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3 冒険者ギルド~依頼を受けよう
しおりを挟むラノベでは、中世ヨーロッパ風とか書いてあったけど、本当に中世ヨーロッパなんだね。
中に入ってみると、強面のおっちゃんやナイスバディーな姉さんがこっちを見てきた。
「怖いよ……心が折れそう……」
思っていると、
「こんにちは!こちら初めてですよね?ご登録ですか!?」
!!!!!!!!
「ね………ネコ、耳!ファンタジーサイコー♪♪」
私の心は一瞬で修復した。
「どうしたんですか!?ファンタジー?ってなんです?」
どうやら声に出てしまっていたみたい。
「な、なんでもないです!登録したいです!」
「畏まりました。こちらに記入をお願いします。」
「…………文字って書けるかな?文字が読めるから大丈夫かな……?」
どうやら文字の読み書きはでるようだ。
「こちらがギルドカードになります。」
説明を聞くと、
ギルドランクには、下がH~上はSSまである。
H~Fがブラックカード、E~Cがレットカード、B~Sがプラチナカード、SSがゴールドカードとなる。
私は、もちろんHランクからになる。
ギルドカードは、身分証にもなるが、キャッシュカードにもなるらしい。ハイテクだった。
「説明は以上になります。他になにか聞きたいことはありますか?」
「あの、素材とかを買い取ってもらうにはどうしたらいいですか?」
「素材の買い取りは、あちらのカウンターへお願いします!」
「ありがとうございました♪」
スライムゼリーとホーンラビットの角は全部で銀貨10枚で買い取ってもらえた。
ギルドが提携している宿屋は、少し安く住めるようだ。
「ここがその宿屋だよね?」
【宿屋銀月】
一泊食事付きで銀貨2枚
「ようこそ~銀月へ!」
「取り敢えず、二泊でお願いします。」
「お部屋は二階203号室になります。鍵はこちらです。必ず鍵はかけて下さいね!」
「ありがとうございます!」
部屋に入ってようやく落ち着くことが出来た。
もう少ししたら、ギルドで依頼を受けようと思う。
冒険者ギルド
「どんな依頼があるかな?」
・薬草の採取
・ホーンラビットの討伐 五匹 討伐部位 角
・街のトイレの汲み取り槽の掃除
・街の掃除
などが新人冒険者の主な依頼。
「………薬草採取にしよう!」
カウンターにいる獣人のお姉さんに渡す。
「これ、お願いします!」
「薬草採取の依頼ですね。」
【薬草採取】
・ ライム草
・ポピュラ草
・シーラ草
・チクラ草
・ トゲトゲ草
各5本を一束として5束採取。
街の南側にある森に向かう。
「ふぅー。腰が痛い……。鑑定スキルのお陰で薬草はすぐに集まった~。鑑定スキルさまさまね。」
その日の依頼は無事に終わり、所持金は銀貨15枚と銅貨5枚。
もっと、稼がないとね……。
◇◇◇◇◇◇
【硬貨について】
この世界では5種類の硬貨がある。
・銅貨………百円
・銀貨………千円
・金貨………一万円
・大金貨………十万円
・白金貨………百万円
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