62 / 76
本編
冬休み・この遺伝子を・・・
しおりを挟む
「・・・寒い・・・」
僕は寮を飛び出した
荷物を抱えて・・・
先輩からもらったトロフィーとメダルは置いてきた
僕が持っていていい物じゃないから・・・
「・・・」
僕はどこに行けばいいんだろう・・・
とにかくここではない違うところに行きたい
「・・・みんな・・・」
僕はみんなの話を聞いてしまった・・・
みんなが僕を怖がってる
もう・・・一緒に居られない
「・・・」
しばらく歩いた
どこに行けばいいのか・・・
僕に居場所なんてない・・・
「居場所なんて・・・いらないよ・・・」
居場所なんてあったら・・・また僕の中の遺伝子が暴れる・・・
そうなるくらいなら・・・いらない・・・
しばらく街を彷徨った
その時、雪が降ってきた
「雪・・・?」
どおりで寒いわけだ・・・
僕は手を広げた
広げた手に雪が落ち溶ける
「僕も・・・溶けて無くなりたい・・・」
僕が存在してる限り先輩は僕を探し続けるはず
どこに居ようと・・・必ず探し出すはず
なら・・・消えてなくなった方がいいのかもしれない・・・
そうすれば・・・負の遺伝子も残さないで済むし、先輩も違う運命の相手を見つけることができるだろう・・・
そして僕は大きな川が流れる大きな橋に来た
前に先輩の試合に行くのにここを通ったことがあったから、場所は知っていた
「・・・先輩・・・みんな・・・」
僕は橋の真ん中で川を見た
大きいから僕みたいな人は小さく・・・本当に小さく映るだけだった
「ここから飛び降りれば・・・この大きな川が僕を消してくれる・・・」
荷物を置き、柵を乗り越え川に身を乗り出した
そして・・・僕は首から下げたペンダントを掴んだ
これだけは置いてこれなかった
僕の大切な・・・宝物なのだから・・・
「うぅ・・・ごめんなさい・・・」
涙が川に落ちていく
「先輩・・・愛してます・・・みんな・・・元気で・・・」
そういい僕は橋から身を投げた
落ちている間、学園での生活が頭に流れた
走馬灯・・・これがそうなんだろう・・・
先輩と過ごした日々、友と呼べる人達との日々、親代わりではあるけど実の親より親らしいことをしてくれた校長先生・・・
僕にはもったいないくらいの幸せな時間だった
僕は死んでもこの思い出は忘れない
きっと僕は地獄行きだろう
それも当然だ
でも・・・もし、叶うなら・・・来世はまともな親元に産まれて、また・・・先輩に出会えると・・・いいな・・・
そして・・・
ドボンッ!!
僕の身体は冷たい水の中に落ちた
「っ・・・」
身体を刺すような鋭い冷たさが僕を襲う
でも、もう死ぬのだから・・・構わない・・・
(これで・・・負の遺伝子は・・・消せる・・・)
身体は川の流れに乗り沈んでいく
僕は水面を見た
夕陽に照らされて水面がとてもきれいに輝いていた
(ああ・・・凄く綺麗だな・・)
もう・・・息が・・・
「グボッ・・・」
熊下・・・犬橋・・・寮長・・・いままでありがとう・・・
校長先生・・・こんな僕を引き取ってくれて・・・ありがとうございます・・・
(・・・)
先輩・・・一輝・・・僕を好きと・・・愛してると言ってくれて・・・ありがとう・・・僕も・・・愛してます。どうか、もっといいつがいに巡り会えますように・・・
僕の意識が遠のいていく
その時、腕を掴まれ引っ張られた
薄れゆく意識の中、相手を見た
(せ、んぱい・・・?)
その相手は瞳が青と赤に輝いた先輩だった
そして僕は水面に上がった
獅子丸「おい!陽翔!しっかりしろ!!」
「ゲホッゲホッ・・・先輩・・・なんで・・・?」
獅子丸「もう大丈夫だ!すぐに陸に引き上げてやるからな!」
そういい僕を抱えて先輩は陸に向かった
「下ろして・・・離して・・・」
獅子丸「ふざけるな!誰が離すか!」
「僕は・・・消えたい・・・死にたいんです・・・」
獅子丸「認めない!俺が死ぬことを認めない!」
そして僕は陸に上がった
犬橋「糸色!」
熊下「しっかりしろ!」
寮長「糸色!」
「み、んな・・・?なんで・・・?」
犬橋「よかった・・・無事だったんだな・・・」
熊下「なんで飛び込みなんて・・・」
寮長「バカなことを・・・」
「僕・・・もう・・・っ!」
その時、頬を叩かれた
獅子丸「ふざけるな!!」
ともう一発叩かれた
獅子丸「俺たちがどんな思いでお前を探したと思ってるんだ!俺がどんな思いだったかわかるか!」
「・・・」
獅子丸「お前を・・・失うかと思った・・・」
「・・・」
獅子丸「言っただろう・・・『傍にいてほしい』と・・・」
「僕は・・・先輩にふさわしくないです・・・ほかにいい人はたくさんいます・・・僕が死ねば違う運命の相手を見つけられるはずです・・・だから・・・っ!」
バシンッ!
獅子丸「ふざけるな!」
そういい僕に馬乗りになってきた
獅子丸「自分が死ねば違う運命の相手に出会える?ふざけるな!運命の相手はこの世界に一人しかいないんだ!!お前以外に居ないんだよ!」
「そんなはず・・・」
獅子丸「お前が死んでも運命は変わらない。俺は・・・運命のつがいを失い生きていく・・・」
「そんな・・・」
獅子丸「俺に・・・そんな辛い人生を歩ませたいのか・・・?」
「違います!先輩には幸せになってほしいです!」
獅子丸「なら死ぬな!!俺の傍に居ろ!離れるな!俺を一人にするな・・・」
そういい涙を流す
先輩の鬣から雫が落ちる
それと一緒に先輩の涙も落ちてくる
獅子丸「お前を失うのが・・・一番辛いんだよ・・・だから・・・死なないでくれよ・・・」
そういい僕にキスをしてきた
獅子丸「もしお前が死ぬつもりなら俺が何度でも救ってやる!お前が死んだら俺も死ぬ!」
「嫌です!先輩には生きてほしいです!」
獅子丸「その想いは俺も一緒なんだよ!」
「!!」
獅子丸「たとえ俺が死んでも、お前には生きてほしいんだよ・・・」
「・・・」
寮長「あのな。獣人は運命の相手を自分の命を落としてでも守ろうとする。それは昔からある本能なんだ。人間がどう感じるかはわからない。でも、俺たち獣人はそうなんだよ」
「・・・」
寮長「運命のつがい相手に遊びで付き合ってるわけじゃないんだ。今回の飛び降りだってそうだ」
「・・・」
寮長「獅子丸はお前が飛び降りた時、誰よりも早く走り橋から飛び降りたんだ。死ぬかもしれないのに」
「・・・」
寮長「きっと獅子丸が意識してない部分・・・本能でお前を助けたいと思ったんだろう。現に俺は・・・飛び込む勇気はなかった・・・」
「・・・」
寮長「きっとこいつらもそうだ」
二人は小さく頷いた
寮長「だから死ぬな。お前が獅子丸を愛しているように、獅子丸もお前を愛してるんだ。獅子丸を一人にしないでやってくれ」
「先輩・・・僕・・・」
獅子丸「もういいんだwお前が無事で・・・よかった・・・」
と抱きしめキスをしてきた
その身体はとても暖かかった
「すみません・・・僕・・・」
獅子丸「いいんだってwさぁ!帰ろう?寒いだろう?」
「はい・・・」
そういい僕達は寮に向かった
寮に着くと校長先生がいた
校長「糸色くん!!」
「すみません・・・ご迷惑っ!」
パシンッ!
と叩く音が寮に響いた
そして
「!?」
校長「心配させないでくれ・・・」
僕は校長先生に抱きしめられた
「校長先生!?濡れますよ!?」
校長「構うものか!また・・・失うかと・・・思った・・・」
「すみません・・・」
校長「うぅ・・・陽翔・・・」
校長先生に初めて名前を呼ばれた
校長先生はずっと抱きしめてくれた
校長「すまない・・・すぐにお風呂に入りなさい!風邪を引いてしまうよw」
そういい僕はお風呂に入った
先輩やみんなも一緒に入った
先輩以外とは初めて入った・・・
犬橋「その背中・・・あの親に?」
熊下「犬橋!」
「うん・・・ずっとナイフや爪で傷つけられてた・・・」
「「「・・・」」」
「僕・・・あの人達の子供で・・・負の遺伝子をもってて・・・」
みんなは静かに聞いていてくれた
「それでも・・・友達・・・でいてくれる?」
犬橋「何言ってるんだ?当たり前だろう?w」
「!?」
熊下「そうだなw何を言ってるんだよw」
「でも・・・怖いって・・・」
寮長「確かにそう思った。でも、お前の優しさも知ってる。お前の親よりもな」
「・・・」
犬橋「だから、そんなこと考えるのはやめよう!」
熊下「そうだぞ!」
「みんな・・・ありがとう!」
そしてお風呂から出て僕は先輩に抱きしめられながらベッドに入った
「・・・先輩?」
獅子丸「ん?」
「あの・・・すみませんでした・・・」
獅子丸「気にするなw」
「でも・・・」
獅子丸「いいんだwもう過ぎたことなんだからw」
そういい強く抱きしめてきた
獅子丸「でも、今日は傍を離れないからな?」
「はい!」
そして僕たちは抱き合いながら眠りについた
僕は寮を飛び出した
荷物を抱えて・・・
先輩からもらったトロフィーとメダルは置いてきた
僕が持っていていい物じゃないから・・・
「・・・」
僕はどこに行けばいいんだろう・・・
とにかくここではない違うところに行きたい
「・・・みんな・・・」
僕はみんなの話を聞いてしまった・・・
みんなが僕を怖がってる
もう・・・一緒に居られない
「・・・」
しばらく歩いた
どこに行けばいいのか・・・
僕に居場所なんてない・・・
「居場所なんて・・・いらないよ・・・」
居場所なんてあったら・・・また僕の中の遺伝子が暴れる・・・
そうなるくらいなら・・・いらない・・・
しばらく街を彷徨った
その時、雪が降ってきた
「雪・・・?」
どおりで寒いわけだ・・・
僕は手を広げた
広げた手に雪が落ち溶ける
「僕も・・・溶けて無くなりたい・・・」
僕が存在してる限り先輩は僕を探し続けるはず
どこに居ようと・・・必ず探し出すはず
なら・・・消えてなくなった方がいいのかもしれない・・・
そうすれば・・・負の遺伝子も残さないで済むし、先輩も違う運命の相手を見つけることができるだろう・・・
そして僕は大きな川が流れる大きな橋に来た
前に先輩の試合に行くのにここを通ったことがあったから、場所は知っていた
「・・・先輩・・・みんな・・・」
僕は橋の真ん中で川を見た
大きいから僕みたいな人は小さく・・・本当に小さく映るだけだった
「ここから飛び降りれば・・・この大きな川が僕を消してくれる・・・」
荷物を置き、柵を乗り越え川に身を乗り出した
そして・・・僕は首から下げたペンダントを掴んだ
これだけは置いてこれなかった
僕の大切な・・・宝物なのだから・・・
「うぅ・・・ごめんなさい・・・」
涙が川に落ちていく
「先輩・・・愛してます・・・みんな・・・元気で・・・」
そういい僕は橋から身を投げた
落ちている間、学園での生活が頭に流れた
走馬灯・・・これがそうなんだろう・・・
先輩と過ごした日々、友と呼べる人達との日々、親代わりではあるけど実の親より親らしいことをしてくれた校長先生・・・
僕にはもったいないくらいの幸せな時間だった
僕は死んでもこの思い出は忘れない
きっと僕は地獄行きだろう
それも当然だ
でも・・・もし、叶うなら・・・来世はまともな親元に産まれて、また・・・先輩に出会えると・・・いいな・・・
そして・・・
ドボンッ!!
僕の身体は冷たい水の中に落ちた
「っ・・・」
身体を刺すような鋭い冷たさが僕を襲う
でも、もう死ぬのだから・・・構わない・・・
(これで・・・負の遺伝子は・・・消せる・・・)
身体は川の流れに乗り沈んでいく
僕は水面を見た
夕陽に照らされて水面がとてもきれいに輝いていた
(ああ・・・凄く綺麗だな・・)
もう・・・息が・・・
「グボッ・・・」
熊下・・・犬橋・・・寮長・・・いままでありがとう・・・
校長先生・・・こんな僕を引き取ってくれて・・・ありがとうございます・・・
(・・・)
先輩・・・一輝・・・僕を好きと・・・愛してると言ってくれて・・・ありがとう・・・僕も・・・愛してます。どうか、もっといいつがいに巡り会えますように・・・
僕の意識が遠のいていく
その時、腕を掴まれ引っ張られた
薄れゆく意識の中、相手を見た
(せ、んぱい・・・?)
その相手は瞳が青と赤に輝いた先輩だった
そして僕は水面に上がった
獅子丸「おい!陽翔!しっかりしろ!!」
「ゲホッゲホッ・・・先輩・・・なんで・・・?」
獅子丸「もう大丈夫だ!すぐに陸に引き上げてやるからな!」
そういい僕を抱えて先輩は陸に向かった
「下ろして・・・離して・・・」
獅子丸「ふざけるな!誰が離すか!」
「僕は・・・消えたい・・・死にたいんです・・・」
獅子丸「認めない!俺が死ぬことを認めない!」
そして僕は陸に上がった
犬橋「糸色!」
熊下「しっかりしろ!」
寮長「糸色!」
「み、んな・・・?なんで・・・?」
犬橋「よかった・・・無事だったんだな・・・」
熊下「なんで飛び込みなんて・・・」
寮長「バカなことを・・・」
「僕・・・もう・・・っ!」
その時、頬を叩かれた
獅子丸「ふざけるな!!」
ともう一発叩かれた
獅子丸「俺たちがどんな思いでお前を探したと思ってるんだ!俺がどんな思いだったかわかるか!」
「・・・」
獅子丸「お前を・・・失うかと思った・・・」
「・・・」
獅子丸「言っただろう・・・『傍にいてほしい』と・・・」
「僕は・・・先輩にふさわしくないです・・・ほかにいい人はたくさんいます・・・僕が死ねば違う運命の相手を見つけられるはずです・・・だから・・・っ!」
バシンッ!
獅子丸「ふざけるな!」
そういい僕に馬乗りになってきた
獅子丸「自分が死ねば違う運命の相手に出会える?ふざけるな!運命の相手はこの世界に一人しかいないんだ!!お前以外に居ないんだよ!」
「そんなはず・・・」
獅子丸「お前が死んでも運命は変わらない。俺は・・・運命のつがいを失い生きていく・・・」
「そんな・・・」
獅子丸「俺に・・・そんな辛い人生を歩ませたいのか・・・?」
「違います!先輩には幸せになってほしいです!」
獅子丸「なら死ぬな!!俺の傍に居ろ!離れるな!俺を一人にするな・・・」
そういい涙を流す
先輩の鬣から雫が落ちる
それと一緒に先輩の涙も落ちてくる
獅子丸「お前を失うのが・・・一番辛いんだよ・・・だから・・・死なないでくれよ・・・」
そういい僕にキスをしてきた
獅子丸「もしお前が死ぬつもりなら俺が何度でも救ってやる!お前が死んだら俺も死ぬ!」
「嫌です!先輩には生きてほしいです!」
獅子丸「その想いは俺も一緒なんだよ!」
「!!」
獅子丸「たとえ俺が死んでも、お前には生きてほしいんだよ・・・」
「・・・」
寮長「あのな。獣人は運命の相手を自分の命を落としてでも守ろうとする。それは昔からある本能なんだ。人間がどう感じるかはわからない。でも、俺たち獣人はそうなんだよ」
「・・・」
寮長「運命のつがい相手に遊びで付き合ってるわけじゃないんだ。今回の飛び降りだってそうだ」
「・・・」
寮長「獅子丸はお前が飛び降りた時、誰よりも早く走り橋から飛び降りたんだ。死ぬかもしれないのに」
「・・・」
寮長「きっと獅子丸が意識してない部分・・・本能でお前を助けたいと思ったんだろう。現に俺は・・・飛び込む勇気はなかった・・・」
「・・・」
寮長「きっとこいつらもそうだ」
二人は小さく頷いた
寮長「だから死ぬな。お前が獅子丸を愛しているように、獅子丸もお前を愛してるんだ。獅子丸を一人にしないでやってくれ」
「先輩・・・僕・・・」
獅子丸「もういいんだwお前が無事で・・・よかった・・・」
と抱きしめキスをしてきた
その身体はとても暖かかった
「すみません・・・僕・・・」
獅子丸「いいんだってwさぁ!帰ろう?寒いだろう?」
「はい・・・」
そういい僕達は寮に向かった
寮に着くと校長先生がいた
校長「糸色くん!!」
「すみません・・・ご迷惑っ!」
パシンッ!
と叩く音が寮に響いた
そして
「!?」
校長「心配させないでくれ・・・」
僕は校長先生に抱きしめられた
「校長先生!?濡れますよ!?」
校長「構うものか!また・・・失うかと・・・思った・・・」
「すみません・・・」
校長「うぅ・・・陽翔・・・」
校長先生に初めて名前を呼ばれた
校長先生はずっと抱きしめてくれた
校長「すまない・・・すぐにお風呂に入りなさい!風邪を引いてしまうよw」
そういい僕はお風呂に入った
先輩やみんなも一緒に入った
先輩以外とは初めて入った・・・
犬橋「その背中・・・あの親に?」
熊下「犬橋!」
「うん・・・ずっとナイフや爪で傷つけられてた・・・」
「「「・・・」」」
「僕・・・あの人達の子供で・・・負の遺伝子をもってて・・・」
みんなは静かに聞いていてくれた
「それでも・・・友達・・・でいてくれる?」
犬橋「何言ってるんだ?当たり前だろう?w」
「!?」
熊下「そうだなw何を言ってるんだよw」
「でも・・・怖いって・・・」
寮長「確かにそう思った。でも、お前の優しさも知ってる。お前の親よりもな」
「・・・」
犬橋「だから、そんなこと考えるのはやめよう!」
熊下「そうだぞ!」
「みんな・・・ありがとう!」
そしてお風呂から出て僕は先輩に抱きしめられながらベッドに入った
「・・・先輩?」
獅子丸「ん?」
「あの・・・すみませんでした・・・」
獅子丸「気にするなw」
「でも・・・」
獅子丸「いいんだwもう過ぎたことなんだからw」
そういい強く抱きしめてきた
獅子丸「でも、今日は傍を離れないからな?」
「はい!」
そして僕たちは抱き合いながら眠りについた
1
あなたにおすすめの小説
二人のアルファは変異Ωを逃さない!
コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
★お気に入り1200⇧(new❤️)ありがとうございます♡とても励みになります!
表紙絵、イラストレーターかな様にお願いしました♡イメージぴったりでびっくりです♡
途中変異の男らしいツンデレΩと溺愛アルファたちの因縁めいた恋の物語。
修験道で有名な白路山の麓に住む岳は市内の高校へ通っているβの新高校3年生。優等生でクールな岳の悩みは高校に入ってから周囲と比べて成長が止まった様に感じる事だった。最近は身体までだるく感じて山伏の修行もままならない。
βの自分に執着する友人のアルファの叶斗にも、妙な対応をされる様になって気が重い。本人も知らない秘密を抱えたβの岳と、東京の中高一貫校から転校してきたもう一人の謎めいたアルファの高井も岳と距離を詰めてくる。叶斗も高井も、なぜΩでもない岳から目が離せないのか、自分でも不思議でならない。
そんな岳がΩへの変異を開始して…。岳を取り巻く周囲の騒動は収まるどころか増すばかりで、それでも岳はいつもの様に、冷めた態度でマイペースで生きていく!そんな岳にすっかり振り回されていく2人のアルファの困惑と溺愛♡
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
【BL】『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとでした
圭琴子
BL
この世界は、αとβとΩで出来てる。
生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。
今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。
βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。
小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。
従って俺は戸籍上、β籍になっている。
あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。
俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。
今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。
だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。
だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。
学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。
どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。
『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。
転化オメガの優等生はアルファの頂点に組み敷かれる
さち喜
BL
優等生・聖利(ひじり)と校則破りの常習犯・來(らい)は、ともに優秀なアルファ。
ライバルとして競い合ってきたふたりは、高等部寮でルームメイトに。
來を意識してしまう聖利は、あるとき自分の身体に妙な変化を感じる。
すると、來が獣のように押し倒してきて……。
「その顔、煽ってんだろ? 俺を」
アルファからオメガに転化してしまった聖利と、過保護に執着する來の焦れ恋物語。
※性描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
※2021年に他サイトで連載した作品です。ラストに番外編を加筆予定です。
☆登場人物☆
楠見野聖利(くすみのひじり)
高校一年、175センチ、黒髪の美少年アルファ。
中等部から学年トップの秀才。
來に好意があるが、叶わぬ気持ちだと諦めている。
ある日、バース性が転化しアルファからオメガになってしまう。
海瀬來(かいせらい)
高校一年、185センチ、端正な顔立ちのアルファ。
聖利のライバルで、身体能力は聖利より上。
海瀬グループの御曹司。さらに成績優秀なため、多少素行が悪くても教師も生徒も手出しできない。
聖利のオメガ転化を前にして自身を抑えきれず……。
後天性オメガは未亡人アルファの光
おもちDX
BL
ベータのミルファは侯爵家の未亡人に婚姻を申し出、駄目元だったのに受けてもらえた。オメガの奥さんがやってくる!と期待していたのに、いざやってきたのはアルファの逞しい男性、ルシアーノだった!?
大きな秘密を抱えるルシアーノと惹かれ合い、すれ違う。ミルファの体にも変化が訪れ、二次性が変わってしまった。ままならない体を抱え、どうしてもルシアーノのことを忘れられないミルファは、消えた彼を追いかける――!
後天性オメガをテーマにしたじれもだオメガバース。独自の設定です。
アルファ×ベータ(後天性オメガ)
八月は僕のつがい
やなぎ怜
BL
冬生まれの雪宗(ゆきむね)は、だからかは定かではないが、夏に弱い。そして夏の月を冠する八月(はつき)にも、弱かった。αである八月の相手は愛らしい彼の従弟たるΩだろうと思いながら、平凡なβの雪宗は八月との関係を続けていた。八月が切り出すまでは、このぬるま湯につかったような関係を終わらせてやらない。そう思っていた雪宗だったが……。
※オメガバース。性描写は薄く、主人公は面倒くさい性格です。
『2度目の世界で、あなたと……』 ― 魔法と番が支配する世界で、二度目の人生を ―
なの
BL
Ωとして生まれたリオナは、政略結婚の駒として生き、信じていた結婚相手に裏切られ、孤独の中で命を落とした。
――はずだった。
目を覚ますと、そこは同じ世界、同じ屋敷、同じ朝。
時間だけが巻き戻り、前世の記憶を持つのは自分だけ。
愛を知らないまま死んだ。今度こそ、本物の愛を知り、自ら選び取る人生を生きる。
これは、愛を知らず道具として生きてきたΩが、初めて出会った温もりに触れ、自らの意思で愛を選び直す物語。
「愛を知らず道具として生きてきたΩが転生を機に、
年上αの騎士と本物の愛を掴みます。
全6話+番外編完結済み!サクサク読めます。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*本編完結しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる