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六章 公爵の孫娘
女王様のメイドはいたずら好きでいらっしゃる
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話をしていくうちに自然といつもの雰囲気がもどってきた。
この先いさかいと別れがあっても、自分たちなら乗り越えていける。そしてより強く結びつくと思えた。
そして『いつも』にはもうひとり、欠かせぬ者がいる。女王は天井に向かって呼びかけた。
「ルネ、そろそろ入ってきていいですよ」
『かしこまりましたー』
一枚の天井板がずらされ、ルネの頭がひょっこりと姿をあらわした。
「あらためまして……お嬢様、ヒノさん。おひさしぶりですー」
「うおっ! 姐さん、天井裏におったんか!?」
数日ぶりに再会したメイドは、口元をあげてほほえみながら、ヒラリと着地した。
「にししっ。ソニアちゃんの追手を足止めしてからすぐここに。むしろお嬢様たちより早く着いちゃってたりしまして」
「ならば宿屋の前で待っていてもいいと思いますが……ルネらしいですね」
ルネは幼少のころからいたずら好きだった。今は場をわきまえるようになったものの、遊び心をいつも忍ばせている。
旅ではいつも楽しそうにふるまって周囲をなごませてきた。
「先ほどは一本とられましたが、これで返しましたよ」
「んー『孤児院』と聞いたとき、思わずガタっとやっちゃいましたからねー……おあいこってことにしましょうか」
女王は、広場でルネがあらわれるまで気づかなかった。
ルネは、『孤児院』と聞いて音をたてて気づかれた。
ふたりが主従であるかぎり、このようなやりとりがこれからも続くだろう。
「なあソニア……物音、聞こえたか?」
「あたしは他を気にする余裕なんてなくて……」
「ウチも同じや……」
「天井からメイドさんが出てきたり、もうなにがなんだか……」
ひそひそと話す声が聞こえるのはさておき、女王は尋ねた。
「ルネ、あなたが反応した理由……教えてもらえますか?」
ルネが語った孤児院の情報は、聞き捨てならないものばかりだった。
ひとつ、人身売買を行っていること。『商品』はもちろん子供たちだ。
ふたつ、設立にかかわったのがソモンという名の男であること。
みっつ、おそらくバレンノース公はこの事実を知らないであろうこと。
そして――
「わたしもあそこで育ったんですよねー……子供心にあやしすぎて逃げちゃいましたけど」
「そうだったのですか……」
「で、幼いながらもたくましく生きてきた盗賊が『お城』に忍びこんだところ……耳の良いお方に見つかっちゃったわけです」
「ははーんなるほど。姐さんの実力のワケがやっとわかったで」
「ちょっと待って! あたし、子供を売ってたなんて知らないよ!?」
ソニアが声をあげた。
「院長先生だってやさしい人だし、とても信じられないよ……それって昔の話なんじゃないの、証拠はあるの?」
「残念ですけど、これはわたしの記憶だけじゃありません。別件の調査で、証拠が出てきたんですよ」
別件とはコルン地方でのできごと。貴族の男が欲望のために女性をさらおうとした事件だ。
「あの男の口ぶりは初犯のものでないと思っていましたが……まさか『買って』いたのですか?」
「はい。『将来有望』な子を見つくろい、屋敷で『育成』していました」
「なんてこと……」
「メイドさん、買われた子ってもしかして……三人いる? 連れていかれてから五年くらいたってる?」
「……はい」
そう聞いたソニアはへたりこんでしまった。彼女が受けた衝撃はいかほどのものか……察するにあまりある。
「……許せへんな。特にソモンっちゅうやつ、やっていい商売とわるい商売があるってもんや!」
「ヒノカの言うとおりです。バレンノース公のためにも対処しなくては」
ヒノカをバレンノース公のもとへ送る。ソモンの悪行を裁く。
ふたつとも必ずやり遂げねばならない。さらにどこかでル・ハイドの罠が待ち受けているだろう……
旅のなかで幾度となく世直しをしてきた女王だが、これがもっとも困難なものになりそうだった。
夕方になり、女王とルネは孤児院へ向かった。
ソモンの所業を知る証人として、院長を確保するためだ。
この作戦はふたりだけで行うものではない。援軍のあてがあった。
「調査隊が来る時間にまちがいはありませんね?」
「はい。まじめなコルン公の家来らしい、しっかりした人たちですから」
人身売買が明らかになり、コルン公は調査隊の派遣を決めていた。
ルネも彼らとともにこの町へはいる予定だったが、報告のために先行してきたのである。
「おっ、きたきた。お嬢様、きましたよ」
やってきた調査隊は、待っていたルネに礼をした。
「ルネ様。われら一同、到着いたしました!」
「ご苦労さまですー。さっそくですけど、やっちゃいますか」
「はっ!」
最初は自分に任せてほしい、と願い出たルネがさっそく扉をたたいた。
「……なんだね君たちは?」
扉を開けて出てきたのは白髪まじりの男。
孤児院側には事前通知をしていない。相手からみれば抜き打ちという形。
とつぜん訪れた者たちにおどろいているようだ。
「おひさしぶりですね、院長先生」
「……どこかで会ったかな?」
「以前ここで暮らしていたルネです。覚えてませんか?」
男はしばし考えるしぐさを見せたが、すぐに首をふった。
「なにを言うかと思えば……どれだけの子供がいると思っているんだね。いちいち覚えているわけがないだろう」
「記憶にひっかかるものもありませんか?」
「くどいね君は。用がないなら子供たちの迷惑だ、帰ってくれ」
「……そうですか」
ため息をついたルネは懐から書状をとりだし、院長に見せつけた。
「コルン地方の公爵の命により、ここの調査に来ました。おとなしく協力してください」
「なにっ!?」
「さっきの答え次第ではやさしくしてあげようかと思いましたけど。なしですね!」
彼女はふっきれたように晴れやかに、そしていたずらっぽく笑った。
こうして孤児院に強制調査がはいり、不相応な大金や契約書、顧客の一覧表などが見つかった。
証拠はそろった。
残る課題はすべてバレンノース城で解決するだろう。
決戦のときが近づいていた。
この先いさかいと別れがあっても、自分たちなら乗り越えていける。そしてより強く結びつくと思えた。
そして『いつも』にはもうひとり、欠かせぬ者がいる。女王は天井に向かって呼びかけた。
「ルネ、そろそろ入ってきていいですよ」
『かしこまりましたー』
一枚の天井板がずらされ、ルネの頭がひょっこりと姿をあらわした。
「あらためまして……お嬢様、ヒノさん。おひさしぶりですー」
「うおっ! 姐さん、天井裏におったんか!?」
数日ぶりに再会したメイドは、口元をあげてほほえみながら、ヒラリと着地した。
「にししっ。ソニアちゃんの追手を足止めしてからすぐここに。むしろお嬢様たちより早く着いちゃってたりしまして」
「ならば宿屋の前で待っていてもいいと思いますが……ルネらしいですね」
ルネは幼少のころからいたずら好きだった。今は場をわきまえるようになったものの、遊び心をいつも忍ばせている。
旅ではいつも楽しそうにふるまって周囲をなごませてきた。
「先ほどは一本とられましたが、これで返しましたよ」
「んー『孤児院』と聞いたとき、思わずガタっとやっちゃいましたからねー……おあいこってことにしましょうか」
女王は、広場でルネがあらわれるまで気づかなかった。
ルネは、『孤児院』と聞いて音をたてて気づかれた。
ふたりが主従であるかぎり、このようなやりとりがこれからも続くだろう。
「なあソニア……物音、聞こえたか?」
「あたしは他を気にする余裕なんてなくて……」
「ウチも同じや……」
「天井からメイドさんが出てきたり、もうなにがなんだか……」
ひそひそと話す声が聞こえるのはさておき、女王は尋ねた。
「ルネ、あなたが反応した理由……教えてもらえますか?」
ルネが語った孤児院の情報は、聞き捨てならないものばかりだった。
ひとつ、人身売買を行っていること。『商品』はもちろん子供たちだ。
ふたつ、設立にかかわったのがソモンという名の男であること。
みっつ、おそらくバレンノース公はこの事実を知らないであろうこと。
そして――
「わたしもあそこで育ったんですよねー……子供心にあやしすぎて逃げちゃいましたけど」
「そうだったのですか……」
「で、幼いながらもたくましく生きてきた盗賊が『お城』に忍びこんだところ……耳の良いお方に見つかっちゃったわけです」
「ははーんなるほど。姐さんの実力のワケがやっとわかったで」
「ちょっと待って! あたし、子供を売ってたなんて知らないよ!?」
ソニアが声をあげた。
「院長先生だってやさしい人だし、とても信じられないよ……それって昔の話なんじゃないの、証拠はあるの?」
「残念ですけど、これはわたしの記憶だけじゃありません。別件の調査で、証拠が出てきたんですよ」
別件とはコルン地方でのできごと。貴族の男が欲望のために女性をさらおうとした事件だ。
「あの男の口ぶりは初犯のものでないと思っていましたが……まさか『買って』いたのですか?」
「はい。『将来有望』な子を見つくろい、屋敷で『育成』していました」
「なんてこと……」
「メイドさん、買われた子ってもしかして……三人いる? 連れていかれてから五年くらいたってる?」
「……はい」
そう聞いたソニアはへたりこんでしまった。彼女が受けた衝撃はいかほどのものか……察するにあまりある。
「……許せへんな。特にソモンっちゅうやつ、やっていい商売とわるい商売があるってもんや!」
「ヒノカの言うとおりです。バレンノース公のためにも対処しなくては」
ヒノカをバレンノース公のもとへ送る。ソモンの悪行を裁く。
ふたつとも必ずやり遂げねばならない。さらにどこかでル・ハイドの罠が待ち受けているだろう……
旅のなかで幾度となく世直しをしてきた女王だが、これがもっとも困難なものになりそうだった。
夕方になり、女王とルネは孤児院へ向かった。
ソモンの所業を知る証人として、院長を確保するためだ。
この作戦はふたりだけで行うものではない。援軍のあてがあった。
「調査隊が来る時間にまちがいはありませんね?」
「はい。まじめなコルン公の家来らしい、しっかりした人たちですから」
人身売買が明らかになり、コルン公は調査隊の派遣を決めていた。
ルネも彼らとともにこの町へはいる予定だったが、報告のために先行してきたのである。
「おっ、きたきた。お嬢様、きましたよ」
やってきた調査隊は、待っていたルネに礼をした。
「ルネ様。われら一同、到着いたしました!」
「ご苦労さまですー。さっそくですけど、やっちゃいますか」
「はっ!」
最初は自分に任せてほしい、と願い出たルネがさっそく扉をたたいた。
「……なんだね君たちは?」
扉を開けて出てきたのは白髪まじりの男。
孤児院側には事前通知をしていない。相手からみれば抜き打ちという形。
とつぜん訪れた者たちにおどろいているようだ。
「おひさしぶりですね、院長先生」
「……どこかで会ったかな?」
「以前ここで暮らしていたルネです。覚えてませんか?」
男はしばし考えるしぐさを見せたが、すぐに首をふった。
「なにを言うかと思えば……どれだけの子供がいると思っているんだね。いちいち覚えているわけがないだろう」
「記憶にひっかかるものもありませんか?」
「くどいね君は。用がないなら子供たちの迷惑だ、帰ってくれ」
「……そうですか」
ため息をついたルネは懐から書状をとりだし、院長に見せつけた。
「コルン地方の公爵の命により、ここの調査に来ました。おとなしく協力してください」
「なにっ!?」
「さっきの答え次第ではやさしくしてあげようかと思いましたけど。なしですね!」
彼女はふっきれたように晴れやかに、そしていたずらっぽく笑った。
こうして孤児院に強制調査がはいり、不相応な大金や契約書、顧客の一覧表などが見つかった。
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