数学の先生が異世界に行ったとしたら

シュガー

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第1章

第3話

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 まずは、先生に苦手だと言われた地理・歴史の勉強をしていく。

 正直に言って、魔法の方が自信がなかったのだがまあ、あとでテストの結果をしっかりとみて分析してみよう。

 前世の知識がなかなかうまく働かない、社会系の科目はやっぱりいくつになっても勉強だらけで大変だ。

 まあ、知識がほとんどだから今できていないのはそれほど落ち込むことはないだろう。

 そんなんこんなで、テストの復習をメインにした社会系の科目の本日の勉強は終わった。

「さあ、あと1時間くらいありますし、何かやりたいことがあればそれをやりましょう。」

「そうですね、なら魔法の勉強をしたいです。」

「おや、魔法ですか。いいですね。では、魔法には様々な分野がありますが、今日はどこをやりましょうか。」

 魔法に様々な分野に分かれているが基本的には、大きく分けると二つに分けることが出来る。

 一つ目は、詠唱魔法。

 ファンタジーな世界にあるあるの口で呪文を唱えることによって魔法を発動させるものだ。

 二つ目は、魔法陣魔法

 これは、難しいとされている魔法で大型の魔法を使う時に使われるものらしい。

 ちなみに私は圧倒的に魔法陣魔法が得意である。

 魔法陣魔法は滅茶苦茶平面図形に似ていて、まあ数学的に見れば意外と簡単である。

 一方、詠唱魔法は圧倒的に苦手である。

 はっきりと言って、未知の言語だ。

 それぞれの単語に意味があり、文法があるという私が苦手だった英語にとても似ている。

 まあ、今日はやりたいことをやっていいと言われたので魔法陣魔法の勉強をすることにした。

 復習をしながら、色々な魔法陣と効果を見ていく。

 思った以上にいろいろなものがあるんだなあ、と思いながら色々と見ていく。

 基本的な魔法陣を見終わったが後5分くらい余ったので、ふと思ったことを先生に尋ねてみる。

「先生は、どんな魔法を使うんですか?」

「そうですね。あまり魔法は使うことはしないのですが、まあ一回机上だけでなく実際に見てもらった方がいいね。」

 少し驚かれたが、嫌がっていないようなので目の前で見ることにした。

「では、最近私がよく使う魔法を。」

 と言って先生が描いた魔法陣からは水が出てきた。

 これだけなら、確かにそんなに驚くようなことではないかもしれないが、私はあることに驚いた。

 それは、先生が描いた魔法陣は自分が本で見た魔法陣と違っているのである。

 効果が同じであるはずなのに。

 物凄い興味が出てきたので

「先生、何でこの魔法陣は本に載っているのと違うのに同じ効果が出るんですか?」

 と聞いてみた。

「これは、悪魔用の魔法陣ですよ。それぞれの種族には対応した最も効率的に魔法を使用できる魔法陣が存在していて私のはこれ、人にはその本に載っているものがそれにあたります。」

「じゃあ、もし私がそれを使ったらあまり水が出ないということでいいですか?」

「ええ、それで正しいですよ。」

 少し自分の考察を先生に聞きつつ終わりの時間が近づいてきた。

「では、今日はこの辺で。この魔法陣についてはまた明日にでも。」

 そういって先生は帰っていった。

 こうして私の魔法への興味がだんだん増していった。
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