異世界ファンタジーまとめ3【短編集】

テタの工房

文字の大きさ
25 / 81

迷宮王国の鉄血ハーレム

しおりを挟む
俺はゲーム『迷宮王国オンライン』のヘビーユーザー、ケント。毎日、最強の冒険者を目指してプレイしていた。ある日、いつものようにログインしようとしたら、画面が白くなり、意識が途切れた。

気がつくと、そこはゲームの世界そのものだった。リアルすぎる森、冷たい空気、そして、目の前にいるのはゲームキャラそっくりなエルフの女性。完全に異世界転移だ。

慌ててステータス画面を確認する。幸い、ゲーム内の能力はそのまま引き継がれていた。レベルは999、スキルは全てマスター、所持金は無限大。まさにチートだ。

「これは…楽勝じゃん!」

俺はニヤリと笑った。ゲームでは不可能だった、この世界での自由な行動。奴隷制度が存在するこの世界で、まずは自分のハーレムを作ろうと決めた。

まず、奴隷市場へ向かった。そこには、様々な人種、様々な容姿の男女が、まるで商品のように並べられていた。

「この子、買います!」

俺は気に入ったエルフの少女を指さした。彼女は、怯えた表情で俺を見上げていた。

「おい、いくらだ?」

商人に問いかけると、高額な値段を提示された。しかし、俺には無限の資金がある。あっさり購入し、解放してやった。

「これから、俺のハーレムの第一号だ!」

少女は戸惑いながらも、俺に付いてくることにした。

それからというもの、俺は迷宮を攻略し、財宝を手に入れ、美しい女性たちを次々と自分のハーレムに加えていった。

だが、この世界は思ったより甘くなかった。

ある日、俺は強力な魔物に襲われた。必死に戦ったものの、圧倒的な力の差の前に、仲間の何人かが命を落とした。

彼らの悲痛な叫び、そして、絶望的な表情を俺は決して忘れることはないだろう。

ゲームの中とは違い、ここでは人が死ぬ。そして、その死は、俺の心に深い傷を残した。

俺は、ただゲームをクリアしたいだけの、無責任な考えで行動していたのではないかと自問自答した。

それからは、ただ最強を目指すだけでなく、仲間を大切にし、この世界の平和を守るために戦うことを決意した。

奴隷制度をなくすため、俺は貴族や権力者と戦い、多くの犠牲を払った。

血なまぐさい戦いの末、俺はついに奴隷制度を廃止させた。だが、その代償は大きかった。

多くの仲間を失い、自分も深い傷を負った。

ハーレムは、もはやただの所有物ではなく、共に戦った仲間、そして、かけがえのない存在になった。

ゲームだと思っていた異世界。そこでは、友情、愛情、そして、残酷な現実を目の当たりにした。

俺は、もはやゲームをプレイしているのではない。この世界で生きているのだ。

そして、これからも、この世界を守るために、戦い続ける。

かつては、最強の冒険者を目指していた。今は、この世界の平和を守るために、戦い続ける。

それは、俺が選んだ、この世界の生き方だ。

ゲームで得たチート能力。それは、俺にこの世界での生き方を教えてくれた。

迷宮王国。それは、俺にとって、もはやゲームではなく、第二の故郷になった。

そして、俺のハーレムは、俺の家族になった。

これからも、俺たちは、共に生きていく。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)その後

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合つまた。 その後、大学を卒業した祐輔(ユウスケ)の新たなストーリーが始まった。 全15話を予定

処理中です...