数学の先生が異世界に行ったとしたら

シュガー

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第1章

第1話

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 いつも通りに朝食を食べて部屋に戻り、数学の問題を解く。

 家庭教師の先生は午後から3時間ほどいるらしいので、それまでとそれからは読書をしたり数学を解く。

 やっぱり数学は興味深い。

 そういえば、思い出したのだが私が数学の教師になったのは数学が好きだったからだ。

 そして、私は数学をもっと知りたいと思って後悔しながら自分が死んだことも覚えている。

 こうだからきっと、ふと、ノートを見るとそこにはひたすら数学が解いてあるのだろう。

 確かに、ほかの勉強も必要だが、私にとってはそんなことより数学に興味が行ってしまう。

 そんな取るに足らないことを考えながらひたすらに数学を解く。

 その中で私が思ったことは、この世界の学問は全体的にレベルが低いということだ。

 ところで、みんなはこう疑問に思ったことがないだろうか?

「どうして、異世界転生した先の世界は学問が発展していないのだろうか。」と。

 私は、それを疑問に思う一人である。

 もしかしたら、私が知らないだけで意外と発展している世界はあるのだろうが、私には判例を見つけることが出来ない。

 そこで私はこの命題を考えた。

「もし、異世界ならば前世よりも数学のレベルが低い」

 私は死ぬまでにこの命題の真偽を証明することが出来るのであろうか。

 まあ、そんなことは置いておいてどうやらこの世界にも学校はあるらしいから今のうちに勉強しておいていてもいいだろう。

 丁度、この問題が解き終わったら昼食を食べに行けるように用意をするか、そう思いながらそこまで難問でないなんもんを解いていく。



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 昼食を食べて机に戻る。

 ちなみに今日の昼食はパンに肉を焼いたものだった。

 まあ若干たんぱくな感じの味付けであるが私は、あまり食には無関心なので置いておこう。

 前世で数学に後悔を持ったまま死んだからか、常に頭の中は数学のことが浮かんでくる。

 四則演算、文字式の計算、二次方程式の解の公式、はたまた、点と直線の公式なんかの公式類から、入試でよく出る難問の解き方や未解決問題なんかも出てくる。

 私は、転生したせいだろうか心なしか心が落ち着いてしまったような気がする。

 昔は色々なことに対してもっと情熱的に動けていたような気がするが、まあきっと心も老朽化しているのだろう。

 まあ、こんなことを考えるより本当は将来のことを考えていくことが大切なのであろうが、自分にできないことはもうきっぱりと諦めてしまおう。

 まあ、最悪先生みたいに家庭教師になってもいいかもしれない。

 そんなことを考えて先生が来るのを待っているとガチャっと音がする。

 今日から、新しい授業が始まる。

 いったい、どんな授業であるのだろうと私は胸を躍らせながら先生がいるドアの方を見た。

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