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兄離れ?
しおりを挟む雪乃「おはようママ」
母親「おはよう雪乃!お兄ちゃん起こしてきて」
雪乃「あれ?お兄ちゃんが起きていないなんて珍しいね」
母親「昨日帰ってくるなり落ち込んでいたのよ。雪乃と帰りたかったのにーってね」
雪乃「はぁー全く世話の焼けるお兄ちゃんね。分かった起こしに行ってくるね」
母親「有り難う雪乃」
コンコン
しーん
雪乃「失礼するよ」
ガチャ
雪乃「なんだ起きてんじゃん。ご飯出来てるよ」
秋斗「…ああ」
バタン
雪乃「ママ!お兄ちゃん起きてたよ」
母親「分かった。有り難う」
雪乃「いただきます」
母親「やっと起きてきたわね。早く食べなさい..遅刻するわよ」
秋斗「分かった。いただきます」
雪乃「ご馳走様でした」
秋斗「…ご馳走様でした」
母親「あら?あまり食べてないじゃない」
秋斗「食欲ない」
雪乃「行ってきます」
母親「あんたたち一緒に行くの?」
雪乃「私友達待たせてるから」
母親「分かったわ。行ってらっしゃい」
雪乃「はーい」
バタン
秋斗「…俺も行ってくる」
母親「気を付けてね」
秋斗「うん」
バタン
母親「雪乃は、兄離れしたけど秋斗は妹離れ出来そうにないわね。はぁー」
一方その頃
秋斗は離れて行きたまに電信柱や草むらなど雪乃の後を追った
その様子をたまたま目にした雪乃は秋斗に睨み付けた
明かり「雪乃どうしたの?」
雪乃「え?いや!何でもないよ」
明かり「?変なの」
秋斗は一度怯むが、雪乃の事が心配で止める事が出来なかった。
明かり「雪乃聞いた?雪乃お兄さん首席だって話。雪乃も、二位で凄いけど流石お兄さんだね」
雪乃「あ...うん」(あれ?何か悔しい。次は、一位取ろう)
キーンコーンカーンコーン
雪乃「あれ?兄さんの体操着だ。ちょっと行ってくるね」
明かり「分かった」
コンコン
雪乃「失礼します」
亘「あ!妹ちゃんどした?」
雪乃「あの…兄さんは?」
亘「あ!それなら体操着に着替えに行ってる」
雪乃「え?ちょ…その体操着私のです。これが兄の体操着です」
亘に渡し
亘「分かった。今届けに行くよ…待ってて」
雪乃「はい」
◇◇◇
秋斗「ごめん。着ちまった」
雪乃「…いいよ。誰にでも間違えあるし!じゃ私はこれで」
秋斗「…うん」
スタスタ…。
亘「まだ、いじけているのか?」
秋斗「当たり前だろう?」
亘(仕方ないか。拒否られたんだ。ショックも大きいだろうに)
雪乃「ただいま」
明かり「お帰り」
雪乃「すぐに着替えるから待ってて」
明かり「分かった」
雪乃(少しお兄ちゃんに冷た過ぎたかな?でも、学校では普通にしてて欲しいんだよね。あ!お兄ちゃんの匂いが染み付いてる…。)
雪乃「…お待たせ行こう」
明かり「うん」
雪乃「あ!さやちゃんは?」
明かり「彼氏と先に行ったよ。雪乃に、先に行くねって伝えようとしたら居なかったから伝えてって言ってた」
雪乃「え?いつの間に、彼氏出来たの?」
明かり「何か幼なじみの彼に告白されたみたいだよ」
雪乃「ひぁぁ…純愛」
明かり「雪乃ちゃんは、大変そうだね」
雪乃「え?何が?」
明かり「その内わかるよ」
雪乃「教えてよ」
明かり「あ!雪乃のお兄さんだ。相変わらずモテモテだね」
秋斗と目が合い雪乃は、目をそらした。その瞬間バスケットボールが秋斗に向かって飛んで来た
亘「あ!秋斗危ない」
咄嗟に雪乃は走りボールを受け止めた。
秋斗「あ!…っ雪乃…大丈夫か?」
雪乃「お兄ちゃんしっかりしてよ!いつものお兄ちゃんに戻って!じゃないとお兄ちゃんの事嫌いになるからね」
秋斗「あ!…ああ…雪乃ごめんよぉ…」
ギュ
雪乃「くっつかないで!恥ずかしいから」
秋斗「え?さっきいつものお兄ちゃんに戻ってって言ったじゃん」
雪乃「言ったよ」
秋斗「なら…」
雪乃「いつものお兄ちゃんで、良いけど場所を考えてよ」
秋斗「えー!やだ」
雪乃「じゃないと、嫌いになるからね」
秋斗「分かったよぉ」
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