・・」

獅子丸「まぁいいかwで、どうしたんだ?」

「いえ、獅子丸先輩の声が聞こえたので・・・気になって・・・」

獅子丸「かわいい事言ってくれるね~!そんなに俺に会いたかったのか?w」

「・・・」

否定・・・できない・・・
会いたいって思うのは事実
でも、迷惑かもって思っているのも事実

「・・・迷惑・・・でしたよね。練習のお邪魔をしてしまいましたし・・・」

獅子丸「そんなことないぞ?むしろ俺の勇姿を見てくれるのは嬉しい!」

そういい頭を撫でてくる

獅子丸「あ!そうだ!」

そういうと格闘館の中に入って行った
僕は中を覗いてみたら先輩は鞄の中でなにかを探しているみたいだった
そして僕の所に向かってきた

獅子丸「来週の土曜日って暇か?」

「え、はい・・・多分・・・」

獅子丸「よかったら、これ!来てくれないか?」

そういい一枚のチケットを渡してきた
僕はそれを受け取った

「・・・武道大会優待チケット・・・?」

獅子丸「ああ!来週の大会のチケットだ!優待チケットだから特等席で俺の勇姿が見れるぞ?」

でも・・・人が多そうだし・・・

「・・・」

獅子丸「大丈夫だ!優待席は限られた人しかいない!人も少ないから!」

「そうなんですか?」

獅子丸「ああ!それに父さんと母さんがいる!もし来るなら伝えておくから!」

「・・・少し考えてみます」

獅子丸「ああ!そうしてくれ!」

そういうと練習があるからと鼻キスをして格闘館に入って行った

「・・・」

僕はチケットを見ながらさっきの先輩の姿を思い出していた

「・・・かっこよかったな・・・」

あの勇姿を会場で見ることができる
そう考えると心がざわつく

「・・・」

僕はチケットを大切に持ち寮に戻った
その帰り道で熊下兄弟に会った

熊下「あ!糸色!」

「お、おはようございます」

寮長「ああ」

熊下「何してるの?散歩?」

「はい。ちょっとだけ・・・」

熊下さんは僕が持っているチケットをみた

熊下「それは?」

「これは・・・獅子丸先輩からもらいました」

寮長「獅子丸から?珍しいな・・・」

「そうなんですか?」

寮長「ああ・・・あいつは誰かにチケットをあげたことなんて一度もない。両親は別だろうが・・・」

「そうなんですね・・・」

熊下「ちょっと見せて?」

そういわれチケットを見せた
二人はチケットをみた

寮長「優待チケットだ・・・」

熊下「これはとても特別なチケットだよ!」

「そうなんですか?」

熊下「ああ!優待チケットなんてそう簡単にもらえないんだよ!」

寮長「ああ、家族や親戚、あとは大切な人に渡すくらいだな。それぐらい特別な物だ」

そうだったんだ・・・
そんな特別なチケットを僕に・・・

熊下「いいな~獅子丸先輩の試合を特別席で見れるの・・・」

寮長「まぁ恋人なんだから当然だろう」

「え・・・しってたんですか?」

熊下「ん?獅子丸先輩と糸色が付き合ってること?」

「はい・・・」

熊下「知ってるよ~w学生ホールでのハグ、寮の前での鼻キス、全部みてるからw」

「!!」

なんかすごく顔が暑くなった

熊下「顔が赤くなってるw恥ずかしいの?w」

恥ずかしい・・・
これがそうなんだ・・・

「えっと・・・その・・・」

熊下「ん~?どうなのかな?w」

寮長「佐助・・・よせ」

熊下「アハハwごめんごめんw」

「・・・」

そして二人は寮に向かって歩きだした
僕も二人の後ろから寮に向かって歩いた・・・
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