62 / 680
第三章(外伝) 日本での日々
第五十六話 エピローグ(海斗編)
しおりを挟む
海斗「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ………」タタタタ…
あの日、海斗はミュウが生配信をしている中、ミュウを首を絞めて殺した
彼には罪悪感も罪の意識もないが
「捕まったら…不味い!」
そう思った彼は警察を上手く撒き、現在に至る
海斗「…此処は…何処だ…?」
しかし、逃げる事に必死になっていて、此処が何処なのかわからなくなってしまった
此処が日本の何処の県で何処の市町村なのかわからない…しかし警察がそう簡単に諦めるとは思えない
海斗「…森…か…」
森林が生い茂る中に行けば警察も当分の間は見つける事は出来ないだろう
それに森の中には食糧もある、熱りが冷めるまで、此処で過ごそう
そう思った海斗は一目散に森の中に入って行った
——————————————————————
森の中は昼間でも鬱蒼としていて、夜になれば暗黒の世界が支配するだろう
海斗「…取り敢えず…家を探さないと」
こう言う所には1つぽつんと小屋があったりする(と漫画を読んで勝手に思い込んでいる)
其処に住めば、生活が楽になるだろう
海斗「一人暮らしがこれとは…全部あの生塵のせいだ」
海斗は未だにミュウがああなってしまったのは、全て瑛人のせいだと本気で思っている
殺しても自分の邪魔をする存在として、彼は酷く怒る
警察からの逃走による疲労と
瑛人に対する怒りで、集中が散漫になっていたのだろう
海斗「な…なんだこれ!?沼か!?」
海斗「クソ!靴が沼にハマった…!!抜けない!?」
沼は沼でも、俗に言う底なし沼に足を入れてしまった
海斗「クソ!くそ!早くここから出ないと!ああ!ズボンが!」
海斗「畜生!なんで…なんで抜けないんだ!!」
底なし沼は文字通り底なし…と言うわけでもなく、約1m~10m程度である
しかし…
海斗「なんで!なんで沈むんだ!!!僕は足を動かしているだけなのに!!!?」
暴れれば暴れる程、沼は足に絡みつき
海斗を沈ませる
事実日本にも底なし沼があり、それによる被害も出ている
有名どころには看板やインターネット等で場所がわかる為、キョロ充の様な馬鹿が何もしなければ何も起きない…しかし
海斗「くそくそくそくそくそくそくそくそ!!!!!」
砂、泥、水が絶妙に合わさる事により
底なし沼は出来、森の葉や鬱蒼とした場所はとてもわかりにくく
海斗の様にハマる人も現実にいるのだ
海斗「おい!誰かいないのかぁ!警察でも良い!僕を助けてくれぇ!!」
体は服の所まで沈み込み、必死で腕でもがく
底がわからない恐怖に海斗は尿が漏れるが、現実は変わらない
そしてついに彼の体は首元まで行き………
海斗「…止まった…?」
其処で止まった
それに安心した海斗は助けを求める
海斗「おーい!誰か!!!助けてくれぇ!!!!!」
海斗は大きな声で助けを求め、それが森中に木霊する
海斗「嫌だ…こんな所で死にたくない!!!誰かぁ!!!いないかぁ!!!ママァ!!!パパァ!!!!ミュウ!!!!」
海斗「お願いだから!!!誰か来てくれぇ!!!!!!」
その言葉は何分、何十分、何時間、何十時間
続いたかはわからない
ただひたすらに自分の声が枯れるまで叫び続けた
涙を流し、こんな所に来てしまった事に後悔し、絶望し、恐怖し、泣き崩れた
もしかしたら誰かが来るかもしれない
もしかしたら親が探しに来てくれるかもしれない
もしかしたらミュウが助けに来てくれるかもしれない
その僅かな希望に賭けて、彼は今日も叫び続ける
しかし誰も来なかった
あの日、海斗はミュウが生配信をしている中、ミュウを首を絞めて殺した
彼には罪悪感も罪の意識もないが
「捕まったら…不味い!」
そう思った彼は警察を上手く撒き、現在に至る
海斗「…此処は…何処だ…?」
しかし、逃げる事に必死になっていて、此処が何処なのかわからなくなってしまった
此処が日本の何処の県で何処の市町村なのかわからない…しかし警察がそう簡単に諦めるとは思えない
海斗「…森…か…」
森林が生い茂る中に行けば警察も当分の間は見つける事は出来ないだろう
それに森の中には食糧もある、熱りが冷めるまで、此処で過ごそう
そう思った海斗は一目散に森の中に入って行った
——————————————————————
森の中は昼間でも鬱蒼としていて、夜になれば暗黒の世界が支配するだろう
海斗「…取り敢えず…家を探さないと」
こう言う所には1つぽつんと小屋があったりする(と漫画を読んで勝手に思い込んでいる)
其処に住めば、生活が楽になるだろう
海斗「一人暮らしがこれとは…全部あの生塵のせいだ」
海斗は未だにミュウがああなってしまったのは、全て瑛人のせいだと本気で思っている
殺しても自分の邪魔をする存在として、彼は酷く怒る
警察からの逃走による疲労と
瑛人に対する怒りで、集中が散漫になっていたのだろう
海斗「な…なんだこれ!?沼か!?」
海斗「クソ!靴が沼にハマった…!!抜けない!?」
沼は沼でも、俗に言う底なし沼に足を入れてしまった
海斗「クソ!くそ!早くここから出ないと!ああ!ズボンが!」
海斗「畜生!なんで…なんで抜けないんだ!!」
底なし沼は文字通り底なし…と言うわけでもなく、約1m~10m程度である
しかし…
海斗「なんで!なんで沈むんだ!!!僕は足を動かしているだけなのに!!!?」
暴れれば暴れる程、沼は足に絡みつき
海斗を沈ませる
事実日本にも底なし沼があり、それによる被害も出ている
有名どころには看板やインターネット等で場所がわかる為、キョロ充の様な馬鹿が何もしなければ何も起きない…しかし
海斗「くそくそくそくそくそくそくそくそ!!!!!」
砂、泥、水が絶妙に合わさる事により
底なし沼は出来、森の葉や鬱蒼とした場所はとてもわかりにくく
海斗の様にハマる人も現実にいるのだ
海斗「おい!誰かいないのかぁ!警察でも良い!僕を助けてくれぇ!!」
体は服の所まで沈み込み、必死で腕でもがく
底がわからない恐怖に海斗は尿が漏れるが、現実は変わらない
そしてついに彼の体は首元まで行き………
海斗「…止まった…?」
其処で止まった
それに安心した海斗は助けを求める
海斗「おーい!誰か!!!助けてくれぇ!!!!!」
海斗は大きな声で助けを求め、それが森中に木霊する
海斗「嫌だ…こんな所で死にたくない!!!誰かぁ!!!いないかぁ!!!ママァ!!!パパァ!!!!ミュウ!!!!」
海斗「お願いだから!!!誰か来てくれぇ!!!!!!」
その言葉は何分、何十分、何時間、何十時間
続いたかはわからない
ただひたすらに自分の声が枯れるまで叫び続けた
涙を流し、こんな所に来てしまった事に後悔し、絶望し、恐怖し、泣き崩れた
もしかしたら誰かが来るかもしれない
もしかしたら親が探しに来てくれるかもしれない
もしかしたらミュウが助けに来てくれるかもしれない
その僅かな希望に賭けて、彼は今日も叫び続ける
しかし誰も来なかった
1
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる