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僕の平和
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「こんのクソジジィがぁ!」
……俺が落ちてから時間はいったいどれくらいたったのだろうか。そしてどのくらいおちなきゃいけないのだろうか。穴の中は均等に光の輪があった、その輪を抜けるたび、俺の身体のなかに何かが入ってくるような感じがした。
□□□□■□
『これは、なんということでしょうか!100年振りに神からのお告げが届きました。内容は……お伝えすることができません。国王様これどういうことなのですか?』
『それは、神からのお告げの中にここに『ある内容を公表してよいのは10年後』ということが記されておった。だが、約束しよう。我々は必ず10年たったときにこの内容を公表する。それまで待っていてくれ。』
これは、つい最近つくられたモノであり、我が都にだけでしか存在しない。そこから発せられる言葉はこことは違う場所である特殊な球に喋りかけることで球の中にある魔力が反応し、同じ波長の魔力を持つ球が言葉を受け取りその言葉を出す、というモノであった。
『そうなのですか、わかりました。私達都民は10年後まで待ちます。国王様今日はありがとうございました。では、今回はこの辺で終わりにいたします。また次回お会い致しましょう。さよなら~』
□□□□■□
「あなた見て、とても可愛いでしょ。私とあなたの子供よ。たくさん愛してあげてね」
「本当にとても可愛いな。さすがはリラと俺の子だ!」
ある屋敷の一家に初めての子供が生また。その子供はジルという名前をもらい、すくすくと成長した。
そして、今日はジルの5才の誕生日である。
「ジルお誕生日おめでとう。」
「ジル誕生日おめでとう!ジル、ようやく5才になったな!!」
「はい!ありがとうございます。お母様お父様」
この国の5才の誕生日は、とても重要だ。
なにせ、5才になると教会に行き神からの祝福を受ける決まりとなっている。この祝福を受けると、自分が扱うことができるジャンルが貰え、スキル《ステータス》が与えられるからだ。
「お父様!僕はもう5才になったから、祝福をうけられるんだよね!楽しみだ!!」
「おう!どんな結果になるかリラと俺も楽しみだ!頑張ってこいよ!!」
「うん!どんな結果になってもがんばるからね!」
パーティーが終わり、ジルは明日の教会行きの準備を始めた。教会は、1つの国に3つしかなくジルの家から1番近いのは、約1日半掛かるバーレス第3王都である。
「よし、準備完了!後は、明日の為に早く寝ないとね。(両親の部屋に行く)お母様お父様おやすみなさい。」
「おやすみなさいジル、いい夢を」
「おやすみジル。」
ジルは自分の部屋に戻り、ベットに入って数秒で夢の世界に足を踏み入れた。
……俺が落ちてから時間はいったいどれくらいたったのだろうか。そしてどのくらいおちなきゃいけないのだろうか。穴の中は均等に光の輪があった、その輪を抜けるたび、俺の身体のなかに何かが入ってくるような感じがした。
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『これは、なんということでしょうか!100年振りに神からのお告げが届きました。内容は……お伝えすることができません。国王様これどういうことなのですか?』
『それは、神からのお告げの中にここに『ある内容を公表してよいのは10年後』ということが記されておった。だが、約束しよう。我々は必ず10年たったときにこの内容を公表する。それまで待っていてくれ。』
これは、つい最近つくられたモノであり、我が都にだけでしか存在しない。そこから発せられる言葉はこことは違う場所である特殊な球に喋りかけることで球の中にある魔力が反応し、同じ波長の魔力を持つ球が言葉を受け取りその言葉を出す、というモノであった。
『そうなのですか、わかりました。私達都民は10年後まで待ちます。国王様今日はありがとうございました。では、今回はこの辺で終わりにいたします。また次回お会い致しましょう。さよなら~』
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「あなた見て、とても可愛いでしょ。私とあなたの子供よ。たくさん愛してあげてね」
「本当にとても可愛いな。さすがはリラと俺の子だ!」
ある屋敷の一家に初めての子供が生また。その子供はジルという名前をもらい、すくすくと成長した。
そして、今日はジルの5才の誕生日である。
「ジルお誕生日おめでとう。」
「ジル誕生日おめでとう!ジル、ようやく5才になったな!!」
「はい!ありがとうございます。お母様お父様」
この国の5才の誕生日は、とても重要だ。
なにせ、5才になると教会に行き神からの祝福を受ける決まりとなっている。この祝福を受けると、自分が扱うことができるジャンルが貰え、スキル《ステータス》が与えられるからだ。
「お父様!僕はもう5才になったから、祝福をうけられるんだよね!楽しみだ!!」
「おう!どんな結果になるかリラと俺も楽しみだ!頑張ってこいよ!!」
「うん!どんな結果になってもがんばるからね!」
パーティーが終わり、ジルは明日の教会行きの準備を始めた。教会は、1つの国に3つしかなくジルの家から1番近いのは、約1日半掛かるバーレス第3王都である。
「よし、準備完了!後は、明日の為に早く寝ないとね。(両親の部屋に行く)お母様お父様おやすみなさい。」
「おやすみなさいジル、いい夢を」
「おやすみジル。」
ジルは自分の部屋に戻り、ベットに入って数秒で夢の世界に足を踏み入れた。
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