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魔界編:第5章 維持部隊
いい子じゃなくていい
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いつも受け身でごめんねとユキに謝ったら、何故か訝しげな顔をされた。
「俺がイキそうになった時、いつも嬉しそうに首筋舐めてくんのに!?」
「えっ! あっ……あっ!?」
「俺の事イかせたくてたまんないって、めっちゃエロい顔してんのに……!?」
「やめてっ! 恥ずかしい!」
「真里は前から積極的だったぞ? 自覚なかったのか……俺はエッチなの嬉しいけどな」
ユキがニコニコしながら布団の中で僕を抱きしめるのだけど、僕は言われたことが恥ずかしすぎて、両手で顔を隠して中に埋まった。
僕は自覚している以上にスケベだったらしい。
だって仕方ないじゃないか、初めて身体を重ねたのも、ファーストキスも、初恋どころか初めての友達でさえユキだった。告白する事もできなかった夢の中でも、恋人として触れ合えたら……って何度も思ってたんだから。
「ユキ……大好きだよ」
「フフッ、どうした? 俺を喜ばせたいのか?」
「言いたくなっただけ、君に好きだって伝えられるのが嬉しい」
今日ルイさんと話して、好きな人に好きだと言える事は当たり前なんかじゃないって思った。
だから夢の中で伝えられなかった想いも、触れ合える嬉しさも……もっとたくさん伝えていきたい。
「俺も大好きだよ」
布団の中から顔を出すと、ユキがキスをくれる。こうやってユキと触れ合ってる時間が好きだ、気持ちよくて胸が温かくなって……それが全身を巡るように満たされていく。
ユキとエッチな事をするのも確かに好きだけど、心が気持ちいいのはこんな時だ。もうめっぱいに回復したはずの魔力が、溢れてしまいそうなほど心地いい。
「そんな甘い匂いさせてると、もう一回したくなるだろ……いいのか?」
ユキがもぞもぞと僕の身体を触りはじめて、優しくふわふわとした甘い心地の時間は、急に色を帯びはじめる。
「甘い匂い……?」
「あぁ、俺のこと好きだって匂いだ」
前にユキが言ってた"好意の匂い"ってやつかな。でも確かユキはその匂いが苦手って言ってたよね……僕の匂いは大丈夫なのかな?
「嫌いじゃない?」
「まさか! 真里の匂いだぞ? すっげぇ好きだよ……真里からそんな匂いがすると嬉しくてたまんないし、どんな媚薬より俺を誘惑する」
ユキが僕の腰から背中にかけてを撫でてきて……色っぽい雰囲気に持ち込もうとする。だけど僕はまだ身体が無理だし、何よりもっとこの時間をゆっくり過ごしたい。
モゾモゾと枕の方に上がっていって、ユキの頭を胸の中に抱き締めた。
「ユキ……好き、好きっ! 大好き! 匂いで伝わる? 僕の気持ち」
ぎゅっと抱いて頬を寄せると、ふわふわの犬耳がピンッと立つ。あぁ可愛い! こんなに愛しいと思う気持ちは言葉では言い表せない……もっと伝えたくて胸の内で好きだと何度も言ってみた。
ユキがぶはっと僕の腕から顔を抜いて、少し困ったように笑っている。少し頬が赤いのは苦しかったからなのか、嬉しく思ってくれているからなのか僕にはわからないけど。
「まだイチャつきたい? いいよ、俺も真里とこうしてるの好きだよ」
「本当……?」
今度はユキから僕の胸に頬を寄せて甘えてくる。そんなユキを胸に抱いて、髪を撫でて顔を寄せる。僕もユキの匂いが好きだな、ユキみたいに感情まで読み取れないけど、すごく惹かれるいい匂い。
そういえば夢では匂いは分からなかったな……こんな事思えるのも、ユキが僕を迎えに来てくれたお陰だな。
「俺は真里に抱きしめられるの好きだな、昔からずっと……」
「僕もユキを抱きしめるの大好きだよ」
「フフッそうだな、真里はすぐ俺を甘やかすから」
元々は僕が母さんから抱きしめられるのが好きで、大好きな夢の中のユキにもそうしたいと思ったのがきっかけで……きっかけで……。
「……僕は、純粋な気持ちで君を抱きしめてなかったかもしれない」
「そうなのか?」
またユキの耳がピンッと立つ。
「だって僕は君に一目惚れに近くて……だから、意識しはじめてからは下心が無いわけなくて」
その時の感情がまた呼び起こされる、磨りガラスに入って見えない記憶からどんどん引き出されてくる。
「でもユキってば、そういう感情に疎かったから……ずっと胸の内に仕舞い込んで言えなかったし」
ここまで言ってから、ユキがポカンと口を開けて僕の方を見ている事に気付いた。えっ、これって引かれてないよね!?
「もしかして、俺に欲情したこともあるのか?」
「えっ、ええっ!?」
むしろ逆だった! 興味津々だった!
その欲情って言い方がちょっと直接的過ぎるけど、そういう触れ方をしたいと思った事は正直言って……。
「……あるよ」
気兼ねなくユキを抱きしめて、少し緊張しながら告白した。
「いつだ!? どんな時だ!?」
ユキの声色がワクワクしてる! 恥ずかしくて顔が見れないけど、きっと瞳もキラキラしてるんだろうな……!
「さすがに本人には恥ずかしくて言えないよっ!」
「そうか、俺は聞きたかったけどなぁ」
ユキと二人で笑い合ってふざけ合う。楽しいし、幸せだって気持ちの中に、一瞬影が落ちた。
咄嗟に恥ずかしいと言ったのは本当だけど、恥ずかしいと思った気持ちを追うように、"不謹慎"という言葉が浮かんだ。
続いて蘇ったのはその時の夢の記憶。ユキが、雪景が……僕から逃げるように池の中へと入っていく夢。
僕も追いかけて池の中に入って、二人で夢の中で濡れてしまって……肌に重く張り付いた着物にドキドキした。でもこの夢の記憶は、そんな甘酸っぱい感情だけじゃなかった。
ユキが僕から逃げた理由は"汚いから"……見ないで欲しい、近づかないで欲しいと言われたのに、そんな状態のユキを放っておけなくて逃げられた。
"汚い"って……何が? 誰が? なんで……他に何か言っていた記憶は?
"あんなの母親の所業じゃない"
昼間のユキと重なった……この記憶を思い出したのは、昼間の出来事がトリガーになったのか。
あの時ユキの胸の奥で揺れたものが魂なのだとしたら、千年経った今でもユキの心の中には蟠りが残っているという事だ。
「真里……? どうした?」
さっきまで二人で楽しくしていたのに、僕が急に黙ったから心配させてしまった。
「ごめん、昼間のユキの様子を思い出したら心配になって」
「あぁ……そういえば気づいていたな。凄いな、もう魂の揺らぎが分かるのか?」
ユキの眉が下がって、やっぱり少し困ったように笑う。僕はユキのこの笑顔も好きだけど……曇りなく笑うユキの顔がもっと好きだ。
「きっとユキの魂だけ特別だよ……僕は君のことしか見えてないからね」
せっかくユキとこうして仲良くしているのに、暗い雰囲気なんてごめんだ。ただ、心配していることは本当で……僕がユキに救われたように、僕もユキの支えになりたかった。
「ユキが僕に昔の話をしないのって、やっぱり何か理由があるんだよね?」
「そうだな……」
ユキが僕と同じ目線まで上がってくる、腕を枕にして少し上から見下ろされると、思わず僕の視線はユキに釘付けになった。その表情には余裕が浮かんでいて、表面上は魂が揺らぐほどの動揺があったとは思えない。
「強いて言うなら、魔王様との約束の為だ」
「魔王様との……? 僕にユキの過去の話をしてはいけないって言われてるの?」
「それは違う、むしろ魔王様は……」
ユキは言いかけて、その続きを言葉にするのを止めてしまった。
「真里が一番大事で、何者にも代えがたいからだ……」
「分かった、理由も詳しくは言えないんだね」
「すまない」
僕が上半身を起こすと、ユキが焦ったように一緒に起き上った。
「怒ったのか?」
「そんなわけないよ、だからそんな心配そうな顔しないで」
ユキの頬を撫でると、ユキがその手のひらにキスをした。少しくすぐったくて笑うと、そのままユキは僕に覆いかぶさってくる。流れるようにベッドに倒されてキスされて……あぁ、もうこの話はしたくないって事なんだと感じた。
ユキが教えてくれないのなら、僕は自分で調べるよ。人の顔色を窺って、"いい子"でいる自分はやめることにしたんだ。
少しくらい悪い子でもいいって、ユキが言ったんだからね。
「俺がイキそうになった時、いつも嬉しそうに首筋舐めてくんのに!?」
「えっ! あっ……あっ!?」
「俺の事イかせたくてたまんないって、めっちゃエロい顔してんのに……!?」
「やめてっ! 恥ずかしい!」
「真里は前から積極的だったぞ? 自覚なかったのか……俺はエッチなの嬉しいけどな」
ユキがニコニコしながら布団の中で僕を抱きしめるのだけど、僕は言われたことが恥ずかしすぎて、両手で顔を隠して中に埋まった。
僕は自覚している以上にスケベだったらしい。
だって仕方ないじゃないか、初めて身体を重ねたのも、ファーストキスも、初恋どころか初めての友達でさえユキだった。告白する事もできなかった夢の中でも、恋人として触れ合えたら……って何度も思ってたんだから。
「ユキ……大好きだよ」
「フフッ、どうした? 俺を喜ばせたいのか?」
「言いたくなっただけ、君に好きだって伝えられるのが嬉しい」
今日ルイさんと話して、好きな人に好きだと言える事は当たり前なんかじゃないって思った。
だから夢の中で伝えられなかった想いも、触れ合える嬉しさも……もっとたくさん伝えていきたい。
「俺も大好きだよ」
布団の中から顔を出すと、ユキがキスをくれる。こうやってユキと触れ合ってる時間が好きだ、気持ちよくて胸が温かくなって……それが全身を巡るように満たされていく。
ユキとエッチな事をするのも確かに好きだけど、心が気持ちいいのはこんな時だ。もうめっぱいに回復したはずの魔力が、溢れてしまいそうなほど心地いい。
「そんな甘い匂いさせてると、もう一回したくなるだろ……いいのか?」
ユキがもぞもぞと僕の身体を触りはじめて、優しくふわふわとした甘い心地の時間は、急に色を帯びはじめる。
「甘い匂い……?」
「あぁ、俺のこと好きだって匂いだ」
前にユキが言ってた"好意の匂い"ってやつかな。でも確かユキはその匂いが苦手って言ってたよね……僕の匂いは大丈夫なのかな?
「嫌いじゃない?」
「まさか! 真里の匂いだぞ? すっげぇ好きだよ……真里からそんな匂いがすると嬉しくてたまんないし、どんな媚薬より俺を誘惑する」
ユキが僕の腰から背中にかけてを撫でてきて……色っぽい雰囲気に持ち込もうとする。だけど僕はまだ身体が無理だし、何よりもっとこの時間をゆっくり過ごしたい。
モゾモゾと枕の方に上がっていって、ユキの頭を胸の中に抱き締めた。
「ユキ……好き、好きっ! 大好き! 匂いで伝わる? 僕の気持ち」
ぎゅっと抱いて頬を寄せると、ふわふわの犬耳がピンッと立つ。あぁ可愛い! こんなに愛しいと思う気持ちは言葉では言い表せない……もっと伝えたくて胸の内で好きだと何度も言ってみた。
ユキがぶはっと僕の腕から顔を抜いて、少し困ったように笑っている。少し頬が赤いのは苦しかったからなのか、嬉しく思ってくれているからなのか僕にはわからないけど。
「まだイチャつきたい? いいよ、俺も真里とこうしてるの好きだよ」
「本当……?」
今度はユキから僕の胸に頬を寄せて甘えてくる。そんなユキを胸に抱いて、髪を撫でて顔を寄せる。僕もユキの匂いが好きだな、ユキみたいに感情まで読み取れないけど、すごく惹かれるいい匂い。
そういえば夢では匂いは分からなかったな……こんな事思えるのも、ユキが僕を迎えに来てくれたお陰だな。
「俺は真里に抱きしめられるの好きだな、昔からずっと……」
「僕もユキを抱きしめるの大好きだよ」
「フフッそうだな、真里はすぐ俺を甘やかすから」
元々は僕が母さんから抱きしめられるのが好きで、大好きな夢の中のユキにもそうしたいと思ったのがきっかけで……きっかけで……。
「……僕は、純粋な気持ちで君を抱きしめてなかったかもしれない」
「そうなのか?」
またユキの耳がピンッと立つ。
「だって僕は君に一目惚れに近くて……だから、意識しはじめてからは下心が無いわけなくて」
その時の感情がまた呼び起こされる、磨りガラスに入って見えない記憶からどんどん引き出されてくる。
「でもユキってば、そういう感情に疎かったから……ずっと胸の内に仕舞い込んで言えなかったし」
ここまで言ってから、ユキがポカンと口を開けて僕の方を見ている事に気付いた。えっ、これって引かれてないよね!?
「もしかして、俺に欲情したこともあるのか?」
「えっ、ええっ!?」
むしろ逆だった! 興味津々だった!
その欲情って言い方がちょっと直接的過ぎるけど、そういう触れ方をしたいと思った事は正直言って……。
「……あるよ」
気兼ねなくユキを抱きしめて、少し緊張しながら告白した。
「いつだ!? どんな時だ!?」
ユキの声色がワクワクしてる! 恥ずかしくて顔が見れないけど、きっと瞳もキラキラしてるんだろうな……!
「さすがに本人には恥ずかしくて言えないよっ!」
「そうか、俺は聞きたかったけどなぁ」
ユキと二人で笑い合ってふざけ合う。楽しいし、幸せだって気持ちの中に、一瞬影が落ちた。
咄嗟に恥ずかしいと言ったのは本当だけど、恥ずかしいと思った気持ちを追うように、"不謹慎"という言葉が浮かんだ。
続いて蘇ったのはその時の夢の記憶。ユキが、雪景が……僕から逃げるように池の中へと入っていく夢。
僕も追いかけて池の中に入って、二人で夢の中で濡れてしまって……肌に重く張り付いた着物にドキドキした。でもこの夢の記憶は、そんな甘酸っぱい感情だけじゃなかった。
ユキが僕から逃げた理由は"汚いから"……見ないで欲しい、近づかないで欲しいと言われたのに、そんな状態のユキを放っておけなくて逃げられた。
"汚い"って……何が? 誰が? なんで……他に何か言っていた記憶は?
"あんなの母親の所業じゃない"
昼間のユキと重なった……この記憶を思い出したのは、昼間の出来事がトリガーになったのか。
あの時ユキの胸の奥で揺れたものが魂なのだとしたら、千年経った今でもユキの心の中には蟠りが残っているという事だ。
「真里……? どうした?」
さっきまで二人で楽しくしていたのに、僕が急に黙ったから心配させてしまった。
「ごめん、昼間のユキの様子を思い出したら心配になって」
「あぁ……そういえば気づいていたな。凄いな、もう魂の揺らぎが分かるのか?」
ユキの眉が下がって、やっぱり少し困ったように笑う。僕はユキのこの笑顔も好きだけど……曇りなく笑うユキの顔がもっと好きだ。
「きっとユキの魂だけ特別だよ……僕は君のことしか見えてないからね」
せっかくユキとこうして仲良くしているのに、暗い雰囲気なんてごめんだ。ただ、心配していることは本当で……僕がユキに救われたように、僕もユキの支えになりたかった。
「ユキが僕に昔の話をしないのって、やっぱり何か理由があるんだよね?」
「そうだな……」
ユキが僕と同じ目線まで上がってくる、腕を枕にして少し上から見下ろされると、思わず僕の視線はユキに釘付けになった。その表情には余裕が浮かんでいて、表面上は魂が揺らぐほどの動揺があったとは思えない。
「強いて言うなら、魔王様との約束の為だ」
「魔王様との……? 僕にユキの過去の話をしてはいけないって言われてるの?」
「それは違う、むしろ魔王様は……」
ユキは言いかけて、その続きを言葉にするのを止めてしまった。
「真里が一番大事で、何者にも代えがたいからだ……」
「分かった、理由も詳しくは言えないんだね」
「すまない」
僕が上半身を起こすと、ユキが焦ったように一緒に起き上った。
「怒ったのか?」
「そんなわけないよ、だからそんな心配そうな顔しないで」
ユキの頬を撫でると、ユキがその手のひらにキスをした。少しくすぐったくて笑うと、そのままユキは僕に覆いかぶさってくる。流れるようにベッドに倒されてキスされて……あぁ、もうこの話はしたくないって事なんだと感じた。
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