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第53話「異世界ママ、家庭の味市へ! 雲どら行列と、迷子のスプーン騒動!」
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朝いちばん、甘い匂いで目が覚めた。
ホットプレートの上で丸い生地がぷくりと膨らむ。昨夜の試作で掴んだ“ふわの中に、ちょいもっ”――あれを本番で出せばいい。
「ママー、のぼり持った!」 「折れないようにね。角を守って。角、大事」
今日はいよいよ“家庭の味市”。学園と商業ギルドの共催、記念すべき第一回。私は“雲どら”担当だ。合言葉は――空がおやつに降りてきた。
「お土産は?」 「完売の自慢話!」 「それおいしい?」 「脳に甘い」
笑いながら、私は戸棚の奥――異世界ゲートへ。保冷と保温、銅板、そして“相棒”の計量スプーンをバッグに入れた。柄に小さな雲マーク。ハチミツ用に、すべり止めの小さな魔法がかけてある。なくしたら、泣く。
「いってきまーす。行列、つくってくる!」
◇
王都の中央広場は、おとぎ話みたいにカラフルだった。木の屋台、布の旗、香りの結界。私は“ハルさん亭・甘味部”の屋台に立つ。のぼりは〈雲どら〉。書き文字は、陽太フォント。その元気、頼もしい。
「準備は万端です!」
王女セレスティアがエプロン姿で敬礼。
ビアンカは雲柄の和紙を揃え、ティオは声出しの練習で発声中。
マダム・コルネは衛生表と温度計を携え、動線テープをぴっと貼る。
「香りは招待状。押しつけないのがルールです」 「はい先生。香り、三波に分けます。開店、正午、午後の山」
鐘が鳴る。
私は銅板を温め、生地を落とす。ぷつ、ぷつ。つや消しの合図で、くるり。あん、バター、星柑のピール。そっと合わせる。手のひらに、ふわ。
「“十秒試食”、どうぞー!」
ティオの声が跳ね、最初の列ができた。卵焼きのときと同じだ。最初の一口が、次の一人を連れてくる。
「うまっ」 「写真撮る前に食べちゃった!」 「二個目、ください」
いい流れ。
私は“相棒”の雲スプーンをハチミツ瓶に差し込み、さっとすくって、さっと垂らす。角度も速度も、手が覚えている。
……あれ?
雲スプーンが、ない。
バッグ。銅板の裏。台の下。ハチミツ瓶の中。
ない。ほんとに、ない。
「スプーンが……ない!」
私の声に、王女が目を丸くした。
「どういうスプーンですか!」 「柄に雲マーク。ちょっとだけ魔法付き。ハチミツがね、ぴたりって止まるの」
列は伸び続ける。止めたくない。
私は深呼吸して、頭の中の段取りをひとつ繰り上げた。
「計量、プランBに切り替え。ハチミツは“細流三拍子”で」
右手を高く、すっと持ち上げる。瓶口から細い糸のように落とす。
いち、に、さん。三拍子 × 二セットで、雲スプーンとほぼ同量。
バターの角度、二度だけ。星柑ピールは“爪先ひとつまみ”。
「いける。やれる。やる」
私は焼き、挟み、包み、手渡す。列が流れていく。
でも――スプーン、どこいったの。
◇
「探してきます!」
ティオが駆け出した。
コルネ先生は動線を張り直し、王女は会計と包みを回す。ビアンカの手元は相変わらず美しい。屋台は、止まらない。
十分後。ティオが戻る。
「広場のベンチで、金色のスプーンを持った子がいました!」 「金色?」 「多分、それ! けど……泣いちゃってて」
泣いてる?
私は手を止められない。けど、泣いてる子がいる。
「行ってきます。詰めは任せた!」
王女が力強くうなずいた。
私はエプロンを外し、銅板と客席の合間をすり抜ける。ベンチの陰で、小さな背中が丸まっていた。手には、見覚えの雲スプーン。
「こんにちは。いいお天気だね」
返事はない。鼻をすする音だけ。
「それ、素敵なスプーンだね。雲がついてる」
小さな手が、ぎゅっと縮こまる。
私はベンチの端に腰かけ、少しだけ距離を空けて座った。
甘い匂いが、風に乗ってやってくる。
「お母さん、見当たらないのかな」 「……いない」
か細い声。
迷子。スプーンは――お守り?
「そのスプーン、ちょっと特別なの。私のお店の、相棒。君に触ってもらえて、嬉しかったと思う」
小さな肩が、ぴくっと動く。
「返して、って言いに来た?」 「ううん。先に、探そう。君の“相棒”を」
私は立ち上がった。
広場の放送台へ向かい、係にお願いする。
「すみません。香り付きの呼びかけ、できますか」
香りの結界に、声を混ぜる。
呼び香、第一波。
ふわっと甘い匂いと一緒に、優しい声が広がる。
『ただいま、迷子のお知らせです。雲のスプーンを持った、小さな勇者くん。お母さんが、広場中央の白いテントで待っています。白いテントに、ふわふわのおやつ。合言葉は“空がおやつに降りてきた”』
私はベンチに戻り、手を差し出した。
「一緒に行こう? スプーン、落とさないでね」
小さな手が、そっと触れる。あったかい。
私たちはテントへ向かう。
数分後、白いテントの下で、泣き笑いの声が弾けた。
「よかった……よかった!」
お母さんが膝をついて抱きしめる。
私は胸を撫で下ろし、しゃがんだ。
「スプーン、ありがとう。君が持っててくれたから、なくならなかった」
ちいさな手が、ためらいがちにスプーンを差し出す。
私は受け取って、すぐにかわりのものを渡した。
「代わりに、これ。木のスプーン。雲の焼き印つき。今日から君の“相棒”ね」 「……いいの?」 「もちろん。相棒は二人いる方が、心強い」
小さな顔に、やっと笑顔。
私は立ち上がり、軽く会釈して屋台へ戻った。
◇
「戻りました!」 「おかえりなさい!」
雲スプーンは、いつもの場所へ。
雲の角度、ひとひねり。ハチミツ、ひとすじ。
計量が、手に帰ってくる。
「呼び香、第二波いきます」 「了解!」
唐揚げの時に学んだ“波”を、甘味に応用。
香りが三層で広がって、列がゆるまず流れる。
王女の包みが綺麗で速い。ビアンカの折り目が美しい。ティオは水を運んで、コルネ先生は温度ログにチェックマークをつける。
私たちは、チームだ。
「……ふん」
気配でわかる。背筋の伸びた影。
ギルバート卿が、列の端で腕を組んでいた。今日はフードなし。覚悟の晴れやかさ。
「値札は――」 「大きいです」 「よろしい」
卿は雲どらを受け取り、一歩離れて一口、二口、三口。
少しだけ口角が上がる。
「甘味の立ち上がり、遅く、長い。紙も良い。雲柄は油染みが目立たない。……それから、放送の声の“間”がよかった」
私は一瞬きょとんとして、それから笑った。
「今日は褒め多めですね」 「叱るところがない」
ツンの分量、今日は甘め。すばらしい日だ。
◇
夕方。雲どらの最後の一個を手渡した。
コルネ先生の鈴が、ちりん。
「完売、宣言します」
拍手が、波みたいに広がる。
私は深く頭を下げ、屋台の木の台をそっと撫でた。
「ありがとう。また、やろうね」
片づけの最中、王女が駆け寄ってくる。
「“家庭の味市”、来月は“しょっぱい部門”を強化しましょう!」 「塩むすび、いきますか」 「最高です!」
ビアンカが微笑む。
「雲柄の次は、波柄の和紙を。塩の結晶、映えますわ」
ティオが跳ねる。
「呼び込み文句は“しょっぱい幸福、口角上がる”!」
コルネ先生は手帳を開き、さらり。
「動線は十字に。お茶の無料配布で回転率を上げます」
頼もしさが、胸いっぱい。
◇
地球の夜。
私はフライパンで薄い茶色を両面につけ、残ったあんをちょいのせ。今日の端っこで、小さな山を作った。
「ただいま」 「おかえり!」 「完売?」 「完売。あとね、迷子のスプーンと勇者くん、無事合流」
「いい日だ!」 「いい日だね!」
手を合わせる。
「いただきます!」
どこの世界でも、おやつのあとには晩ごはん。
ごはんのあとには、明日の仕込み。
私は米をとぎながら、小さく呟いた。
「お弁当は、時間を運ぶ料理。おやつも、ね」
ホットプレートの上で丸い生地がぷくりと膨らむ。昨夜の試作で掴んだ“ふわの中に、ちょいもっ”――あれを本番で出せばいい。
「ママー、のぼり持った!」 「折れないようにね。角を守って。角、大事」
今日はいよいよ“家庭の味市”。学園と商業ギルドの共催、記念すべき第一回。私は“雲どら”担当だ。合言葉は――空がおやつに降りてきた。
「お土産は?」 「完売の自慢話!」 「それおいしい?」 「脳に甘い」
笑いながら、私は戸棚の奥――異世界ゲートへ。保冷と保温、銅板、そして“相棒”の計量スプーンをバッグに入れた。柄に小さな雲マーク。ハチミツ用に、すべり止めの小さな魔法がかけてある。なくしたら、泣く。
「いってきまーす。行列、つくってくる!」
◇
王都の中央広場は、おとぎ話みたいにカラフルだった。木の屋台、布の旗、香りの結界。私は“ハルさん亭・甘味部”の屋台に立つ。のぼりは〈雲どら〉。書き文字は、陽太フォント。その元気、頼もしい。
「準備は万端です!」
王女セレスティアがエプロン姿で敬礼。
ビアンカは雲柄の和紙を揃え、ティオは声出しの練習で発声中。
マダム・コルネは衛生表と温度計を携え、動線テープをぴっと貼る。
「香りは招待状。押しつけないのがルールです」 「はい先生。香り、三波に分けます。開店、正午、午後の山」
鐘が鳴る。
私は銅板を温め、生地を落とす。ぷつ、ぷつ。つや消しの合図で、くるり。あん、バター、星柑のピール。そっと合わせる。手のひらに、ふわ。
「“十秒試食”、どうぞー!」
ティオの声が跳ね、最初の列ができた。卵焼きのときと同じだ。最初の一口が、次の一人を連れてくる。
「うまっ」 「写真撮る前に食べちゃった!」 「二個目、ください」
いい流れ。
私は“相棒”の雲スプーンをハチミツ瓶に差し込み、さっとすくって、さっと垂らす。角度も速度も、手が覚えている。
……あれ?
雲スプーンが、ない。
バッグ。銅板の裏。台の下。ハチミツ瓶の中。
ない。ほんとに、ない。
「スプーンが……ない!」
私の声に、王女が目を丸くした。
「どういうスプーンですか!」 「柄に雲マーク。ちょっとだけ魔法付き。ハチミツがね、ぴたりって止まるの」
列は伸び続ける。止めたくない。
私は深呼吸して、頭の中の段取りをひとつ繰り上げた。
「計量、プランBに切り替え。ハチミツは“細流三拍子”で」
右手を高く、すっと持ち上げる。瓶口から細い糸のように落とす。
いち、に、さん。三拍子 × 二セットで、雲スプーンとほぼ同量。
バターの角度、二度だけ。星柑ピールは“爪先ひとつまみ”。
「いける。やれる。やる」
私は焼き、挟み、包み、手渡す。列が流れていく。
でも――スプーン、どこいったの。
◇
「探してきます!」
ティオが駆け出した。
コルネ先生は動線を張り直し、王女は会計と包みを回す。ビアンカの手元は相変わらず美しい。屋台は、止まらない。
十分後。ティオが戻る。
「広場のベンチで、金色のスプーンを持った子がいました!」 「金色?」 「多分、それ! けど……泣いちゃってて」
泣いてる?
私は手を止められない。けど、泣いてる子がいる。
「行ってきます。詰めは任せた!」
王女が力強くうなずいた。
私はエプロンを外し、銅板と客席の合間をすり抜ける。ベンチの陰で、小さな背中が丸まっていた。手には、見覚えの雲スプーン。
「こんにちは。いいお天気だね」
返事はない。鼻をすする音だけ。
「それ、素敵なスプーンだね。雲がついてる」
小さな手が、ぎゅっと縮こまる。
私はベンチの端に腰かけ、少しだけ距離を空けて座った。
甘い匂いが、風に乗ってやってくる。
「お母さん、見当たらないのかな」 「……いない」
か細い声。
迷子。スプーンは――お守り?
「そのスプーン、ちょっと特別なの。私のお店の、相棒。君に触ってもらえて、嬉しかったと思う」
小さな肩が、ぴくっと動く。
「返して、って言いに来た?」 「ううん。先に、探そう。君の“相棒”を」
私は立ち上がった。
広場の放送台へ向かい、係にお願いする。
「すみません。香り付きの呼びかけ、できますか」
香りの結界に、声を混ぜる。
呼び香、第一波。
ふわっと甘い匂いと一緒に、優しい声が広がる。
『ただいま、迷子のお知らせです。雲のスプーンを持った、小さな勇者くん。お母さんが、広場中央の白いテントで待っています。白いテントに、ふわふわのおやつ。合言葉は“空がおやつに降りてきた”』
私はベンチに戻り、手を差し出した。
「一緒に行こう? スプーン、落とさないでね」
小さな手が、そっと触れる。あったかい。
私たちはテントへ向かう。
数分後、白いテントの下で、泣き笑いの声が弾けた。
「よかった……よかった!」
お母さんが膝をついて抱きしめる。
私は胸を撫で下ろし、しゃがんだ。
「スプーン、ありがとう。君が持っててくれたから、なくならなかった」
ちいさな手が、ためらいがちにスプーンを差し出す。
私は受け取って、すぐにかわりのものを渡した。
「代わりに、これ。木のスプーン。雲の焼き印つき。今日から君の“相棒”ね」 「……いいの?」 「もちろん。相棒は二人いる方が、心強い」
小さな顔に、やっと笑顔。
私は立ち上がり、軽く会釈して屋台へ戻った。
◇
「戻りました!」 「おかえりなさい!」
雲スプーンは、いつもの場所へ。
雲の角度、ひとひねり。ハチミツ、ひとすじ。
計量が、手に帰ってくる。
「呼び香、第二波いきます」 「了解!」
唐揚げの時に学んだ“波”を、甘味に応用。
香りが三層で広がって、列がゆるまず流れる。
王女の包みが綺麗で速い。ビアンカの折り目が美しい。ティオは水を運んで、コルネ先生は温度ログにチェックマークをつける。
私たちは、チームだ。
「……ふん」
気配でわかる。背筋の伸びた影。
ギルバート卿が、列の端で腕を組んでいた。今日はフードなし。覚悟の晴れやかさ。
「値札は――」 「大きいです」 「よろしい」
卿は雲どらを受け取り、一歩離れて一口、二口、三口。
少しだけ口角が上がる。
「甘味の立ち上がり、遅く、長い。紙も良い。雲柄は油染みが目立たない。……それから、放送の声の“間”がよかった」
私は一瞬きょとんとして、それから笑った。
「今日は褒め多めですね」 「叱るところがない」
ツンの分量、今日は甘め。すばらしい日だ。
◇
夕方。雲どらの最後の一個を手渡した。
コルネ先生の鈴が、ちりん。
「完売、宣言します」
拍手が、波みたいに広がる。
私は深く頭を下げ、屋台の木の台をそっと撫でた。
「ありがとう。また、やろうね」
片づけの最中、王女が駆け寄ってくる。
「“家庭の味市”、来月は“しょっぱい部門”を強化しましょう!」 「塩むすび、いきますか」 「最高です!」
ビアンカが微笑む。
「雲柄の次は、波柄の和紙を。塩の結晶、映えますわ」
ティオが跳ねる。
「呼び込み文句は“しょっぱい幸福、口角上がる”!」
コルネ先生は手帳を開き、さらり。
「動線は十字に。お茶の無料配布で回転率を上げます」
頼もしさが、胸いっぱい。
◇
地球の夜。
私はフライパンで薄い茶色を両面につけ、残ったあんをちょいのせ。今日の端っこで、小さな山を作った。
「ただいま」 「おかえり!」 「完売?」 「完売。あとね、迷子のスプーンと勇者くん、無事合流」
「いい日だ!」 「いい日だね!」
手を合わせる。
「いただきます!」
どこの世界でも、おやつのあとには晩ごはん。
ごはんのあとには、明日の仕込み。
私は米をとぎながら、小さく呟いた。
「お弁当は、時間を運ぶ料理。おやつも、ね」
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