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本編
夏休み・夢と未来と安心感
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夏休みが終わる一週間前・・・
寮のみんながもう帰ってきていた
犬橋「だ~~~~!!!終わらない!!」
熊下「コツコツやらないから・・・糸色を見てみろ。真剣にやってるだろう?」
「・・・」
犬橋「こいつだけは先輩とイチャイチャしてて宿題やってないと思ったのに!!」
熊下「恋人がいようとやってる人はやってるんだよ・・・な?糸色?」
「そ、そうだねw」
と言いつつまったくやってないからこう見えて焦ってやっているわけだけど・・・
僕の隣では先輩と寮長が焦って宿題をやっている
獅子丸「ここは・・・」
寮長「ここは・・・これを・・・使えば・・・」
熊下「はぁ・・・」
熊下のため息を聞きながら宿題を終わらせた
犬橋「はぁ・・・終わった~!」
獅子丸「はぁ・・・頭痛い・・・」
みんな床に寝っ転がっていた
犬橋「なんで夏休みってこんなに宿題出されるんだよ・・・」
熊下「それは休みが長いからだろう」
犬橋「宿題なんてなくてもいいじゃん・・・」
校長「昔、私も同じことを思いましたね~w」
「「「「うわっ!!!」」」
校長「こんにちわ!いや、もう夕方だから、こんばんわ!かなw」
いつの間にか校長先生がみんなの輪の中にいたのだ
熊下「いつの間に・・・」
校長「フフフwいつからだろうねw」
なんて言いながらお菓子をくれた
校長「お中元でもらったんだけど、食べきれないから、みんなで食べて?」
犬橋「うわ~!お菓子だ!!」
「ありがとうございます!」
熊下「ありがとうございます!」
寮長「っす」
獅子丸「ありがとうございます!助かります!」
校長「喜んでもらえると嬉しいよwでは!」
と帰って行った
みんなでお菓子を食べながら夏休み何をしていたのかを話した
犬橋「先輩の試合すごかったよな!」
「うん!すごかった!」
熊下「糸色はいきなり出て行くし・・・びっくりしたよ・・・」
「ごめん・・・」
熊下「まぁ先輩の所に向かったのは知ってたからいいけどねw」
犬橋「そういう熊下は何してたんだよ~」
熊下「俺たちは実家の仕事を手伝わされたよ・・・」
獅子丸「仕事?」
寮長「農業だ・・・」
獅子丸「お!俺たちの食を支える立派な仕事だな!」
熊下「そう言ってもらえると嬉しいですw」
犬橋「そういえば寮長は進路どうするんですか?」
寮長「俺は長男だから」
熊下「別に無理に継がなくても・・・」
寮長「俺はいい。お前は好きなことしろ」
熊下「・・・」
獅子丸「・・・犬橋はやっぱり画家?」
犬橋「はい!」
「犬橋ならなれるよ!」
犬橋「へへへwありがとう!糸色は?」
「・・・考えてないw」
犬橋「案外接客とかいいんじゃない?」
「え、無理だよ・・・」
熊下「糸色には無理だろう・・・」
犬橋「う~ん・・・じゃあ、事務とか?」
「パソコンとかよくわからない」
みんなが頭を悩めている
そんなまだ先のことを今考えなくても・・・
寮長「・・・嫁」
「「「それだ!!!」」」
と寮長がボソッと言ったことにみんなが一斉に声を上げる
犬橋「そうだよ!先輩の嫁があるじゃん!」
熊下「そうだな!先輩なら養えるぐらい稼ぐだろうし!」
寮長「決まり」
みんなが僕の将来を勝手に決めた
僕は先輩を見た
獅子丸「ニコッ!」
先輩は何も言わなかったが嬉しそうな笑顔を向けてきた
「・・・」
僕は恥ずかしいやら申し訳ないやらで俯いた
そしてみんな解散して僕と先輩は僕の部屋にいた
「・・・」
獅子丸「・・・」
さっきのことで話しづらい・・・
獅子丸「なぁ」
「は、はい・・・」
獅子丸「ホントに俺の嫁が夢でもいいんだぞ?」
「・・・」
獅子丸「お前を養っていけるぐらい稼ぐし、家で俺の帰りを待ってくれてるのは嬉しい」
「でも・・・」
獅子丸「嫌・・・なのか?」
「そうではいないです。でも・・・」
獅子丸「ん?」
「申し訳ないなって・・・」
獅子丸「なんでだ?」
「だって・・・先輩が大変じゃないですか?」
獅子丸「そうか?」
「人一人養うって簡単なことではないですよ・・・」
獅子丸「そうだな・・・でも、これから先子供もできる予定なんだぞ?そうしたらどちらにしても養うことになるんだ」
「・・・」
獅子丸「なら、最初から専業でもいいと思うけどな~」
そういい僕の前に来た
獅子丸「俺はさ。お前のためならどんな辛いことも耐えられる」
「・・・」
獅子丸「お前の笑顔が見られるならどんなことでもする」
「・・・」
獅子丸「だから、甘えてこい。俺の腕に!」
そういい両腕を広げた
獅子丸「来いよ!俺はお前を受け止めてやる!」
僕は先輩の腕の中に入った
そして強く抱きしめてきた
獅子丸「お前の居場所はここだろ?」
「・・・はい」
獅子丸「どうしても働きたいなら父さんの喫茶店で働けばいい!」
「そうですね・・・」
そして僕たちはキスをした
獅子丸「今後、やりたいことがあるなら俺はそれを応援する!まだ一年なんだ!ゆっくり探せばいい!」
「そう、ですよね!」
獅子丸「ああ!」
夜になり先輩は帰って行った
「・・・」
僕は先輩からもらったトロフィーやメダルを見ていた
「・・・夢・・・か・・・」
考える時が来るとは思わなかったな
親の言うことを聞いて生きていくのだとずっと思ってた
でも、今は自分のやりたいことを自分で見つけることができる
「・・・嫁か・・・いいかも・・・」
結婚して家庭に入って子供を産んで・・・
それも一つの未来だよね
「・・・寝よう」
僕はベッドに入った
でも、なかなか寝付けなかった
「・・・」
何時間たっただろう・・・
「・・・夜中の三時・・・」
僕は部屋の窓を開け空を見た
「星が綺麗だな・・・」
星は綺麗に輝いていた
「・・・なんで眠れないんだろう・・・」
いつもなら眠くなって寝てるのに・・・
「・・・」
僕は考えながら俯いき下を見た
その時
???「陽翔!」
と小声が下から聞こえた
僕は声の聞こえた方を見た
でも、真っ暗で見えなかった
「気のせい・・・?」
???「少し離れてくれ!」
とまた聞こえた
僕は少し離れた
その時、先輩が窓から入ってきた
「先輩!っ!?」
獅子丸「しーーー!」
と先輩が僕の口を手で押さえた
獅子丸「今、夜中だから・・・部外者が入っちゃいけないんだ・・・」
「じゃあ、なんで来たんですか?」
獅子丸「いや・・・お前を抱いてないと眠れなくて・・・」
あ、そうか・・・
僕が寝れないのは先輩がいないからだ
それに気が付いた時、すごくすっきりした
「納得!」
獅子丸「ん?」
「僕も寝れなくて・・・なんでかなって考えてたんですが・・・先輩の言葉で納得しました!」
獅子丸「お前もそうだったのかw夜更かししていけない子だなって思ったが・・・同じだったか!」
そういうと二人でベッドに入った
そしてくっ付いて寝っ転がった
そしたらすぐ眠くなってきた
「本当に・・・先輩が、居ないと・・・眠れないんだ・・・」
獅子丸「俺も・・・そうみたいだ・・・陽翔・・・おやすみ・・・」
「おやすみなさい・・・」
そして僕たちは眠りについた・・・
寮のみんながもう帰ってきていた
犬橋「だ~~~~!!!終わらない!!」
熊下「コツコツやらないから・・・糸色を見てみろ。真剣にやってるだろう?」
「・・・」
犬橋「こいつだけは先輩とイチャイチャしてて宿題やってないと思ったのに!!」
熊下「恋人がいようとやってる人はやってるんだよ・・・な?糸色?」
「そ、そうだねw」
と言いつつまったくやってないからこう見えて焦ってやっているわけだけど・・・
僕の隣では先輩と寮長が焦って宿題をやっている
獅子丸「ここは・・・」
寮長「ここは・・・これを・・・使えば・・・」
熊下「はぁ・・・」
熊下のため息を聞きながら宿題を終わらせた
犬橋「はぁ・・・終わった~!」
獅子丸「はぁ・・・頭痛い・・・」
みんな床に寝っ転がっていた
犬橋「なんで夏休みってこんなに宿題出されるんだよ・・・」
熊下「それは休みが長いからだろう」
犬橋「宿題なんてなくてもいいじゃん・・・」
校長「昔、私も同じことを思いましたね~w」
「「「「うわっ!!!」」」
校長「こんにちわ!いや、もう夕方だから、こんばんわ!かなw」
いつの間にか校長先生がみんなの輪の中にいたのだ
熊下「いつの間に・・・」
校長「フフフwいつからだろうねw」
なんて言いながらお菓子をくれた
校長「お中元でもらったんだけど、食べきれないから、みんなで食べて?」
犬橋「うわ~!お菓子だ!!」
「ありがとうございます!」
熊下「ありがとうございます!」
寮長「っす」
獅子丸「ありがとうございます!助かります!」
校長「喜んでもらえると嬉しいよwでは!」
と帰って行った
みんなでお菓子を食べながら夏休み何をしていたのかを話した
犬橋「先輩の試合すごかったよな!」
「うん!すごかった!」
熊下「糸色はいきなり出て行くし・・・びっくりしたよ・・・」
「ごめん・・・」
熊下「まぁ先輩の所に向かったのは知ってたからいいけどねw」
犬橋「そういう熊下は何してたんだよ~」
熊下「俺たちは実家の仕事を手伝わされたよ・・・」
獅子丸「仕事?」
寮長「農業だ・・・」
獅子丸「お!俺たちの食を支える立派な仕事だな!」
熊下「そう言ってもらえると嬉しいですw」
犬橋「そういえば寮長は進路どうするんですか?」
寮長「俺は長男だから」
熊下「別に無理に継がなくても・・・」
寮長「俺はいい。お前は好きなことしろ」
熊下「・・・」
獅子丸「・・・犬橋はやっぱり画家?」
犬橋「はい!」
「犬橋ならなれるよ!」
犬橋「へへへwありがとう!糸色は?」
「・・・考えてないw」
犬橋「案外接客とかいいんじゃない?」
「え、無理だよ・・・」
熊下「糸色には無理だろう・・・」
犬橋「う~ん・・・じゃあ、事務とか?」
「パソコンとかよくわからない」
みんなが頭を悩めている
そんなまだ先のことを今考えなくても・・・
寮長「・・・嫁」
「「「それだ!!!」」」
と寮長がボソッと言ったことにみんなが一斉に声を上げる
犬橋「そうだよ!先輩の嫁があるじゃん!」
熊下「そうだな!先輩なら養えるぐらい稼ぐだろうし!」
寮長「決まり」
みんなが僕の将来を勝手に決めた
僕は先輩を見た
獅子丸「ニコッ!」
先輩は何も言わなかったが嬉しそうな笑顔を向けてきた
「・・・」
僕は恥ずかしいやら申し訳ないやらで俯いた
そしてみんな解散して僕と先輩は僕の部屋にいた
「・・・」
獅子丸「・・・」
さっきのことで話しづらい・・・
獅子丸「なぁ」
「は、はい・・・」
獅子丸「ホントに俺の嫁が夢でもいいんだぞ?」
「・・・」
獅子丸「お前を養っていけるぐらい稼ぐし、家で俺の帰りを待ってくれてるのは嬉しい」
「でも・・・」
獅子丸「嫌・・・なのか?」
「そうではいないです。でも・・・」
獅子丸「ん?」
「申し訳ないなって・・・」
獅子丸「なんでだ?」
「だって・・・先輩が大変じゃないですか?」
獅子丸「そうか?」
「人一人養うって簡単なことではないですよ・・・」
獅子丸「そうだな・・・でも、これから先子供もできる予定なんだぞ?そうしたらどちらにしても養うことになるんだ」
「・・・」
獅子丸「なら、最初から専業でもいいと思うけどな~」
そういい僕の前に来た
獅子丸「俺はさ。お前のためならどんな辛いことも耐えられる」
「・・・」
獅子丸「お前の笑顔が見られるならどんなことでもする」
「・・・」
獅子丸「だから、甘えてこい。俺の腕に!」
そういい両腕を広げた
獅子丸「来いよ!俺はお前を受け止めてやる!」
僕は先輩の腕の中に入った
そして強く抱きしめてきた
獅子丸「お前の居場所はここだろ?」
「・・・はい」
獅子丸「どうしても働きたいなら父さんの喫茶店で働けばいい!」
「そうですね・・・」
そして僕たちはキスをした
獅子丸「今後、やりたいことがあるなら俺はそれを応援する!まだ一年なんだ!ゆっくり探せばいい!」
「そう、ですよね!」
獅子丸「ああ!」
夜になり先輩は帰って行った
「・・・」
僕は先輩からもらったトロフィーやメダルを見ていた
「・・・夢・・・か・・・」
考える時が来るとは思わなかったな
親の言うことを聞いて生きていくのだとずっと思ってた
でも、今は自分のやりたいことを自分で見つけることができる
「・・・嫁か・・・いいかも・・・」
結婚して家庭に入って子供を産んで・・・
それも一つの未来だよね
「・・・寝よう」
僕はベッドに入った
でも、なかなか寝付けなかった
「・・・」
何時間たっただろう・・・
「・・・夜中の三時・・・」
僕は部屋の窓を開け空を見た
「星が綺麗だな・・・」
星は綺麗に輝いていた
「・・・なんで眠れないんだろう・・・」
いつもなら眠くなって寝てるのに・・・
「・・・」
僕は考えながら俯いき下を見た
その時
???「陽翔!」
と小声が下から聞こえた
僕は声の聞こえた方を見た
でも、真っ暗で見えなかった
「気のせい・・・?」
???「少し離れてくれ!」
とまた聞こえた
僕は少し離れた
その時、先輩が窓から入ってきた
「先輩!っ!?」
獅子丸「しーーー!」
と先輩が僕の口を手で押さえた
獅子丸「今、夜中だから・・・部外者が入っちゃいけないんだ・・・」
「じゃあ、なんで来たんですか?」
獅子丸「いや・・・お前を抱いてないと眠れなくて・・・」
あ、そうか・・・
僕が寝れないのは先輩がいないからだ
それに気が付いた時、すごくすっきりした
「納得!」
獅子丸「ん?」
「僕も寝れなくて・・・なんでかなって考えてたんですが・・・先輩の言葉で納得しました!」
獅子丸「お前もそうだったのかw夜更かししていけない子だなって思ったが・・・同じだったか!」
そういうと二人でベッドに入った
そしてくっ付いて寝っ転がった
そしたらすぐ眠くなってきた
「本当に・・・先輩が、居ないと・・・眠れないんだ・・・」
獅子丸「俺も・・・そうみたいだ・・・陽翔・・・おやすみ・・・」
「おやすみなさい・・・」
そして僕たちは眠りについた・・・
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