クズ男と別れたら、ヤンデレ化して執着されました

ノルジャン

文字の大きさ
13 / 25

3-5

しおりを挟む
「結婚するんだから……、ゴムしなくても良いよ?」

 コンドームを取り出したら、そんな彼女が可愛すぎてその場で暴発するところだった。

 ――ぐちゅぐちゅにとろけたその中に生ちんぽ挿入して俺の精液をこれでもかってくらいどぴゅどびゅ出したい――

 けど、
 
「まだ2人きりでいたいからしばらくはゴムつけようか」

 と言うとまた少しだけ心配そうな彼女。また俺の言葉を勘ぐっている。信じきれていないのだろう。それも結婚したら少しは落ち着くかな。彩綾にはもう少し時間が必要かもしれない。

「子どもが欲しくなったら、その日から毎日、たっぷり中に出してあげるから心配しないで」

 安心させるために彼女の耳元で囁いた。

「でも欲しくなったら自分でおねだりするんだよ?」

 あぁ、可愛くおねだりされたらたまらないな。

「俺のどろどろして濃い精液いっぱい中に欲しいって言わないとあげないからね?」
「っ!エッチ……っ!」

 じっと彼女を向いて目を合わせてくるまで待った。顔を真っ赤にしてもじもじと股を擦り合わせながら、観念したのか上目遣いにちろりと俺の方を見る。もう挿入いれて欲しくなってるのがわかった。
 
 もし本当に中出しして欲しくて言ってきたとしてもしばらくは我慢してもらう。
 彼女をこうやって虐めて反応を見るのが楽しいし、本当にしばらくは2人で新婚生活を楽しみたいし、いっぱい思い出を作りたい。

 十二分に濡れそぼったぬかるみにいきり勃った剛直をぬぷぬぷと突き刺していくと、発情しきった雌の高い声を出す。その発情して涎を垂らして溶けた顔がたまらなくエロい。

「ひっぁ! ンん……っやあ、まってぇ……ああッ!!」

 久しぶりのはずなのに、彼女は何の抵抗もなく膨張したそれを簡単に受け入れ、奥に届いただけで軽く甘イきをしてしまったようだった。こんなにも気持ち良くなることに彼女は驚きを隠せないでいる。

「もしかして、挿入しただけでイった?久しぶりなのに、こんなに感じちゃうなんて、本当に俺のこと好きなんだね。嬉しいな」

 先っぽが内壁の気持ちのいいところにあたり、彼女の口から思わず悲鳴が上がる。奥できゅうきゅうと俺のものを締め付けてくる。それに気分が良くなって突き上げるように奥を刺激してやる。

「アっ、ッく、ぅふぅ゛、ん……ぁ♡! やだあ…ぁっ、っだめぇ♡」
「すごい声出ちゃってるね、……可愛い、大好きだよ」

 耳元で囁くと、びくびくと背筋が快感に震えていた。寝ている時と比べると身体も声も反応が全然違う。やはり、起きている時の方が反応はいい。

 彼女の身体は限界を超えたかのように震えっぱなしだ。少し中をつつくだけでぐずぐずに溶けてしまう。心も同じようにぐずぐずに溶かして蕩けさせて、そして俺だけしか見えなくなればいい。

 奥側は痛かったのか最初は嫌がっていたが、快感を教え込んだら、すっかり俺とのセックスに慣れて躾けられ、奥を責めても従順に快感を拾い上げてさらに甘い悲鳴を上げる。

「でも、『やだ』『だめ』なんて言われると拒否されてるみたいで、辛いな……」
「あ、ん、ごめ、…なさっ、ンンッ」
「気持ちいい時は教えて?ね?」
「うん、んぁ……ふ、ぁッ、…すご、ぃきもちぃ、ょ?……んッ♡」

 性格も身体も素直で、教えがいがある。一度言われたことは守ろうと、必死に答えようとする従順な彼女。

「目を逸らさないで、俺のこと見て」
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

鳴宮鶉子
恋愛
辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

好きな男子と付き合えるなら罰ゲームの嘘告白だって嬉しいです。なのにネタばらしどころか、遠恋なんて嫌だ、結婚してくれと泣かれて困惑しています。

石河 翠
恋愛
ずっと好きだったクラスメイトに告白された、高校2年生の山本めぐみ。罰ゲームによる嘘告白だったが、それを承知の上で、彼女は告白にOKを出した。好きなひとと付き合えるなら、嘘告白でも幸せだと考えたからだ。 すぐにフラれて笑いものにされると思っていたが、失恋するどころか大切にされる毎日。ところがある日、めぐみが海外に引っ越すと勘違いした相手が、別れたくない、どうか結婚してくれと突然泣きついてきて……。 なんだかんだ今の関係を最大限楽しんでいる、意外と図太いヒロインと、くそ真面目なせいで盛大に空振りしてしまっている残念イケメンなヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。 この作品は、他サイトにも投稿しております。 扉絵は、写真ACよりhimawariinさまの作品をお借りしております。

ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~

cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。 同棲はかれこれもう7年目。 お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。 合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。 焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。 何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。 美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。 私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな? そしてわたしの30歳の誕生日。 「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」 「なに言ってるの?」 優しかったはずの隼人が豹変。 「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」 彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。 「絶対に逃がさないよ?」

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

隣人の幼馴染にご飯を作るのは今日で終わり

鳥花風星
恋愛
高校二年生のひよりは、隣の家に住む幼馴染の高校三年生の蒼に片思いをしていた。蒼の両親が海外出張でいないため、ひよりは蒼のために毎日ご飯を作りに来ている。 でも、蒼とひよりにはもう一人、みさ姉という大学生の幼馴染がいた。蒼が好きなのはみさ姉だと思い、身を引くためにひよりはもうご飯を作りにこないと伝えるが……。

処理中です...