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俺が落ち着いた頃に、またラッセルは動き出す。
「もういっぱいイきすぎたら体が辛いだろ?これからはイくのは我慢しような。俺がイく時に一緒にイこう」
「……は?、ぁんッ……そ、そんな!……ぁ…はッ……ふ、…ぅふ…ッ」
優しいけれど執拗に弱い所を攻めてくるような動きに、快感に弱くなっている身体はすぐに絶頂寸前まで連れていかれる。
そしてまたピタッとイく直前で動きは止まり、俺は体の熱がどんどん溜まって奥で燻っていく。
こんなの、こんなのむりぃ!
あとどれくらい続くんだ?
そう考え始めたら、途端に時間の経過が恐ろしいほど遅く感じる。
さっきまではイきまくって確かに辛かったけど、今はイけなくて辛い。何度も絶頂の一歩手前まで登らされては、そこからゆっくりと下ろされる。そしてまた上まで登り詰める。その繰り返し。
「くぁッ!……ッ、やッ……やらぁ、……ふっん、……ぅくぅッ!……も、それ、やめれぇ……ッ、あぁ~ッ!」
またいかせてくれなかった。俺の体はいきたくていきたくてたまらなくなっていた。また動きを止められてしまったところで、俺は思いついた。自分から腰を振ればいいじゃないか。
動きを止めているラッセルの腰めがけて、俺は自ら腰を振ってお尻を前後に動かした。
「はぁ……んん、っあ゛ぁ……、あ、あんッ、……ッ、ん゛~ーッ!、はえ?……ッ」
あぁ、やっと絶頂を迎えられる。びくびくと陰茎が震えて射精の準備にとりかかった。ようやく出る、と思ったらいきなりぐるっと根本にラッセルの尻尾が巻きついてきた。陰茎の付け根をぎゅっと絞められてしまっては出せるものも出せない。
「やっ!……なんでぇ、ああッ、ん……だしたい、だしたいよぉ……はぁんっ、ふ、くぅん」
俺の熱は射精直前でまた体に溜まってしまった。
「勝手に俺のちんぽでヌこうとするなんて悪い子だ」
そのままピストンが一旦止まると思っていたのに、ガシッと腰を引き込まれて激しく動かされた。奥に叩きつけるような動きに、体がついていけなくて、射精直前で溜まっていた熱が迫り上がってくる。
だけど、根元でせき止められているので出ていけない。溜まった熱は俺の体の中でのたうち回る。だけど俺の体は大きな腕にホールドされていて、身を捩って熱を逃がそうとすることもできない。
「っ゛!、ひん……ッ、うッ……、ぁひッ、……あッ゛、っ゛~ーーっ♡!ぃぁ゛ッ…ぅ゛ぅ~~ッ」
「ちゃんとイかないようにイチロのちんぽ押さえておいてやるから、中をもっと可愛がってやろうな?」
体はイきたくてイきたくて仕方がないのに、それはできない。奥に押し込まれた続ける熱い怒張も、俺を射精へと追い込んでくるのに、ヘビの尻尾が俺の陰茎に絡まり続けて、それを許しくれない。なんだか体がおかしなことになってきた。
「……はっ、ぁ……ぁ゛ッ…?あぇ?……へ?や、ぁっ、あ…ッ!、ぉ゛っ♡……」
俺の内側を、ラッセルの巨根がしつこく執拗に可愛がってくる。内壁は震えながら甘えたように吸い付いていく。
もうイけるのに、イきたいのに、それは叶わなくて、どんどんおかしくなっていく。
ぐったりと体が重くなってきた。自分で自分を支えることもままならない。
頭も体もぐちゃぐちゃのどろどろになってきた。
「もういっぱいイきすぎたら体が辛いだろ?これからはイくのは我慢しような。俺がイく時に一緒にイこう」
「……は?、ぁんッ……そ、そんな!……ぁ…はッ……ふ、…ぅふ…ッ」
優しいけれど執拗に弱い所を攻めてくるような動きに、快感に弱くなっている身体はすぐに絶頂寸前まで連れていかれる。
そしてまたピタッとイく直前で動きは止まり、俺は体の熱がどんどん溜まって奥で燻っていく。
こんなの、こんなのむりぃ!
あとどれくらい続くんだ?
そう考え始めたら、途端に時間の経過が恐ろしいほど遅く感じる。
さっきまではイきまくって確かに辛かったけど、今はイけなくて辛い。何度も絶頂の一歩手前まで登らされては、そこからゆっくりと下ろされる。そしてまた上まで登り詰める。その繰り返し。
「くぁッ!……ッ、やッ……やらぁ、……ふっん、……ぅくぅッ!……も、それ、やめれぇ……ッ、あぁ~ッ!」
またいかせてくれなかった。俺の体はいきたくていきたくてたまらなくなっていた。また動きを止められてしまったところで、俺は思いついた。自分から腰を振ればいいじゃないか。
動きを止めているラッセルの腰めがけて、俺は自ら腰を振ってお尻を前後に動かした。
「はぁ……んん、っあ゛ぁ……、あ、あんッ、……ッ、ん゛~ーッ!、はえ?……ッ」
あぁ、やっと絶頂を迎えられる。びくびくと陰茎が震えて射精の準備にとりかかった。ようやく出る、と思ったらいきなりぐるっと根本にラッセルの尻尾が巻きついてきた。陰茎の付け根をぎゅっと絞められてしまっては出せるものも出せない。
「やっ!……なんでぇ、ああッ、ん……だしたい、だしたいよぉ……はぁんっ、ふ、くぅん」
俺の熱は射精直前でまた体に溜まってしまった。
「勝手に俺のちんぽでヌこうとするなんて悪い子だ」
そのままピストンが一旦止まると思っていたのに、ガシッと腰を引き込まれて激しく動かされた。奥に叩きつけるような動きに、体がついていけなくて、射精直前で溜まっていた熱が迫り上がってくる。
だけど、根元でせき止められているので出ていけない。溜まった熱は俺の体の中でのたうち回る。だけど俺の体は大きな腕にホールドされていて、身を捩って熱を逃がそうとすることもできない。
「っ゛!、ひん……ッ、うッ……、ぁひッ、……あッ゛、っ゛~ーーっ♡!ぃぁ゛ッ…ぅ゛ぅ~~ッ」
「ちゃんとイかないようにイチロのちんぽ押さえておいてやるから、中をもっと可愛がってやろうな?」
体はイきたくてイきたくて仕方がないのに、それはできない。奥に押し込まれた続ける熱い怒張も、俺を射精へと追い込んでくるのに、ヘビの尻尾が俺の陰茎に絡まり続けて、それを許しくれない。なんだか体がおかしなことになってきた。
「……はっ、ぁ……ぁ゛ッ…?あぇ?……へ?や、ぁっ、あ…ッ!、ぉ゛っ♡……」
俺の内側を、ラッセルの巨根がしつこく執拗に可愛がってくる。内壁は震えながら甘えたように吸い付いていく。
もうイけるのに、イきたいのに、それは叶わなくて、どんどんおかしくなっていく。
ぐったりと体が重くなってきた。自分で自分を支えることもままならない。
頭も体もぐちゃぐちゃのどろどろになってきた。
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