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第7章 リアリスティック・ドリームワールド
139 太陽の輝き
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暗闇の中で唐突に刺した光に、一瞬何が起きているのか理解が追いつかなかった。
しかしその太陽の様に暖かな光が広がるにつれて、私の心もまた温もりに包まれて。
それが、大好きな人の心なんだと気付いた。
私を守る様に目の前に立ちはだかったのは、白く輝く光の球。
白い輝きが盾となって、ドルミーレから押し迫る黒い力を遮ってくれている。
その光の、何と優しく柔らかなことか。懐かしくて、思わず涙がこぼれた。
「晴香ぁ…………」
晴香の心が、私をドルミーレから守ってくれている。
私の心がそう確信した。その姿を窺うことができなくても、この温もりは確かに彼女のものだ。
私が大好きな幼馴染み。ずっと寄り添ってくれている、晴香の心だ。
強く強く輝くその光は、私を照らす光。彼女の意志の強さと、私たちの繋がりの証だ。
心を深く繋げる私たちは、お互いを想えば想うほどその輝きを増して強くなれる。
その強さを持って、晴香が私を守ってくれている。
「あれ……」
暖かく輝く白い光を眺めていると、今度は青い輝きが上から降りてきた。
晴香と同じ様に球状になっている輝きは、彼女とは違いクルクルと私の周りを回ってその光で私を包み込んだ。
とても涼やかで優しく、繊細な柔らかさを持った輝きだった。
光に包まれた瞬間、それがいつも私を助けてくれる声の主だとすぐに気がついた。
昨日心の中に落ちた時にも出会った、青い輝きを持つ誰かの心だ。
晴香がドルミーレの力を食い止め、青い光が私の心を保護してくれている。
『────アリスちゃん。助けに、きた』
私を輝きで柔らかく包みながら、青い光がそっと言った。
聞いたことのあるはずの声なのに、それが誰なのかどうしても思い出せなくてもどかしい。
『私たちが、あなたを守る。だから……負けないで、アリスちゃん』
「うん、ありがとう。とっても、心強いよ」
二人の心に包まれて、さっきまで感じていたドルミーレの重苦しい感情はほぼ響いてこなくなった。
強大な力の圧迫もなく、その孤独に侵されることもなく、私は私の心で立つことができる。
これは紛れもなく、友達との繋がりのお陰だ。
「またあなたは、そうやって……」
晴香の輝きによってやや晴れた闇の向こうで、ドルミーレが顔をしかめているのが見えた。
私を守る輝きを恨めしげに睨んで、それから私にその冷徹な眼差しを向ける。
「友……繋がり……くだらない。そんな紛いものを振りかざして、一体何になるっていうの?」
「何になるかは、今あなたが見ている通りだよ。私一人では乗り越えられなくても、みんなとなら前に進める。これが、誰かと共に歩むってことなんだよ!」
「…………綺麗事ね」
レイくんが握ってくれる手を感じ、二人の輝きを感じながらドルミーレへと訴えかける。
しかしやっぱり彼女の耳には届かない。
ドルミーレは不機嫌そうに顔を歪め、理解を示そうとはしなかった。
「情も繋がりも、確かなものなんて何一つ存在しない。ヒトは強欲で自分勝手で、他人を慮ったりなんてしない。するとすれば、それは自己の利益のためだけよ」
「そんなことない! 確かに人は完璧じゃないから、そういう一面だってあるかもしれないけれど。でも、絶対にそれだけじゃない! 人は誰だって、誰かの為に生きてるんだ!」
「笑わせないでよ、虫唾が走るわ。あなたはお姫様の様に安穏と生きてきたから、そんな夢の様な世迷言を口にできるのよ。あなたはあまりにも、ヒトの醜さを知らないから」
瞳の闇が増し、言葉がさらに冷たく鋭くなる。
そこには、ドルミーレが味わってきたものが込められている様な気がした。
とてもとても、悲しく寂しい想いが。
「……いいわ。そこまで言うのなら見せてもらいましょう。あなたの言う、繋がりの力というものを。その安っぽい繋がりとやらが、どこまであなたを守るのかを」
嘲笑う様に口の端を吊り上げたドルミーレがそう言った瞬間、彼女から押し寄せる力が一層勢いを増した。
晴香の輝きの脇をすり抜けて黒い力が流れ込み、青い輝きを冷たい感情が圧迫する。
闇が光を吸収する様に、黒い力は二人の輝きを食らわんばかりに迫ってきた。
「無償の献身なんてあり得ない。無限の情愛なんて絵空事。心の繋がりは夢物語。結局誰しも孤独に生きるのよ。寝言を言いたのならば、お眠りなさい」
「…………!」
さっきまで私を包み込んでいた力は序の口だったのか、迫りくる力は桁外れなほど強大になった。
私の意思を全力で込めた『真理の剣』と二人の輝きを持ってしても、冷たく恐ろしい力がじわじわと降りかかってくる。
人の身では到底抗いようのない、まるで世界と押し比べをしているようなスケールの違い。
この世の全てに私たちだけが敵意を向けられている様な、そんな圧迫感に苛まれる。
このままではダメだと、そう思った時。
『アリス』
晴香の声が聞こえた。
『私が守るよ、アリス』
「晴香────」
心に直接響く声。もう聞くことができないと思っていた声。
それを感じ取った瞬間、目の前の白い光の球が大きく膨らみ、そして人の形をとった。
それは私と同じくらいの女の子の姿を作って、背中をこちらに向けて立った。
何度も、もう何度も、脳に焼き付くほど見た、幼馴染みの背中だ。
白い光によって形成されたその体は、半透明で不鮮明だけれど。それでも、確かに。
「はる、か……」
『私が守るから。だからアリス……アリスは、前に進んでね』
背を向けたまま、晴香の優しい声が決意を秘めた声を上げた。
その暖かさは心を柔らかく包んでくれるけれど、でも何故だか不安が過った。
「まさか晴香……また、自分を……」
『────────』
「だ、ダメだよ晴香……! もう私は、晴香を────!」
決死の覚悟で、全身全霊の力を使おうとしているのは明らかで。
だから私は手を伸ばしてそれを止めようとしてしまった。
けれどそれは、青い光の玉によって遮られた。
『……彼女の意思、だから』
「で、でも……!」
冷静に静止する青い光に首を振ると、晴香は優しく笑った。
『アリスを守るのが、私の役割だから。大丈夫だよ。アリスがずっと私のことを想ってくれてれば、私はアリスの側からいなくなったりなんかしない』
「っ…………」
止めたい。でも止めちゃダメだと心が叫んだ。
晴香の気持ちを受け止めて、その意思を汲むことこそが何より彼女のためになるんだと。
止めたい気持ちと同じくらい、晴香の気持ちを想う心がそう叫んだ。
「大丈夫だよ、アリスちゃん。君の友達なら大丈夫だ。アリスちゃんが強く想い続けてあげれば、それがまた彼女の心を守るだろう。大切なのは、信じ続けることだ」
「…………うん」
私の手を強く握るレイくんに、私は覚悟を決めて頷いた。
命を失い私の中に心を寄せた晴香を保つのは、私の想う心だ。強い繋がりだ。
なら、私が信じなくてどうする。
何があってもこの繋がりは消えないと、その心を感じ続けると、私が強く思わなくちゃいけないんだ。
「……お願いね、晴香」
『うん。任せて』
大きく息を吸ってから声をかけると、晴香はほんの少しだけこっちを見て、にっこりと笑った。
私が大好きな、太陽の様な笑顔で。
そして次の瞬間、晴香を形作っていた白い光が勢いよくその輝きを増した。
まさに心を、魂を燃やす様な輝き。その純粋な光は聖なる盾のように不純を遮り、迫りくる黒い力を押し返す。
ドルミーレからしてみたら、たわいもないちっぽけな女の子の力かもしれない。
けれどそれは、晴香の私への想いであり、そして私たちの確かな繋がりの証だ。
揺るぎない確かな私たちの友情が、深い暗闇を照らし打ち破る。
炸裂した白い閃光が、押し迫る黒い力を完全に阻んだ。
強大な力の前には、私たちの力は心許ないかもしれないけれど。
それでも晴香の輝きは、確かにドルミーレの力を押し返したんだ。
「……………………」
パンッと黒い力が晴れ、ドルミーレの憎々しげな顔がこちらを見ていた。
元々重苦しいほど暗い森の中で、晴香だった光が粒子のような小さい輝きになって燻っていて。
ゆらゆらと、消えそうな蝋燭の様に瞬いているそれを、ドルミーレは忌々しいと言わんばかりの目で睨んだ。
「………………そう。あなたは、得たのね」
ポツリと、ドルミーレはこぼした。
しかしその太陽の様に暖かな光が広がるにつれて、私の心もまた温もりに包まれて。
それが、大好きな人の心なんだと気付いた。
私を守る様に目の前に立ちはだかったのは、白く輝く光の球。
白い輝きが盾となって、ドルミーレから押し迫る黒い力を遮ってくれている。
その光の、何と優しく柔らかなことか。懐かしくて、思わず涙がこぼれた。
「晴香ぁ…………」
晴香の心が、私をドルミーレから守ってくれている。
私の心がそう確信した。その姿を窺うことができなくても、この温もりは確かに彼女のものだ。
私が大好きな幼馴染み。ずっと寄り添ってくれている、晴香の心だ。
強く強く輝くその光は、私を照らす光。彼女の意志の強さと、私たちの繋がりの証だ。
心を深く繋げる私たちは、お互いを想えば想うほどその輝きを増して強くなれる。
その強さを持って、晴香が私を守ってくれている。
「あれ……」
暖かく輝く白い光を眺めていると、今度は青い輝きが上から降りてきた。
晴香と同じ様に球状になっている輝きは、彼女とは違いクルクルと私の周りを回ってその光で私を包み込んだ。
とても涼やかで優しく、繊細な柔らかさを持った輝きだった。
光に包まれた瞬間、それがいつも私を助けてくれる声の主だとすぐに気がついた。
昨日心の中に落ちた時にも出会った、青い輝きを持つ誰かの心だ。
晴香がドルミーレの力を食い止め、青い光が私の心を保護してくれている。
『────アリスちゃん。助けに、きた』
私を輝きで柔らかく包みながら、青い光がそっと言った。
聞いたことのあるはずの声なのに、それが誰なのかどうしても思い出せなくてもどかしい。
『私たちが、あなたを守る。だから……負けないで、アリスちゃん』
「うん、ありがとう。とっても、心強いよ」
二人の心に包まれて、さっきまで感じていたドルミーレの重苦しい感情はほぼ響いてこなくなった。
強大な力の圧迫もなく、その孤独に侵されることもなく、私は私の心で立つことができる。
これは紛れもなく、友達との繋がりのお陰だ。
「またあなたは、そうやって……」
晴香の輝きによってやや晴れた闇の向こうで、ドルミーレが顔をしかめているのが見えた。
私を守る輝きを恨めしげに睨んで、それから私にその冷徹な眼差しを向ける。
「友……繋がり……くだらない。そんな紛いものを振りかざして、一体何になるっていうの?」
「何になるかは、今あなたが見ている通りだよ。私一人では乗り越えられなくても、みんなとなら前に進める。これが、誰かと共に歩むってことなんだよ!」
「…………綺麗事ね」
レイくんが握ってくれる手を感じ、二人の輝きを感じながらドルミーレへと訴えかける。
しかしやっぱり彼女の耳には届かない。
ドルミーレは不機嫌そうに顔を歪め、理解を示そうとはしなかった。
「情も繋がりも、確かなものなんて何一つ存在しない。ヒトは強欲で自分勝手で、他人を慮ったりなんてしない。するとすれば、それは自己の利益のためだけよ」
「そんなことない! 確かに人は完璧じゃないから、そういう一面だってあるかもしれないけれど。でも、絶対にそれだけじゃない! 人は誰だって、誰かの為に生きてるんだ!」
「笑わせないでよ、虫唾が走るわ。あなたはお姫様の様に安穏と生きてきたから、そんな夢の様な世迷言を口にできるのよ。あなたはあまりにも、ヒトの醜さを知らないから」
瞳の闇が増し、言葉がさらに冷たく鋭くなる。
そこには、ドルミーレが味わってきたものが込められている様な気がした。
とてもとても、悲しく寂しい想いが。
「……いいわ。そこまで言うのなら見せてもらいましょう。あなたの言う、繋がりの力というものを。その安っぽい繋がりとやらが、どこまであなたを守るのかを」
嘲笑う様に口の端を吊り上げたドルミーレがそう言った瞬間、彼女から押し寄せる力が一層勢いを増した。
晴香の輝きの脇をすり抜けて黒い力が流れ込み、青い輝きを冷たい感情が圧迫する。
闇が光を吸収する様に、黒い力は二人の輝きを食らわんばかりに迫ってきた。
「無償の献身なんてあり得ない。無限の情愛なんて絵空事。心の繋がりは夢物語。結局誰しも孤独に生きるのよ。寝言を言いたのならば、お眠りなさい」
「…………!」
さっきまで私を包み込んでいた力は序の口だったのか、迫りくる力は桁外れなほど強大になった。
私の意思を全力で込めた『真理の剣』と二人の輝きを持ってしても、冷たく恐ろしい力がじわじわと降りかかってくる。
人の身では到底抗いようのない、まるで世界と押し比べをしているようなスケールの違い。
この世の全てに私たちだけが敵意を向けられている様な、そんな圧迫感に苛まれる。
このままではダメだと、そう思った時。
『アリス』
晴香の声が聞こえた。
『私が守るよ、アリス』
「晴香────」
心に直接響く声。もう聞くことができないと思っていた声。
それを感じ取った瞬間、目の前の白い光の球が大きく膨らみ、そして人の形をとった。
それは私と同じくらいの女の子の姿を作って、背中をこちらに向けて立った。
何度も、もう何度も、脳に焼き付くほど見た、幼馴染みの背中だ。
白い光によって形成されたその体は、半透明で不鮮明だけれど。それでも、確かに。
「はる、か……」
『私が守るから。だからアリス……アリスは、前に進んでね』
背を向けたまま、晴香の優しい声が決意を秘めた声を上げた。
その暖かさは心を柔らかく包んでくれるけれど、でも何故だか不安が過った。
「まさか晴香……また、自分を……」
『────────』
「だ、ダメだよ晴香……! もう私は、晴香を────!」
決死の覚悟で、全身全霊の力を使おうとしているのは明らかで。
だから私は手を伸ばしてそれを止めようとしてしまった。
けれどそれは、青い光の玉によって遮られた。
『……彼女の意思、だから』
「で、でも……!」
冷静に静止する青い光に首を振ると、晴香は優しく笑った。
『アリスを守るのが、私の役割だから。大丈夫だよ。アリスがずっと私のことを想ってくれてれば、私はアリスの側からいなくなったりなんかしない』
「っ…………」
止めたい。でも止めちゃダメだと心が叫んだ。
晴香の気持ちを受け止めて、その意思を汲むことこそが何より彼女のためになるんだと。
止めたい気持ちと同じくらい、晴香の気持ちを想う心がそう叫んだ。
「大丈夫だよ、アリスちゃん。君の友達なら大丈夫だ。アリスちゃんが強く想い続けてあげれば、それがまた彼女の心を守るだろう。大切なのは、信じ続けることだ」
「…………うん」
私の手を強く握るレイくんに、私は覚悟を決めて頷いた。
命を失い私の中に心を寄せた晴香を保つのは、私の想う心だ。強い繋がりだ。
なら、私が信じなくてどうする。
何があってもこの繋がりは消えないと、その心を感じ続けると、私が強く思わなくちゃいけないんだ。
「……お願いね、晴香」
『うん。任せて』
大きく息を吸ってから声をかけると、晴香はほんの少しだけこっちを見て、にっこりと笑った。
私が大好きな、太陽の様な笑顔で。
そして次の瞬間、晴香を形作っていた白い光が勢いよくその輝きを増した。
まさに心を、魂を燃やす様な輝き。その純粋な光は聖なる盾のように不純を遮り、迫りくる黒い力を押し返す。
ドルミーレからしてみたら、たわいもないちっぽけな女の子の力かもしれない。
けれどそれは、晴香の私への想いであり、そして私たちの確かな繋がりの証だ。
揺るぎない確かな私たちの友情が、深い暗闇を照らし打ち破る。
炸裂した白い閃光が、押し迫る黒い力を完全に阻んだ。
強大な力の前には、私たちの力は心許ないかもしれないけれど。
それでも晴香の輝きは、確かにドルミーレの力を押し返したんだ。
「……………………」
パンッと黒い力が晴れ、ドルミーレの憎々しげな顔がこちらを見ていた。
元々重苦しいほど暗い森の中で、晴香だった光が粒子のような小さい輝きになって燻っていて。
ゆらゆらと、消えそうな蝋燭の様に瞬いているそれを、ドルミーレは忌々しいと言わんばかりの目で睨んだ。
「………………そう。あなたは、得たのね」
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