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モテ期到来?
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✡✡✡✡✡
相棒もずいぶん大きくなったので、伯母に預けなくても留守番出来るんやけど、伯母に「1匹で家で留守番させるのはかわいそうや!」と言われて。結局、オレは毎日変わらず『黒猫』で伯母と待ち合わせて相棒を預けることにしている。
「おはよう。せいちゃん、あれ? どないしたん? ネックレスなんかして~! しかも、猫のペンダントトップがついてるやん♪」
「あ。見えてます? シャツの中に入れて見えんようにしたつもりやってんけど」
「わかった! 昨日、ユイちゃんと買いに行ってきたんやろ? もう~♪ ラブラブなんやから!」
「えへへ。指輪にするつもりやったんやけど、ユイがこれがええ言うから」
昨日、彼女と買った猫のペンダントを伯母に見られてオレが照れてへらへら笑ってると、後ろから健ちゃんに丸めた雑誌で頭を叩かれてしまった。
「朝からへらへらと、締まりの無い顔をしやがって! なんか、腹立つからどついといたる!」
「酷いなぁ! オレってそんなにへらへらしてる? そんなつもり無いんやけど」
「「してる! してる!」」
健ちゃんにどつかれて、オレが頭をさすりながら聞いたら、健ちゃんと伯母に即答されてしまったので、店の中にある鏡でオレが自分の顔を見て確認してると、もう一度健ちゃんに頭を叩かれてしまった。
「誠二はわかりやすいねん。そんな顔でオカンの店に来たら、みんなにユイちゃんと一線越えたことがバレバレやで!」
「え!? マジで? なんでわかるん?」
「誠二は、すぐに顔に出るからわかりやすいねん(笑)」
健ちゃんにオレが彼女と一線を越えたことを指摘されて、オレがめっちゃ驚いて伯母やマスターの方を見ると……2人ともオレを見て黙って笑いながら頷いていた。
オレは参ったなと3人の顔を見渡して頭を掻きながら朝飯を急いで済ませて、立ち上がってもう一度鏡で自分の顔を確認してから、店を出て駅へ向かった。
✡✡
ホームへ行くと彼女がオレを見つけて手を振っていた。彼女の胸元にも昨日買ったペンダントが揺れていた。
「おはよう。ユイ、それ……学校へして行くんはマズないか? 見つかったら没収とかされるぞ!」
「大丈夫。うちの学校はこういうのは自由やから、没収とかされへんねん」
「そうなん?」
「うん。もっと、派手派手にメイクしてる子いっぱいおるしね。私なんか、地味な方なんやから!」
彼女の話を聞きながら、オレが少し目を丸くしてると彼女はオレの右手に腕を回して身体を密着させてニッコリ笑っていた。
「前から思ってたんやけど。オレとユイってサラリーマンと女子高生の援交の典型的なカップルに見えてそうやな。へへへ」
「もぉー! また、そんなこと言ってる~。誠二さんは、若く見えるから援交には見えへんよ!」
「オレって若く見えるん?」
「うんうん。私も最初は25歳くらいやと思ってたから、きっと若く見られてると思うよ!」
今まで誰ともこういう会話はしたことが無かったもんやから、自分が若く見えるなんて考えてもいなかったオレは、彼女に若く見えると言われて少し嬉しくて顔が緩んでしまった。そして、いつもの様に彼女は一つ手前の駅で降りてホームから手を振っていた。
✡✡
会社に着いてオレがデスクに座って仕事を始めようとしていると、同じ部署の北原弓子が通りすがりに後ろからオレの耳元に息を吹きかけてクスクスと笑いながらオレの肩に手を乗せると、1枚のメモをオレの目の前に置いて自分のデスクへ戻って行った。
『お昼休みに隣のビルの屋上のカフェで待ってます。必ず来てください。弓子』
メモには昼休みに隣のビルのカフェに来いと書いてあった。弓子はたまに仕事中や休み時間になると、オレにじゃれてくるというか、なんというかスキンシップの多い女子社員だったので、これは弓子のいつもの冗談なんやとオレは軽い気持ちでその日の昼休みにカフェに向かった。
相棒もずいぶん大きくなったので、伯母に預けなくても留守番出来るんやけど、伯母に「1匹で家で留守番させるのはかわいそうや!」と言われて。結局、オレは毎日変わらず『黒猫』で伯母と待ち合わせて相棒を預けることにしている。
「おはよう。せいちゃん、あれ? どないしたん? ネックレスなんかして~! しかも、猫のペンダントトップがついてるやん♪」
「あ。見えてます? シャツの中に入れて見えんようにしたつもりやってんけど」
「わかった! 昨日、ユイちゃんと買いに行ってきたんやろ? もう~♪ ラブラブなんやから!」
「えへへ。指輪にするつもりやったんやけど、ユイがこれがええ言うから」
昨日、彼女と買った猫のペンダントを伯母に見られてオレが照れてへらへら笑ってると、後ろから健ちゃんに丸めた雑誌で頭を叩かれてしまった。
「朝からへらへらと、締まりの無い顔をしやがって! なんか、腹立つからどついといたる!」
「酷いなぁ! オレってそんなにへらへらしてる? そんなつもり無いんやけど」
「「してる! してる!」」
健ちゃんにどつかれて、オレが頭をさすりながら聞いたら、健ちゃんと伯母に即答されてしまったので、店の中にある鏡でオレが自分の顔を見て確認してると、もう一度健ちゃんに頭を叩かれてしまった。
「誠二はわかりやすいねん。そんな顔でオカンの店に来たら、みんなにユイちゃんと一線越えたことがバレバレやで!」
「え!? マジで? なんでわかるん?」
「誠二は、すぐに顔に出るからわかりやすいねん(笑)」
健ちゃんにオレが彼女と一線を越えたことを指摘されて、オレがめっちゃ驚いて伯母やマスターの方を見ると……2人ともオレを見て黙って笑いながら頷いていた。
オレは参ったなと3人の顔を見渡して頭を掻きながら朝飯を急いで済ませて、立ち上がってもう一度鏡で自分の顔を確認してから、店を出て駅へ向かった。
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ホームへ行くと彼女がオレを見つけて手を振っていた。彼女の胸元にも昨日買ったペンダントが揺れていた。
「おはよう。ユイ、それ……学校へして行くんはマズないか? 見つかったら没収とかされるぞ!」
「大丈夫。うちの学校はこういうのは自由やから、没収とかされへんねん」
「そうなん?」
「うん。もっと、派手派手にメイクしてる子いっぱいおるしね。私なんか、地味な方なんやから!」
彼女の話を聞きながら、オレが少し目を丸くしてると彼女はオレの右手に腕を回して身体を密着させてニッコリ笑っていた。
「前から思ってたんやけど。オレとユイってサラリーマンと女子高生の援交の典型的なカップルに見えてそうやな。へへへ」
「もぉー! また、そんなこと言ってる~。誠二さんは、若く見えるから援交には見えへんよ!」
「オレって若く見えるん?」
「うんうん。私も最初は25歳くらいやと思ってたから、きっと若く見られてると思うよ!」
今まで誰ともこういう会話はしたことが無かったもんやから、自分が若く見えるなんて考えてもいなかったオレは、彼女に若く見えると言われて少し嬉しくて顔が緩んでしまった。そして、いつもの様に彼女は一つ手前の駅で降りてホームから手を振っていた。
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会社に着いてオレがデスクに座って仕事を始めようとしていると、同じ部署の北原弓子が通りすがりに後ろからオレの耳元に息を吹きかけてクスクスと笑いながらオレの肩に手を乗せると、1枚のメモをオレの目の前に置いて自分のデスクへ戻って行った。
『お昼休みに隣のビルの屋上のカフェで待ってます。必ず来てください。弓子』
メモには昼休みに隣のビルのカフェに来いと書いてあった。弓子はたまに仕事中や休み時間になると、オレにじゃれてくるというか、なんというかスキンシップの多い女子社員だったので、これは弓子のいつもの冗談なんやとオレは軽い気持ちでその日の昼休みにカフェに向かった。
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