出会ったのは喫茶店

ジャム

文字の大きさ
59 / 76
本編

冬休み・一仕事

しおりを挟む
ハロウィン騒動が終わってから一週間
もう12月になり学校は冬休みになった

犬橋「さ~~~む~~~い~~~!!」

「犬橋はそんなに寒くないでしょう?w毛皮があるんだからw」

犬橋「それでも寒いんだよ・・・」

「大げさだなw」

熊下「そういう糸色はすごい厚着だな?w」

「だって~人間だも~ん!」

僕は何枚も着込んでいた

犬橋「一枚でいい!貸して!」

「多分入らないと思うよ?」

犬橋「それでもいい!頼む!」

「もう・・・しょうがないな・・・はい!」

と僕は靴下を渡した

犬橋「サンキュー!・・・え・・・靴下・・・?」

「うん。ダメ?」

犬橋「そこは上着を一枚だろう!?」

「無理!死ぬ!」

熊下「そもそも部屋に戻れば着る物なんてたくさんあるだろう?」

犬橋「まだ衣替えしてなくて・・・厚着系は全部押し入れの奥にあるんだよ・・・」

熊下「じゃあ、さっさと出せばいいだろう・・・」

犬橋「それが・・・めんどくさいんだよね~w」

熊下「・・・糸色。貸さなくていいぞ」

犬橋「え~!?俺死んじゃうよ?凍死しちゃうよ?」

熊下「お前はこのぐらいでは死なない。大丈夫だw」

犬橋「そもそもエアコンはどうしたんだよ・・・電源入れてよ!」

「それが・・・ね?」

熊下「ああ・・・」

犬橋「???」

昨日からエアコンが全部止まっているのだ
電源も入らない状態だ

犬橋「だから俺の部屋のエアコンが動かなかったのか~。壊しちゃったかと思って言いだせなかったんだよな~」

熊下「お前な・・・」

犬橋「で、いつ直るの?」

「わからない。校長先生が業者に連絡してくれてるけど・・・」

熊下「業者も休みの可能性がある・・・」

犬橋「困る!死ぬ!」

「もう・・・仕方ないなw」

そういい僕は上着を二枚脱ぎ犬橋に着せてあげた

犬橋「サンキュー!さっすが糸色様!どこぞの冷酷熊より頼りになるな!」

熊下「さて、どこの熊かな~?」

そういい熊下は犬橋の片耳を引っ張る

犬橋「いててて!痛い!取れる!取れちゃう!」

熊下「このまま取れてしまえ!」

「ま、まぁまぁwそのへんでw」

ピンポ~ン

その時、寮に訪問者を知らせるベルが鳴り響いた

犬橋「あ!業者かも!」

寮長「俺が出る」

そういい寮長が行った

犬橋「これで生き返るな!」

「そうだねw」

寮長「残念。獅子丸だ」

獅子丸「よう!」

そこには赤いマフラーに赤いニット帽をかぶった先輩がいた

「先輩!」

僕は先輩に抱き着いた

獅子丸「陽翔・・・そんな薄着で・・・風邪を引くぞ?」

「あ、これは犬橋がっ!?」

後ろから犬橋が僕の口を手で塞いだ
そして小声で

犬橋「言うな!殺される!」

獅子丸「ん???」

犬橋「えっと・・・俺も薄着はよくないって・・・」

熊下「犬橋が糸色から衣類をはぎ取りました」

犬橋「息するように俺を裏切るな!」

獅子丸「ほう・・・こんな寒いのに俺の大切な恋人から衣類をはぎ取ったと・・・?」

犬橋「い、いえ!違います!」

獅子丸「どおりで小さな服を着てると思ったが・・・納得したよ・・・さぁ・・・覚悟はできてるよな~?」

先輩は指を鳴らしながら犬橋に近づいていく

犬橋「ち、違うんです!違わなくはないけど・・・はぎ取ってないです!糸色の善意です!」

獅子丸「・・・フッ・・・w」

犬橋「???」

獅子丸「知ってるよwお前はそんなことをしないってこともw」

犬橋はその場に座り込んだ

犬橋「じゃあなんでこんなことを!?」

獅子丸「いやwどうせ、めんどくさくて部屋に戻らないで寒い寒い騒いで陽翔が貸したんだろうと思ったんだwめんどくさがらず部屋に行って着替えて来いよw」

犬橋「それがですね・・・」

獅子丸「ん?」

「衣替えがめんどくさかったんだってw」

みんなで犬橋を見る

犬橋「・・・てへっ!」

獅子丸「はぁ・・・部屋に行くぞ。衣替え手伝ってやる」

「あ、僕も行く!犬橋の部屋見てみたい!」

熊下「俺も行こうかなw暇だしw」

寮長「俺はここで業者を待つ」

そして寮長を残して犬橋の部屋に向かった
中は絵がたくさん飾ってあって絵描きさんの部屋って感じだった

熊下「相変わらずだな・・・」

獅子丸「足の踏み場もない・・・」

「少しは片付けないと・・・」

犬橋「俺的には片付いてるんだけどな・・・」

獅子丸「・・・はぁ・・・どこに衣類があるんだ?」

犬橋「あそこです!」

そういい指を指した
みんなでその先を追うと・・・

「・・・」

熊下「・・・」

獅子丸「・・・諦めよう!下に行って暖かい飲み物を飲もう!」

熊下・僕「そうですね!」

犬橋「まって~~~!!助けて!お願い!!」

そこには大量のガラクタ・・・ゴホンッ!
絵具の残骸やくしゃくしゃになった紙などが山積みになっていた

獅子丸「・・・はぁ・・・仕方ない。やるか・・・」

「そうですね・・・」

熊下「後で暖かい飲み物を奢れよ!」

犬橋「ありがと~~!助かるよ~」

と犬橋は僕たちに抱き着いてきた

獅子丸「離れろ・・・」

熊下「重い・・・」

「もうw」

そしてガラクタ・・・ゴホンッ!
残骸やごみ?を片付けた

熊下「これは?」

犬橋「それはまだ使うから捨てないで!」

「これは?」

犬橋「それは・・・捨てていいよ!」

獅子丸「これは・・・捨てていいな!」

犬橋「ダメ!それはダメ!まだ使えます!」

正直僕には全部ゴミにしか見えないんだけど、きっと犬橋にとってはまだ使い道がある物なのだろう
しばらく掃除をして

獅子丸「はぁ・・・終わった・・・」

熊下「お前・・・普段から片付けろよ・・・」

犬橋「絵を描いてるときは周りを気にしたくないんだよね~」

そういい押し入れから衣類の入っている箱を取り出した
中には冬物も服がたくさん入っていた

犬橋「これで生き延びられる~」

と着替えを始めた

獅子丸「はぁ・・・マイペースな奴・・・」

「そうですねw・・・クシュン!!」

獅子丸「大丈夫か!?」

「大丈夫ですよwくしゃみが出ただけですよw」

そういうと先輩は上着を脱ぎ僕に着せてきた

「先輩が風邪を引きますよ?」

獅子丸「お前が引くよりかいい」

「・・・」

僕は服に鼻を当てた
先輩の匂いがする
落ち着く・・・

犬橋「お!彼シャツ!」

熊下「彼シャツ・・・なのか?」

獅子丸「そもそもお前がちゃんと衣替えしないのが悪いんだろう・・・」

犬橋「てへっ!」

獅子丸「はぁ・・・」

「下に行きましょうw暖かい物を犬橋に買ってもらいましょうw」

と、僕達は下に向かった

寮長「ですから何度も説明してますが・・・」

獅子丸「ん?なんの騒ぎだ?」

「あ!業者が来たのかも!」

犬橋「マジで!?やったね!」

熊下「でも、おごりはなくならないからな?」

犬橋「う・・・」

一階に着くとそこには・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー

白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿) 金持ち‪社長・溺愛&執着 α‬ × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω 幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。 ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。 発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう 離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。 すれ違っていく2人は結ばれることができるのか…… 思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいα‬の溺愛、身分差ストーリー ★ハッピーエンド作品です ※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏 ※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m ※フィクション作品です ※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです

【BL】『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとでした

圭琴子
BL
 この世界は、αとβとΩで出来てる。  生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。  今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。    βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。  小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。  従って俺は戸籍上、β籍になっている。  あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。  俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。  今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。  だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。  だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。  学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。  どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。  『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。

【完結】陰キャなΩは義弟αに嫌われるほど好きになる

grotta
BL
蓉平は父親が金持ちでひきこもりの一見平凡なアラサーオメガ。 幼い頃から特殊なフェロモン体質で、誰彼構わず惹き付けてしまうのが悩みだった。 そんな蓉平の父が突然再婚することになり、大学生の義弟ができた。 それがなんと蓉平が推しているSNSのインフルエンサーAoこと蒼司だった。 【俺様インフルエンサーα×引きこもり無自覚フェロモン垂れ流しΩ】 フェロモンアレルギーの蒼司は蓉平のフェロモンに誘惑されたくない。それであえて「変態」などと言って冷たく接してくるが、フェロモン体質で人に好かれるのに嫌気がさしていた蓉平は逆に「嫌われるのって気楽〜♡」と喜んでしまう。しかも喜べば喜ぶほどフェロモンがダダ漏れになり……? ・なぜか義弟と二人暮らしするはめに ・親の陰謀(?) ・50代男性と付き合おうとしたら怒られました ※オメガバースですが、コメディですので気楽にどうぞ。 ※本編に入らなかったいちゃラブ(?)番外編は全4話。 ※6/20 本作がエブリスタの「正反対の二人のBL」コンテストにて佳作に選んで頂けました!

転化オメガの優等生はアルファの頂点に組み敷かれる

さち喜
BL
優等生・聖利(ひじり)と校則破りの常習犯・來(らい)は、ともに優秀なアルファ。 ライバルとして競い合ってきたふたりは、高等部寮でルームメイトに。 來を意識してしまう聖利は、あるとき自分の身体に妙な変化を感じる。 すると、來が獣のように押し倒してきて……。 「その顔、煽ってんだろ? 俺を」 アルファからオメガに転化してしまった聖利と、過保護に執着する來の焦れ恋物語。 ※性描写がありますので、苦手な方はご注意ください。 ※2021年に他サイトで連載した作品です。ラストに番外編を加筆予定です。 ☆登場人物☆ 楠見野聖利(くすみのひじり) 高校一年、175センチ、黒髪の美少年アルファ。 中等部から学年トップの秀才。 來に好意があるが、叶わぬ気持ちだと諦めている。 ある日、バース性が転化しアルファからオメガになってしまう。 海瀬來(かいせらい) 高校一年、185センチ、端正な顔立ちのアルファ。 聖利のライバルで、身体能力は聖利より上。 海瀬グループの御曹司。さらに成績優秀なため、多少素行が悪くても教師も生徒も手出しできない。 聖利のオメガ転化を前にして自身を抑えきれず……。

後天性オメガは未亡人アルファの光

おもちDX
BL
ベータのミルファは侯爵家の未亡人に婚姻を申し出、駄目元だったのに受けてもらえた。オメガの奥さんがやってくる!と期待していたのに、いざやってきたのはアルファの逞しい男性、ルシアーノだった!? 大きな秘密を抱えるルシアーノと惹かれ合い、すれ違う。ミルファの体にも変化が訪れ、二次性が変わってしまった。ままならない体を抱え、どうしてもルシアーノのことを忘れられないミルファは、消えた彼を追いかける――! 後天性オメガをテーマにしたじれもだオメガバース。独自の設定です。 アルファ×ベータ(後天性オメガ)

八月は僕のつがい

やなぎ怜
BL
冬生まれの雪宗(ゆきむね)は、だからかは定かではないが、夏に弱い。そして夏の月を冠する八月(はつき)にも、弱かった。αである八月の相手は愛らしい彼の従弟たるΩだろうと思いながら、平凡なβの雪宗は八月との関係を続けていた。八月が切り出すまでは、このぬるま湯につかったような関係を終わらせてやらない。そう思っていた雪宗だったが……。 ※オメガバース。性描写は薄く、主人公は面倒くさい性格です。

番に見つからない街で、子供を育てている

はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。 異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。 現世の記憶は失われているが、 この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。 街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、 ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。 だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。 再会は望まない。 今はただ、この子との生活を守りたい。 これは、番から逃げたオメガが、 選び直すまでの物語。 *本編完結しました

いい加減観念して結婚してください

彩根梨愛
BL
平凡なオメガが成り行きで決まった婚約解消予定のアルファに結婚を迫られる話 元々ショートショートでしたが、続編を書きましたので短編になりました。 2025/05/05時点でBL18位ありがとうございます。 作者自身驚いていますが、お楽しみ頂き光栄です。

処理中です...