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本編
冬休み・環境で変わる
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次の日
「・・・」
僕は食堂で一人で食事をしていた
もちろんみんないる
先輩は部活の朝練で早くから寮を出て行った
熊下兄弟「・・・」
昨日の今日で話しかけにくい・・・
お互い様だろうけど・・・
「・・・」
犬橋「ふわ~~・・・あ!糸色!おっはよう!」
犬橋は大あくびをしながら階段から降りてきたと同時に僕に話しかけた
「お、おはよう・・・」
犬橋「おう!」
と、いつもと同じ笑顔で話しかけてくる
「・・・」
犬橋「どうした?みんな暗いぞ?」
熊下兄弟「・・・」
犬橋「???」
「犬橋・・・いいから・・・」
犬橋「・・・」
そして僕は部屋に戻った
「・・・ゴホッ!ゴホッ!」
なんだか・・・眩暈が・・・
「・・・ゴホッ!」
僕はベッドに横になる
「なんだか・・・調子がよくない・・・かも・・・」
僕の咳は少しずつ酷くなっていく
「ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!」
胸が・・・少し苦しい・・・
コンコン
その時扉の叩く音が聞こえた
「は、はい・・・」
犬橋「お邪魔しま~す!」
と、犬橋が元気よく入ってきた
「な、なに?」
犬橋「いや・・・熊下も寮長も・・・その・・・なんだ・・・」
犬橋は何か言いづらそうにしている
言おうとしていることはわかってる
「気にしてないよ・・・怖いんでしょう?」
犬橋「みたい」
「犬橋は?怖くないの?」
犬橋「・・・」
犬橋は僕の前に無言で座った
犬橋「正直に言うと・・・怖いよ?」
「・・・」
犬橋「糸色は・・・どうだった?」
「・・・」
犬橋「両親を叩いて」
「・・・気持ちよかった・・・勝てるとわかって・・・嬉しかった・・・」
犬橋「・・・そうか・・・」
そういうと犬橋は立ち上がり
犬橋「殴れ」
「え・・・?」
犬橋「俺を今すぐ殴れ」
「い、嫌だよ!」
犬橋「なんで?」
「だって・・・」
犬橋「だって、なんだ?気持ちよかったんだろう?嬉しかったんだろう?」
「・・・」
犬橋「なら殴れよ」
「嫌だ・・・」
犬橋「なんで?なんで嫌なんだ?」
「犬橋を・・・大切な友達を傷つけたくない」
犬橋「・・・そうか!安心した!」
「え?」
犬橋「だってよ?これでわかっただろう?」
そういうと扉がゆっくり開き熊下兄弟が入ってきた
「熊下・・・寮長・・・」
熊下「糸色・・・ごめん・・・」
寮長「すまない・・・」
「・・・」
犬橋「実はな・・・熊下と寮長がお前が怖いって言っててな・・・」
「・・・」
犬橋「俺も怖いけど、糸色は好きで暴力はしないと思ってたから。でも、よかった~これで殴られたらどうしようかと思った~」
と犬橋は座り込む
「殴らないよ・・・大切な・・・人たちを殴ったりなんて・・・」
校長「それを聞いて安心しました!」
熊下「校長先生・・・」
校長「みなさん、おはようございます!」
「・・・」
校長「糸色くん・・・少し話をしませんか?」
そういいベットに腰を下ろす校長先生
校長「君はあの時。どうだったんだい?」
「・・・」
校長「親を叩いて・・・どうだった?」
「・・・」
校長「気持ちよかったかい?楽しかったかい?」
「・・・は、い・・・」
僕は涙を流した
自分が・・・怖かった・・・
また・・・暴力を楽しむ『自分』が現れるんじゃないのか・・・
僕の奥深くにいるもう一人の自分が・・・
校長「君は楽しんで暴力をしない」
「なんで・・・」
校長「君は快楽で暴力をしない」
「なんでそんなこと言えるんですか!!」
僕は大声を出し立ち上がった
「あなたになにがわかるんですか!!僕の中に眠る・・・もう一人の自分が現れるかもしれない!また暴力を楽しむかもしれない!それを・・・簡単に否定しないでよ!!」
校長「・・・」
「勝手に言わないでよ!!あなたは僕とは他人なんだ!血のつながりもないのになんで言い切れるんだ!!」
校長「・・・」
パシンッ!
「!?」
僕は校長先生に叩かれた
校長「陽翔・・・いい加減にしなさい」
「・・・」
校長「確かに、私は君と血のつながりはない。でも、我が子のように君に接しているつもりだ」
校長先生は僕の前に屈んだ
校長「血のつながりって確かに大事だと思う。でも、それ以上に『環境』が大切なんだと思う」
「環境・・・?」
校長「ああ。ダメな親元に産まれても立派に育つ子もいればその逆もいる」
「・・・」
校長「それはその子自身がどういう環境で育ったかだと思うんだよね」
「僕は・・・あの親の傍で育ちました・・・だから・・・」
校長「・・・じゃあ、君はお父さんやお母さんのようになりたいのかい?」
「・・・いえ。なりたくないです」
校長「では親を反面教師にして生きなさい」
「・・・」
校長「親のようになりたくない。そう思う気持ちがあるなら君は大丈夫!」
そういい頭を撫でてきた
校長「君なら大丈夫!いい大人になるよ!」
「・・・なんで・・・言い切れるんですか・・・」
校長「君の傍には君を支える人達がいるだろう?」
「・・・」
校長「熊下兄弟に犬橋くん。それに獅子丸君もいるじゃないか!」
「・・・」
校長「もちろん、私もいる。君の後見人としてね!親としていられないけどねw」
そういい僕を抱きしめてきた
校長「だから大丈夫・・・君は負けない」
「う・・・」
校長「大丈夫・・・大丈夫・・・」
僕は高校生にもなって大きな声を出して泣いた
校長先生の胸に顔を当て声を出して泣いた
校長先生は強く抱きしめてくれた
「ごめんなさい!・・・酷いことを言って!」
校長「いいんだよ!事実だしw」
「でも・・・でも!!」
校長「後見人として傍に居させてもらってるけど・・・私は助かってるよ!」
しばらく泣いた後、僕は校長先生から離れた
「すみませんでした・・・」
校長「いいんですよwたまには甘えてくださいw」
「はいw・・・ゴホッ!ゴホッ!」
校長「糸色くん?」
「ゴホッ!ゴホッ!ゲホッ!」
校長「陽翔!!」
僕はその声を最後に気を失った・・・
「・・・」
僕は食堂で一人で食事をしていた
もちろんみんないる
先輩は部活の朝練で早くから寮を出て行った
熊下兄弟「・・・」
昨日の今日で話しかけにくい・・・
お互い様だろうけど・・・
「・・・」
犬橋「ふわ~~・・・あ!糸色!おっはよう!」
犬橋は大あくびをしながら階段から降りてきたと同時に僕に話しかけた
「お、おはよう・・・」
犬橋「おう!」
と、いつもと同じ笑顔で話しかけてくる
「・・・」
犬橋「どうした?みんな暗いぞ?」
熊下兄弟「・・・」
犬橋「???」
「犬橋・・・いいから・・・」
犬橋「・・・」
そして僕は部屋に戻った
「・・・ゴホッ!ゴホッ!」
なんだか・・・眩暈が・・・
「・・・ゴホッ!」
僕はベッドに横になる
「なんだか・・・調子がよくない・・・かも・・・」
僕の咳は少しずつ酷くなっていく
「ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!」
胸が・・・少し苦しい・・・
コンコン
その時扉の叩く音が聞こえた
「は、はい・・・」
犬橋「お邪魔しま~す!」
と、犬橋が元気よく入ってきた
「な、なに?」
犬橋「いや・・・熊下も寮長も・・・その・・・なんだ・・・」
犬橋は何か言いづらそうにしている
言おうとしていることはわかってる
「気にしてないよ・・・怖いんでしょう?」
犬橋「みたい」
「犬橋は?怖くないの?」
犬橋「・・・」
犬橋は僕の前に無言で座った
犬橋「正直に言うと・・・怖いよ?」
「・・・」
犬橋「糸色は・・・どうだった?」
「・・・」
犬橋「両親を叩いて」
「・・・気持ちよかった・・・勝てるとわかって・・・嬉しかった・・・」
犬橋「・・・そうか・・・」
そういうと犬橋は立ち上がり
犬橋「殴れ」
「え・・・?」
犬橋「俺を今すぐ殴れ」
「い、嫌だよ!」
犬橋「なんで?」
「だって・・・」
犬橋「だって、なんだ?気持ちよかったんだろう?嬉しかったんだろう?」
「・・・」
犬橋「なら殴れよ」
「嫌だ・・・」
犬橋「なんで?なんで嫌なんだ?」
「犬橋を・・・大切な友達を傷つけたくない」
犬橋「・・・そうか!安心した!」
「え?」
犬橋「だってよ?これでわかっただろう?」
そういうと扉がゆっくり開き熊下兄弟が入ってきた
「熊下・・・寮長・・・」
熊下「糸色・・・ごめん・・・」
寮長「すまない・・・」
「・・・」
犬橋「実はな・・・熊下と寮長がお前が怖いって言っててな・・・」
「・・・」
犬橋「俺も怖いけど、糸色は好きで暴力はしないと思ってたから。でも、よかった~これで殴られたらどうしようかと思った~」
と犬橋は座り込む
「殴らないよ・・・大切な・・・人たちを殴ったりなんて・・・」
校長「それを聞いて安心しました!」
熊下「校長先生・・・」
校長「みなさん、おはようございます!」
「・・・」
校長「糸色くん・・・少し話をしませんか?」
そういいベットに腰を下ろす校長先生
校長「君はあの時。どうだったんだい?」
「・・・」
校長「親を叩いて・・・どうだった?」
「・・・」
校長「気持ちよかったかい?楽しかったかい?」
「・・・は、い・・・」
僕は涙を流した
自分が・・・怖かった・・・
また・・・暴力を楽しむ『自分』が現れるんじゃないのか・・・
僕の奥深くにいるもう一人の自分が・・・
校長「君は楽しんで暴力をしない」
「なんで・・・」
校長「君は快楽で暴力をしない」
「なんでそんなこと言えるんですか!!」
僕は大声を出し立ち上がった
「あなたになにがわかるんですか!!僕の中に眠る・・・もう一人の自分が現れるかもしれない!また暴力を楽しむかもしれない!それを・・・簡単に否定しないでよ!!」
校長「・・・」
「勝手に言わないでよ!!あなたは僕とは他人なんだ!血のつながりもないのになんで言い切れるんだ!!」
校長「・・・」
パシンッ!
「!?」
僕は校長先生に叩かれた
校長「陽翔・・・いい加減にしなさい」
「・・・」
校長「確かに、私は君と血のつながりはない。でも、我が子のように君に接しているつもりだ」
校長先生は僕の前に屈んだ
校長「血のつながりって確かに大事だと思う。でも、それ以上に『環境』が大切なんだと思う」
「環境・・・?」
校長「ああ。ダメな親元に産まれても立派に育つ子もいればその逆もいる」
「・・・」
校長「それはその子自身がどういう環境で育ったかだと思うんだよね」
「僕は・・・あの親の傍で育ちました・・・だから・・・」
校長「・・・じゃあ、君はお父さんやお母さんのようになりたいのかい?」
「・・・いえ。なりたくないです」
校長「では親を反面教師にして生きなさい」
「・・・」
校長「親のようになりたくない。そう思う気持ちがあるなら君は大丈夫!」
そういい頭を撫でてきた
校長「君なら大丈夫!いい大人になるよ!」
「・・・なんで・・・言い切れるんですか・・・」
校長「君の傍には君を支える人達がいるだろう?」
「・・・」
校長「熊下兄弟に犬橋くん。それに獅子丸君もいるじゃないか!」
「・・・」
校長「もちろん、私もいる。君の後見人としてね!親としていられないけどねw」
そういい僕を抱きしめてきた
校長「だから大丈夫・・・君は負けない」
「う・・・」
校長「大丈夫・・・大丈夫・・・」
僕は高校生にもなって大きな声を出して泣いた
校長先生の胸に顔を当て声を出して泣いた
校長先生は強く抱きしめてくれた
「ごめんなさい!・・・酷いことを言って!」
校長「いいんだよ!事実だしw」
「でも・・・でも!!」
校長「後見人として傍に居させてもらってるけど・・・私は助かってるよ!」
しばらく泣いた後、僕は校長先生から離れた
「すみませんでした・・・」
校長「いいんですよwたまには甘えてくださいw」
「はいw・・・ゴホッ!ゴホッ!」
校長「糸色くん?」
「ゴホッ!ゴホッ!ゲホッ!」
校長「陽翔!!」
僕はその声を最後に気を失った・・・
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