異世界の恋

ジャム

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獅子丸の仕事

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次の日の朝
獅子丸の携帯がなり目を覚ました

獅子丸「俺だ・・・ああ・・・ターゲットは・・・わかった」

そういうと電話を切った

「お仕事の電話ですか?」

獅子丸「あ、ああ。これから出なくちゃいけなくなった」

「そうですか、気を付けて行ってきてください」

獅子丸「ああ」

獅子丸は支度をすると仕事に出かけていった

(ターゲット?仕事の用語かな?)

朝ごはんを食べて片付けをしていたらインターホンがなった
モニターで確認したら狼原だった

「狼原さん。おはようございます。」

狼原「おはよう!獅子丸から連絡がきてね。心配で来ちゃった」

そういうと家に招いた
しばらく沈黙が続いた

狼原「ここにきて四日ぐらいだけど、なにかかわったことはあった?」

「とくには」

狼原「あいつとの生活はどう?」

「べつに変わったことはないですよ。一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりって感じです」

狼原「一緒に寝たりしてるの!?」

「え、は、はい。これが普通なのかと・・・」

狼原「そうか~  そういえば、あいつの仕事についてはなにか聞いてる?」

「はい。何でも屋だって聞いてます」

狼原「・・・まぁ、そんな感じだね」

「狼原さんはなんのお仕事をしてるんですか?」

狼原「私はこう見えて警察官だよ」

「かっこいいですね!」

狼原「フフフ、ありがとう!」

お昼まで雑談をしていたら獅子丸が帰ってきた
その顔はとても怖かった

「おかえりなさい」

獅子丸「・・・」

「あの・・・獅子丸さん?」

遥斗が獅子丸に触ろうとしたら

獅子丸「触んじゃねぇ!!!」

と牙をむき出しにして怒鳴ったのだ

「!!ご、ごめんなさい・・・」

遥斗は泣きそうな顔をして寝室に行った

狼原「お、おい・・・獅子丸、そんなに怒らなくても・・・」

獅子丸はハッとした顔をした

獅子丸「・・・すまない」

狼原「謝るのは私にじゃないだろう」

獅子丸「・・・」

獅子丸は着替え寝室の扉をノックした

獅子丸「山神・・・あの・・・すまなかった」

寝室からはすすり泣く声しか聞こえなかった
獅子丸はどうすることもできずにリビングに向かった

狼原「なにがあった」

獅子丸「・・・」

狼原「お前は褒められた仕事をしているわけじゃないが、プライベートに仕事を持ち込むようなやつじゃないだろう」

獅子丸「・・・これをみてくれ」

獅子丸は懐から一枚の写真を出した

狼原「ん? !! これ」

そこには帽子とフードを被った遥斗と獅子丸が映っていた

狼原「これ、どうしたんだ」

獅子丸「どこかの組織が撮ったやつだと思う」

狼原「これはどこで手に入れた」

獅子丸「玄関の扉に挟まってた」

狼原「今日、家まで来たってことだよな・・・気づかなかった」

獅子丸「裏をみてくれ」

裏には「お前の弱点」と書かれていた

狼原「弱点?親子とでも思っているのか?」

獅子丸「わからねぇ・・・でも、このままだと山神が危ない」

狼原「・・・しばらく遥斗くんは私が預かろう・・・」

獅子丸「・・・」

狼原「ここに置いといてもしかたないだろう」

獅子丸「・・・そう、だよな」

狼原「お前の仕事は常に危険がついてまわる・・・恨みをかって当たり前だ」

獅子丸「・・・」

狼原「引っ越すなりなんなりしたら遥斗くんを引き取りにくればいい」

獅子丸「ああ」

狼原が寝室に向かい扉を開けると
そこには遥斗の姿はなく、部屋は荒らされていた

狼原「獅子丸!!」

獅子丸はその声を聞き慌てて寝室に向かった
部屋の惨状をみて

獅子丸「!?っ!!」

獅子丸はむかいの部屋に行き準備をしていた

狼原「なにをしてるんだ!」

獅子丸「山神を助けにいく」

狼原「でも、だれが誘拐したかわからないだろう!」

獅子丸「・・・しらみつぶしに潰していく」

狼原「無茶だ!そんなことしている間に遥斗くんが殺されるかもしれないぞ!」

獅子丸「じゃあ、どうしろっていうんだ!!」

狼原「ひとまず落ち着け。この部屋を調べればなにか情報があるかもしれない」

そういうと狼原は部屋を調べ始めた

狼原「人をさらうのには少なくとも3人は必要だろう・・・抵抗された場合を考えてスタンガンとか音のでない武器を持ってきているだろうし・・・しかし侵入はどうやって・・・窓は施錠されている・・・ほかに出入りできる所は・・・」

獅子丸「上だ」

狼原「上?」

二人は天井をみた
そこには一枚だけずれている板があった

獅子丸「たぶんここから侵入したんだろう」

狼原「だが、侵入できたとして遥斗くんが大人しくしているはずがないだろう・・・」

獅子丸「たしかに・・・じゃあ、スタンガンで気絶させてから運んだってことか?」

狼原「う~ん、ん?これは・・・」

狼原は小さな布を見つけた

獅子丸「こんなのしらねぇぞ」

狼原は布の匂いを嗅いだ

狼原「クロロホルム・・・」

獅子丸「!!」

狼原「これで気絶させたのか・・・」

獅子丸「これなら、暴れられることなく運べる。しかしお前は平気なのか?」

狼原「・・・仕事柄慣れている。しかし、これだけでは証拠がたりない・・・」

獅子丸「ほかになにかねぇのか!」

狼原「そうだな・・・あとはベッドがやけにキレイってことぐらいか・・・」

獅子丸「どういうことだよ」

狼原「お前なら急にしらないやつが部屋にきたらどうする?」

獅子丸「それは驚いて・・・!!!」

狼原「そう。驚いて飛び起きる・・・それなのに、ベッドはメイキングされたばかりみたいにきれいだ」

そういうとベッドをめくった

獅子丸「!!!」

狼原「・・・」

「お前の弱点は手に入れた。返してほしければここに来い」
とシーツに住所と一緒に書かれていた

狼原「この住所・・・虎猫組合の事務所がある場所じゃないか?」

獅子丸「虎猫組合か・・・」

狼原「なにかあったのか?」

獅子丸「ああ。山神と会った日にその組の頭を殺った」

狼原「・・・なるほど・・・」

獅子丸は装備を整え家を出ようした

狼原「まてよ!虎猫組合っていったらここら辺でも大きな組織だぞ!そんなの一人で相手できるわけないだろう!」

獅子丸「俺なら大丈夫だ。いつものことだ」

狼原「・・・なにがなんでも行くんだな」

獅子丸「ああ。」

狼原はため息をつく

狼原「はぁ、お前は昔から決めたら止まらないからな・・・じゃあ、私も行くよ」

獅子丸「いや、これは俺の問題だ。それにこんなことに警察が関わったらやばいだろう」

狼原「たしかに、でも、私も遥斗くんのこと気に入ってるんでね。このまま見過ごすのは無理だね」

獅子丸「!!・・・お前も変わったじゃねぇか」

狼原「獅子丸ほどじゃないけどね」

そういうと狼原はピストルを右手にもった
獅子丸はナイフを持っていた


そのころ遥斗は

「う、う~ん」

(ここはどこだろう・・・頭が痛い・・・)

薄暗い一室だった

猫「目を覚ましたか?」

「!?」

そこには何人もの虎と猫の獣人がいた

虎「まさか・・・あいつの子が人間とはな・・・」

猫「そもそも、こいつはあいつの子供じゃねぇだろう・・・」

虎「人間・・・初めて見たぜ・・・おとぎ話じゃなかったってことか?」

猫「さぁな、でも、実際に目の前にいるんだから本物だろう」

虎「やべぇ・・・興奮してきた」

猫「あ~、お前今発情期か・・・それに二次元好きだったな」

虎「はぁ・・・まぁ、いいんじゃね?あいつ来ないだろうし、ここでおもちゃになってもらってから始末で」

猫「そうだな。と、なると、代わりの弱点を見つけないとな・・・」

虎「じゃあ、いいんだな!やっちまって!」

猫「好きにしろ」

そういうと虎が興奮しながら近づいてきた

「や、やめろ!近づくな!!」

虎「おお!いいね~こういうのも好きだぜ?もし気に入ったら俺がお前を飼ってやるよ」

そういいながら遥斗の服をナイフで引き裂いていった

虎「おお!やっぱりサラサラしてんな~いいね~」

さらに服を引き裂いていく

「や、やだ・・・やめて・・・」

遥斗は全裸になった

虎「毛はここしかないんだな・・・かわいいな~」

虎は服を脱ぎ始めた
そこには20センチは超える大きなものがあった

「!?!?」

虎「これからこれが中に入るんだぞ?うれしいだろう」

「む。無理!絶対入らない!!」

虎「入らないじゃねぇよ。入れるんだよ!」

そういうと入れようとしてきた

「無理!!!やだ!!!!」

虎「大人しくしてねぇと痛い思いするぜ?暴れてても俺は構わないけどな!」

そして先端が当たり体重をかけてきた

「!!!!!」

その時
部屋の扉が吹っ飛んだ

猫「何者だ!」

そこには鋭い眼光で牙をむき出しにしている獅子丸と
ピストルを構えた狼原がいた

獅子丸「俺のもんを返してもらう」

獅子丸はいつもより低い声で言った

狼原「国家警察です!大人しく武器を捨てて投降しなさい!」

狼原は警察手帳を出しながらいった

猫「!?まさかホントに来るとはな、それにポリ公まで」

虎「武器を捨てて大人しく投降するとおもってるのか!」

狼原は大きなため息をついた

狼原「建前って言葉しってますか?これを言わないと我々警察は発砲できないんですよ」

獅子丸「で、あいつはどこだ?」

みんなが遥斗のほうをみた
獅子丸はその光景をみて怒りで震えていた
遥斗は泣きじゃくり一匹の全裸の虎に襲われようとしているのだ

狼原「これは性犯罪法にあたりますね・・・」

獅子丸「法はどうでもいい・・・ここにいるやつら全員皆殺しだ!!」

そういうと獅子丸は両手にナイフを持ち虎猫組合に襲いかかった
虎猫組合もピストルで応戦するが獅子丸はそれを素早くよけながらやつらの首を切り裂いていった
狼原も物陰に隠れながらピストルで組合を撃った
遥斗を襲っていたやつ以外は全員やられた

虎「さ、さすが、伝説の殺し屋『俊足の獣王』だな・・・だが、これはどうだ?」

そういうと遥斗の頭に銃口を向けた

虎「少しでも動いたらこいつの頭は吹き飛ぶ、そしたら・・・」

虎が話してる途中で虎の頭にナイフが突き刺さった

獅子丸「俺を見くびるな。雑魚が」

獅子丸が投げたナイフが虎の頭に刺さったのだ
そして獅子丸は遥斗に駆け寄った

獅子丸「遥斗!大丈夫か!?」

「は、はい」

獅子丸「けがとかは?」

「大丈夫です」

獅子丸「よかった」

「・・・」

遥斗は獅子丸を見ていた
血だらけの服、血だらけの顔
でも、不思議と恐怖は感じなかった

狼原「ひとまず、私の服を・・・」

そういうと服を着せてくれた

獅子丸「俺の服のほうが・・・」

狼原「君の服はやめておいたほうが・・・」

獅子丸「・・・そうだな・・・」

狼原「立てるかい?」

「はい」

遥斗は立ち上がろうとしたが立てなかった
狼原が抱えようとしたら獅子丸が抱きかかえた

狼原「私の服が・・・」

獅子丸「弁償するよ」

「・・・」

狼原「・・・私はこのことを警察に報告しないといけないから、二人はさきに帰って」

獅子丸「いいのか?」

狼原「うん。説明は面倒だけど、遥斗くんと獅子丸のことを説明するほうが面倒だし、はやく帰って遥斗くんを休ませないと」

獅子丸「すまない」

「すみません」

そういうと二人は建物を出て家に向かった
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