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09 ゆっくり優しく丁寧に
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「誤解よ、世界樹の精霊さん。この精霊王は私の作った穴倉に勝手に不法侵入して住んでいたのよ。私は与り知らないわ」
『そうだ、イルミンスール。我はお前のような女が好みじゃ』
木の精霊王に呼応するようにヘルムート殿下が断じる。
「アガーテは私の妃だ。間違いなく処女であった」
「いや、そんな大声で……、恥ずかしいです、ヘルムート殿下。もっとデリカシーを持って欲しいです。ていうか、あの魔獣状態でよく認識できましたわね」
「シーツを見れば一目瞭然だ」
「だから、恥ずかしいんですってばっ!」
私は殿下の背中をげんこつで叩いた。
「うっ、アガーテ痛い」
なんか嬉しそうに、私に叩かれているのだけど。
「男は独占欲が強いのだ。私にはアガーテを自分のものだと主張する権利がある」
こういう場合どう考えればいいのだろう。独占欲は誰にもあるけれど、私は独占されたいのだろうか。独占されたらどうなるというのか。そんなにしつこいとか、粘着質みたいな感じは受けないけれど。
私たちの周りには様々な思惑の人々がいた。私に成り代わろうとする人。殿下を追い落とそうとする人。利用しようとする者、すり寄ろうとする者。私たちは当たり障りのない会話と適切な距離で、婚約破棄とか、白い結婚とか、お前を愛することはないとか、そういうよく聞く話を回避して結婚した。
恋愛とかすべて置き去りにして。
『なんとそうであったか。まあよい』
(何が、まあよいなのよ。私ひとりが振り回されている感じだわ)
ひとり拗ねる私の目に、枝のような腕を絡ませて仲の良さそうな二人の木の精霊が映る。足元に散らばる赤や紫の綺麗な葉っぱ。
もしかして、この葉っぱって世界樹の葉なのかしら。世界樹の葉って、希少な薬の材料になるんじゃないかしら。某国民的ゲームでは、死亡したキャラを生き返らせる薬だ。
「これ、頂いてもいいの?」
『仕方がないのう。連れ合いが迷惑をかけたようじゃし、普通は一枚じゃが、今回は特別出血大サービスじゃ。すべて差し上げよう』
「まあ、ありがとうございます!」
イルミンスールが落とした葉を拾う。七色の木の葉が落ちている。七色といっても、秋の七色だ。濃い赤、黄金色、燃えるような赤、銀色はススキか、濃いピンク、紫、濃い緑は栗か、独特の滋味に満ちて、しみじみとした趣のある秋の装いの葉だ。
私の横で殿下も葉を拾うのを手伝ってくれる。
綺麗な赤い葉を摘まむとふわりと良い香りがする。森の木のウッディで深みのある香り、甘い花の香、熟した木の実の香り、そんな香りが部屋に満ちる。
「まあ、この葉は何ともいえない良い香りがいたしますわ」
「そうだな……」
だが葉を手に取って匂いを嗅いでいたヘルムート殿下の様子がおかしくなった。
「ガルル……」
「えっ、殿下。どうなさったの」
昨夜の魔獣のような低い唸り声。荒い息を吐いて、苦しいとでもいうように襟元を緩めているがそれでも追いつかない。
『ある種の人間にとって、我の葉は精気を溢れさせるのじゃ、そして興奮すると猛り狂う者もいる』
「そ、そんな……」
王子の変身を目の当たりにした。この人、ジキル博士とハイド氏みたいに人から魔獣に変わるんだわ。とても怖い顔でギラギラした目が私を見て、などと悠長なことを考えている暇はなかった。
ヘルムート殿下は美しい木の精霊には目もくれず、私に目を留めると襲いかかった。
「女ーーー!」
「きゃあ。何でこうなるの!?」
『ヤツの女は、主だけのようだ。面倒くさいヤツじゃ』
のんびり木の精霊たちは、助けようともしないで見守っている。
『見ているのもつまらぬ。我は戻る』
イルミンスールは助けるどころか引き上げようとする始末だ。
『我も主の作った寝床でのんびりするか』
『主の寝床はよいか』
『よい』
『折角ここまで来たのじゃ、ちょっと行ってみるか』
『おお』
木は仲良く葉っぱの生えた手を繋いで、その場でゴゴゴ……、と部屋を揺らし、地に潜っていなくなった。どうもあの世界樹の精霊が移動すると、大地が揺れるようだ。さすがに世界樹ともなればあまり移動しないだろうし、移動すれば大地も揺れるのだろう、……か?
そんな考察などお構いなしに、息の荒い殿下にベッドに運ばれた私は、必死になってお願いした。
「まって、待って、やっぱり痛いのは嫌!」
私は急遽作った土人形を呼び出した。
「作ったばかりの、おたふくちゃん一号!」
二人の身体の間に何者かが出現した。
説明しよう。
探索君一号は、あれからも土から色々な物を掘り出しては、探索君用に作った倉庫に貯め込んだ。私はそこに粘土があると、持ち出してせっせと捏ねた。人形部屋には土人形の予備を何体か作って、服を着せて並べてある。
「わっ、何だこれは」
「これはおたふくちゃん一号よ。私は痛いのは嫌なの。このおたふくちゃんで、しっかりお勉強してから、やり直しをしましょうね」
私は殿下をおたふくちゃんに任せるとベッドから逃げ出した。
「ちょっと待て、お前はどこに行くんだ」
「私の部屋で寝ますわ。頼んだわよ、おたふくちゃん」
『アイアイさーーー』
「そんな頼まれてくれんでもよい」
『私、主の為に頑張る』
おたふくちゃん一号は、私を追ってベッドから降りようとするヘルムート殿下を捕まえると、ベッドへと引き摺ろうとする。
「わー、何をする!」
殿下とおたふくちゃんはベッドの上で揉み合ったが、魔獣化した殿下は強かった。あっという間におたふくちゃんを投げ飛ばし、部屋を出ようとする私を捕まえた。
「ガルル、逃がさんぞ」
「おたふくちゃん、殿下を!」
『ダメなようです。ごめんなさいーー』
おたふくちゃんはまだ作ったばかりで、レベルが全然足りないようだ。あっさり地面に隠れていなくなった。そういえばニコルもいなくなっている。誰も入ってこないし、どうなっているの。
私はドアのところで殿下に捕まって、ベッドに運ばれた。
「きゃ! いやです。痛いのはいや」
私がそう言うと殿下はやや怯んだ。
「優しくするるる……」
何なの、その言い方は。
「夜は長い。私は頑張るるる……」
「ゆ、ゆっくり、優しく、丁寧にしてください」
「わ、分かっているるる……」
そう殿下は返事をしたけれど付け加えた。
「じっくり、いやらしく、ネチネチとだな、頑張るるる──」
「なんか違う。間違っている。全然違うーーー!」
一度開いた身体、昨日の今日では馴染みようも違うというもの、それに昨日と違って暴言がないし、ゆっくりというかじっくりと、優しくというかいやらしく、丁寧にというか熱心に──、そうして夜は更けてゆく。
夜は長いという殿下の言葉を、私は額面通りに受け取った。夜は長いから、ゆっくりじっくり行くものだと思った。
しかしそれは違っていたのだ。彼は何度も夜が明けるまでしっかりと私と交わった。そりゃあもう赴くままに上になったり下になったり、薬の所為だ、世界樹の葉の所為だ、という言葉を免罪符に好きなだけ貪ったのだ。
翌日は、痛みではなくて身体中がだるくて重くて、動きもすごきもしなかった。
その上、朝目覚めれば、目の前に銀髪の美しい顔を無防備に晒して、その元凶が無邪気に眠っているのだ。
ねえ。こういう場合どうすればいいの。ベッドの上で途方に暮れる私は、まだまだ初心者である。
『そうだ、イルミンスール。我はお前のような女が好みじゃ』
木の精霊王に呼応するようにヘルムート殿下が断じる。
「アガーテは私の妃だ。間違いなく処女であった」
「いや、そんな大声で……、恥ずかしいです、ヘルムート殿下。もっとデリカシーを持って欲しいです。ていうか、あの魔獣状態でよく認識できましたわね」
「シーツを見れば一目瞭然だ」
「だから、恥ずかしいんですってばっ!」
私は殿下の背中をげんこつで叩いた。
「うっ、アガーテ痛い」
なんか嬉しそうに、私に叩かれているのだけど。
「男は独占欲が強いのだ。私にはアガーテを自分のものだと主張する権利がある」
こういう場合どう考えればいいのだろう。独占欲は誰にもあるけれど、私は独占されたいのだろうか。独占されたらどうなるというのか。そんなにしつこいとか、粘着質みたいな感じは受けないけれど。
私たちの周りには様々な思惑の人々がいた。私に成り代わろうとする人。殿下を追い落とそうとする人。利用しようとする者、すり寄ろうとする者。私たちは当たり障りのない会話と適切な距離で、婚約破棄とか、白い結婚とか、お前を愛することはないとか、そういうよく聞く話を回避して結婚した。
恋愛とかすべて置き去りにして。
『なんとそうであったか。まあよい』
(何が、まあよいなのよ。私ひとりが振り回されている感じだわ)
ひとり拗ねる私の目に、枝のような腕を絡ませて仲の良さそうな二人の木の精霊が映る。足元に散らばる赤や紫の綺麗な葉っぱ。
もしかして、この葉っぱって世界樹の葉なのかしら。世界樹の葉って、希少な薬の材料になるんじゃないかしら。某国民的ゲームでは、死亡したキャラを生き返らせる薬だ。
「これ、頂いてもいいの?」
『仕方がないのう。連れ合いが迷惑をかけたようじゃし、普通は一枚じゃが、今回は特別出血大サービスじゃ。すべて差し上げよう』
「まあ、ありがとうございます!」
イルミンスールが落とした葉を拾う。七色の木の葉が落ちている。七色といっても、秋の七色だ。濃い赤、黄金色、燃えるような赤、銀色はススキか、濃いピンク、紫、濃い緑は栗か、独特の滋味に満ちて、しみじみとした趣のある秋の装いの葉だ。
私の横で殿下も葉を拾うのを手伝ってくれる。
綺麗な赤い葉を摘まむとふわりと良い香りがする。森の木のウッディで深みのある香り、甘い花の香、熟した木の実の香り、そんな香りが部屋に満ちる。
「まあ、この葉は何ともいえない良い香りがいたしますわ」
「そうだな……」
だが葉を手に取って匂いを嗅いでいたヘルムート殿下の様子がおかしくなった。
「ガルル……」
「えっ、殿下。どうなさったの」
昨夜の魔獣のような低い唸り声。荒い息を吐いて、苦しいとでもいうように襟元を緩めているがそれでも追いつかない。
『ある種の人間にとって、我の葉は精気を溢れさせるのじゃ、そして興奮すると猛り狂う者もいる』
「そ、そんな……」
王子の変身を目の当たりにした。この人、ジキル博士とハイド氏みたいに人から魔獣に変わるんだわ。とても怖い顔でギラギラした目が私を見て、などと悠長なことを考えている暇はなかった。
ヘルムート殿下は美しい木の精霊には目もくれず、私に目を留めると襲いかかった。
「女ーーー!」
「きゃあ。何でこうなるの!?」
『ヤツの女は、主だけのようだ。面倒くさいヤツじゃ』
のんびり木の精霊たちは、助けようともしないで見守っている。
『見ているのもつまらぬ。我は戻る』
イルミンスールは助けるどころか引き上げようとする始末だ。
『我も主の作った寝床でのんびりするか』
『主の寝床はよいか』
『よい』
『折角ここまで来たのじゃ、ちょっと行ってみるか』
『おお』
木は仲良く葉っぱの生えた手を繋いで、その場でゴゴゴ……、と部屋を揺らし、地に潜っていなくなった。どうもあの世界樹の精霊が移動すると、大地が揺れるようだ。さすがに世界樹ともなればあまり移動しないだろうし、移動すれば大地も揺れるのだろう、……か?
そんな考察などお構いなしに、息の荒い殿下にベッドに運ばれた私は、必死になってお願いした。
「まって、待って、やっぱり痛いのは嫌!」
私は急遽作った土人形を呼び出した。
「作ったばかりの、おたふくちゃん一号!」
二人の身体の間に何者かが出現した。
説明しよう。
探索君一号は、あれからも土から色々な物を掘り出しては、探索君用に作った倉庫に貯め込んだ。私はそこに粘土があると、持ち出してせっせと捏ねた。人形部屋には土人形の予備を何体か作って、服を着せて並べてある。
「わっ、何だこれは」
「これはおたふくちゃん一号よ。私は痛いのは嫌なの。このおたふくちゃんで、しっかりお勉強してから、やり直しをしましょうね」
私は殿下をおたふくちゃんに任せるとベッドから逃げ出した。
「ちょっと待て、お前はどこに行くんだ」
「私の部屋で寝ますわ。頼んだわよ、おたふくちゃん」
『アイアイさーーー』
「そんな頼まれてくれんでもよい」
『私、主の為に頑張る』
おたふくちゃん一号は、私を追ってベッドから降りようとするヘルムート殿下を捕まえると、ベッドへと引き摺ろうとする。
「わー、何をする!」
殿下とおたふくちゃんはベッドの上で揉み合ったが、魔獣化した殿下は強かった。あっという間におたふくちゃんを投げ飛ばし、部屋を出ようとする私を捕まえた。
「ガルル、逃がさんぞ」
「おたふくちゃん、殿下を!」
『ダメなようです。ごめんなさいーー』
おたふくちゃんはまだ作ったばかりで、レベルが全然足りないようだ。あっさり地面に隠れていなくなった。そういえばニコルもいなくなっている。誰も入ってこないし、どうなっているの。
私はドアのところで殿下に捕まって、ベッドに運ばれた。
「きゃ! いやです。痛いのはいや」
私がそう言うと殿下はやや怯んだ。
「優しくするるる……」
何なの、その言い方は。
「夜は長い。私は頑張るるる……」
「ゆ、ゆっくり、優しく、丁寧にしてください」
「わ、分かっているるる……」
そう殿下は返事をしたけれど付け加えた。
「じっくり、いやらしく、ネチネチとだな、頑張るるる──」
「なんか違う。間違っている。全然違うーーー!」
一度開いた身体、昨日の今日では馴染みようも違うというもの、それに昨日と違って暴言がないし、ゆっくりというかじっくりと、優しくというかいやらしく、丁寧にというか熱心に──、そうして夜は更けてゆく。
夜は長いという殿下の言葉を、私は額面通りに受け取った。夜は長いから、ゆっくりじっくり行くものだと思った。
しかしそれは違っていたのだ。彼は何度も夜が明けるまでしっかりと私と交わった。そりゃあもう赴くままに上になったり下になったり、薬の所為だ、世界樹の葉の所為だ、という言葉を免罪符に好きなだけ貪ったのだ。
翌日は、痛みではなくて身体中がだるくて重くて、動きもすごきもしなかった。
その上、朝目覚めれば、目の前に銀髪の美しい顔を無防備に晒して、その元凶が無邪気に眠っているのだ。
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