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プロローグ
プロローグB
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私はマリーに呼ばれたので朝食を食べに行くことにした。
今日は日差しが少し強いなと光を強く反射するガラス窓を見ながら歩いて食堂につくと
「「おはよう。アンサール。」」
と父と母から挨拶をしてもらった。
「おはようございます。」
と微笑みながら挨拶をする。
食事中は特に話すこともなく黙々と食が進んでいく。
食べ終わって少しした頃に
「アンサール、今日もいつものように外に遊びに行くか?」
と父フォザードに言われたが
「今日はちょっと本が読みたいので」
と言うと
「そうか、ならいい。」
と返された。
片付けはマリー達使用人が行ってくれるのでとても楽だ。
そんなことを思いながら自分の部屋に帰るとそこにある本棚から本を取り出して読み始める。
なぜかも字は読めたのでさっきの記憶と一緒に読めるようになったのであろうと思い、気にせず本を読み進めていく。
ちなみにこれは地理に関する本だ。気温や作物の種類、人口の多さなどが書いてある。
そんなこんなで読んでいるうちに読み終わってしまい、次はどんな本を読もうかなと思い背表紙のタイトルを眺めているとギィっとドアが開く音が聞こえた。
その音と同時に声が聞こえた。
「なあ、アンサール。少しいいか。」と聞かれたので
「父上?大丈夫ですよ。丁度本が読み終わったので。」と返すと彼は
「来月から家庭教師が来るが大丈夫か?困っていることはないか?」と聞かれた。
「特にないですよ。」
「そうか、ならいい。ところで本当に今日は外に行かなくていいのか?いっつもは行きたいと言っているのに。」
「そこまで言うのなら、いこうかな。」
そうして、彼の誘いに乗って外にいくことにした。
------------------------------------------
そんなこんなで、一応今日の一日が終わった。
父に遊んでもらうというのはこの小さい体では意外と大変だな、と思った。
そのあと、読書をしていたが筋肉痛が少しあってなかなか集中することが出来なかった。
さて、もう寝るだけとなったのでさあ、寝るかと思い目を閉じた。
----------------------------------------
ふっと、意識が覚醒するような感覚に私はとらわれる。そこには「私」が立っていた。
いったいどういう事なんだろうと思って突っ立っていると
「こんにちは。もう一人の僕。混乱すると思うけど聞いてほしい。僕は君の中にいる、昨日まで表に出ていた人格だ。もともと僕らは二重人格だったんだ。だから、昔から文字を覚えたり、話せるようになっていたんだ。そこで、僕は人格の混乱を避けるために一回深く眠っておこうと思うよ。ちなみに眠っているだけだから僕は消えない。この体は好きにしていいよ。」
とあまりにも突拍子もない言葉が飛んできた。まあ、簡潔に言うとすれば彼はもう一人の私であり、今までの私だったが今日私と言う人格が目覚めたことによって人格が混ざるようになってしまったとそこで混乱を避けるために自分が主権を握って好きに生きろと、まあそんな感じのところだ。
「私はそれでいいが、お前はそれでいいのか?」
「うん。どうやら、君が目覚めていない間普通の人以上に負荷がかかっていたみたいでちょっと疲れちゃったから回復するまで寝た方がいいんだ。もしかしたら回復したら君に話しかけるかもね。」
と言われてしまえば、納得しているのならば問題ないか、と思って交代したかったら交代しようと約束して私はまた眠りについた。
----------------------------------------
そこからの日々は、あまり変化が無かった。
毎朝朝食をとり午前中は父と外に出て遊び、午後は自室で本を読んでいた。
幸いにも数学の問題集と言うものが地下室にあったのでそれを参考にしながら日本語で解いている。
この世界の文字は覚えたはずなのに、なぜか数学を解くときはとっさに日本語になってしまうので数学を解いた紙の束は皆に不審がられないように隠している。
そんなこんなで、約一か月が過ぎ遂に家庭教師が来る日となった。
今日は日差しが少し強いなと光を強く反射するガラス窓を見ながら歩いて食堂につくと
「「おはよう。アンサール。」」
と父と母から挨拶をしてもらった。
「おはようございます。」
と微笑みながら挨拶をする。
食事中は特に話すこともなく黙々と食が進んでいく。
食べ終わって少しした頃に
「アンサール、今日もいつものように外に遊びに行くか?」
と父フォザードに言われたが
「今日はちょっと本が読みたいので」
と言うと
「そうか、ならいい。」
と返された。
片付けはマリー達使用人が行ってくれるのでとても楽だ。
そんなことを思いながら自分の部屋に帰るとそこにある本棚から本を取り出して読み始める。
なぜかも字は読めたのでさっきの記憶と一緒に読めるようになったのであろうと思い、気にせず本を読み進めていく。
ちなみにこれは地理に関する本だ。気温や作物の種類、人口の多さなどが書いてある。
そんなこんなで読んでいるうちに読み終わってしまい、次はどんな本を読もうかなと思い背表紙のタイトルを眺めているとギィっとドアが開く音が聞こえた。
その音と同時に声が聞こえた。
「なあ、アンサール。少しいいか。」と聞かれたので
「父上?大丈夫ですよ。丁度本が読み終わったので。」と返すと彼は
「来月から家庭教師が来るが大丈夫か?困っていることはないか?」と聞かれた。
「特にないですよ。」
「そうか、ならいい。ところで本当に今日は外に行かなくていいのか?いっつもは行きたいと言っているのに。」
「そこまで言うのなら、いこうかな。」
そうして、彼の誘いに乗って外にいくことにした。
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そんなこんなで、一応今日の一日が終わった。
父に遊んでもらうというのはこの小さい体では意外と大変だな、と思った。
そのあと、読書をしていたが筋肉痛が少しあってなかなか集中することが出来なかった。
さて、もう寝るだけとなったのでさあ、寝るかと思い目を閉じた。
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ふっと、意識が覚醒するような感覚に私はとらわれる。そこには「私」が立っていた。
いったいどういう事なんだろうと思って突っ立っていると
「こんにちは。もう一人の僕。混乱すると思うけど聞いてほしい。僕は君の中にいる、昨日まで表に出ていた人格だ。もともと僕らは二重人格だったんだ。だから、昔から文字を覚えたり、話せるようになっていたんだ。そこで、僕は人格の混乱を避けるために一回深く眠っておこうと思うよ。ちなみに眠っているだけだから僕は消えない。この体は好きにしていいよ。」
とあまりにも突拍子もない言葉が飛んできた。まあ、簡潔に言うとすれば彼はもう一人の私であり、今までの私だったが今日私と言う人格が目覚めたことによって人格が混ざるようになってしまったとそこで混乱を避けるために自分が主権を握って好きに生きろと、まあそんな感じのところだ。
「私はそれでいいが、お前はそれでいいのか?」
「うん。どうやら、君が目覚めていない間普通の人以上に負荷がかかっていたみたいでちょっと疲れちゃったから回復するまで寝た方がいいんだ。もしかしたら回復したら君に話しかけるかもね。」
と言われてしまえば、納得しているのならば問題ないか、と思って交代したかったら交代しようと約束して私はまた眠りについた。
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そこからの日々は、あまり変化が無かった。
毎朝朝食をとり午前中は父と外に出て遊び、午後は自室で本を読んでいた。
幸いにも数学の問題集と言うものが地下室にあったのでそれを参考にしながら日本語で解いている。
この世界の文字は覚えたはずなのに、なぜか数学を解くときはとっさに日本語になってしまうので数学を解いた紙の束は皆に不審がられないように隠している。
そんなこんなで、約一か月が過ぎ遂に家庭教師が来る日となった。
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