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第四話 公爵邸にて。疑念の始まり
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――クレイモア公爵邸。
「……戻ってましたのね、クラウス」
カーテンが閉じられた私室の窓辺で、リシェルは一人紅茶を口にしていた。
(ほんの数時間前まで――
私は完璧な令嬢を演じていた……。
王子にふさわしい、誰もが羨む“理想の妃”を)
カップを傾ける指先に、わずかに力が入っていなかった。
湯気は薄れ、紅茶の香りもどこかぼやけている。
――外の月明かりだけが、薄く白い帳を部屋に落としていた。
(でも、今は……。あまりに静かで……)
まるで、音も――色さえも、失われたかのように。
柱時計の音だけが、やけに遠い。
クラウスは部屋の中央まで進むと、優雅な所作でそっと頭を下げた。
「お嬢様の馬車を宮殿に戻し、式場の混乱も沈静化いたしました。
王室より、追って正式な通達があるとのことです」
「ええ、でしょうね。あれほど大騒ぎでしたもの」
「なお、婚礼一式の違約金は王室勘定にて処理されるとのこと。
“真実の愛”は、少々お高くついたようで」
リシェルは一瞬だけ瞬き、唇の端をわずかに上げた。
「まあ。現実というものは、えてして――冷酷ですわね」
軽くカップを受け皿に戻し、
「請求書は王室宛で。花は孤児院へ回してくださいな。
……“真実の愛”の明細は要りませんわ。
これ以上“品目”を増やすのは野暮ですもの」
クラウスが一礼する。銀の匙が小さく触れ合い、澄んだ音が落ちた。
――リシェルは微笑みを浮かべていた。
けれど、その裏にあるものを、彼女自身さえ確かめられない。
窓の向こう、石畳の彼方で――『号外――“真実の愛と花嫁の祝辞”!』と、夜更けの声が細く裂けた。
「……先ほどの祝辞のことですわね。
言い過ぎでしたかしら? いいえ、礼は尽くしましたわ。
父なら、むしろ『生ぬるい』とおっしゃったでしょう」
クラウスは黙ったまま、ただ静かに耳を傾けていた。
「クラウス。わたくし、もっと怒るべきなのでしょうか?」
「……お怒りでは、ないのですか?」
リシェルは口を開きかけて、カップの縁をなぞる。
「わかりませんの」
そして、ほんの少しだけ首を傾げた。
「胸の奥はざわめいておりますのに、涙も、怒りも湧いてこない。
……紅茶の温もりさえ、指先に届きませんの。
あの方を嘲る言葉なら、いくらでも思いつきますのに……」
彼女は視線を、月の光がぼんやりと映る窓の外へと移す。
「どうして、こんな簡単な気持ちひとつ、出てこないのでしょうね。
……愛のない結婚を避けられたことに、ほんの少しだけ胸をなでおろしている自分がいる。
けれど、それすらも罪のように思えて――心の形がつかめませんの……」
窓から差す光が、彼女のまつげを金の縁取りのように照らす。
その瞳は鏡のように澄んでいて――なのに、底が見えない。
「――ただ、ひどく、疲れましたわ」
「……」
クラウスは答えず、銀のポットを傾けた。湯気がひと息分だけ濃くなる。
「感情はあるはずなのに、うまく出てこない。変でしょう?」
「お嬢様が“変”でいらしたことなど、
このクラウスが御父上にお仕えしていた頃から、今日に至るまで一度もございません」
さりげなく返されたその言葉に、リシェルの口元がわずかに緩んだ。
ほんの少しだけ肩の力が抜けて、椅子の背に身を預ける。
「……ありがとう、クラウス」
彼女はほんの少しだけ笑みを零した。
小さくほっと息を吐くと、手元のカップを見つめ、指先でその縁をそっとなぞる。
「でも、どうしても――納得できないのです。
婚約破棄は、王子のいつもの気まぐれでしょう。
……でも、あのフェリシアという娘の表情。声。仕草。何かが、妙で」
リシェルは小さく息を吸い込むと、ゆっくりと振り向いた。
やわらかな金髪が肩先を流れ落ち、月明かりを含んで、輪郭をぼんやりと揺らした。
「……何か、台本通りの場面をなぞっているように見えましたの。
――あの娘、いったい、何者なのかしら……」
仮面の奥で、わずかに瞳が細くなった
月はただ静かに、窓辺にその光を落としていた。
揺れるカーテンの隙間から、夜の冷気がほんの少しだけ差し込んでくる。
「私も、同じ印象を受けました」
クラウスの声色が、そこでわずかに硬くなる。
「表面的には完璧な“うっとりとした恋人”のようでしたが――
同時に、何か畏怖のようなものを感じました。
――人は、完璧すぎるものに恐れを抱くものですから」
「……戻ってましたのね、クラウス」
カーテンが閉じられた私室の窓辺で、リシェルは一人紅茶を口にしていた。
(ほんの数時間前まで――
私は完璧な令嬢を演じていた……。
王子にふさわしい、誰もが羨む“理想の妃”を)
カップを傾ける指先に、わずかに力が入っていなかった。
湯気は薄れ、紅茶の香りもどこかぼやけている。
――外の月明かりだけが、薄く白い帳を部屋に落としていた。
(でも、今は……。あまりに静かで……)
まるで、音も――色さえも、失われたかのように。
柱時計の音だけが、やけに遠い。
クラウスは部屋の中央まで進むと、優雅な所作でそっと頭を下げた。
「お嬢様の馬車を宮殿に戻し、式場の混乱も沈静化いたしました。
王室より、追って正式な通達があるとのことです」
「ええ、でしょうね。あれほど大騒ぎでしたもの」
「なお、婚礼一式の違約金は王室勘定にて処理されるとのこと。
“真実の愛”は、少々お高くついたようで」
リシェルは一瞬だけ瞬き、唇の端をわずかに上げた。
「まあ。現実というものは、えてして――冷酷ですわね」
軽くカップを受け皿に戻し、
「請求書は王室宛で。花は孤児院へ回してくださいな。
……“真実の愛”の明細は要りませんわ。
これ以上“品目”を増やすのは野暮ですもの」
クラウスが一礼する。銀の匙が小さく触れ合い、澄んだ音が落ちた。
――リシェルは微笑みを浮かべていた。
けれど、その裏にあるものを、彼女自身さえ確かめられない。
窓の向こう、石畳の彼方で――『号外――“真実の愛と花嫁の祝辞”!』と、夜更けの声が細く裂けた。
「……先ほどの祝辞のことですわね。
言い過ぎでしたかしら? いいえ、礼は尽くしましたわ。
父なら、むしろ『生ぬるい』とおっしゃったでしょう」
クラウスは黙ったまま、ただ静かに耳を傾けていた。
「クラウス。わたくし、もっと怒るべきなのでしょうか?」
「……お怒りでは、ないのですか?」
リシェルは口を開きかけて、カップの縁をなぞる。
「わかりませんの」
そして、ほんの少しだけ首を傾げた。
「胸の奥はざわめいておりますのに、涙も、怒りも湧いてこない。
……紅茶の温もりさえ、指先に届きませんの。
あの方を嘲る言葉なら、いくらでも思いつきますのに……」
彼女は視線を、月の光がぼんやりと映る窓の外へと移す。
「どうして、こんな簡単な気持ちひとつ、出てこないのでしょうね。
……愛のない結婚を避けられたことに、ほんの少しだけ胸をなでおろしている自分がいる。
けれど、それすらも罪のように思えて――心の形がつかめませんの……」
窓から差す光が、彼女のまつげを金の縁取りのように照らす。
その瞳は鏡のように澄んでいて――なのに、底が見えない。
「――ただ、ひどく、疲れましたわ」
「……」
クラウスは答えず、銀のポットを傾けた。湯気がひと息分だけ濃くなる。
「感情はあるはずなのに、うまく出てこない。変でしょう?」
「お嬢様が“変”でいらしたことなど、
このクラウスが御父上にお仕えしていた頃から、今日に至るまで一度もございません」
さりげなく返されたその言葉に、リシェルの口元がわずかに緩んだ。
ほんの少しだけ肩の力が抜けて、椅子の背に身を預ける。
「……ありがとう、クラウス」
彼女はほんの少しだけ笑みを零した。
小さくほっと息を吐くと、手元のカップを見つめ、指先でその縁をそっとなぞる。
「でも、どうしても――納得できないのです。
婚約破棄は、王子のいつもの気まぐれでしょう。
……でも、あのフェリシアという娘の表情。声。仕草。何かが、妙で」
リシェルは小さく息を吸い込むと、ゆっくりと振り向いた。
やわらかな金髪が肩先を流れ落ち、月明かりを含んで、輪郭をぼんやりと揺らした。
「……何か、台本通りの場面をなぞっているように見えましたの。
――あの娘、いったい、何者なのかしら……」
仮面の奥で、わずかに瞳が細くなった
月はただ静かに、窓辺にその光を落としていた。
揺れるカーテンの隙間から、夜の冷気がほんの少しだけ差し込んでくる。
「私も、同じ印象を受けました」
クラウスの声色が、そこでわずかに硬くなる。
「表面的には完璧な“うっとりとした恋人”のようでしたが――
同時に、何か畏怖のようなものを感じました。
――人は、完璧すぎるものに恐れを抱くものですから」
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