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学び舎
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ネピー「ここが学校よ!」
目の前には小さな建物があった
看板には学校と書かれている
ネピー「先生には私から話をするわね!」
そういい僕達は学校に入った
先生「で、あるからしてこの世界で一番危険なのは・・・」
ネピー「先生。授業中にすみません」
先生「これはこれは!ネピーさんではありませんか!ん?その子・・・人間!?」
先生も生徒も驚き僕を見てくる
「・・・」
ネピー「ええ。生き残りが居たんです。経緯はわかりませんが・・・」
先生「そうか!そうか!!」
そういうと先生は僕の手を握ってきた
先生「よく・・・よく生きていてくれた・・・」
と、泣き出した先生
「え・・・」
ネピー「この人は・・・人間を助けるために奮闘した一族なの」
「そ、そうなんですか」
先生「ああ・・・!よかった・・・まだ・・・まだいたのだな・・・」
「・・・」
先生「ほかには!?ほかの人間は!?」
「あの・・・すみません・・・わからないんです・・・」
先生「わからない?」
「はい・・・すみません・・・」
この世界のことがわからない
人間の生き残りがいるのかどうかも・・・
ネピー「ちょっといいですか?」
ネピーさんが先生に耳打ちする
先生「うん・・・うん・・・え・・・そんな・・・」
多分、僕のことを説明しているのだろう
先生「わかりました。辛かったでしょう・・・さ、座りなさい」
促されて僕は席に座った
先生「ちょうど彼・・・えっと・・・名前は?」
「ハルトです・・・」
先生「うむ!ハルトくんだね!ハルトくんが来たから人間のことを少し勉強しよう!」
先生はチョークを持った
先生「人間は200年前まではこの世界に少数ではあるがいた。だが、300年前の核戦争の影響で生まれたモンスターによって絶滅したと言われている。人間は獣人と違い身体能力はよくなかったのが原因と言われている。しかし、知識は人間の方が上だ。発電機、浄水器、そのほか我々の生活を支えてくれている物は人間が作ってくれた物ばかりだ。きっと人間が居なかったら、今、ここに我々はいなかったかもしれないね」
「・・・」
先生「今から250年前・・・人間は減り続け、200年前に・・・最後の人間は・・・亡くなってしまった・・・」
「・・・」
先生「私のご先祖様が一生懸命助けようとしたのだが・・・残念ながら・・・」
そういいチョークを持つ手が震えていた
先生「人間・・・とは・・・実に・・・勇敢な種族だったと言われている・・・危険な中、この町を作り上げたんだ・・・感謝を忘れずにな・・・」
背を向けているが肩は震えていた
きっと・・・
先生「今日はここまで!解散!」
先生の号令で生徒たちは帰って行った
先生「・・・ぅ・・・」
「せ、先生・・・」
先生「おや?まだいたのかい?」
涙を拭き僕に笑顔を向ける
「あの・・・」
先生「ん?」
「ありがとうございました」
先生「何がだい?」
「一生懸命助けようとしてくれて」
先生「私は何もしていないよ!」
「でも、人間のことを未来に伝えてくれています。それは嬉しいです」
先生「教師として当然のことだ!歴史を語り継ぎ、未来に残す・・・教師としての当然の役目だ」
「でも、泣いてくれる人はそういないと思います」
先生「・・・君は優しいね。その優しさが世界を変えるかもしれないね」
そういい頭を撫でてくれた
先生「今日から君もここの生徒だ!知りたいことがあれば何でも聞きなさい!」
「・・・では、一ついいですか?」
先生「もちろんさ!何が知りたいんだい?」
「畑の作り方を教えてください」
先生「え?」
「作物を作りたいんです」
先生「・・・わかった。でも、作物を育てるというのは簡単ではない。まずは・・・」
先生は黒板に作物の作り方から保存方法などを書いて行った
僕はそれを小型端末に書き込んでいく
ネピー「へ~。すごい物持ってるんだね!」
「え、はい。作ったんです」
ネピー「すごいね!」
先生「ネピーさん!生徒の勉強の邪魔をしない!」
ネピー「あ、すみません・・・」
そして作物の作り方を教えてもらった
先生「おや?もう20時だね・・・少し張り切り過ぎてしまったな!」
ネピー「ZZZ」
先生「ネピーさん!」
ネピー「!?起きてますよ!」
先生「はぁ・・・もう夜遅いですから終わりにします」
「ありがとうございました!」
先生「構わないよ!こんな勉強熱心な生徒がいるとこちらもやりがいがあるね!」
そういうと先生は学校を出て行った
ネピー「クルスさん、遅いね?」
「そうですね・・・」
僕は門に向かった
「・・・」
ネピー「・・・」
外は真っ暗になっていた
「・・・」
何かあったのかな・・・
もしかして、デスタートルに襲われたのか・・・
「・・・」
ネピー「寒くなって来たし、入ろう?」
「いえ、僕はここに居ます」
ネピー「でも、寒いよ?」
「大丈夫です」
そういうとネピーさんは中に入って行った
「・・・クルスさん・・・」
しばらく待ってみたが帰ってこない・・・
そして
ブルルルルルル
エンジン音が聞こえてきた
僕は音のする方を見た
遠くの方にライトが見えた
「帰ってきた!!」
クルス「お?どうしたんだ?こんなところで?」
「帰りが遅いから・・・その・・・心配になって・・・」
クルス「そうか!すまない。ちょっと部品がよくわからなくてな」
二輪には部品がたくさんあった
クルス「これで全部そろった!」
「全部あったんですか?」
クルス「ない物もあったからそれは廃墟から取ってきた」
「だ、大丈夫だったんですか?」
クルス「ああ!問題はなかったぞ!」
クルスさんは警備の人に部品を渡した
クルス「さて、腹減ったな!」
ネピー「おかえりなさい!心配しましたよ!」
クルス「ああ。少し手間取ったんだ」
ネピー「そうでしたか!お腹空いたでしょう?お部屋も用意してありますからね!」
クルス「そうか!助かる!」
そして僕たちはお部屋に向かった
そこは今は使われてない家らしい
ネピー「よかったらこれからもここを使ってください!」
クルス「え・・・いいのか?」
ネピー「ええ!部品を集めてくれたお礼と言うことで!」
クルス「・・・では、お言葉に甘えて」
ネピー「ええ!じゃあ、ご飯行きましょう!」
僕達はご飯を食べ、家に戻ってきた
クルス「ここが第二の拠点か・・・」
「そうですね」
クルス「・・・ハルト」
「はい?」
クルス「ただいま!」
「!お帰りなさい!!」
クルス「ああ!」
クルスさんは笑顔を僕に向ける
それがすごく嬉しかった
クルス「俺がいない間、学校に行ってたのか?」
「はい!」
クルス「何を学んだんだ?」
僕は学んだことを話した
クルスさんは優しそうな顔で話を聞いてくれていた
クルス「そろそろ寝よう」
「はい」
僕はベッドに入った
ベッドは少し硬かった
クルス「ベッド・・・硬いな・・・」
「使ってればやわらかく・・・なると思いますよ?たぶん・・・」
クルス「そうだといいんだがな・・・」
そして僕達は眠りについた・・・
目の前には小さな建物があった
看板には学校と書かれている
ネピー「先生には私から話をするわね!」
そういい僕達は学校に入った
先生「で、あるからしてこの世界で一番危険なのは・・・」
ネピー「先生。授業中にすみません」
先生「これはこれは!ネピーさんではありませんか!ん?その子・・・人間!?」
先生も生徒も驚き僕を見てくる
「・・・」
ネピー「ええ。生き残りが居たんです。経緯はわかりませんが・・・」
先生「そうか!そうか!!」
そういうと先生は僕の手を握ってきた
先生「よく・・・よく生きていてくれた・・・」
と、泣き出した先生
「え・・・」
ネピー「この人は・・・人間を助けるために奮闘した一族なの」
「そ、そうなんですか」
先生「ああ・・・!よかった・・・まだ・・・まだいたのだな・・・」
「・・・」
先生「ほかには!?ほかの人間は!?」
「あの・・・すみません・・・わからないんです・・・」
先生「わからない?」
「はい・・・すみません・・・」
この世界のことがわからない
人間の生き残りがいるのかどうかも・・・
ネピー「ちょっといいですか?」
ネピーさんが先生に耳打ちする
先生「うん・・・うん・・・え・・・そんな・・・」
多分、僕のことを説明しているのだろう
先生「わかりました。辛かったでしょう・・・さ、座りなさい」
促されて僕は席に座った
先生「ちょうど彼・・・えっと・・・名前は?」
「ハルトです・・・」
先生「うむ!ハルトくんだね!ハルトくんが来たから人間のことを少し勉強しよう!」
先生はチョークを持った
先生「人間は200年前まではこの世界に少数ではあるがいた。だが、300年前の核戦争の影響で生まれたモンスターによって絶滅したと言われている。人間は獣人と違い身体能力はよくなかったのが原因と言われている。しかし、知識は人間の方が上だ。発電機、浄水器、そのほか我々の生活を支えてくれている物は人間が作ってくれた物ばかりだ。きっと人間が居なかったら、今、ここに我々はいなかったかもしれないね」
「・・・」
先生「今から250年前・・・人間は減り続け、200年前に・・・最後の人間は・・・亡くなってしまった・・・」
「・・・」
先生「私のご先祖様が一生懸命助けようとしたのだが・・・残念ながら・・・」
そういいチョークを持つ手が震えていた
先生「人間・・・とは・・・実に・・・勇敢な種族だったと言われている・・・危険な中、この町を作り上げたんだ・・・感謝を忘れずにな・・・」
背を向けているが肩は震えていた
きっと・・・
先生「今日はここまで!解散!」
先生の号令で生徒たちは帰って行った
先生「・・・ぅ・・・」
「せ、先生・・・」
先生「おや?まだいたのかい?」
涙を拭き僕に笑顔を向ける
「あの・・・」
先生「ん?」
「ありがとうございました」
先生「何がだい?」
「一生懸命助けようとしてくれて」
先生「私は何もしていないよ!」
「でも、人間のことを未来に伝えてくれています。それは嬉しいです」
先生「教師として当然のことだ!歴史を語り継ぎ、未来に残す・・・教師としての当然の役目だ」
「でも、泣いてくれる人はそういないと思います」
先生「・・・君は優しいね。その優しさが世界を変えるかもしれないね」
そういい頭を撫でてくれた
先生「今日から君もここの生徒だ!知りたいことがあれば何でも聞きなさい!」
「・・・では、一ついいですか?」
先生「もちろんさ!何が知りたいんだい?」
「畑の作り方を教えてください」
先生「え?」
「作物を作りたいんです」
先生「・・・わかった。でも、作物を育てるというのは簡単ではない。まずは・・・」
先生は黒板に作物の作り方から保存方法などを書いて行った
僕はそれを小型端末に書き込んでいく
ネピー「へ~。すごい物持ってるんだね!」
「え、はい。作ったんです」
ネピー「すごいね!」
先生「ネピーさん!生徒の勉強の邪魔をしない!」
ネピー「あ、すみません・・・」
そして作物の作り方を教えてもらった
先生「おや?もう20時だね・・・少し張り切り過ぎてしまったな!」
ネピー「ZZZ」
先生「ネピーさん!」
ネピー「!?起きてますよ!」
先生「はぁ・・・もう夜遅いですから終わりにします」
「ありがとうございました!」
先生「構わないよ!こんな勉強熱心な生徒がいるとこちらもやりがいがあるね!」
そういうと先生は学校を出て行った
ネピー「クルスさん、遅いね?」
「そうですね・・・」
僕は門に向かった
「・・・」
ネピー「・・・」
外は真っ暗になっていた
「・・・」
何かあったのかな・・・
もしかして、デスタートルに襲われたのか・・・
「・・・」
ネピー「寒くなって来たし、入ろう?」
「いえ、僕はここに居ます」
ネピー「でも、寒いよ?」
「大丈夫です」
そういうとネピーさんは中に入って行った
「・・・クルスさん・・・」
しばらく待ってみたが帰ってこない・・・
そして
ブルルルルルル
エンジン音が聞こえてきた
僕は音のする方を見た
遠くの方にライトが見えた
「帰ってきた!!」
クルス「お?どうしたんだ?こんなところで?」
「帰りが遅いから・・・その・・・心配になって・・・」
クルス「そうか!すまない。ちょっと部品がよくわからなくてな」
二輪には部品がたくさんあった
クルス「これで全部そろった!」
「全部あったんですか?」
クルス「ない物もあったからそれは廃墟から取ってきた」
「だ、大丈夫だったんですか?」
クルス「ああ!問題はなかったぞ!」
クルスさんは警備の人に部品を渡した
クルス「さて、腹減ったな!」
ネピー「おかえりなさい!心配しましたよ!」
クルス「ああ。少し手間取ったんだ」
ネピー「そうでしたか!お腹空いたでしょう?お部屋も用意してありますからね!」
クルス「そうか!助かる!」
そして僕たちはお部屋に向かった
そこは今は使われてない家らしい
ネピー「よかったらこれからもここを使ってください!」
クルス「え・・・いいのか?」
ネピー「ええ!部品を集めてくれたお礼と言うことで!」
クルス「・・・では、お言葉に甘えて」
ネピー「ええ!じゃあ、ご飯行きましょう!」
僕達はご飯を食べ、家に戻ってきた
クルス「ここが第二の拠点か・・・」
「そうですね」
クルス「・・・ハルト」
「はい?」
クルス「ただいま!」
「!お帰りなさい!!」
クルス「ああ!」
クルスさんは笑顔を僕に向ける
それがすごく嬉しかった
クルス「俺がいない間、学校に行ってたのか?」
「はい!」
クルス「何を学んだんだ?」
僕は学んだことを話した
クルスさんは優しそうな顔で話を聞いてくれていた
クルス「そろそろ寝よう」
「はい」
僕はベッドに入った
ベッドは少し硬かった
クルス「ベッド・・・硬いな・・・」
「使ってればやわらかく・・・なると思いますよ?たぶん・・・」
クルス「そうだといいんだがな・・・」
そして僕達は眠りについた・・・
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