黄昏一番星

更科二八

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序章 新天地と仲間との出会い

50話 来客

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コンコンコン
扉の方から音がして目が覚めた。

「タイガさーんいるかー?」
呼ばれている。
この声は宿屋の主人のグーグさんだろう。

体を起こしてふと窓を見るとすっかり夜だ。
宿には3日分の宿代しか払っていなかったと思い出しそのまま寝てたら明日の朝には追い出されるだろうと思い出す。
エドガーの分も払わなければ。

とりあえず出るか。

エドガーを見ると変わりなさそうだ。
足元の魔方陣から出ると魔力の供給が止まるので魔方陣に余分に魔力を込める。
魔力を溜め込む機能つけといてよかった。

部屋の扉に近づきつつ気配を探る、扉の外には2人いるようだ、片方は知った気配、もう1人は知らない気配。
魔力の流れも読み取るがこれも知らないものだ、エドガーをやった者の魔力ではないことに少し安心する。

部屋の扉を開けるとグーグさんと知らない女性が立っていた。

「私、ランダバウト兵士団、魔法兵団所属のロージーと申します。
この建物から未確認の魔法具の反応がありまして、お話伺いたいのですが・・・」

一気に血の気が引く。
そして一瞬で状況をが頭をよぎる。
まず俺は血まみれ
鬼族
床もベッドも血まみれ
横たわるエドガーも血まみれ
床と空中には魔法陣
どう見ても傍目からはやばいことしてるとしか思われない

冷や汗がダバダバでる。
俺はこんな小心者だっただろうか。

ここで何かされてエドガーと離れさせでもしたら確実にエドガーが死ぬ。
ここまで上手くいっているのに。

かくなるうえは状況次第でこの女を動けなくして閉じ込めるしかない。
よしそうしよう!

「あの・・・」
「なんだ」
「説明していただけますか?」
「ああ、わかった中までいいか?」

とりあえずはこいつの沙汰次第だ。
今のところはめちゃくちゃ警戒しているようだ、魔力が動くのも読める。
守りの意識を感じるので攻撃はないだろう。

俺も警戒しつつ部屋の中へと促すと俺は床の魔方陣へと戻る。
そしてロージーはベッドの上のエドガーをみて口を押さえ、店主は震えている。

俺はロージーに軽く威圧しながら主導権を取るように口を開く。
「とりあえず聞いてくれ。」
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