幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

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第7章 新たな敵 DD(ダークデビル)

第二百二十三話 お礼と後悔

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~宿屋~

エイト「ん…こ…ここは?」

木の天井を見ながらそう口にこぼす
覚えているのはゲルザーの攻撃を受け流そうとして、失敗し、致命傷を負った所までだ

エイト(…でもここにいるって事は生きていると言う事だよな?)

体を動かそうとすると痛みが走る、それが何よりも生きている証拠だ(滅茶苦茶痛くて泣きそうだけど)

エイト「誰もいないのか?…ミュウ?」

人の声も聞こえず、辺りはしん…としている
よく見ると外は既に夜で、月明かりによって周りが見えるくらいだ

窓が空いているのか涼しいそよ風がとても心地よい(死ぬ程痛くて風も痛みに変わるが)

エイト(いったいどのくらい寝ていたんだ?数時間は確実だけど)

下手をすれば数日間もある
お腹は空いていないが、寝ている間に食べさせてもらった可能性もある

「本っ当にー!数時間で目を覚ますって言ってたんじゃんかぁ!!!」

「落ち着いてください、意識は戻っているんです、後はゆっくりと休ませてあげましょう」

「あたいだってここまで目を覚さないのは驚いているんだ、多分思った以上に傷が深かったんだ」

下の階から足音と共にそんな声が聞こえる
聞き覚えのある声だ

ガチャとドアの開く音が聞こえて、こちらに近づいてくる

ミュウ「!?エイト!!!」

シルフィ「エイトさん!!」

アリアン「無事か!?エイト!!」

エイト「ああ…なんとかなぁ、滅茶苦茶痛いけど」

目を覚ました事に気づいた3人は急いで駆け寄る、エイトは声だけ出して、3人に無事を報告する

ミュウ「エイトォォォォォ!!!!」

エイト「痛い!痛いから!わかったから離れて離れて!!!!」

目を覚ました事でミュウの我慢も限界に達して飛び付いて来たのだろう、それについては納得しているのだが、何しろ傷がなくなったとは言え痛いもんは痛い

シルフィ「ミュウ様!離れてください!!!」

アリアン「馬鹿!エイトは怪我人だぞ!」

想像絶する痛みがエイトを襲い、しばらくの間悶絶していた

エイト「アホミュウ…死ぬかと思ったぞ?」

ミュウ「本当にごめんなさい」

反省はしている様でシュン…となっている
悪気がないのはわかっているので許しはする

シルフィ「全く…エイトさん、それでお怪我の方は?」

エイト「ついさっき目が覚めたけど、痛みはあるけど、傷はまだわからないな」

アリアン「傷は完治している、後は自然治癒の力でゆっくり治していく」

エイト「なんで?」

アリアン「そっちの方が、身体的にパワーアップするからな」

つまり、腕立て伏せをした後回復させてしまうと元に戻ってしまうが、自然治癒なら筋肉がつく、と言う事だ

エイト「成る程、でもこの痛みは関係ない様な?」

アリアン「魔力も半分以下でこれ以上使ったらあたいが倒れる」

エイト「いや、先にそれを言えよ」

なんで隠していたのかは置いておいて
取り敢えずまずは

エイト「ミュウ、シルフィ、アリアン、助けてくれてありがとう」

ミュウ「え?」

エイト「俺だけじゃ既に死んでいたからな、助かったよ」

そう言ってお礼を言う、まだ体が痛むので口しか言えないが、言わないよりはマシだと思う

そう思っていたのだが、ミュウ達の反応が悪くて少し戸惑う

エイト「?…どうしたんだよ?」

ミュウ「………私達の方だよ」

エイト「え?」

シルフィ「エイトさんがやられたあの日あの時、私とミュウ様は冷静を失っていました、アリアン様がいなければ私達はエイトさんを救えませんでした」

アリアン「慢心が招いた結果…あたい達の慢心がエイト、お前をこうしてしまったんだ」

エイト「………」

ミュウはエイトの手をゆっくりと握って
涙目になりながら、話す

ミュウ「エイトが死んじゃう、また救えない、そんな気持ちになってたの…ずっと弱いままだった、何も救えなかったあの頃前世のままだった」

エイト「ミュウ」

ミュウ「ごめん…ごめんね…こんな…傷を負わせちゃって、守れなくてごめんなさい…」

そう言ってミュウはポロポロと涙を零すのだった

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描いてもらいました、アリアンです!
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