52 / 72
第3章『全てを許す慈愛の抱擁』
第4話 水着姿の美少女たち ③
しおりを挟む
みんなで海に入っていたら午前中はあっという間に過ぎ去って、太陽は真上に昇り、一番暑い時分になった。
ジリジリと肌を焼くような暑さと、けれどそれを中和するような爽やかな空気が気持ちいい。
朝っぱらからはしゃいだ俺たちは、すっかり腹ぺこになって昼食にすることにした。
思えば、ボランティア部の五人でちゃんと遊んだのは今回が初めてだ。
今までも放課後に寄り道してくっちゃべったりはしたけれど、みんなで仲良くお出かけをしたことはなかった。
もちろん夏休みに入ってからも部活動はあって、ちょこちょこみんなで顔を合わせてはいたし、それに俺はみんなと個々にデートをしたりなんかもしれいたけれど。
でもこうやってみんなで仲良く時間を過ごすせるというのが、なんだかとても嬉しかった。
あさひじゃないけれどやっぱり賑やかなのは楽しいし、それに一体感みたいなものが心地良い。
もちろんハーレム的な状態になっている現状を味わう下心のようなものもなくはないけれど。
でも何より俺は、彼女たちみんなと過ごせる時間がとても楽しいんだ。
「うっしー先輩、なんだかご機嫌ですね」
昼食の買い出しに向かう最中、俺の横を歩く安食ちゃんが言った。
結構ゆっくり歩いているつもりだけれど、体格差ゆえに歩幅の狭い彼女はどうしても少し足早気味で。
そんなちょこちょことした動きがまた愛らしい。
昼飯は近辺の海の家で調達しようということになって、いろんなところでいろんなものをと、俺たちは二手に分かれている。
俺は安食ちゃんと二人で、残りの三人が別働隊だ。
この組分けでまた揉めるのも面倒だったから、一番近くにいた安食ちゃんに声をかけてささっと繰り出してきた結果だ。
「そ、そうかな? まぁでも楽しんでるよ。普段はアウトドア派じゃない俺も、流石に海に来たらテンション上がる」
「ですよねぇ。海って不思議です。で、でも私は、うっしー先輩がいてくださるから、尚更楽しいです」
妙に浮かれてしまっていないのかと心配になりつつ、けれど正直に答えてみれば、安食ちゃんはニコッと朗らかに笑って頷いた。
おまけにそんな健気なことを言ってくれるもんだから、可憐な水着姿も相まって余計に意識してしまった。
「それに、ちょっとしたことですけど、こうやって私を一緒に連れてきてくれたのも嬉しかったです。私、先輩たちの勢いに負けがちだから」
安食ちゃんの小さな手が控えめに俺の手首に触れ、細い指が引っかかる。
その慎ましさがいじらしく、また愛らしかった。
「なかなか皆さんみたいにぐいぐいはいけませんけど、でも私だって気持ちは負けてないつもりです。だから、もっと仲良くしてくれると、嬉しいです」
「それはもちろん。安食ちゃんの優しさは、いつもちゃんと伝わってきてるよ。俺だって、もっと君と仲良くしたい」
「やった」
嬉しそうにはにかむ安食ちゃんの笑顔が、燦々と輝く太陽に照らされて眩しい。
その庇護欲をそそる可憐さが俺に一心に向けられていると思うと、この上なく幸せだと思えた。
「私ちんちくりんだし、皆さんに比べると子供っぽいから、正直不安だったんです。男の人って、女性らしい子の方が好きなんじゃないかなぁって」
目星を受けた海の家の列に並びながら、安食ちゃんは少し不安げにそう言った。
俺の腕にかけた指に、少しだけ力が入る。
「だから本当は今日も、水着にはあんまり自信がなくて。だから早く着替えて、一番に見せちゃおうって思ったんです」
「いや、安食ちゃんの水着はめっちゃいいよ。自信持っていいって。一番目のインパクトもあったけど、そうじゃなくても全然見劣りなんてしてないよ」
「本当、ですか?」
控えめにこちらを見上げて窺ってくる安食ちゃんに、俺は力強く頷いた。
「ああ。今だって俺、実はドキドキしてる。水着姿の君が隣にいてソワソワしてるんだ。なんていうかこう……興奮冷めやらぬというか」
「それだと、ちょっと変態さんっぽいですけど」
「あー今のなし! 言い方が悪かった。忘れて忘れて!」
「えー、ダメですよ。うっしー先輩が私に興奮してくれたってこと、もうしっかり聞いちゃいましたから」
チョイスを完全に失敗した言葉を取り消そうと手を振るも、安食ちゃんはニヤリと笑って一蹴した。
普段は柔和な彼女の珍しく意地悪気な笑みが、なんだか無性に心を撫ぜた。これはこれで、なんだかいい。
「女の子に対して興奮したって言っちゃうなんて、うっしー先輩は案外大胆なんですね」
「だから言い方が悪かったというか、言葉の綾というか……。別に他意はないんだ」
「じゃあ、興奮、してくれなかったんですか? ドキドキしてくれてるっていうのも、言い間違いですか? そっか……」
「正直に申しまして水着姿の安食ちゃんを前にめちゃくちゃテンション上がってますけれども……!」
シュンと落ち込んで見せてくる安食ちゃんにヤケになって正直な気持ちを答えてみれば、すぐに満足そうな笑みが返ってきた。
まぁわざとなのはわかってたけど、でも今のは言わないわけにはいかなかった。
女の子を目の前に興奮してます宣言している俺は、側から見たらただのど変態だろうけれど、もうこの際仕方ない。
にしても、安食ちゃんにこんなふうに弄ばれるなんて。
普段は大人しげで優しい彼女にしては珍しい、可愛らしくも意地悪な一面だ。
「ちょっと虐めちゃいました、ごめんなさい。うっしー先輩が変態さんじゃないことは、ちゃーんとわかってますから」
自分の大胆な発言に恥入っている俺に、安食ちゃんは穏やかな笑みに戻って言った。
「むしろ、私のために頑張ってはっきり言ってくれたんですよね。普段のうっしー先輩は、割とそのあたり優柔不断ですし」
「まぁ事実だし、わかってくれてるのはありがたいんだけれども。その評価はそれはそれで凹むなぁ。事実だけど」
「あ、いえいえ。別に悪口で言ったわけじゃないですよぉ」
柔らかくもキッパリとした言葉は、俺にグサリと突き刺さった。
なまじそこに悪意がない分、忖度のない評価ということだ。屈託なく言われる方がくるものがある。
思わずしょげそうになった俺に、安食ちゃんは慌てて声を上げた。
「私、そういううっしー先輩が好きです。もちろん、ハキハキしててかっこいい事ポンポン言える男の人もかっこいいですけでど。でも私は、迷ったり控えめになりながらも、それでもちゃんと私に向き合ってくれる、そんなうっしー先輩のことが好きなんです……!」
両手で俺の腕にしがみついて、背伸びをしながら食らいつくように見上げてくる安食ちゃん。
そのクリっとした瞳は真剣そのもので、お世辞や気遣いのようなものは全く感じられなかった。
どこかちょっとムキになっている感もあって、可愛いらしさの中に迫力を感じる。
「ありがと。でも自分では情けないって自覚してるから、もっと強くなんなきゃとは思ってるんだ。せっかく好きって言ってもらえてるんだから、できるだけかっこよくなりたいし。呆れらたら寂しいしさ」
「私、呆れたりなんかしませんよ?」
安食ちゃんは、なんでそんなことを言うのかというふうに、ちょこんと首を傾げた。
「うっしー先輩はうっしー先輩ですから。私は今の先輩が好きなので、もちろんかっこよくなるもの大歓迎ですけど、私にとっては今の先輩が十分素敵なんです。私は、どんな先輩だって受け入れますよ」
「安食ちゃん……」
にこりと微笑みながら放った言葉に、なんだか無限大の包容力を感じた。
その小さな体の中に海よりも広い心を抱いて、俺の全てを許さんばかりに引き込んでくれる。
自分の不甲斐なさを嘆くことの多い俺だけれど、そんな俺でもいいんだと、その笑顔を向けられて思えてしまった。
自分よりも小柄で、しかも年下の女子相手だというのに、思わず縋りつきたくなる暖かさがそこにはあった。
弱い自分も情けない自分も、全て許して受け入れてくれる、ありのままを曝け出せる女神のようで。
まるで無償の愛を注いでくれる母親のような、そんな安らぎすら覚えた。
「ありがとう安食ちゃん。そう言ってもらえると、ちょっと気持ちが楽になるよ」
「無理はしなくていいですよ。先輩のたまの勇気を出した一言が、とっても嬉しかったりするんですから」
ホッと心が穏やかになった俺に、安食ちゃんは優しく笑いかけてくれる。
最初は安食ちゃんを励ますような会話だったはずなのに、いつしか俺が励まされている。
先輩として、というか男として情けなく思いつつ、でもそれすらも彼女は受け入れてくれるんだろうな。
甘えすぎは良くないにしても、でも安食ちゃんとはそうやって寄り添い歩いていくのが心地いい気がする。
彼女が俺の不甲斐なさも許容してくれるというのなら、俺もまた安食ちゃんのいろんなことを受け止めてあげられる、そんなしっかりとした男になりたいものだとしみじみ思った。
ジリジリと肌を焼くような暑さと、けれどそれを中和するような爽やかな空気が気持ちいい。
朝っぱらからはしゃいだ俺たちは、すっかり腹ぺこになって昼食にすることにした。
思えば、ボランティア部の五人でちゃんと遊んだのは今回が初めてだ。
今までも放課後に寄り道してくっちゃべったりはしたけれど、みんなで仲良くお出かけをしたことはなかった。
もちろん夏休みに入ってからも部活動はあって、ちょこちょこみんなで顔を合わせてはいたし、それに俺はみんなと個々にデートをしたりなんかもしれいたけれど。
でもこうやってみんなで仲良く時間を過ごすせるというのが、なんだかとても嬉しかった。
あさひじゃないけれどやっぱり賑やかなのは楽しいし、それに一体感みたいなものが心地良い。
もちろんハーレム的な状態になっている現状を味わう下心のようなものもなくはないけれど。
でも何より俺は、彼女たちみんなと過ごせる時間がとても楽しいんだ。
「うっしー先輩、なんだかご機嫌ですね」
昼食の買い出しに向かう最中、俺の横を歩く安食ちゃんが言った。
結構ゆっくり歩いているつもりだけれど、体格差ゆえに歩幅の狭い彼女はどうしても少し足早気味で。
そんなちょこちょことした動きがまた愛らしい。
昼飯は近辺の海の家で調達しようということになって、いろんなところでいろんなものをと、俺たちは二手に分かれている。
俺は安食ちゃんと二人で、残りの三人が別働隊だ。
この組分けでまた揉めるのも面倒だったから、一番近くにいた安食ちゃんに声をかけてささっと繰り出してきた結果だ。
「そ、そうかな? まぁでも楽しんでるよ。普段はアウトドア派じゃない俺も、流石に海に来たらテンション上がる」
「ですよねぇ。海って不思議です。で、でも私は、うっしー先輩がいてくださるから、尚更楽しいです」
妙に浮かれてしまっていないのかと心配になりつつ、けれど正直に答えてみれば、安食ちゃんはニコッと朗らかに笑って頷いた。
おまけにそんな健気なことを言ってくれるもんだから、可憐な水着姿も相まって余計に意識してしまった。
「それに、ちょっとしたことですけど、こうやって私を一緒に連れてきてくれたのも嬉しかったです。私、先輩たちの勢いに負けがちだから」
安食ちゃんの小さな手が控えめに俺の手首に触れ、細い指が引っかかる。
その慎ましさがいじらしく、また愛らしかった。
「なかなか皆さんみたいにぐいぐいはいけませんけど、でも私だって気持ちは負けてないつもりです。だから、もっと仲良くしてくれると、嬉しいです」
「それはもちろん。安食ちゃんの優しさは、いつもちゃんと伝わってきてるよ。俺だって、もっと君と仲良くしたい」
「やった」
嬉しそうにはにかむ安食ちゃんの笑顔が、燦々と輝く太陽に照らされて眩しい。
その庇護欲をそそる可憐さが俺に一心に向けられていると思うと、この上なく幸せだと思えた。
「私ちんちくりんだし、皆さんに比べると子供っぽいから、正直不安だったんです。男の人って、女性らしい子の方が好きなんじゃないかなぁって」
目星を受けた海の家の列に並びながら、安食ちゃんは少し不安げにそう言った。
俺の腕にかけた指に、少しだけ力が入る。
「だから本当は今日も、水着にはあんまり自信がなくて。だから早く着替えて、一番に見せちゃおうって思ったんです」
「いや、安食ちゃんの水着はめっちゃいいよ。自信持っていいって。一番目のインパクトもあったけど、そうじゃなくても全然見劣りなんてしてないよ」
「本当、ですか?」
控えめにこちらを見上げて窺ってくる安食ちゃんに、俺は力強く頷いた。
「ああ。今だって俺、実はドキドキしてる。水着姿の君が隣にいてソワソワしてるんだ。なんていうかこう……興奮冷めやらぬというか」
「それだと、ちょっと変態さんっぽいですけど」
「あー今のなし! 言い方が悪かった。忘れて忘れて!」
「えー、ダメですよ。うっしー先輩が私に興奮してくれたってこと、もうしっかり聞いちゃいましたから」
チョイスを完全に失敗した言葉を取り消そうと手を振るも、安食ちゃんはニヤリと笑って一蹴した。
普段は柔和な彼女の珍しく意地悪気な笑みが、なんだか無性に心を撫ぜた。これはこれで、なんだかいい。
「女の子に対して興奮したって言っちゃうなんて、うっしー先輩は案外大胆なんですね」
「だから言い方が悪かったというか、言葉の綾というか……。別に他意はないんだ」
「じゃあ、興奮、してくれなかったんですか? ドキドキしてくれてるっていうのも、言い間違いですか? そっか……」
「正直に申しまして水着姿の安食ちゃんを前にめちゃくちゃテンション上がってますけれども……!」
シュンと落ち込んで見せてくる安食ちゃんにヤケになって正直な気持ちを答えてみれば、すぐに満足そうな笑みが返ってきた。
まぁわざとなのはわかってたけど、でも今のは言わないわけにはいかなかった。
女の子を目の前に興奮してます宣言している俺は、側から見たらただのど変態だろうけれど、もうこの際仕方ない。
にしても、安食ちゃんにこんなふうに弄ばれるなんて。
普段は大人しげで優しい彼女にしては珍しい、可愛らしくも意地悪な一面だ。
「ちょっと虐めちゃいました、ごめんなさい。うっしー先輩が変態さんじゃないことは、ちゃーんとわかってますから」
自分の大胆な発言に恥入っている俺に、安食ちゃんは穏やかな笑みに戻って言った。
「むしろ、私のために頑張ってはっきり言ってくれたんですよね。普段のうっしー先輩は、割とそのあたり優柔不断ですし」
「まぁ事実だし、わかってくれてるのはありがたいんだけれども。その評価はそれはそれで凹むなぁ。事実だけど」
「あ、いえいえ。別に悪口で言ったわけじゃないですよぉ」
柔らかくもキッパリとした言葉は、俺にグサリと突き刺さった。
なまじそこに悪意がない分、忖度のない評価ということだ。屈託なく言われる方がくるものがある。
思わずしょげそうになった俺に、安食ちゃんは慌てて声を上げた。
「私、そういううっしー先輩が好きです。もちろん、ハキハキしててかっこいい事ポンポン言える男の人もかっこいいですけでど。でも私は、迷ったり控えめになりながらも、それでもちゃんと私に向き合ってくれる、そんなうっしー先輩のことが好きなんです……!」
両手で俺の腕にしがみついて、背伸びをしながら食らいつくように見上げてくる安食ちゃん。
そのクリっとした瞳は真剣そのもので、お世辞や気遣いのようなものは全く感じられなかった。
どこかちょっとムキになっている感もあって、可愛いらしさの中に迫力を感じる。
「ありがと。でも自分では情けないって自覚してるから、もっと強くなんなきゃとは思ってるんだ。せっかく好きって言ってもらえてるんだから、できるだけかっこよくなりたいし。呆れらたら寂しいしさ」
「私、呆れたりなんかしませんよ?」
安食ちゃんは、なんでそんなことを言うのかというふうに、ちょこんと首を傾げた。
「うっしー先輩はうっしー先輩ですから。私は今の先輩が好きなので、もちろんかっこよくなるもの大歓迎ですけど、私にとっては今の先輩が十分素敵なんです。私は、どんな先輩だって受け入れますよ」
「安食ちゃん……」
にこりと微笑みながら放った言葉に、なんだか無限大の包容力を感じた。
その小さな体の中に海よりも広い心を抱いて、俺の全てを許さんばかりに引き込んでくれる。
自分の不甲斐なさを嘆くことの多い俺だけれど、そんな俺でもいいんだと、その笑顔を向けられて思えてしまった。
自分よりも小柄で、しかも年下の女子相手だというのに、思わず縋りつきたくなる暖かさがそこにはあった。
弱い自分も情けない自分も、全て許して受け入れてくれる、ありのままを曝け出せる女神のようで。
まるで無償の愛を注いでくれる母親のような、そんな安らぎすら覚えた。
「ありがとう安食ちゃん。そう言ってもらえると、ちょっと気持ちが楽になるよ」
「無理はしなくていいですよ。先輩のたまの勇気を出した一言が、とっても嬉しかったりするんですから」
ホッと心が穏やかになった俺に、安食ちゃんは優しく笑いかけてくれる。
最初は安食ちゃんを励ますような会話だったはずなのに、いつしか俺が励まされている。
先輩として、というか男として情けなく思いつつ、でもそれすらも彼女は受け入れてくれるんだろうな。
甘えすぎは良くないにしても、でも安食ちゃんとはそうやって寄り添い歩いていくのが心地いい気がする。
彼女が俺の不甲斐なさも許容してくれるというのなら、俺もまた安食ちゃんのいろんなことを受け止めてあげられる、そんなしっかりとした男になりたいものだとしみじみ思った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる